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排水勾配と高低差
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フェンスの本数
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部屋の熱損失の目安
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収納・棚の容量
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板取り計算
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棚板のたわみと耐荷重
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ビス・釘の必要本数計算機(面材1枚あたりの本数・総本数・箱数を間隔と面積から概算)

計算の方法(面材・直線材・面積)を選び、寸法・枚数・下地の間隔・ビスのピッチを入力してください。ロス率・1箱の入数・単価・手持ちの本数は空欄でもかまいません。

長さはすべてmm、面積は㎡で入力します。周辺ピッチの空欄は200mm、中間ピッチの空欄は300mm、ロス率の空欄は10%、列数の空欄は1列として計算します。
計算結果・図形
左の入力欄に面材の寸法と枚数、下地の間隔、ビスのピッチを入れて「計算する」を押すと、ここに本数と、1枚にビスを並べた図が表示されます。

このページでできること

  • 石膏ボード・合板・床下地などの面材1枚の寸法(910×1820mm など)と枚数(または施工面積)、下地の間隔(303・455mm など)、ビスのピッチを入れるだけで、1枚あたりの本数と総本数がその場でわかります
  • 周辺部(板のふち)と中間部(板の中を通る下地の上)でピッチを分けて数える植木算なので、「周辺200mm・中間300mm」のような施工要領の書き方をそのまま入力できます
  • 胴縁・根太・デッキの床板のような直線材は「1本の長さ ÷ ピッチ + 1」×列数×本数で、大まかな見積もりには「面積 × 1㎡あたりの本数」でも計算できます
  • ロス率(打ち損じ・落とす・折れる分)を見込んだ本数と、1箱の入数から箱数、単価を入れれば概算費用も表示します。手持ちの本数を入れると「あと何枚(何本・何㎡)施工できるか」の逆算もできます
  • 1枚の面材にビスの点を並べた図(周辺と中間で色分け)で、どこに何本打つ計算なのかを目で確かめられます。式のやさしい解説・Excel/Googleスプレッドシート/Python用のコピペ数式・計算ドリル(演習問題)もこのページにまとまっています
このページが求めるのは「ピッチどおりに打ったときの本数」の概算です。石膏ボードのビスのピッチはメーカーの施工要領や工事の仕様書で、耐力壁や床の構造用合板の釘打ち仕様(N50@100 のような表記)は設計図書・施工要領で決まっているので、それらの値を入力してください(このページは値を決めるものではありません)。ビスの太さ・長さ・下穴の目安は「ネジ・ビスの下穴径と長さの目安」ページで、デッキ全体の材料は「ウッドデッキの材料計算」ページで求められます。

この計算は何の役に立つ?

6畳の部屋の壁に石膏ボードを張るDIY

6畳の部屋の壁4面(開口部を除いておよそ25㎡)に910×1820mmの石膏ボードを縦張りすると、枚数は \(\lceil 25 \div 1.6562 \rceil = 16\) 枚です。455mm間隔の間柱に周辺200mm・中間300mmで打つなら1枚36本、16枚で576本、ロス10%込みで634本になり、1000本入りの石膏ボードビスを1箱買えば足ります。
ボードを買いに行く前に本数を出しておくと、作業の途中でビスが切れて中断する失敗を防げます。ピッチはお使いのボードの施工要領の値を入れてください。

床の張り替えで根太に構造用合板を留める

床の下地に910×1820mmの構造用合板を、303mm間隔の根太に直交させて張る(下地は短辺と平行)場合、根太は1枚を \(\lfloor 1820 \div 303 \rfloor + 1 = 7\) 本通り、中間部の5本にも打つので周辺150mm・中間200mmなら1枚60本です。
床は歩くたびに力がかかるため壁より細かいピッチで打つことが多く、構造用の釘打ち仕様が図面にあるときはその値(N50@150 など)を周辺・中間に入れます。仕様そのものは設計図書・施工要領に従ってください。

内装業者・大工の材料拾い(積算)

現場の材料を数える「拾い出し」では、ボードの枚数に1枚あたりの本数を掛けてビスを発注します。1枚あたりの本数は「周辺部+中間部」の植木算で出すのが基本で、施工要領が変わればピッチを入れ替えるだけで同じ式が使えます。
見積書では「石膏ボードビス 1㎡あたり22本 × 120㎡」のように面積ベースで書くこともあり、その「1㎡あたりの本数」は1枚あたりの本数を1枚の面積で割って出します。

ウッドデッキ・フェンスの床板や横板のビス

ウッドデッキの床板は根太との交点ごとに2本ずつ打つので、長さ3640mmの床板を455mm間隔の根太に留めると1本あたり \((8 + 1) \times 2 = 18\) 本、14本で252本です。フェンスの横板を支柱に留めるときも同じ植木算です。
屋外ではステンレス製など錆びにくいビスを使い、ビスの長さは板の厚みに合わせて選びます(長さと下穴の目安は「ネジ・ビスの下穴径と長さの目安」ページ)。デッキ全体の材料は「ウッドデッキの材料計算」ページでまとめて求められます。

天井ボードのビスを野縁の間隔から見積もる

天井は下から打ち上げるので途中でビスが切れると特に手間です。野縁を455mm間隔に組み、910×1820mmのボードを野縁と平行な向きに張る場合は壁と同じ1枚36本(周辺200mm・中間300mm)で、8畳の天井(約13㎡・8枚)なら288本、ロス10%込みで317本です。
天井ボードは施工要領で「周辺150mm程度・中間200mm程度」のように壁より細かく指定されることが多いので、値は要領を確かめて入れてください。

式と図

周辺部のビスの本数(1枚あたり)
図
数学表記 (一般的な数式)
\(E\) \(=\) \(2 \times\) \((\) \(\lceil\) \(l\) \(\div\) \(p_e\) \(\rceil\) \(+\) \(\lceil\) \(w\) \(\div\) \(p_e\) \(\rceil\) \()\)
日本語表記 (記号を日本語に置き換えた式)
⑤ 周辺部のビスの本数 \(E\) \(=\) \(2 \times\) \((\) ④ \(\lceil\) ① 面材の長さ \(l\) \(\div\) ③ 周辺部のピッチ \(p_e\) \(\rceil\) \(+\) \(\lceil\) ② 面材の幅 \(w\) \(\div\) 周辺部のピッチ \(p_e\) \(\rceil\) \()\)
式を日本語で読むと
① 面材の長さ \(l\) と
② 面材の幅 \(w\) をそれぞれ
③ 周辺部のピッチ \(p_e\) で割って
④ 小数点以下を切り上げ(記号 \(\lceil\ \rceil\) は「切り上げ」の意味)、長さ側と幅側を足して2倍(4辺分)すると
⑤ 周辺部のビスの本数 \(E\) になる
簡単な例
910×1820mmの石膏ボードの周辺部に、200mmピッチでビスを打つときの1枚あたりの本数は
周辺部の本数 \(E\) \(=\) \(2 \times\) \((\) \(\lceil\) 長さ(1820mm) \(\div\) ピッチ(200mm) \(\rceil\) \(+\) \(\lceil\) 幅(910mm) \(\div\) ピッチ(200mm) \(\rceil\) \()\)
\(1820 \div 200 = 9.1 \quad \rightarrow \quad \lceil 9.1 \rceil = 10\)
\(910 \div 200 = 4.55 \quad \rightarrow \quad \lceil 4.55 \rceil = 5\)
\(2 \times (10 + 5) = 30\)
考え方のポイント
板のふちに沿って一周する打ち方は、輪になった植木算です。1辺の上に「長さ ÷ ピッチ」を切り上げた数だけ区間ができ、まっすぐな1本なら点の数は「区間の数+1」ですが、4辺がつながった輪では角の点を隣の辺と共有するので、点の数=区間の数の合計になります。角に必ず1本打つ前提なので、各辺ごとに切り上げてから足します(周長をまとめて割ると角の分が合わなくなります)。 なお、このページでは「長さ ÷ ピッチ」の商を小数第1位に四捨五入してから切り上げ・切り捨てを行います。455mm・303mm のような下地の間隔は 910mm を等分した呼び寸法で、910 ÷ 303 = 3.003… のようにわずかな端数が出るためです(この端数を「区間が1つ増える」と数えないための処理です)。
中間部のビスの本数(1枚あたり)
図
数学表記 (一般的な数式)
\(m\) \(=\) \(\lfloor\) \(a\) \(\div\) \(p\) \(\rfloor\) \(- 1\)
\(F\) \(=\) \(m\) \(\times\) \((\) \(\lceil\) \(b\) \(\div\) \(p_m\) \(\rceil\) \(- 1\) \()\)
日本語表記 (記号を日本語に置き換えた式)
③ 中間部を通る下地の本数 \(m\) \(=\) \(\lfloor\) ① 下地と直交する辺の長さ \(a\) \(\div\) ② 下地の間隔 \(p\) \(\rfloor\) \(- 1\)
⑥ 中間部のビスの本数 \(F\) \(=\) 中間部を通る下地の本数 \(m\) \(\times\) \((\) \(\lceil\) ④ 下地に沿う辺の長さ \(b\) \(\div\) ⑤ 中間部のピッチ \(p_m\) \(\rceil\) \(- 1\) \()\)
式を日本語で読むと
① 下地と直交する辺の長さ \(a\) を
② 下地の間隔 \(p\) で割って小数点以下を切り捨て(記号 \(\lfloor\ \rfloor\) は「切り捨て」の意味)、両端の下地の分の1を引くと
③ 中間部を通る下地の本数 \(m\) になる(板の両端にも下地はあるが、その上のビスは周辺部で数え済み)
④ 下地に沿う辺の長さ \(b\) を
⑤ 中間部のピッチ \(p_m\) で割って切り上げ、両端の点(周辺部と重なる)の分の1を引いた「下地1本あたりの本数」に、下地の本数 \(m\) を掛けると
⑥ 中間部のビスの本数 \(F\) になる
簡単な例
910×1820mmの石膏ボードを、455mm間隔の間柱(長辺と平行)に張り、中間部を300mmピッチで打つときの1枚あたりの本数は
中間部の下地 \(m\) \(=\) \(\lfloor\) 幅(910mm) \(\div\) 間隔(455mm) \(\rfloor\) \(- 1\)
中間部の本数 \(F\) \(=\) 下地(1本) \(\times\) \((\) \(\lceil\) 長さ(1820mm) \(\div\) ピッチ(300mm) \(\rceil\) \(- 1\) \()\)
\(\lfloor 910 \div 455 \rfloor - 1 = 2 - 1 = 1\)
\(1820 \div 300 \fallingdotseq 6.07 \quad \rightarrow \quad \lceil 6.07 \rceil - 1 = 7 - 1 = 6\)
\(1 \times 6 = 6\)
考え方のポイント
板を通る下地は「幅 ÷ 間隔」の整数部分+1本(両端を含む植木算)です。例では \(\lfloor 910 \div 455 \rfloor + 1 = 3\) 本で、そのうち両端の2本はふちの真下にあり、その上のビスは周辺部として数え終わっているので、中間部として数えるのは真ん中の1本だけになります。下地の間隔が板の幅以上なら中間部の下地は0本(\(m = 0\))で、中間部のビスも0本です。 下地1本の上のビスも同じ考え方で、「長さ ÷ ピッチ」を切り上げた区間の数+1が点の数ですが、両端の点はふちの上(周辺部)と重なるので2を引き、結局「区間の数 − 1」になります。 壁に縦張りする石膏ボードでは間柱が長辺と平行なので \(a\) =幅・\(b\) =長さ、床の合板では根太が短辺と平行に並ぶので \(a\) =長さ・\(b\) =幅になります(計算機の「下地の向き」で切り替わります)。
1枚あたりの本数と総本数
数学表記 (一般的な数式)
\(N_1\) \(=\) \(E\) \(+\) \(F\)
\(N\) \(=\) \(N_1\) \(\times\) \(S\)
日本語表記 (記号を日本語に置き換えた式)
③ 1枚あたりのビスの本数 \(N_1\) \(=\) ① 周辺部のビスの本数 \(E\) \(+\) ② 中間部のビスの本数 \(F\)
⑤ 必要なビスの本数 \(N\) \(=\) 1枚あたりのビスの本数 \(N_1\) \(\times\) ④ 面材の枚数 \(S\)
式を日本語で読むと
① 周辺部のビスの本数 \(E\) と
② 中間部のビスの本数 \(F\) を足すと
③ 1枚あたりのビスの本数 \(N_1\) になり、それに
④ 面材の枚数 \(S\) を掛けると
⑤ 必要なビスの本数 \(N\) になる
簡単な例
上の例のボード(周辺30本・中間6本)を10枚張るときの本数は
1枚あたり \(N_1\) \(=\) 周辺部(30本) \(+\) 中間部(6本)
必要な本数 \(N\) \(=\) 1枚あたり(36本) \(\times\) 枚数(10枚)
\(30 + 6 = 36\)
\(36 \times 10 = 360\)
考え方のポイント
枚数がわからず施工面積 \(A\)(㎡)だけわかるときは、1枚の面積 \(w \times l\)(mmなので \(10^6\) で割って㎡にする)で割って切り上げた \(S = \lceil A \div (w \times l \div 10^6) \rceil\) を枚数にします。910×1820mmのボード(1.6562㎡)で30㎡なら \(30 \div 1.6562 \fallingdotseq 18.1\) を切り上げて19枚です。 1枚あたりの本数を1枚の面積で割ると「1㎡あたりの本数」の目安になります(36本 ÷ 1.6562㎡ ≒ 22本/㎡)。施工要領や見積書に「1㎡あたり○本」とあるときは、逆に面積モードでその値を使えます。
ロス込みの本数と箱数
数学表記 (一般的な数式)
\(N^{\prime}\) \(=\) \(\lceil\) \(N\) \(\times\) \((\) \(1 +\) \(\dfrac{r}{100}\) \()\) \(\rceil\)
\(B\) \(=\) \(\lceil\) \(N^{\prime}\) \(\div\) \(k\) \(\rceil\)
日本語表記 (記号を日本語に置き換えた式)
③ ロス込みの本数 \(N^{\prime}\) \(=\) \(\lceil\) ① 必要なビスの本数 \(N\) \(\times\) \((\) \(1 +\) ② ロス率 \(r\)(%)\(\div\) 100 \()\) \(\rceil\)
⑤ 必要な箱数 \(B\) \(=\) \(\lceil\) ロス込みの本数 \(N^{\prime}\) \(\div\) ④ 1箱の入数 \(k\) \(\rceil\)
式を日本語で読むと
① 必要なビスの本数 \(N\) に
② 1 + ロス率 \(r\) ÷ 100 を掛けて切り上げると
③ ロス込みの本数 \(N^{\prime}\) になり、それを
④ 1箱の入数 \(k\) で割って切り上げると
⑤ 必要な箱数 \(B\) になる
簡単な例
必要な本数が360本、ロス率10%、1箱300本入りのときのロス込みの本数と箱数は
ロス込み \(N^{\prime}\) \(=\) \(\lceil\) 必要な本数(360本) \(\times\) 1 + 10 ÷ 100 \(\rceil\)
箱数 \(B\) \(=\) \(\lceil\) ロス込み(396本) \(\div\) 入数(300本) \(\rceil\)
\(360 \times 1.1 = 396\)
\(396 \div 300 = 1.32 \quad \rightarrow \quad \lceil 1.32 \rceil = 2\)
考え方のポイント
ビスは打ち損じてやり直す・頭をなめて抜けなくなる・床に落として無くす・硬い木で折れる、といった理由で計算どおりの本数では足りません。一般に5〜10%程度の余裕を見込むことが多く、このページの既定は10%です。ロス込みの本数を箱の入数で割って切り上げると箱数が求まります。例では2箱(600本)買うと204本余りますが、1箱では足りません。 箱の入数は製品ごとに違います(石膏ボードビスの1000本入り、コーススレッドの徳用箱や小箱など)。箱に書かれた本数を入れてください。
直線材のビスの本数(胴縁・床板など)
図
数学表記 (一般的な数式)
\(M\) \(=\) \((\) \(\lceil\) \(\ell\) \(\div\) \(p\) \(\rceil\) \(+ 1\) \()\) \(\times\) \(c\) \(\times\) \(n\)
日本語表記 (記号を日本語に置き換えた式)
⑤ 直線材のビスの本数 \(M\) \(=\) \((\) \(\lceil\) ① 1本の長さ \(\ell\) \(\div\) ② ビスのピッチ \(p\) \(\rceil\) \(+ 1\) \()\) \(\times\) ③ 列数 \(c\) \(\times\) ④ 材の本数 \(n\)
式を日本語で読むと
① 1本の長さ \(\ell\) を
② ビスのピッチ \(p\) で割って切り上げ、両端の分の1を足した「1本に打つ位置の数」(植木算)に
③ 列数 \(c\) と
④ 材の本数 \(n\) を掛けると
⑤ 直線材のビスの本数 \(M\) になる
簡単な例
長さ3640mmのデッキの床板14本を、455mm間隔の根太に交点ごとに2本ずつ(2列)留めるときの本数は
本数 \(M\) \(=\) \((\) \(\lceil\) 長さ(3640mm) \(\div\) ピッチ(455mm) \(\rceil\) \(+ 1\) \()\) \(\times\) 列数(2列) \(\times\) 本数(14本)
\(3640 \div 455 = 8 \quad \rightarrow \quad 8 + 1 = 9\)
\(9 \times 2 \times 14 = 252\)
考え方のポイント
まっすぐな1本の材に一定間隔で打つときは、両端にも打つので「区間の数+1」が打つ位置の数です(電柱や植木を並べるときと同じ植木算)。床板を根太に留める場合は根太の間隔がそのままピッチで、交点ごとに板の幅方向に2本打つなら列数を2にします。 長さがピッチで割り切れないとき(例:3640mm ÷ 400mm = 9.1)は、区間を1つ増やして詰めるので切り上げます。1820mm ÷ 303mm ≒ 6.007 のような呼び寸法の端数は、周辺部の式と同じく小数第1位への四捨五入で吸収して6区間(7か所)と数えます。
面積からの概算
数学表記 (一般的な数式)
日本語表記 (記号を日本語に置き換えた式)
\(N\) \(=\) \(\lceil\) \(A\) \(\times\) \(d\) \(\rceil\)
③ 必要なビスの本数 \(N\) \(=\) \(\lceil\) ① 施工面積 \(A\) \(\times\) ② 1㎡あたりの本数 \(d\) \(\rceil\)
式を日本語で読むと
① 施工面積 \(A\) に
② 1㎡あたりの本数 \(d\) を掛けて切り上げると
③ 必要なビスの本数 \(N\) になる
簡単な例
天井と壁の合計50㎡に、1㎡あたり22本の目安で打つときの本数は
必要な本数 \(N\) \(=\) \(\lceil\) 面積(50㎡) \(\times\) 1㎡あたり(22本) \(\rceil\)
\(50 \times 22 = 1100\)
考え方のポイント
板の割り付けがまだ決まっていない見積もりの段階では、面積に「1㎡あたりの本数」を掛けるだけの概算が便利です。1㎡あたりの本数は施工要領や見積書の値を使うか、面材モードで求めた「1枚あたりの本数 ÷ 1枚の面積」から出します(910×1820mmのボードで36本なら約22本/㎡。床の合板のように303mm間隔の根太に周辺150mm・中間200mmで打つと1枚60本で約36本/㎡)。ピッチや下地の間隔で大きく変わるので、目安の値をそのまま使い回さず、条件に合わせて出し直してください。
概算費用
数学表記 (一般的な数式)
日本語表記 (記号を日本語に置き換えた式)
\(T\) \(=\) \(u\) \(\times\) \(Q\)
③ 概算費用 \(T\) \(=\) ① 単価 \(u\) \(\times\) ② 数量 \(Q\)
式を日本語で読むと
① 単価 \(u\)(1箱・1本あたりの価格) に
② 数量 \(Q\)(単価に合わせた箱数・ロス込みの本数) を掛けると
③ 概算費用 \(T\) になる
簡単な例
1箱1500円のビスを2箱買うときの費用は
概算費用 \(T\) \(=\) 単価(1500円) \(\times\) 数量(2箱)
\(1500 \times 2 = 3000\)
考え方のポイント
単価と数量の単位を揃えるのがポイントです。1箱あたりの単価なら箱数 \(B\) を、1本あたりの単価ならロス込みの本数 \(N^{\prime}\) を掛けます。kg売りのビスは「1kgあたり何本か」を商品情報で確かめ、1本あたりの単価に直してから入れます。ここで出るのはビス代だけで、面材・下地・工具・工賃は別にかかります。
手持ちの本数で施工できる枚数(逆算)
数学表記 (一般的な数式)
日本語表記 (記号を日本語に置き換えた式)
\(S_H\) \(=\) \(\lfloor\) \(H\) \(\div\) \(N_1\) \(\rfloor\)
③ 施工できる枚数 \(S_H\) \(=\) \(\lfloor\) ① 手持ちの本数 \(H\) \(\div\) ② 1枚あたりのビスの本数 \(N_1\) \(\rfloor\)
式を日本語で読むと
① 手持ちの本数 \(H\) を
② 1枚あたりのビスの本数 \(N_1\) で割って小数点以下を切り捨てると
③ 施工できる枚数 \(S_H\) になる
簡単な例
手持ちのビスが500本で、1枚あたり36本打つときに張れる枚数は
施工できる枚数 \(S_H\) \(=\) \(\lfloor\) 手持ち(500本) \(\div\) 1枚あたり(36本) \(\rfloor\)
\(500 \div 36 \fallingdotseq 13.9 \quad \rightarrow \quad \lfloor 13.9 \rfloor = 13\)
考え方のポイント
「あと何枚張れるか」は割り算の切り捨てです。14枚目の途中で足りなくなるので、13枚が張り切れる枚数です(余りは \(500 - 36 \times 13 = 32\) 本)。直線材モードでは1本あたりの本数 \(M_1\) で割って「何本分」、面積モードでは1㎡あたりの本数 \(d\) で割って「何㎡分」になります。この逆算にはロス率を見込んでいないので、実際にはもう少し手前で足りなくなることがあります。
面材1枚のビスの本数は「周辺部(各辺を周辺ピッチで割って切り上げた区間の数の合計)+中間部(板の中を通る下地の本数 × 下地1本あたりの本数)」の植木算で求め、枚数を掛けて総本数、ロス率(5〜10%程度)を見込んで箱数を出します。ピッチや釘打ち仕様は施工要領・設計図書の値を使ってください。

用語・記号の解説

記号

\(w\) ダブリュー 面材1枚の幅(短い方の辺・mm)。width(幅)の頭文字です。910×1820mmのボードなら910mmです。
\(l\) エル 面材1枚の長さ(長い方の辺・mm)。length(長さ)の頭文字です。910×1820mmのボードなら1820mmです。
\(p_e\) ピー・イー 周辺部のピッチ(板のふちに沿って打つ間隔・mm)。pitch(間隔)の \(p\) に edge(ふち)の \(e\) を添えています。
\(p_m\) ピー・エム 中間部のピッチ(板の中を通る下地の上に打つ間隔・mm)。middle(中間)の \(m\) を添えています。
\(p\) ピー 下地の間隔(面材モード)、またはビスのピッチ(直線材モード)。どちらも「一定の間隔」を表す pitch の頭文字です。
\(a,\ b\) エー・ビー 面材の2辺を下地との向きで呼び分けた記号。\(a\) は下地と直交する辺(下地が並ぶ方向の長さ)、\(b\) は下地に沿う辺の長さです。壁の縦張りなら \(a = w\)・\(b = l\)、床の合板なら \(a = l\)・\(b = w\) になります。
\(m\) エム 中間部を通る下地の本数。\(m = \lfloor a \div p \rfloor - 1\) で求め、両端の下地は含みません。
\(E\) イー 周辺部のビスの本数(1枚あたり)。edge(ふち)の頭文字です。\(E = 2(\lceil l \div p_e \rceil + \lceil w \div p_e \rceil)\)
\(F\) エフ 中間部のビスの本数(1枚あたり)。field(板の中の部分)の頭文字です。\(F = m(\lceil b \div p_m \rceil - 1)\)
\(N_1\) エヌ・いち 1枚あたりのビスの本数。number(数)の頭文字 \(N\) に「1枚」の1を添えています。\(N_1 = E + F\) で求めます。
\(S\) エス 面材の枚数。sheet(板)の頭文字です。施工面積から求めるときは「面積 ÷ 1枚の面積」の切り上げです。
\(N\) エヌ 必要なビスの本数(正味)。面材モードでは \(N = N_1 \times S\)、面積モードでは \(N = \lceil A \times d \rceil\) です。
\(r\) アール ロス率(%)。rate(率)の頭文字です。10% なら \(r = 10\) で、本数に \(1 + 10 \div 100 = 1.1\) を掛けます。
\(N^{\prime}\) エヌ・ダッシュ ロス込みの本数。\(N\) をもとに少し変えた値なので、右上に \(\prime\)(ダッシュ)を付けて区別しています。\(N^{\prime} = \lceil N(1 + r \div 100) \rceil\) で求めます。
\(k\) ケー 1箱(1ケース)に入っているビスの本数。
\(B\) ビー 必要な箱数。box(箱)の頭文字です。\(B = \lceil N^{\prime} \div k \rceil\)
\(\ell\) エル(筆記体) 直線材1本の長さ(mm)。面材の長さ \(l\) と区別するために筆記体で書いています。
\(c\) シー 列数(1か所に幅方向へ並べて打つ本数)。column(列)の頭文字です。交点ごとに2本打つなら \(c = 2\) です。
\(n\) エヌ(小文字) 直線材の本数。number の頭文字で、総本数の \(N\) と区別して小文字にしています。
\(M\) エム(大文字) 直線材に打つビスの本数。\(M = (\lceil \ell \div p \rceil + 1) \times c \times n\) で求めます。1本あたりの本数は \(M_1 = (\lceil \ell \div p \rceil + 1) \times c\) です。
\(A\) エー(大文字) 施工面積(㎡)。area(面積)の頭文字です。
\(d\) ディー 1㎡あたりのビスの本数(本/㎡)。density(密度)の頭文字です。
\(u\) ユー ビスの単価(1箱あたり・1本あたりのいずれか)。unit price(単価)の頭文字です。
\(Q\) キュー 単価の単位に合わせた数量(箱数、またはロス込みの本数)。quantity(数量)の頭文字です。
\(T\) ティー 概算費用(ビス代のみ)。total(合計)の頭文字です。
\(H\) エイチ 手持ちの本数。have(持っている)の頭文字です。
\(S_H\) エス・エイチ 手持ちの本数で施工できる枚数。\(S_H = \lfloor H \div N_1 \rfloor\)
\(\lceil x \rceil\) 天井関数(てんじょうかんすう) 小数点以下を切り上げて整数にする記号。(例:\(\lceil 9.1 \rceil = 10\)、\(\lceil 8 \rceil = 8\))。区間の数・本数・箱数はこれで求めます。
\(\lfloor x \rfloor\) 床関数(ゆかかんすう) 小数点以下を切り捨てて整数にする記号。(例:\(\lfloor 2.68 \rfloor = 2\)、\(\lfloor 13.9 \rfloor = 13\))。板を通る下地の本数と、手持ちで施工できる枚数はこれで求めます。

用語

面材 めんざい 石膏ボード・合板・構造用合板のように、面で張って下地に留める板状の材料。壁・天井・床の下地や仕上げに使います。このページでは1枚ごとにビスを数えます。
石膏ボード せっこうボード 石膏を芯にして両面を紙で包んだ板。内装の壁・天井の下地として最も広く使われ、標準的な大きさは910×1820mm(3×6版)です。ビスのピッチはメーカーの施工要領や工事の仕様書に定めがあります。
下地 したじ 面材を留める相手側の骨組み。壁なら間柱や胴縁、床なら根太、天井なら野縁です。ビスは下地のある位置にしか打てないので、下地の間隔が中間部の本数を決めます。
間柱 まばしら 壁の柱と柱の間に立てる細い縦材。在来の木造住宅では455mm や303mm 間隔に立て、石膏ボードや合板を留める下地になります。
根太 ねだ 床板や床の合板のすぐ下で、床を支える横木。303mm や455mm 間隔で並べ、床の合板は根太に直交する向きに張って留めます。
胴縁 どうぶち 壁の下地として、間柱の上に横(または縦)に一定間隔で打つ細い材。外壁材や内装のボードを留める下地になります。
野縁 のぶち 天井のボードを留めるために天井裏に組む細い材。ボードの寸法に合わせて303mm や455mm 間隔に組みます。
ピッチ ピッチ ビスや釘を打つ間隔(中心から中心まで)。「@200」「200mm ピッチ」のように書き、周辺部と中間部で値を分けるのが一般的です。
周辺部 しゅうへんぶ 面材のふち(4辺)に沿った帯状の部分。板の端は浮きやすいので、中間部より細かいピッチで打ちます。このページでは4辺を一周する輪として本数を数えます。
中間部 ちゅうかんぶ 面材のふちを除いた内側の部分。板の中を通る下地の上に、周辺部より広いピッチで打ちます。
植木算 うえきざん 一列に並べる物の数が「間隔の数+1」になる考え方。両端にも置くので1つ多くなります。ふちを一周する輪では最初と最後が同じ点になるので、「間隔の数」と同じ数になります。
ロス率 ロスりつ 打ち損じ・紛失・折れなどで余分に必要になる分の割合。ビスでは一般に5〜10%程度を見込むことが多く、このページの既定は10%です。
呼び寸法 よびすんぽう 実際の寸法を丸めて呼ぶ値。455mm・303mm は 910mm を2等分・3等分した 455mm・303.33mm のことで、割り算にわずかな端数が出るため、このページでは商を小数第1位に四捨五入してから切り上げ・切り捨てを行います。
尺モジュール しゃくモジュール 3尺=910mm(半間)を基準にする在来木造の寸法体系。石膏ボードの910×1820mmや、下地の455mm・303mm 間隔はこれに合わせた大きさです。
コーススレッド コーススレッド 木材用のねじ山が粗い(コース)ビス。木工・大工工事で最も広く使われ、徳用箱や小箱で売られています。長さと下穴の目安は「ネジ・ビスの下穴径と長さの目安」ページで求められます。
石膏ボードビス せっこうボードビス 石膏ボードを下地に留める専用のビス。ラッパ形の頭で表面の紙を破りにくく、1000本入りなどの箱で売られています。
施工要領 せこうようりょう メーカーや業界団体が定めた、材料の正しい張り方・留め方の手順書。ビスのピッチ・種類・長さが書かれているので、このページに入れる値はここから取ります。
釘打ち仕様 くぎうちしよう 構造用合板などで「N50@100」(N50の釘を100mm間隔)のように、釘の種類と間隔を指定した書き方。耐力壁や床の強さに関わるので、設計図書・施工要領のとおりに打ちます。このページはその間隔から本数を数えるだけで、仕様を決めるものではありません。
切り上げ きりあげ 小数点以下があれば、値を1つ上の整数にする端数処理。区間の数・本数・箱数は足りないと困るので必ず切り上げます。
切り捨て きりすて 小数点以下を捨てて整数にする端数処理。板を通る下地の本数(板の両端に下地が来る前提)と、手持ちの本数で施工できる枚数に使います。

前提として理解しておくといいこと

このページの計算を「意味がわかって」使えるようになるために、前提として理解しておくといいことをまとめました。

植木算(小学3〜4年・中学受験算数)
  • まっすぐな道に等間隔で木を植えるとき、本数が「間隔の数+1」になること
  • 池の周りのように輪になっているとき、本数が「間隔の数」と同じになること
概数・端数処理(小学4年)
  • 切り上げ・切り捨て・四捨五入の違いがわかること
  • 「区間の数や本数はなぜ切り上げるのか」「下地の本数はなぜ切り捨てるのか」を自分の言葉で説明できること
小数の割り算(小学5年)
  • \(1820 \div 200\) や \(910 \div 455\) のような割り算の意味がわかること(計算自体は電卓でかまいません)
割合(小学5年)
  • 「10%増し」が「×1.1」で計算できること
長方形の面積と単位換算(小学4〜6年)
  • 面材1枚の面積が「幅 × 長さ」で求められること
  • mm で測った寸法どうしを掛けた面積を㎡に直すとき、\(1000 \times 1000 = 10^6\) で割ることがわかること

Excelで計算する方法

Excelファイルをダウンロード
式ごとにシートが分かれたExcelファイルです。貼り付け場所を気にせず、開いてすぐ使えます。
下の表を丸ごとコピーして、ExcelのA1セルに貼り付けるとそのまま使えます。
「周辺部のビスの本数(1枚あたり)」を求める表
面材の長さ l(mm) 1820
面材の幅 w(mm) 910
周辺部のピッチ pe(mm) 200
周辺部のビスの本数 E =2*(ROUNDUP(ROUND(B1/B3,1),0)+ROUNDUP(ROUND(B2/B3,1),0))
「中間部のビスの本数(1枚あたり)」を求める表
下地と直交する辺の長さ a(mm) 910
下地の間隔 p(mm) 455
下地に沿う辺の長さ b(mm) 1820
中間部のピッチ pm(mm) 300
中間部を通る下地の本数 m =MAX(0,ROUNDDOWN(ROUND(B1/B2,1),0)-1)
中間部のビスの本数 F =B5*MAX(0,ROUNDUP(ROUND(B3/B4,1),0)-1)
「1枚あたりの本数と総本数」を求める表
周辺部のビスの本数 E 30
中間部のビスの本数 F 6
面材の枚数 S 10
1枚あたりのビスの本数 N1 =B1+B2
必要なビスの本数 N =B4*B3
「ロス込みの本数と箱数」を求める表
必要なビスの本数 N 360
ロス率 r(%) 10
1箱の入数 k 300
ロス込みの本数 N' =ROUNDUP(B1*(100+B2)/100,0)
必要な箱数 B =ROUNDUP(B4/B3,0)
「直線材のビスの本数」を求める表
1本の長さ ℓ(mm) 3640
ビスのピッチ p(mm) 455
列数 c 2
材の本数 n 14
直線材のビスの本数 M =(ROUNDUP(ROUND(B1/B2,1),0)+1)*B3*B4
「面積からの概算」を求める表
施工面積 A(㎡) 50
1㎡あたりの本数 d 22
必要なビスの本数 N =ROUNDUP(B1*B2,0)
「概算費用」を求める表
単価 u(円) 1500
数量 Q(箱数または本数) 2
概算費用 T(円) =B1*B2
「手持ちの本数で施工できる枚数」を求める表
手持ちの本数 H 500
1枚あたりのビスの本数 N1 36
施工できる枚数 =ROUNDDOWN(B1/B2,0)
貼り付けると、B列の上の行が入力欄になり、最後の行が自動計算の結果になります。
「ROUNDUP(値, 0)」は切り上げ(式の ⌈ ⌉)、「ROUNDDOWN(値, 0)」は切り捨て(式の ⌊ ⌋)です。長さをピッチで割るところは「ROUND(値, 1)」で先に小数第1位に四捨五入してから切り上げ・切り捨てています(910÷303 のような呼び寸法の端数を吸収するため)。
1つ目の表のB4は30本、2つ目の表のB6は6本、3つ目の表のB5は360本、4つ目の表は396本と2箱、5つ目の表は252本、6つ目の表は1100本、7つ目の表は3000円、8つ目の表は13枚になります。B列を自分の数値に書き換えるだけで使えます。

Googleスプレッドシートで計算する方法

Excelファイルをダウンロード
上のExcelファイルをダウンロードし、Googleドライブにアップロードして開くと、そのままスプレッドシートとして使えます。
下の表を丸ごとコピーして、GoogleスプレッドシートのA1セルに貼り付けるとそのまま使えます。
「周辺部のビスの本数(1枚あたり)」を求める表
面材の長さ l(mm) 1820
面材の幅 w(mm) 910
周辺部のピッチ pe(mm) 200
周辺部のビスの本数 E =2*(ROUNDUP(ROUND(B1/B3,1),0)+ROUNDUP(ROUND(B2/B3,1),0))
「中間部のビスの本数(1枚あたり)」を求める表
下地と直交する辺の長さ a(mm) 910
下地の間隔 p(mm) 455
下地に沿う辺の長さ b(mm) 1820
中間部のピッチ pm(mm) 300
中間部を通る下地の本数 m =MAX(0,ROUNDDOWN(ROUND(B1/B2,1),0)-1)
中間部のビスの本数 F =B5*MAX(0,ROUNDUP(ROUND(B3/B4,1),0)-1)
「1枚あたりの本数と総本数」を求める表
周辺部のビスの本数 E 30
中間部のビスの本数 F 6
面材の枚数 S 10
1枚あたりのビスの本数 N1 =B1+B2
必要なビスの本数 N =B4*B3
「ロス込みの本数と箱数」を求める表
必要なビスの本数 N 360
ロス率 r(%) 10
1箱の入数 k 300
ロス込みの本数 N' =ROUNDUP(B1*(100+B2)/100,0)
必要な箱数 B =ROUNDUP(B4/B3,0)
「直線材のビスの本数」を求める表
1本の長さ ℓ(mm) 3640
ビスのピッチ p(mm) 455
列数 c 2
材の本数 n 14
直線材のビスの本数 M =(ROUNDUP(ROUND(B1/B2,1),0)+1)*B3*B4
「面積からの概算」を求める表
施工面積 A(㎡) 50
1㎡あたりの本数 d 22
必要なビスの本数 N =ROUNDUP(B1*B2,0)
「概算費用」を求める表
単価 u(円) 1500
数量 Q(箱数または本数) 2
概算費用 T(円) =B1*B2
「手持ちの本数で施工できる枚数」を求める表
手持ちの本数 H 500
1枚あたりのビスの本数 N1 36
施工できる枚数 =ROUNDDOWN(B1/B2,0)
Excelと同じ式(ROUNDUP・ROUNDDOWN・ROUND・MAX はすべて同じ関数名)がそのまま使えます。表を丸ごとコピーしてA1セルに貼り付け、B列を自分の数値に書き換えてください。

Pythonで計算する方法

import math
from decimal import Decimal, ROUND_HALF_UP

sheet_w_mm = 910        # 面材1枚の幅(mm)
sheet_l_mm = 1820       # 面材1枚の長さ(mm)
sheets = 10             # 枚数
stud_pitch_mm = 455     # 下地の間隔(mm)
stud_along_long = True  # 下地が長辺と平行(壁の縦張り)なら True、短辺と平行(床の根太)なら False
edge_pitch_mm = 200     # 周辺部のピッチ(mm)
field_pitch_mm = 300    # 中間部のピッチ(mm)
loss_percent = 10       # ロス率(%)
screws_per_box = 300    # 1箱の入数
price_per_box = 1500    # 1箱あたりの価格(円)
screws_on_hand = 500    # 手持ちの本数

def pitch_quotient(length, pitch):
    # 長さ÷ピッチの商を小数第1位に四捨五入(910÷303 のような呼び寸法の端数を吸収)
    return float((Decimal(length) / Decimal(pitch)).quantize(Decimal("0.1"), rounding=ROUND_HALF_UP))

# 周辺部:各辺を周辺ピッチで割って切り上げた区間の数を4辺分(輪なので点の数=区間の数)
edge_screws = 2 * (math.ceil(pitch_quotient(sheet_l_mm, edge_pitch_mm)) + math.ceil(pitch_quotient(sheet_w_mm, edge_pitch_mm)))
# 中間部:板を通る下地の本数(両端を含む)から両端の2本を除き、下地1本あたり「区間の数−1」を打つ
a_mm = sheet_w_mm if stud_along_long else sheet_l_mm   # 下地と直交する辺
b_mm = sheet_l_mm if stud_along_long else sheet_w_mm   # 下地に沿う辺
mid_studs = max(0, math.floor(pitch_quotient(a_mm, stud_pitch_mm)) + 1 - 2)
field_screws = mid_studs * max(0, math.ceil(pitch_quotient(b_mm, field_pitch_mm)) - 1)

screws_per_sheet = edge_screws + field_screws                 # 1枚あたり
screws_total = screws_per_sheet * sheets                      # 総本数(正味)
screws_with_loss = math.ceil(screws_total * (100 + loss_percent) / 100)   # ロス込み(×1.1 の浮動小数点誤差で1本増えないよう、整数で掛けてから割る)
boxes = math.ceil(screws_with_loss / screws_per_box)         # 箱数
cost = boxes * price_per_box                                 # 概算費用(円)
sheets_on_hand = screws_on_hand // screws_per_sheet          # 手持ちで施工できる枚数(切り捨て)

print(f"周辺部: {edge_screws} 本、中間部: {field_screws} 本、1枚あたり: {screws_per_sheet} 本")
print(f"必要なビスの本数: {screws_total} 本(ロス込み {screws_with_loss} 本)")
print(f"必要な箱数: {boxes} 箱、概算費用: {cost} 円")
print(f"手持ち {screws_on_hand} 本で施工できる枚数: {sheets_on_hand} 枚")
標準ライブラリだけで動きます。math.ceil() が切り上げ(式の ⌈ ⌉)、math.floor() と // が切り捨て(式の ⌊ ⌋)です。pitch_quotient() は「長さ ÷ ピッチ」を小数第1位に四捨五入する処理で、455mm・303mm のような呼び寸法の端数を吸収します。先頭の寸法・枚数・ピッチを自分の数値に書き換えて実行してください。

数式記述言語(LaTeX等)での書き方(コピペ可)

周辺部のビスの本数(1枚あたり)
E = 2 × (⌈l ÷ pₑ⌉ + ⌈w ÷ pₑ⌉)
E = 2\left(\left\lceil \frac{l}{p_e} \right\rceil + \left\lceil \frac{w}{p_e} \right\rceil\right)
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
  <mrow>
    <mi>E</mi>
    <mo>=</mo>
    <mn>2</mn>
    <mo>(</mo>
    <mo>&#x2308;</mo>
    <mfrac><mi>l</mi><msub><mi>p</mi><mi>e</mi></msub></mfrac>
    <mo>&#x2309;</mo>
    <mo>+</mo>
    <mo>&#x2308;</mo>
    <mfrac><mi>w</mi><msub><mi>p</mi><mi>e</mi></msub></mfrac>
    <mo>&#x2309;</mo>
    <mo>)</mo>
  </mrow>
</math>
E = 2 (|~ l / p_e ~| + |~ w / p_e ~|)
2 (Ceiling[l/pe] + Ceiling[w/pe])
E := 2*(ceil(l/pe) + ceil(w/pe));
E = 2*(ceil(l/pe) + ceil(w/pe));
E = 2(⌈l/p_e⌉ + ⌈w/p_e⌉)
中間部のビスの本数(1枚あたり)
m = ⌊a ÷ p⌋ − 1,  F = m × (⌈b ÷ pₘ⌉ − 1)
m = \left\lfloor \frac{a}{p} \right\rfloor - 1,\quad F = m\left(\left\lceil \frac{b}{p_m} \right\rceil - 1\right)
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
  <mrow>
    <mi>m</mi>
    <mo>=</mo>
    <mo>&#x230A;</mo>
    <mfrac><mi>a</mi><mi>p</mi></mfrac>
    <mo>&#x230B;</mo>
    <mo>&#x2212;</mo>
    <mn>1</mn>
    <mo>,</mo>
    <mi>F</mi>
    <mo>=</mo>
    <mi>m</mi>
    <mo>(</mo>
    <mo>&#x2308;</mo>
    <mfrac><mi>b</mi><msub><mi>p</mi><mi>m</mi></msub></mfrac>
    <mo>&#x2309;</mo>
    <mo>&#x2212;</mo>
    <mn>1</mn>
    <mo>)</mo>
  </mrow>
</math>
m = |__ a / p __| - 1,  F = m (|~ b / p_m ~| - 1)
m = Floor[a/p] - 1; m (Ceiling[b/pm] - 1)
m := floor(a/p) - 1;  F := m*(ceil(b/pm) - 1);
m = floor(a/p) - 1; F = m*(ceil(b/pm) - 1);
m = ⌊a/p⌋ − 1, F = m(⌈b/p_m⌉ − 1)
1枚あたりの本数と総本数
N₁ = E + F,  N = N₁ × S
N_1 = E + F,\quad N = N_1 \times S
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
  <mrow>
    <msub><mi>N</mi><mn>1</mn></msub>
    <mo>=</mo>
    <mi>E</mi>
    <mo>+</mo>
    <mi>F</mi>
    <mo>,</mo>
    <mi>N</mi>
    <mo>=</mo>
    <msub><mi>N</mi><mn>1</mn></msub>
    <mo>&#xD7;</mo>
    <mi>S</mi>
  </mrow>
</math>
N_1 = E + F,  N = N_1 xx S
n1 = e + f; n1*s
N1 := E + F;  N := N1*S;
N1 = E + F; N = N1*S;
N_1 = E + F, N = N_1 × S
ロス込みの本数と箱数
N′ = ⌈N × (1 + r ÷ 100)⌉,  B = ⌈N′ ÷ k⌉
N^{\prime} = \left\lceil N\left(1 + \frac{r}{100}\right) \right\rceil,\quad B = \left\lceil \frac{N^{\prime}}{k} \right\rceil
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
  <mrow>
    <msup><mi>N</mi><mo>&#x2032;</mo></msup>
    <mo>=</mo>
    <mo>&#x2308;</mo>
    <mi>N</mi>
    <mo>(</mo>
    <mn>1</mn>
    <mo>+</mo>
    <mfrac><mi>r</mi><mn>100</mn></mfrac>
    <mo>)</mo>
    <mo>&#x2309;</mo>
    <mo>,</mo>
    <mi>B</mi>
    <mo>=</mo>
    <mo>&#x2308;</mo>
    <mfrac><msup><mi>N</mi><mo>&#x2032;</mo></msup><mi>k</mi></mfrac>
    <mo>&#x2309;</mo>
  </mrow>
</math>
N' = |~ N (1 + r/100) ~|,  B = |~ N' / k ~|
nl = Ceiling[n (1 + r/100)]; Ceiling[nl/k]
NL := ceil(N*(1 + r/100));  B := ceil(NL/k);
NL = ceil(N*(1 + r/100)); B = ceil(NL/k);
N′ = ⌈N(1 + r/100)⌉, B = ⌈N′/k⌉
直線材のビスの本数(胴縁・床板など)
M = (⌈ℓ ÷ p⌉ + 1) × c × n
M = \left(\left\lceil \frac{\ell}{p} \right\rceil + 1\right) \times c \times n
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
  <mrow>
    <mi>M</mi>
    <mo>=</mo>
    <mo>(</mo>
    <mo>&#x2308;</mo>
    <mfrac><mi>&#x2113;</mi><mi>p</mi></mfrac>
    <mo>&#x2309;</mo>
    <mo>+</mo>
    <mn>1</mn>
    <mo>)</mo>
    <mo>&#xD7;</mo>
    <mi>c</mi>
    <mo>&#xD7;</mo>
    <mi>n</mi>
  </mrow>
</math>
M = (|~ l / p ~| + 1) xx c xx n
(Ceiling[l/p] + 1) c n
M := (ceil(l/p) + 1)*c*n;
M = (ceil(l/p) + 1)*c*n;
M = (⌈ℓ/p⌉ + 1) × c × n
面積からの概算
N = ⌈A × d⌉
N = \lceil A \times d \rceil
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
  <mrow>
    <mi>N</mi>
    <mo>=</mo>
    <mo>&#x2308;</mo>
    <mi>A</mi>
    <mo>&#xD7;</mo>
    <mi>d</mi>
    <mo>&#x2309;</mo>
  </mrow>
</math>
N = |~ A xx d ~|
Ceiling[a d]
N := ceil(A*d);
N = ceil(A*d);
N = ⌈A × d⌉
概算費用
T = u × Q
T = u \times Q
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
  <mrow>
    <mi>T</mi>
    <mo>=</mo>
    <mi>u</mi>
    <mo>&#xD7;</mo>
    <mi>Q</mi>
  </mrow>
</math>
T = u * Q
u*q
T := u*Q;
T = u*Q;
T = u × Q
手持ちの本数で施工できる枚数(逆算)
S_H = ⌊H ÷ N₁⌋
S_H = \left\lfloor \frac{H}{N_1} \right\rfloor
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
  <mrow>
    <msub><mi>S</mi><mi>H</mi></msub>
    <mo>=</mo>
    <mo>&#x230A;</mo>
    <mfrac><mi>H</mi><msub><mi>N</mi><mn>1</mn></msub></mfrac>
    <mo>&#x230B;</mo>
  </mrow>
</math>
S_H = |__ H / N_1 __|
Floor[h/n1]
SH := floor(H/N1);
SH = floor(H/N1);
S_H = ⌊H/N_1⌋

ChatGPT に聞いて計算してもらう方法

あなたは内装工事の数量計算アシスタントです。次の計算を、必ずPythonコードを実際に実行して行い、実行結果の数値だけを根拠に回答してください(暗算や推測で答えないでください)。

910mm×1820mmの石膏ボード10枚を、455mm間隔の間柱(ボードの長辺と平行)に、周辺部200mmピッチ・中間部300mmピッチでビス留めします。
「長さ ÷ ピッチ」の商は小数第1位に四捨五入してから切り上げ・切り捨てを行ってください。ロス込みの本数は浮動小数点の誤差で1本増えないよう、本数 × (100 + ロス率) ÷ 100 の順で計算してから切り上げてください。
次の値をそれぞれ求めてください。
1. 周辺部のビスの本数(1枚あたり)= 2 × (⌈1820÷200⌉ + ⌈910÷200⌉)
2. 中間部を通る下地の本数 = ⌊910÷455⌋ − 1 と、中間部のビスの本数(1枚あたり)= 下地の本数 × (⌈1820÷300⌉ − 1)
3. 1枚あたりの本数と、10枚分の総本数
4. ロス率10%を見込んだ本数(切り上げ)と、1箱300本入りのときの箱数(切り上げ)

計算に使った式と、実行結果の数値を示してください。

計算ドリル(演習問題)

このページの式を、自分の手で計算できるようになるための演習問題です。
答えと解説は解答ページにあります。


使い方
  1. 1
    数値を入力
    計算したい数値を入力欄に入力します
  2. 2
    計算
    「計算する」ボタンを押します
  3. 3
    結果を確認
    計算結果がその場に表示されます。計算の考え方や式の解説も同じページで確認できます
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