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巾木・廻り縁の長さ
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額縁の取り付け高さと配置
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排水勾配と高低差
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木材の材積(m³・才)
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フェンスの本数
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木材の収縮量(含水率変化)
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部屋の熱損失の目安
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家具の搬入可否
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引越しのダンボール枚数
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収納・棚の容量
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板取り計算
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棚板のたわみと耐荷重
棚板のたわみと耐荷重

巾木・廻り縁・見切り材の必要長さ計算機(周長・開口部・定尺から本数と費用を計算)

計算する材料と長さの指定方法を選び、部屋の寸法(または周長・畳数)と定尺の長さを入力してください。巾木のときはドア・掃き出し窓など巾木が付かない開口部の幅と個数を行ごとに入れます(使わない行は空欄のままでかまいません)。

個数
1
2
3
4
長さはm(メートル)、開口部の幅は右で選んだ単位で入力します。ロス率の空欄は5%、開口部の個数の空欄は1、入隅・出隅の数の空欄は0として計算します。単価と手持ちの本数は空欄でもかまいません。
計算結果・図形
左の入力欄に部屋の寸法(または周長・畳数)・開口部・定尺の長さを入れて「計算する」を押すと、ここに結果と平面図が表示されます。

このページでできること

  • 部屋の縦・横(または周長・畳数)と、ドア・掃き出し窓など巾木が付かない開口部の幅を入れるだけで、巾木の必要長さ(ロス率込み)と買うべき定尺の本数・余りがその場でわかります
  • 「巾木(床際・開口部を引く)」「廻り縁(天井際・開口部は引かない)」「見切り材(任意の長さ)」を選べるので、長さで買う内装材にまとめて使えます
  • 「必要長さ÷定尺」の本数と、壁1面ごとに定尺を割り当てて継ぎ目を減らす実務の本数(壁ごとに切り上げ)を並べて表示し、平面図に開口部の欠けと定尺の割り当てを色分けして描きます
  • 入隅・出隅の数から留め切りの見込み長さを加算でき、単価(円/本・円/m)を入れると概算費用、手持ちの本数を入れると「その本数で施工できる長さ」と不足本数もわかります
  • 式のやさしい解説・Excel/Googleスプレッドシート/Python用のコピペ数式・計算ドリル(演習問題)もこのページにまとまっています
部屋は長方形として計算します。定型の敷き方が無い畳数(5畳・9畳など)から計算するときは、同じ面積の正方形の部屋とみなして周長を求めるため、細長い部屋では実際より少し短めになります。周長の出し方そのもの(壁面積・天井面積も一緒に求めたいとき)は「壁・天井・床の面積」ページ、部材ごとの長さが決まっていて切り代込みで定尺から何本取れるかを最適化したいときは「木材の取り数」ページを使います。

この計算は何の役に立つ?

巾木を自分で買って張り替える(DIY・リフォーム)

床の張り替えや壁紙の張り替えと一緒に巾木を新しくするとき、買う本数はこの式で決まります。例えば縦3.6m×横2.7mの部屋(周長12.6m)にドア0.8mと掃き出し窓1.7mがあれば、巾木が付く正味の長さは10.1m、ロス率5%で必要長さ10.605mなので、定尺4mなら3本(切り上げ前2.65本)です。
ただし壁1面ごとに定尺を割り当てると、横2.7mの壁が2面・縦の壁が2面(ドア・窓を引いて1.9mと2.8m)で各1本ずつ、合計4本になります。継ぎ目を作りたくないなら4本、端材をつないでよいなら3本、という判断材料になります。

廻り縁・モールディングを定尺で注文する

天井と壁の境目の廻り縁や、装飾用のモールディングは開口部を引かずに周長で見積もります。周長12.6mの部屋なら、ロス率5%で必要長さ13.23m、定尺4mなら4本(切り上げ前3.31本)、定尺3.64mなら4本(3.63本)です。
定尺が2mの短い商品では7本(6.62本)になり、継ぎ目も増えます。壁ごとに割り当てると2mの定尺は2+2+2+2=8本なので、継ぎ目の少なさを優先するなら長い定尺を選ぶ、という比較にも使えます。

塩ビのソフト巾木を巻き物で買う

塩ビ製のソフト巾木は50m巻きや切り売り(円/m)で売られていることが多く、「本数」ではなく「必要m数」で買います。上の6畳の例なら必要長さ10.605mなので、1mあたりの単価を入れれば概算費用が出ます。
ソフト巾木は角で曲げて張れる(留め切りしない)製品もあるので、その場合はロス率を小さめ(例:3%)にしても構いません。1枚0.915mの板状の製品なら、定尺に0.915を入れて枚数を求めます。

見積書の数量が妥当かを確かめる

内装工事の見積書には「巾木 12.5m」「廻り縁 13m」のようにm数で書かれていることが多く、そのm数が部屋の周長と合っているかをこの式で確かめられます。周長12.6mの部屋で開口部を2.5m引いた10.1mに対して巾木が「15m」と書かれていれば、ロス率が5割近いことになるので、理由を聞いてみる根拠になります。
逆に、必要長さぴったりの「10.1m」と書かれていれば、材料が足りなくなる可能性があります。ロス率5〜10%を見込んだ数量が一般的です。

余っている材料で足りるかを逆算する

前の工事で余った巾木が定尺4mで3本あるとき、ロス率5%を見込んで施工できる正味の長さは3×4÷1.05≒11.43mです。周長12.6mでドア0.8mを引いた11.8mの部屋には0.37m足りず、定尺1本の買い足しが要ります。
手持ちの本数を入れると「施工できる長さ」と「不足本数」が出るので、買い足しの判断に使えます。

間取り図の「6畳」から材料を仮に見積もる

内見や引っ越し前で寸法を測れなくても、間取り図の畳数から仮の見積もりができます。不動産表示規約の基準(畳の短辺0.9m)で6畳の部屋は、畳の並び(横4枚分×縦3枚分)から横3.6m×縦2.7m・周長12.6mと見当が付きます。
同じ「6畳」でも江戸間なら周長≒12.3m、京間なら≒13.4mと違うので、実際に住む家の畳の基準で見積もると精度が上がります。正確な数量は、入居後に内法を測ってから確定させてください。

式と図

部屋の周長(壁の長さの合計)
数学表記 (一般的な数式)
\(P\) \(=\) \(2\) \(\times\) \((\) \(L\) \(+\) \(W\) \()\)
日本語表記 (記号を日本語に置き換えた式)
周長 \(P\) \(=\) \(2\) \(\times\) \((\) 部屋の縦の長さ \(L\) \(+\) 部屋の横の長さ \(W\) \()\)
式を日本語で読むと
部屋の縦の長さ \(L\)
部屋の横の長さ \(W\) を足して2倍する(縦の壁が2面・横の壁が2面あるため)と
周長 \(P\) になる
簡単な例
縦3.6m×横2.7mの部屋(6畳ほどの洋室)の周長は
周長 \(P\) \(=\) \(2\) \(\times\) \((\) 縦(3.6m) \(+\) 横(2.7m) \()\)
\(2 \times (3.6 + 2.7) = 2 \times 6.3 = 12.6\,\mathrm{m}\)
考え方のポイント
巾木も廻り縁も、部屋の壁に沿ってぐるっと一周取り付ける材料です。だから必要な長さの出発点は、面積ではなく「部屋を一周した長さ」=周長です。図のように長方形の部屋は向かい合う壁が同じ長さなので、縦と横を足して2倍すれば4面の壁の長さの合計になります。 寸法は内法(うちのり:壁の内側から内側まで)で測ります。L字型の部屋や廊下のように長方形でない場所は、壁ごとに長さを測って全部足した値を「周長を直接指定」に入れてください。壁面積や天井面積も一緒に求めたいときは「壁・天井・床の面積」ページが周長の入口になります。
開口部の幅の合計(巾木のときだけ引く)
数学表記 (一般的な数式)
\(D\) \(=\) \(\sum\) \((\) \(w_i\) \(\times\) \(n_i\) \()\)
日本語表記 (記号を日本語に置き換えた式)
開口部の幅の合計 \(D\) \(=\) \(\sum\) \((\) 開口部の幅 \(w_i\) \(\times\) 同じ幅の個数 \(n_i\) \()\)
式を日本語で読むと
開口部の幅 \(w_i\)
同じ幅の個数 \(n_i\) を掛けてその種類の合計にし
入力したすべての行について足し合わせる(記号 \(\sum\) は「全部足す」の意味)と
開口部の幅の合計 \(D\) になる
簡単な例
ドア(幅0.8m)が1か所、掃き出し窓(幅1.7m)が1か所ある部屋で、巾木が付かない幅の合計は
開口部の幅の合計 \(D\) \(=\) ドアの幅(0.8m) \(\times\) 個数(1) \(+\) 掃き出し窓の幅(1.7m) \(\times\) 個数(1)
\(0.8 \times 1 + 1.7 \times 1 = 2.5\,\mathrm{m}\)
考え方のポイント
巾木は床と壁の境目に付ける板なので、ドア・引き戸・掃き出し窓・クローゼットの扉のように「床まで開いている」部分には付きません。その幅を周長から引いた分が、巾木の付く正味の長さです。添え字の \(i\) は「1行目、2行目…」という入力欄の行の番号で、同じ幅のドアが2つあるなら個数 \(n_i\) に2を入れれば、行を分けずに済みます。幅はcmやmmで測ることが多いので、計算のときはメートルに揃えます(80cm → 0.8m)。 引く幅は、ドア枠(ケーシング)がある場合は枠の外側から外側までです(巾木は枠の手前で止まるため)。腰高の窓は床まで開いていないので引きません。廻り縁は天井と壁の境目に付く材で、天井まで届く開口部は少ないので、この計算機では廻り縁と見切り材のとき開口部を引きません(ハイドア〔天井まで届くドア〕や天井までの収納扉のように天井まである開口部があるなら、その幅を引いた周長を「周長を直接指定」に入れてください)。また、システムキッチンや造り付け収納が壁いっぱいに据わる部分も巾木が付かないので、開口部と同じように幅を引きます。
入隅・出隅の加算(角の数だけ留め切りの見込みを足す)
数学表記 (一般的な数式)
\(C\) \(=\) \(n_c\) \(\times\) \(c\)
日本語表記 (記号を日本語に置き換えた式)
角の加算 \(C\) \(=\) 入隅・出隅の数 \(n_c\) \(\times\) 角1か所あたりの見込み \(c\)
式を日本語で読むと
入隅・出隅の数 \(n_c\)
角1か所あたりの見込み \(c\) を掛けると
角の加算 \(C\) になる
簡単な例
長方形の部屋の入隅4か所に、1か所あたり5cm(0.05m)の見込みを足すと
角の加算 \(C\) \(=\) 角の数(4か所) \(\times\) 1か所あたり(0.05m)
\(4 \times 0.05 = 0.2\,\mathrm{m}\)
考え方のポイント
部屋の角では、巾木や廻り縁を45度に切って突き合わせる「留め切り(留め加工)」をします。出隅(外に張り出した角)では材の厚みの分だけ先端が壁より長くなり、入隅でも切り損じや微調整のやり直しが出やすいので、「角の数だけ数cmずつ足す」流儀で見積もることもあります。この計算機では入隅・出隅の数を空欄にすると加算せず、次の式のロス率だけで余裕を見ます。角の加算とロス率の両方を入れると、その分だけ多めの見積もりになります。
必要長さ(ロス率込み)
数学表記 (一般的な数式)
\(Q\) \(=\) \((\) \(P\) \(-\) \(D\) \(+\) \(C\) \()\) \(\times\) \((\) \(1\) \(+\) \(r\) \()\)
日本語表記 (記号を日本語に置き換えた式)
必要長さ \(Q\) \(=\) \((\) 周長 \(P\) \(-\) 開口部の幅の合計 \(D\) \(+\) 角の加算 \(C\) \()\) \(\times\) \((\) \(1\) \(+\) ロス率 \(r\) \()\)
式を日本語で読むと
周長 \(P\) から
開口部の幅の合計 \(D\) を引き(巾木のとき)
角の加算 \(C\) を足して正味の長さにし
それに 1 + ロス率 \(r\) を掛けると
必要長さ \(Q\) になる
簡単な例
周長12.6mの部屋にドア(幅0.8m)が1か所あり、角の加算なし・ロス率5%(0.05)で巾木の必要長さを求めると
必要長さ \(Q\) \(=\) \((\) 周長(12.6m) \(-\) ドアの幅(0.8m) \()\) \(\times\) \((\) \(1\) \(+\) ロス率(0.05) \()\)
\((12.6 - 0.8) \times 1.05 = 11.8 \times 1.05 = 12.39\,\mathrm{m}\)
考え方のポイント
材料は正味の長さぴったりでは足りません。角の留め切りで斜めに落とす分、継ぎ目で欠き取る分、切り損じ、傷や反りのある部分を避ける分などがあるからです。この「余計に要る割合」がロス率 \(r\) で、巾木・廻り縁のような棒状の材料では一般に5〜10%を見込むことが多いです(面積で買う壁紙や床材より少なめで済みますが、角や継ぎ目が多い部屋ほど大きめに見ます)。ロス率は「1+ロス率」を掛けて使います。5%なら1.05倍、10%なら1.1倍です。 ロス率は「割合」なので、周長が長い部屋ほど余裕も比例して増えます。一方、前の式の角の加算 \(C\) は「角1か所につき数cm」という固定の長さです。どちらか一方で見積もる流儀と両方を足す流儀があり、この計算機では入隅・出隅の数を空欄にすればロス率だけの計算になります。
定尺の本数と余り
数学表記 (一般的な数式)
\(N\) \(=\) \(\lceil\) \(Q\) \(\div\) \(S\) \(\rceil\)
\(R\) \(=\) \(N\) \(\times\) \(S\) \(-\) \(Q\)
日本語表記 (記号を日本語に置き換えた式)
定尺の本数 \(N\) \(=\) \(\lceil\) 必要長さ \(Q\) \(\div\) 定尺の長さ \(S\) \(\rceil\)
余り \(R\) \(=\) 定尺の本数 \(N\) \(\times\) 定尺の長さ \(S\) \(-\) 必要長さ \(Q\)
式を日本語で読むと
必要長さ \(Q\)
定尺の長さ \(S\) で割り
割り切れなければ整数に切り上げる(記号 \(\lceil\ \rceil\) は「切り上げ」の意味)と
定尺の本数 \(N\) になり
余り \(R\) は「本数×定尺の長さ」から必要長さを引いた分になる
簡単な例
必要長さ12.39mを定尺4mの巾木でまかなうと
定尺の本数 \(N\) \(=\) \(\lceil\) 必要長さ(12.39m) \(\div\) 定尺(4m) \(\rceil\)
\(12.39 \div 4 = 3.0975 \ \rightarrow\ 4\)
\(R = 4 \times 4 - 12.39 = 3.61\,\mathrm{m}\)
考え方のポイント
定尺(ていじゃく)は、材料が売られている決まった1本の長さです。必要長さを定尺で割った値が3.0975本なら、3本では足りないので4本買います。これが「切り上げ」で、ロール数・缶数・袋数と同じ考え方です。切り上げ前の値(3.0975)も一緒に見ておくと、「あと少しで3本に収まる」のか「4本でも余裕がある」のかがわかります。 図のように、定尺を端から並べたときに必要長さより先に出た部分が余り \(R\) です。ここで求めた本数は「必要長さを1本の長い棒とみなして定尺で割った」最少の本数で、実際には壁ごとに定尺を切り分けて使うので、次の式のように壁ごとに割り当てると本数が増えることがあります。
壁ごとに定尺を割り当てる本数(継ぎ目を減らす実務の数え方)
数学表記 (一般的な数式)
\(N_w\) \(=\) \(\sum\) \(\lceil\) \(\ell_i\) \(\div\) \(S\) \(\rceil\)
日本語表記 (記号を日本語に置き換えた式)
壁ごとに割り当てた本数 \(N_w\) \(=\) \(\sum\) \(\lceil\) 壁 \(i\) の正味の長さ \(\ell_i\) \(\div\) 定尺の長さ \(S\) \(\rceil\)
式を日本語で読むと
壁 \(i\) の正味の長さ \(\ell_i\) (その壁の長さから、その壁にある開口部の幅を引いたもの)を定尺の長さで割り
壁ごとに整数に切り上げて(記号 \(\lceil\ \rceil\) は「切り上げ」の意味)
4面の壁について全部足す(記号 \(\sum\) は「全部足す」の意味)と
壁ごとに割り当てた本数 \(N_w\) になる
簡単な例
縦3.6m×横2.7mの部屋で、縦の壁の1面にドア(幅0.8m)があり、定尺2mの巾木を壁ごとに割り当てると
壁ごとの本数 \(N_w\) \(=\) \(\lceil\) 壁①(2.7m) \(\div\) 2m \(\rceil\) \(+\) \(\lceil\) 壁②(3.6 − 0.8 = 2.8m) \(\div\) 2m \(\rceil\) \(+\) \(\cdots\)
\(\lceil 2.7 \div 2 \rceil + \lceil 2.8 \div 2 \rceil + \lceil 2.7 \div 2 \rceil + \lceil 3.6 \div 2 \rceil = 2 + 2 + 2 + 2 = 8\)
考え方のポイント
前の式の本数は「必要長さ÷定尺」の最少の本数ですが、実際の施工では壁の角で材を留め切りにして突き合わせるので、1本の定尺を角をまたいで使うことはできません。そこで実務では「壁1面ごとに、その壁を覆うのに定尺が何本要るか」を数え、壁の途中の継ぎ目をなるべく減らします。上の例では、必要長さ÷定尺なら \((12.6 - 0.8) \times 1.05 \div 2 = 6.195\) で7本ですが、壁ごとに割り当てると8本と1本多くなります。壁の長さ(2.7m・2.8m)が定尺2mを少し超えるだけで、その壁には2本目が要るからです。 壁ごとの本数では、各壁の端数(余り)を留め切りや切り損じの余裕とみなすので、ロス率と角の加算は掛けていません。この計算機は縦×横(または定型の敷き方がある畳数)を入力したときだけこの本数を表示し、開口部は幅の広いものから順に「残りの長さが一番長い壁」に置いて各壁の正味の長さを決めます。実際のドアの位置がわかっているなら、壁ごとの長さを自分で出して「木材の取り数」ページで切り代込みの割り付けを最適化すると、さらに正確です。
概算費用(単価が円/本のとき・円/mのとき)
数学表記 (一般的な数式)
\(T\) \(=\) \(N\) \(\times\) \(p\)
\(T\) \(=\) \(Q\) \(\times\) \(p_m\)
日本語表記 (記号を日本語に置き換えた式)
概算費用 \(T\) \(=\) 定尺の本数 \(N\) \(\times\) 1本あたりの単価 \(p\)
概算費用 \(T\) \(=\) 必要長さ \(Q\) \(\times\) 1mあたりの単価 \(p_m\)
式を日本語で読むと
定尺の本数 \(N\)
1本あたりの単価 \(p\) を掛けると
概算費用 \(T\) になる。切り売りや巻き物で1mあたりの単価しかわからないときは
必要長さ \(Q\)
1mあたりの単価 \(p_m\) を掛ける
簡単な例
定尺4mの巾木が1本1,200円のとき、4本の費用は
概算費用 \(T\) \(=\) 本数(4本) \(\times\) 単価(1,200円/本)
\(4 \times 1200 = 4800\)
考え方のポイント
木製・MDFの巾木や廻り縁は「1本いくら」で売られていることが多いので、切り上げた本数に単価を掛けます。塩ビのソフト巾木の巻き物や切り売りのモールディングのように「1mいくら」のときは、必要長さ(ロス込み)に1mあたりの単価を掛けます。どちらも材料代だけの概算で、コーナー材(出隅キャップ)・接着剤・釘・工賃は含みません。単価は店や商品で大きく違うので、実際の値札やカタログの価格を入れてください。
手持ちの本数で施工できる長さ(逆算)
数学表記 (一般的な数式)
\(Q_h\) \(=\) \(n_h\) \(\times\) \(S\) \(\div\) \((\) \(1\) \(+\) \(r\) \()\)
日本語表記 (記号を日本語に置き換えた式)
施工できる長さ \(Q_h\) \(=\) 手持ちの本数 \(n_h\) \(\times\) 定尺の長さ \(S\) \(\div\) \((\) \(1\) \(+\) ロス率 \(r\) \()\)
式を日本語で読むと
手持ちの本数 \(n_h\)
定尺の長さ \(S\) を掛けて手持ちの合計の長さにし
それを 1 + ロス率 \(r\) で割ると
施工できる長さ \(Q_h\) になる
簡単な例
定尺4mの巾木が3本手元にあり、ロス率5%を見込むと施工できる正味の長さは
施工できる長さ \(Q_h\) \(=\) 手持ち(3本) \(\times\) 定尺(4m) \(\div\) \((\) \(1\) \(+\) ロス率(0.05) \()\)
\(3 \times 4 \div 1.05 = 12 \div 1.05 \fallingdotseq 11.43\,\mathrm{m}\)
考え方のポイント
「余っている巾木でこの部屋が足りるか」を知りたいときの逆算です。必要長さの式(正味の長さ×(1+ロス率)=必要長さ)を逆にたどって、手持ちの合計の長さを (1+ロス率) で割ると、ロスを見込んだうえで施工できる正味の長さ(周長−開口部+角の加算に相当する長さ)が出ます。上の例なら、周長−開口部が11.43m以下の部屋まで3本でまかなえます。計算機では「必要な本数−手持ちの本数」の不足本数も一緒に表示します。
畳数から部屋の寸法と周長を求めるとき
数学表記 (一般的な数式)
\(W\) \(=\) \(s\) \(\times\) \(a\)
\(L\) \(=\) \(s\) \(\times\) \(b\)
\(P\) \(=\) \(2\) \(\times\) \(s\) \(\times\) \((\) \(a\) \(+\) \(b\) \()\)
日本語表記 (記号を日本語に置き換えた式)
部屋の横の長さ \(W\) \(=\) 畳の短辺 \(s\) \(\times\) 横に並ぶ短辺の数 \(a\)
部屋の縦の長さ \(L\) \(=\) 畳の短辺 \(s\) \(\times\) 縦に並ぶ短辺の数 \(b\)
周長 \(P\) \(=\) \(2\) \(\times\) 畳の短辺 \(s\) \(\times\) \((\) 横の数 \(a\) \(+\) 縦の数 \(b\) \()\)
式を日本語で読むと
畳の短辺 \(s\)(基準によって違う)
横に並ぶ短辺の数 \(a\) を掛けると
部屋の横の長さ \(W\) になり
縦に並ぶ短辺の数 \(b\) を掛けると
部屋の縦の長さ \(L\) になる。あとは最初の式と同じで、縦と横を足して2倍すると
周長 \(P\) になる
簡単な例
不動産表示規約の基準(畳の短辺0.9m)で6畳の部屋(畳の短辺が横に4枚分・縦に3枚分の並び)の周長は
周長 \(P\) \(=\) \(2\) \(\times\) 短辺(0.9m) \(\times\) \((\) 横(4) \(+\) 縦(3) \()\)
\(W = 0.9 \times 4 = 3.6\,\mathrm{m},\quad L = 0.9 \times 3 = 2.7\,\mathrm{m}\)
\(2 \times 0.9 \times (4 + 3) = 12.6\,\mathrm{m}\)
考え方のポイント
畳は「長辺=短辺の2倍」の長方形で、4.5畳・6畳・8畳のような定番の畳数には決まった並べ方(敷き方)があります。畳の短辺 \(s\) を1マスとすると、6畳は横4マス×縦3マス、8畳は4×4、4.5畳は3×3、10畳は5×4、12畳は6×4 です(1・2・3・4・7.5畳も定型があります。「畳の枚数と部屋の広さ」ページと同じ並びです)。だから畳数と基準がわかれば部屋の縦横が決まり、周長が求まります。 畳の短辺 \(s\) は基準によって違います。不動産表示規約(1畳=1.62㎡=1.8m×0.9m)なら0.9m、京間(本間)は3.15尺≒0.9545m、六一間は3.05尺≒0.9242m、中京間は3尺≒0.9091m、江戸間(関東間)は2.9尺≒0.8788m、団地間は2.8尺≒0.8485m です(1尺=\(\dfrac{10}{33}\) m。「坪・畳・平方メートル換算」ページと同じ値)。定型の敷き方が無い畳数(5畳・9畳など)は縦横が決まらないので、この計算機では同じ面積の正方形の部屋(一辺 \(\sqrt{2 n} \times s\))とみなして周長を求めます。同じ面積なら正方形が一番周長が短いので、この近似は実際より短めに出ることはあっても長めには出ません。
巾木・廻り縁のような「長さで買う」内装材は、部屋の周長(2×(縦+横))から巾木が付かない開口部の幅を引いた正味の長さに、ロス率(一般に5〜10%)を掛けて必要長さを出し、定尺の長さで割って切り上げた本数を買います。実務では壁1面ごとに定尺を割り当てて継ぎ目を減らすので、その数え方(壁ごとに切り上げて合計)も併記して多いほうを目安にすると安心です。

用語・記号の解説

記号

\(L\) エル 部屋の縦の長さ(m)。length(長さ)の頭文字です。内法(壁の内側から内側まで)で測ります。
\(W\) ダブリュー 部屋の横の長さ(m)。width(幅)の頭文字です。縦と横はどちらがどちらでも結果は同じです。
\(P\) ピー 部屋の周長(m)。perimeter(周囲の長さ)の頭文字です。長方形の部屋なら \(P = 2(L + W)\)、長方形でない場所は壁ごとの長さの合計です。
\(w_i\) ダブリュー・アイ 開口部の \(i\) 行目の幅(m)。width(幅)の頭文字で、添え字の \(i\) は入力欄の行番号(1行目、2行目…)を表します。
\(n_i\) エヌ・アイ 開口部の \(i\) 行目の個数。number(数)の頭文字で、同じ幅のドアが2つあれば2です。
\(\sum\) シグマ ギリシャ文字のシグマ(英語の S にあたる文字)で、Sum(合計)の頭文字として「全部足す」ことを表す記号です。\(\sum (w_i \times n_i)\) は「各行の幅×個数を全部足す」という意味です。
\(D\) ディー 開口部の幅の合計(m)。deduction(差し引き)の頭文字で、巾木のときに周長から引く長さです。廻り縁・見切り材では0として扱います。
\(n_c\) エヌ・シー 入隅・出隅の数。number(数)の頭文字に corner(角)の c を添えたものです。長方形の部屋なら入隅が4か所です。
\(c\) シー 角1か所あたりに見込む長さ(m)。corner(角)の頭文字です。計算機ではcmで入力し、mに直して計算します(5cm → 0.05m)。
\(C\) シー 角の加算(m)。\(C = n_c \times c\) で、角の数だけ留め切りの見込みを足した長さです。
\(r\) アール ロス率。rate(割合)の頭文字です。5% なら \(r = 0.05\) として \(1 + r = 1.05\) を掛けます。
\(Q\) キュー 必要長さ(m)。quantity(数量)の頭文字です。\(Q = (P - D + C)(1 + r)\) で、ロスを見込んで買うべき長さです。
\(S\) エス 定尺の長さ(m)。stock(在庫・素材)の頭文字で、材料が売られている1本の長さ(4m・3.64m・2mなど)です。
\(\lceil\ \rceil\) てんじょうかんすう(切り上げ) 中の数を整数に切り上げる記号(天井関数)。\(\lceil 3.0975 \rceil = 4\)、\(\lceil 3 \rceil = 3\) です。「本数は割り切れなければ1本多く買う」を表します。
\(N\) エヌ 必要な定尺の本数。number(数)の頭文字です。\(N = \lceil Q \div S \rceil\) で求めます。
\(R\) アール 余り(m)。remainder(余り)の頭文字です。\(R = N \times S - Q\) で、買った定尺の合計から必要長さを引いた分です。
\(\ell_i\) エル・アイ 壁 \(i\)(①〜④)の正味の長さ(m)。その壁の長さから、その壁にある開口部の幅を引いたものです。\(\ell\) は length の l を筆記体にした記号で、部屋の縦の長さ \(L\) と区別するために使います。
\(N_w\) エヌ・ダブリュー 壁ごとに定尺を割り当てた場合の本数。添え字の w は wall(壁)の頭文字です。\(N_w = \sum \lceil \ell_i \div S \rceil\) で求めます。
\(p\) ピー 定尺1本あたりの単価(円/本)。price(価格)の頭文字です。
\(p_m\) ピー・エム 1mあたりの単価(円/m)。添え字の m は meter(メートル)で、切り売りや巻き物のときに使います。
\(T\) ティー 概算費用(円)。total(合計)の頭文字です。\(T = N \times p\) または \(T = Q \times p_m\) で求めます。
\(n_h\) エヌ・エイチ 手持ちの定尺の本数。number(数)の頭文字に have(持っている)の h を添えたものです。
\(Q_h\) キュー・エイチ 手持ちの本数で施工できる正味の長さ(m)。\(Q_h = n_h \times S \div (1 + r)\) で求めます。
\(s\) エス 畳1枚の短辺の長さ(m)。short side(短辺)の頭文字です。不動産表示規約なら0.9m、京間≒0.9545m、中京間≒0.9091m、江戸間≒0.8788m、団地間≒0.8485mです。
\(a\) エー 畳の定型の敷き方で、横に並ぶ短辺の数(列数)。6畳なら4です。
\(b\) ビー 畳の定型の敷き方で、縦に並ぶ短辺の数(行数)。6畳なら3です。
\(\sqrt{2n} \times s\) ルート・にエヌ・かける・エス 定型の敷き方が無い畳数 \(n\) のときに、同じ面積(\(n\) 畳 \(= 2 n s^2\))の正方形の部屋とみなした一辺の長さです。

用語

巾木 はばき 床と壁の境目に取り付ける細長い板(高さ6cm前後が多い)。壁の下端を掃除機や足の当たりから守り、床材の端の隙間を隠します。ドアや掃き出し窓の下には付かないので、必要な長さは「周長−開口部の幅」から見積もります。
廻り縁 まわりぶち 天井と壁の境目に取り付ける細長い材。壁紙や天井材の端を納め、境目の隙間を隠します。天井まで届く開口部はまれなので、必要な長さは部屋の周長がそのまま目安になります。
見切り材 みきりざい 床材どうしの境目(フローリングとクッションフロアの境など)や、壁の仕上げが変わる部分に入れる細い材。取り付ける場所の長さをそのまま必要長さの出発点にします。
定尺 ていじゃく 巾木・廻り縁・木材などが売られている決まった1本の長さ。4m(製品によっては実寸3.95m)・3.64m(12尺)・2m・1.82m(6尺)などがあり、必要長さを定尺で割って切り上げた本数を買います。
周長 しゅうちょう 図形の周りをぐるっと一周した長さ。部屋では4面の壁の長さの合計で、長方形の部屋なら「2×(縦+横)」です。
開口部 かいこうぶ 壁に開いている部分の総称。ドア・引き戸・掃き出し窓・クローゼットの扉などです。このページでは床まで開いていて巾木が付かない部分の幅を引きます。
入隅 いりすみ 壁と壁が内側に折れてできる角(部屋の四隅のようにへこんだ角)。巾木・廻り縁はここで留め切りにして突き合わせます。
出隅 ですみ 壁が外側に張り出してできる角(柱型や壁の端のように出っ張った角)。留め切りにすると材の厚み分だけ先端が長くなり、専用のコーナー材で納めることもあります。
留め切り とめぎり 角で2本の材を45度ずつ斜めに切って突き合わせる加工(留め加工)。切り落とす分と失敗のやり直しがロスになります。
ロス率 ロスりつ 正味の長さより余計に要る割合。留め切り・継ぎ目の切り欠き・切り損じ・傷の部分を避ける分などで、巾木・廻り縁では一般に5〜10%を見込むことが多いです。
正味 しょうみ 余計なものを除いた、本当に必要な分。正味の長さは、周長から開口部の幅を引いた「巾木が実際に付く長さ」です。
切り上げ きりあげ 割り切れない値を、次の整数まで大きくすること。定尺の本数は3.0975本のような値では買えないので4本に切り上げます。
継ぎ目 つぎめ 壁の途中で2本の材をつなぐ部分。長い壁で定尺が足りないときにできます。目立たせないために壁1面を1本でまかなう、継ぎ目を目立たない位置にするなどの工夫をします。
ソフト巾木 ソフトはばき 塩化ビニル製の柔らかい巾木。0.915mの板状や50m巻きで売られ、接着剤で張ります。巻き物のときは本数ではなく必要m数で買うので、単価は「円/m」で計算します。
ケーシング ケーシング ドアや窓の枠の周りに付ける額縁状の化粧材(casing)。巾木はケーシングの手前で止まるので、開口部の幅はケーシングの外側から外側までを引きます。
MDF エムディーエフ Medium Density Fiberboard(中密度繊維板)の略。木の繊維を固めた板で、巾木・廻り縁の材料として広く使われます。反りが少なく、木製と同じように定尺で売られます。
モールディング モールディング 壁や天井の境目・腰の高さなどに付ける装飾用の帯状の材(molding)。廻り縁もその一種で、開口部を引かずに周長で見積もります。
内法 うちのり 壁の内側から内側までの寸法。部屋の中で使える実際の広さで、巾木・壁紙・床材の見積もりはこの寸法で行います。壁の中心線で測る「壁芯」の寸法より少し小さくなります。
掃き出し窓 はきだしまど 下端が床まである大きな窓。ベランダや庭への出入りに使うもので、床まで開いているので巾木が付かず、幅を引きます。
じょう 部屋の広さを畳の枚数で表す単位(「帖」とも書く)。1畳の大きさは地域の基準(京間・中京間・江戸間・団地間)で違い、不動産広告では「1畳=1.62㎡以上」で表示するルールがあります。

前提として理解しておくといいこと

このページの計算を「意味がわかって」使えるようになるために、前提として理解しておくといいことをまとめました。

長方形の周りの長さ(小学4年)
  • 長方形の周りの長さが「2 × (縦 + 横)」で求められること(向かい合う辺は同じ長さ)
  • 周りの長さ(m)と面積(㎡)は別の量で、巾木のような「長さで買う材料」は周りの長さを使うこと
長さの単位の換算(小学2〜3年)
  • 1m = 100cm、1cm = 10mm の関係がわかり、80cmを0.8m、5cmを0.05mに直せること
割合と百分率(小学5年)
  • 5% が 0.05 のことで、「5%増し」が「1.05倍」になること
  • 「\(x\) を1.05倍すると \(y\)」を逆にたどると「\(y \div 1.05 = x\)」になること
概数と切り上げ(小学4年)
  • 3.0975 のような割り切れない値を「次の整数の4」に切り上げる意味がわかること(本数・箱数は切り上げて買う)
小数の掛け算・割り算(小学5年)
  • \(11.8 \times 1.05\) や \(12.39 \div 4\) のような小数の計算の意味がわかること(計算自体は電卓でかまいません)
引き算で「付かない部分」を除く考え方(小学2〜3年)
  • 全体の長さからドアの幅のような「使わない部分」を引いて、必要な分だけを求められること

Excelで計算する方法

Excelファイルをダウンロード
式ごとにシートが分かれたExcelファイルです。貼り付け場所を気にせず、開いてすぐ使えます。
下の表を丸ごとコピーして、ExcelのA1セルに貼り付けるとそのまま使えます。
「部屋の周長」を求める表
部屋の縦の長さ(m) 3.6
部屋の横の長さ(m) 2.7
周長(m) =2*(B1+B2)
「開口部の幅の合計」を求める表
開口部1の幅(m) 0.8
開口部1の個数 1
開口部2の幅(m) 1.7
開口部2の個数 1
開口部の幅の合計(m) =B1*B2+B3*B4
「入隅・出隅の加算」を求める表
入隅・出隅の数 4
角1か所あたりの見込み(m) 0.05
角の加算(m) =B1*B2
「必要長さ(ロス率込み)」を求める表
周長(m) 12.6
開口部の幅の合計(m) 0.8
角の加算(m) 0
ロス率(%) 5
必要長さ(m) =(B1-B2+B3)*(1+B4/100)
「定尺の本数と余り」を求める表
必要長さ(m) 12.39
定尺の長さ(m) 4
定尺の本数(切り上げ前) =B1/B2
定尺の本数 =ROUNDUP(B1/B2,0)
余り(m) =B4*B2-B1
「壁ごとに定尺を割り当てる本数」を求める表
壁①の正味の長さ(m) 2.7
壁②の正味の長さ(m) 2.8
壁③の正味の長さ(m) 2.7
壁④の正味の長さ(m) 3.6
定尺の長さ(m) 2
壁ごとに割り当てた本数 =ROUNDUP(B1/B5,0)+ROUNDUP(B2/B5,0)+ROUNDUP(B3/B5,0)+ROUNDUP(B4/B5,0)
「概算費用」を求める表
定尺の本数 4
1本あたりの単価(円/本) 1200
概算費用(円) =B1*B2
「手持ちの本数で施工できる長さ」を求める表
手持ちの本数 3
定尺の長さ(m) 4
ロス率(%) 5
施工できる長さ(m) =B1*B2/(1+B3/100)
「畳数から部屋の寸法と周長」を求める表
畳の短辺(m) 0.9
横に並ぶ短辺の数 4
縦に並ぶ短辺の数 3
部屋の横の長さ(m) =B1*B2
部屋の縦の長さ(m) =B1*B3
周長(m) =2*B1*(B2+B3)
貼り付けると、B列の上の行が入力欄になり、最後の行が自動計算の結果になります。
1つ目の表は周長12.6m、2つ目は開口部の合計2.5m(ドア0.8m+掃き出し窓1.7m。3種類以上あるときは幅・個数の2行を増やして式に「+B5*B6」のように足してください)、3つ目は角の加算0.2mになります。
4つ目の表は必要長さ12.39m(周長12.6m−ドア0.8m、角の加算なし、ロス率5%)です。5つ目はROUNDUP(切り上げ)で本数4本・余り3.61mになり、B3に切り上げ前の3.0975も表示されます。
6つ目は壁ごとに割り当てた本数で、例では2+2+2+2=8本です。7つ目は費用4,800円、8つ目は手持ち3本で施工できる長さ≒11.4286m、9つ目は6畳(不動産表示規約・短辺0.9m)の部屋が横3.6m×縦2.7m・周長12.6mになります。

Googleスプレッドシートで計算する方法

Excelファイルをダウンロード
上のExcelファイルをダウンロードし、Googleドライブにアップロードして開くと、そのままスプレッドシートとして使えます。
下の表を丸ごとコピーして、GoogleスプレッドシートのA1セルに貼り付けるとそのまま使えます。
「部屋の周長」を求める表
部屋の縦の長さ(m) 3.6
部屋の横の長さ(m) 2.7
周長(m) =2*(B1+B2)
「開口部の幅の合計」を求める表
開口部1の幅(m) 0.8
開口部1の個数 1
開口部2の幅(m) 1.7
開口部2の個数 1
開口部の幅の合計(m) =B1*B2+B3*B4
「入隅・出隅の加算」を求める表
入隅・出隅の数 4
角1か所あたりの見込み(m) 0.05
角の加算(m) =B1*B2
「必要長さ(ロス率込み)」を求める表
周長(m) 12.6
開口部の幅の合計(m) 0.8
角の加算(m) 0
ロス率(%) 5
必要長さ(m) =(B1-B2+B3)*(1+B4/100)
「定尺の本数と余り」を求める表
必要長さ(m) 12.39
定尺の長さ(m) 4
定尺の本数(切り上げ前) =B1/B2
定尺の本数 =ROUNDUP(B1/B2,0)
余り(m) =B4*B2-B1
「壁ごとに定尺を割り当てる本数」を求める表
壁①の正味の長さ(m) 2.7
壁②の正味の長さ(m) 2.8
壁③の正味の長さ(m) 2.7
壁④の正味の長さ(m) 3.6
定尺の長さ(m) 2
壁ごとに割り当てた本数 =ROUNDUP(B1/B5,0)+ROUNDUP(B2/B5,0)+ROUNDUP(B3/B5,0)+ROUNDUP(B4/B5,0)
「概算費用」を求める表
定尺の本数 4
1本あたりの単価(円/本) 1200
概算費用(円) =B1*B2
「手持ちの本数で施工できる長さ」を求める表
手持ちの本数 3
定尺の長さ(m) 4
ロス率(%) 5
施工できる長さ(m) =B1*B2/(1+B3/100)
「畳数から部屋の寸法と周長」を求める表
畳の短辺(m) 0.9
横に並ぶ短辺の数 4
縦に並ぶ短辺の数 3
部屋の横の長さ(m) =B1*B2
部屋の縦の長さ(m) =B1*B3
周長(m) =2*B1*(B2+B3)
Excelと同じ式(四則演算とROUNDUP)がそのまま使えます。表を丸ごとコピーしてA1セルに貼り付け、B列を自分の数値に書き換えてください。ROUNDUP(値, 0) は「小数点以下を切り上げて整数にする」関数です。京間などの畳の短辺を正確に使いたいときは「=3.15*10/33」のように分数の式で入力できます。

Pythonで計算する方法

import math

room_length_m = 3.6      # 部屋の縦の長さ(m)
room_width_m = 2.7       # 部屋の横の長さ(m)
# 巾木が付かない開口部(幅m, 個数)のリスト。廻り縁・見切り材なら空リスト [] にする
openings = [
    (0.8, 1),            # ドア
    (1.7, 1),            # 掃き出し窓
]
stock_length_m = 4       # 定尺の長さ(m)
loss_rate = 0.05         # ロス率(5% → 0.05)
corner_count = 0         # 入隅・出隅の数(加算しないなら0)
corner_allow_m = 0.05    # 角1か所あたりの見込み(m)
price_per_piece = 1200   # 定尺1本の単価(円/本)。不明なら None
have_count = 3           # 手持ちの本数。無ければ None

perimeter = 2 * (room_length_m + room_width_m)                   # 周長(m)
opening_total = sum(w * n for (w, n) in openings)                 # 開口部の幅の合計(m)
corner_add = corner_count * corner_allow_m                        # 角の加算(m)
required = (perimeter - opening_total + corner_add) * (1 + loss_rate)   # 必要長さ(m)
pieces_raw = required / stock_length_m                            # 切り上げ前の本数
pieces = math.ceil(pieces_raw)                                    # 定尺の本数
leftover = pieces * stock_length_m - required                     # 余り(m)

print(f"周長: {perimeter:.4g} m")
print(f"開口部の幅の合計: {opening_total:.4g} m")
print(f"必要長さ(ロス込み): {required:.5g} m")
print(f"定尺の本数: {pieces_raw:.4f} → {pieces} 本、余り {leftover:.4g} m")
if price_per_piece is not None:
    print(f"概算費用: {pieces * price_per_piece:,.0f} 円")
if have_count is not None:
    coverable = have_count * stock_length_m / (1 + loss_rate)     # 手持ちで施工できる長さ(m)
    print(f"手持ち {have_count} 本で施工できる長さ: {coverable:.4g} m、不足 {max(0, pieces - have_count)} 本")

# 壁ごとに定尺を割り当てる本数(開口部は幅の広い順に、残りが一番長い壁へ置く)
walls = [room_width_m, room_length_m, room_width_m, room_length_m]   # 壁①〜④
for (w, n) in sorted(openings, reverse=True):
    for _ in range(n):
        idx = walls.index(max(walls))
        walls[idx] -= w
wall_pieces = sum(math.ceil(l / stock_length_m) for l in walls)
print(f"壁ごとの正味の長さ: {[round(l, 4) for l in walls]} → 壁ごとに割り当てた本数 {wall_pieces} 本")
標準ライブラリだけで動きます(math.ceil が切り上げ)。openings のリストに(幅, 個数)の組を足せば開口部は何種類でも計算でき、廻り縁のように引かない材料なら空のリストにします。周長を直接測ったときは perimeter = 14.2 のように書き換え、壁ごとの本数の部分は壁の長さのリスト walls を自分の値にしてください。先頭の寸法を自分の数値に書き換えて実行してください。

数式記述言語(LaTeX等)での書き方(コピペ可)

部屋の周長(壁の長さの合計)
P = 2 × (L + W)
P = 2(L + W)
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
  <mrow>
    <mi>P</mi>
    <mo>=</mo>
    <mn>2</mn>
    <mo>&#x2062;</mo>
    <mrow><mo>(</mo><mi>L</mi><mo>+</mo><mi>W</mi><mo>)</mo></mrow>
  </mrow>
</math>
P = 2(L + W)
2*(L + W)
P := 2*(L + W);
P = 2*(L + W);
P = 2(L + W)
開口部の幅の合計(巾木のときだけ引く)
D = Σ (wᵢ × nᵢ)
D = \sum_{i} \left( w_i \times n_i \right)
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
  <mrow>
    <mi>D</mi>
    <mo>=</mo>
    <munder><mo>&#x2211;</mo><mi>i</mi></munder>
    <mrow>
      <mo>(</mo>
      <msub><mi>w</mi><mi>i</mi></msub>
      <mo>&#xD7;</mo>
      <msub><mi>n</mi><mi>i</mi></msub>
      <mo>)</mo>
    </mrow>
  </mrow>
</math>
D = sum_i (w_i xx n_i)
Dopen = Total[w*n]
Dopen := add(w[i]*n[i], i = 1 .. k);
D = sum(w .* n);
D = ∑_i (w_i × n_i)
入隅・出隅の加算(角の数だけ留め切りの見込みを足す)
C = n_c × c
C = n_c \times c
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
  <mrow>
    <mi>C</mi>
    <mo>=</mo>
    <msub><mi>n</mi><mi>c</mi></msub>
    <mo>&#xD7;</mo>
    <mi>c</mi>
  </mrow>
</math>
C = n_c xx c
Ccorner = nc*c
C := nc*c;
C = nc*c;
C = n_c × c
必要長さ(ロス率込み)
Q = (P − D + C) × (1 + r)
Q = (P - D + C)(1 + r)
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
  <mrow>
    <mi>Q</mi>
    <mo>=</mo>
    <mrow><mo>(</mo><mi>P</mi><mo>&#x2212;</mo><mi>D</mi><mo>+</mo><mi>C</mi><mo>)</mo></mrow>
    <mo>&#x2062;</mo>
    <mrow><mo>(</mo><mn>1</mn><mo>+</mo><mi>r</mi><mo>)</mo></mrow>
  </mrow>
</math>
Q = (P - D + C)(1 + r)
Q = (P - Dopen + Ccorner)*(1 + r)
Q := (P - Dopen + C)*(1 + r);
Q = (P - D + C)*(1 + r);
Q = (P − D + C)(1 + r)
定尺の本数と余り
N = ⌈Q ÷ S⌉,  R = N × S − Q
N = \left\lceil \frac{Q}{S} \right\rceil,\quad R = N S - Q
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
  <mrow>
    <mi>N</mi>
    <mo>=</mo>
    <mo>&#x2308;</mo>
    <mfrac><mi>Q</mi><mi>S</mi></mfrac>
    <mo>&#x2309;</mo>
    <mo>,</mo>
    <mi>R</mi>
    <mo>=</mo>
    <mi>N</mi><mo>&#x2062;</mo><mi>S</mi>
    <mo>&#x2212;</mo>
    <mi>Q</mi>
  </mrow>
</math>
N = |~ Q / S ~|,  R = N S - Q
Npieces = Ceiling[Q/S]; R = Npieces*S - Q
N := ceil(Q/S);  R := N*S - Q;
N = ceil(Q/S); R = N*S - Q;
N = ⌈Q/S⌉, R = NS − Q
壁ごとに定尺を割り当てる本数(継ぎ目を減らす実務の数え方)
N_w = Σ ⌈ℓᵢ ÷ S⌉
N_w = \sum_{i=1}^{4} \left\lceil \frac{\ell_i}{S} \right\rceil
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
  <mrow>
    <msub><mi>N</mi><mi>w</mi></msub>
    <mo>=</mo>
    <munderover><mo>&#x2211;</mo><mrow><mi>i</mi><mo>=</mo><mn>1</mn></mrow><mn>4</mn></munderover>
    <mo>&#x2308;</mo>
    <mfrac><msub><mi>&#x2113;</mi><mi>i</mi></msub><mi>S</mi></mfrac>
    <mo>&#x2309;</mo>
  </mrow>
</math>
N_w = sum_(i=1)^4 |~ l_i / S ~|
Nw = Total[Ceiling[l/S]]
Nw := add(ceil(l[i]/S), i = 1 .. 4);
Nw = sum(ceil(l ./ S));
N_w = ∑_(i=1)^4 ⌈ℓ_i/S⌉
概算費用(単価が円/本のとき・円/mのとき)
T = N × p  または  T = Q × p_m
T = N \times p \quad\text{or}\quad T = Q \times p_m
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
  <mrow>
    <mi>T</mi><mo>=</mo><mi>N</mi><mo>&#xD7;</mo><mi>p</mi>
    <mtext>&#x2003;or&#x2003;</mtext>
    <mi>T</mi><mo>=</mo><mi>Q</mi><mo>&#xD7;</mo><msub><mi>p</mi><mi>m</mi></msub>
  </mrow>
</math>
T = N xx p  or  T = Q xx p_m
T = Npieces*p  (* or T = Q*pm *)
T := N*p;  # or T := Q*pm;
T = N*p;  % or T = Q*pm;
T = N × p  or  T = Q × p_m
手持ちの本数で施工できる長さ(逆算)
Q_h = n_h × S ÷ (1 + r)
Q_h = \dfrac{n_h S}{1 + r}
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
  <mrow>
    <msub><mi>Q</mi><mi>h</mi></msub>
    <mo>=</mo>
    <mfrac>
      <mrow><msub><mi>n</mi><mi>h</mi></msub><mo>&#x2062;</mo><mi>S</mi></mrow>
      <mrow><mn>1</mn><mo>+</mo><mi>r</mi></mrow>
    </mfrac>
  </mrow>
</math>
Q_h = (n_h S) / (1 + r)
Qh = nh*S/(1 + r)
Qh := nh*S/(1 + r);
Qh = nh*S/(1 + r);
Q_h = (n_h S)/(1 + r)
畳数から部屋の寸法と周長を求めるとき
W = s × a,  L = s × b,  P = 2 × s × (a + b)
W = s a,\quad L = s b,\quad P = 2 s (a + b)
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
  <mrow>
    <mi>W</mi><mo>=</mo><mi>s</mi><mo>&#x2062;</mo><mi>a</mi>
    <mo>,</mo>
    <mi>L</mi><mo>=</mo><mi>s</mi><mo>&#x2062;</mo><mi>b</mi>
    <mo>,</mo>
    <mi>P</mi><mo>=</mo><mn>2</mn><mo>&#x2062;</mo><mi>s</mi><mo>&#x2062;</mo>
    <mrow><mo>(</mo><mi>a</mi><mo>+</mo><mi>b</mi><mo>)</mo></mrow>
  </mrow>
</math>
W = s a,  L = s b,  P = 2 s (a + b)
W = s*a; L = s*b; P = 2*s*(a + b)
W := s*a;  L := s*b;  P := 2*s*(a + b);
W = s*a; L = s*b; P = 2*s*(a + b);
W = sa, L = sb, P = 2s(a + b)

ChatGPT に聞いて計算してもらう方法

あなたは内装工事の数量計算アシスタントです。次の計算を、必ずPythonコードを実際に実行して行い、実行結果の数値だけを根拠に回答してください(暗算や推測で答えないでください)。

縦3.6m×横2.7mの長方形の部屋に巾木を取り付けます。ドア(幅0.8m)が1か所、掃き出し窓(幅1.7m)が1か所あり、これらの下には巾木が付きません。定尺は4m、ロス率は5%、定尺1本の単価は1,200円とします。
次の値をそれぞれ求めてください。
1. 部屋の周長(m)
2. 開口部の幅の合計(m)と、巾木が付く正味の長さ(m)
3. ロス率込みの必要長さ(m)
4. 必要な定尺の本数(切り上げ前の値と切り上げた本数)と余り(m)
5. 概算費用(円)
6. 壁1面ごとに定尺を割り当てる場合の本数(開口部は幅の広い順に、残りの長さが一番長い壁に置く。各壁の正味の長さ÷定尺を切り上げて合計)

計算に使った式と、実行結果の数値を示してください。

計算ドリル(演習問題)

このページの式を、自分の手で計算できるようになるための演習問題です。
答えと解説は解答ページにあります。


使い方
  1. 1
    数値を入力
    計算したい数値を入力欄に入力します
  2. 2
    計算
    「計算する」ボタンを押します
  3. 3
    結果を確認
    計算結果がその場に表示されます。計算の考え方や式の解説も同じページで確認できます
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