平均リターン 計算ドリル(解答・解説)

  1. 保有期間「1年6か月」を年に直すと何年でしょう。
    解答:1.5年
    か月数を12で割って年に直します。 \(6 \div 12 = 0.5\) 0.5年を1年に足して、1.5年です。
  2. リターン+10%の1年のあと、リターン+20%の1年が続きました。累積リターンは何%でしょう。
    解答:32%
    リターンは掛け算で積み重なります。 \(1.1 \times 1.2 = 1.32\) 1.32倍なので、増えた分は次のようになります。 \(1.32 - 1 = 0.32 = 32\%\) 単純に足して \(30\%\) とはならない点に注意しましょう。
  3. 100万円が2年で121万円になりました。平均リターン(年率)は何%でしょう。
    解答:10%
    全期間の倍率を求めます。 \(121 \div 100 = 1.21\) 2乗して1.21になる数(2乗根 \(\sqrt{1.21}\))を探します。 \(1.1 \times 1.1 = 1.21\) よって1年あたりの倍率は1.1倍で、平均リターンは次のようになります。 \(1.1 - 1 = 0.1 = 10\%\)
  4. 1年目のリターンが \(-50\%\)、2年目が \(+100\%\) でした。累積リターンは何%でしょう。
    解答:0%
    倍率を掛け合わせます。 \(0.5 \times 2 = 1\) 始めの金額とちょうど同じ1倍なので、累積リターンは0%です。 半分になったあとに2倍になっても、もとに戻るだけです。
  5. 問題4のリターンを算術平均(足して2で割る)すると何%でしょう。また、それは実際のもうけと合っているでしょうか。
    解答:25%(実際のもうけは0%なので合っていない)
    算術平均を計算します。 \((-50 + 100) \div 2 = 25\%\) しかし実際のもうけは0%でした。 リターンは掛け算で積み重なるので、算術平均は実際より良く見えてしまいます。 だから平均リターンは幾何平均で求めます。
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