階段の寸法 計算ドリル(解答・解説)

  1. 総高さ240cmの階段を蹴上げ20cmで作ります。蹴込み数(段差の数)と、標準取付のときの段数(踏面の数)を求めましょう。
    解答:蹴込み数12・段数11段
    総高さを蹴上げで割って蹴込み数を求めます。 \(240 \div 20 = 12\) ちょうど割り切れるので蹴込み数は12です。 標準取付の段数は蹴込み数より1つ少なくなります。 \(12 - 1 = 11\) よって11段です。
  2. 総高さ240cmの階段を、標準取付で7段(踏面7枚)にします。蹴上げを求めましょう。
    解答:30cm
    段差の数は段数より1つ多くなります。 \(7 + 1 = 8\) 総高さを段差の数で割ります。 \(240 \div 8 = 30\) よって蹴上げは30cmです。
  3. 1段の踏面の奥行が25cmで8段の階段の総奥行を求めましょう。
    解答:200cm
    総奥行は踏面の奥行に段数を掛けて求めます。 \(\text{踏面の奥行} \times \text{段数} = 25 \times 8 = 200\) よって200cmです。
  4. 総奥行300cm・側桁の高さ400cmのとき、側桁の長さを求めましょう。
    解答:500cm
    三平方の定理で斜辺の長さを求めます。 \(\sqrt{300^2 + 400^2} = \sqrt{90000 + 160000} = \sqrt{250000} = 500\) よって500cmです。 辺の比が \(3:4:5\) の直角三角形になっています。
  5. 蹴上げ24cm・踏面16cmの階段は、建築基準法の一般住宅の基準(蹴上げ23cm以下・踏面15cm以上)に収まっているでしょうか。
    解答:収まっていない(蹴上げが基準を超えている)
    踏面16cmは「15cm以上」を満たしますが、蹴上げ24cmは「23cm以下」を1cm超えています。 両方を満たして初めて基準内です。
  6. 蹴上げ20cm・踏面の奥行25cmの階段の上に、厚み30cmの2階の床が張り出しています。吹き抜け開口の長さが250cmのとき、開口の縁の真下での頭上クリアランス(段鼻線から天井までの高さ)を求めましょう。
    解答:170cm
    開口の縁の真下で、段鼻線が上の床からどれだけ下がっているかを求めます。 \(\dfrac{\text{蹴上げ} \times \text{開口の長さ}}{\text{踏面の奥行}} = \dfrac{20 \times 250}{25} = 200\) 天井は上の床より床の厚みの分だけ低いので、その分を引きます。 \(200 - 30 = 170\) よって頭上クリアランスは170cmです。
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