損益分岐CPA・許容CPA 計算ドリル(解答・解説)

  1. 客単価(CV1件の売上)が5,000円、粗利率(売上に対する%)が40%の商品があります。損益分岐CPAはいくらですか。
    解答:2,000円
    損益分岐CPAは、CV1件あたりの粗利と同じ金額で、客単価に粗利率(小数に直したもの)を掛けて求めます。 \(40 \div 100 = 0.4\) \(5000 \times 0.4 = 2000\) よって2,000円です。 CV1件の獲得に2,000円を超える広告費をかけると、その1件は赤字になります。
  2. 問題1の商品で、売上の10%を利益として残したいとき、1件あたりの目標利益と許容CPAはそれぞれいくらですか。
    解答:目標利益 500円、許容CPA 1,500円
    目標利益は、客単価に目標利益率(小数に直したもの)を掛けて求めます。 \(5000 \times 0.1 = 500\) 許容CPAは、損益分岐CPA(粗利)から目標利益を引いて求めます。 \(2000 - 500 = 1500\) よって目標利益は500円、許容CPAは1,500円です。
  3. 許容CPAが1,500円で、想定CVRが2%のとき、許容CPCはいくらですか。
    解答:30円
    許容CPCは、許容CPAに想定CVR(小数に直したもの)を掛けて求めます。 \(2 \div 100 = 0.02\) \(1500 \times 0.02 = 30\) よって30円です。 CVR 2%は「クリック50回に1件CVが出る」という意味なので、1,500円を50回で分けて1回30円、と考えても同じです。
  4. リピート購入まで見込んだ1顧客あたりの粗利が24,000円のサービスで、1顧客あたり9,000円は利益として残したいとします。許容CPAはいくらですか。
    解答:15,000円
    粗利を直接使う場合、損益分岐CPAは粗利そのものの24,000円です。 許容CPAは、粗利から目標利益額を引いて求めます。 \(24000 - 9000 = 15000\) よって15,000円です。
  5. 客単価が12,000円、粗利率が25%、目標利益率が5%、想定CVRが4%のとき、損益分岐CPA・許容CPA・許容CPCをそれぞれ求めなさい。
    解答:損益分岐CPA 3,000円、許容CPA 2,400円、許容CPC 96円
    損益分岐CPAは、客単価に粗利率(小数)を掛けて求めます。 \(12000 \times 0.25 = 3000\) 目標利益は、客単価に目標利益率(小数)を掛けて求めます。 \(12000 \times 0.05 = 600\) 許容CPAは、損益分岐CPAから目標利益を引いて求めます。 \(3000 - 600 = 2400\) 許容CPCは、許容CPAに想定CVR(小数)を掛けて求めます。 \(2400 \times 0.04 = 96\) よって損益分岐CPAは3,000円、許容CPAは2,400円、許容CPCは96円です。
  6. 客単価が8,000円、粗利率が40%の商品で、許容CPAを2,000円に決めました。このとき残る1件あたりの利益は、売上の何%ですか。
    解答:15%
    損益分岐CPA(粗利)は、客単価に粗利率(小数)を掛けて求めます。 \(8000 \times 0.4 = 3200\) 残る利益は、粗利から許容CPAを引いた金額です。 \(3200 - 2000 = 1200\) 売上に対する割合に直します。 \(1200 \div 8000 \times 100 = 15\) よって15%です。 粗利率40%のうち、25%を広告費に、15%を利益に振り分けた、と見ることもできます。
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