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塗料の希釈計算
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巾木・廻り縁の長さ
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ブラインドの採寸
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額縁の取り付け高さと配置
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排水勾配と高低差
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ビス・釘の必要本数
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木材の材積(m³・才)
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フェンスの本数
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木材の収縮量(含水率変化)
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部屋の熱損失の目安
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家具の搬入可否
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引越しのダンボール枚数
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収納・棚の容量
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板取り計算
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棚板のたわみと耐荷重
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部屋の壁面積・天井面積・床面積の一括計算機(開口部・周長・容積も)

部屋の広さ(縦×横、または畳数)と天井高を入力してください。ドア・窓などの開口部は幅・高さ・個数を行ごとに入れます(使わない行は空欄のままでかまいません)。

行 幅 高さ 個数
1
2
3
4
5
6
寸法は内法(壁の内側から内側)で測るのが基本です。開口部の個数を空欄にすると1として計算します。
計算結果・図
左の入力欄に部屋の寸法(または畳数)・天井高・開口部を入れて「計算する」を押すと、ここに結果と展開図が表示されます。

このページでできること

  • 部屋の縦・横・天井高を入れるだけで、床面積・天井面積・壁の面積・周長・容積(m³)が一度に求まります
  • ドア・窓などの開口部(幅×高さ×個数)を最大6行まで入力でき、開口部を引いた「正味の壁面積」がわかります
  • 寸法がわからないときは「6畳」のような畳数からも計算できます(江戸間・京間・中京間・団地間・不動産表示規約の基準を選べます)
  • 結果は壁を一周広げた展開図で表示され、どの面積を求めたのかが目で確認できます
  • 壁紙・塗料・断熱材などの材料を見積もる前の「面積出し」として使え、式の解説・Excel/Googleスプレッドシート/Python用のコピペ数式・計算ドリルもまとまっています
部屋は長方形(直方体)、天井は平らなものとして計算します。畳数から計算するときは、同じ面積の正方形の部屋とみなして周長と壁面積を求めるため、細長い部屋では実際より少し小さめになります(正確に求めたいときは縦・横の寸法を入力してください)。

この計算は何の役に立つ?

壁紙(クロス)の張り替えの見積もり

壁紙の必要量は「正味壁面積」から見積もります。例えば縦3.6m×横2.7m・天井高2.4mの部屋にドア(0.8m×2.0m)と窓(1.65m×1.1m)が1つずつあれば、総壁面積30.24㎡から開口部3.415㎡を引いた26.825㎡が壁紙を張る面積です。
実際に買う量は、この面積に柄合わせや端材のロス(柄のリピートが大きい壁紙ほど増えます)を加えて決めます。業者の見積書に書かれた「㎡数」が妥当かどうかも、この式で自分で確かめられます。

壁・天井のペンキ塗り(DIY塗装)

壁と天井をまとめて塗るなら、正味壁面積に天井面積を足した「壁+天井の合計面積」が塗り面積です。上の例なら26.825+9.72=36.545㎡になります。
塗料の缶には「1缶で塗れる面積(㎡)」が書かれているので、塗り面積をその値で割れば缶数の目安が出ます。表示の塗り面積が「1回塗り」の値なら塗り重ねる回数(2回塗りなら2倍)を掛け、「2回塗りで○㎡」のように標準の塗回数込みの値ならそのまま使います。塗布量や塗回数は製品によって違うため、必ず缶の表示やメーカーの仕様書で確認してください。

断熱材・防音材・吸音パネルの必要量

壁に断熱材や防音材、吸音パネルを張るときも、材料が要るのは開口部を除いた正味壁面積です。上の例の部屋なら26.825㎡分を目安に、パネル1枚のカバー面積で割って枚数を出します。
天井にも施工するなら天井面積9.72㎡を足します。窓はカーテンや内窓など別の対策になることが多いので、壁の面積とは分けて考えるのが普通です。

換気扇・空気清浄機・エアコン選びの基準になる容積

換気や空調は「部屋の空気の量」=容積で考えます。上の例の部屋の容積は9.72×2.4=23.328m³です。
例えば「1時間に部屋の空気を0.5回入れ替える」換気なら、必要な換気量は23.328×0.5≒11.7m³/hと求まり、換気扇のカタログの風量(m³/h)と比べられます。空気清浄機やエアコンの「適用畳数」は畳数で書かれていますが、天井が高い部屋では容積が大きくなるので、畳数より一段上の能力を選ぶ目安になります。

巾木・廻り縁など「長さ」で買う材料の見積もり

床と壁の境目に付ける巾木や、天井と壁の境目の廻り縁は、面積ではなく長さで買います。その長さの目安が部屋の周長です。上の例では周長12.6mで、巾木はドアの下には付けないので、ドアの幅0.8mを引いた11.8mが必要な長さの目安になります。
定尺(1本の長さ)で売られている材料は、周長を1本の長さで割って切り上げた本数に、切り損じの予備を足して購入します。

内見・引っ越しで「6畳」を㎡に直して比べる

物件情報の「洋室6.0帖」は、不動産表示規約の基準(1畳=1.62㎡)で6×1.62=9.72㎡です。同じ「6畳」でも、京間の畳なら約10.9㎡、団地間なら約8.6㎡と1.3倍近く違うので、実家の6畳と同じ広さとは限りません。
畳数を㎡に直しておくと、手持ちの家具(ベッドやソファの寸法)が入るかどうか、壁一面の収納や本棚を置いたときに残る壁の幅はどれくらいかを、引っ越し前に具体的に検討できます。

式と図

床面積と天井面積
図
数学表記 (一般的な数式)
\(S_f\) \(=\) \(L\) \(\times\) \(W\)
\(S_c\) \(=\) \(S_f\)
日本語表記 (記号を日本語に置き換えた式)
③ 床面積 \(S_f\) \(=\) ① 部屋の縦の長さ \(L\) \(\times\) ② 部屋の横の長さ \(W\)
④ 天井面積 \(S_c\) \(=\) 床面積 \(S_f\)
式を日本語で読むと
① 部屋の縦の長さ \(L\) に
② 部屋の横の長さ \(W\) を掛けると
③ 床面積 \(S_f\) になり
④ 天井面積 \(S_c\) は床面積と同じ値になる(天井が平らな部屋の場合)
簡単な例
縦3.6m×横2.7mの部屋(6畳ほどの洋室)の床面積と天井面積は
床面積 \(S_f\) \(=\) 縦(3.6m) \(\times\) 横(2.7m)
\(3.6 \times 2.7 = 9.72\,\mathrm{m^2}\)
\(S_c = S_f = 9.72\,\mathrm{m^2}\)
考え方のポイント
部屋の床は長方形なので、床面積は「縦×横」で求まります。天井が平ら(水平)な普通の部屋なら、天井は床を真上に持ち上げた同じ形なので、天井面積は床面積と同じ値です。勾配天井(斜めの天井)や梁(はり)が出ている部屋では天井面積が床面積より大きくなるため、その場合は天井の実寸を別に測ってください。 寸法は内法(うちのり:壁の内側から内側まで)で測ります。間取り図の「6畳」から計算したいときは、次の畳数の式(一番下のカード)で床面積を出してから、この先の式に進みます。
部屋の周長(壁の長さの合計)
数学表記 (一般的な数式)
\(P\) \(=\) \(2\) \(\times\) \((\) \(L\) \(+\) \(W\) \()\)
日本語表記 (記号を日本語に置き換えた式)
③ 周長 \(P\) \(=\) \(2\) \(\times\) \((\) ① 縦の長さ \(L\) \(+\) ② 横の長さ \(W\) \()\)
式を日本語で読むと
① 縦の長さ \(L\) と
② 横の長さ \(W\) を足して2倍する(縦の壁が2面・横の壁が2面あるため)と
③ 周長 \(P\) になる
簡単な例
縦3.6m×横2.7mの部屋の周長は
周長 \(P\) \(=\) \(2\) \(\times\) \((\) 縦(3.6m) \(+\) 横(2.7m) \()\)
\(2 \times (3.6 + 2.7) = 2 \times 6.3 = 12.6\,\mathrm{m}\)
考え方のポイント
周長は「部屋をぐるっと一周した長さ」=4面の壁の幅を全部足した長さです。長方形の部屋は向かい合う壁が同じ長さなので、縦と横を足して2倍すれば求まります。壁の面積のほかに、巾木(床と壁の境目の板)や廻り縁(天井と壁の境目の材)の長さを見積もるときにも、この周長がそのまま出発点になります。
総壁面積(開口部を引く前の壁の面積)
図
数学表記 (一般的な数式)
\(S_w\) \(=\) \(P\) \(\times\) \(H\)
日本語表記 (記号を日本語に置き換えた式)
③ 総壁面積 \(S_w\) \(=\) ① 周長 \(P\) \(\times\) ② 天井高 \(H\)
式を日本語で読むと
① 周長 \(P\) に
② 天井高 \(H\) を掛けると
③ 総壁面積 \(S_w\) になる
簡単な例
周長12.6m・天井高2.4mの部屋の総壁面積は
総壁面積 \(S_w\) \(=\) 周長(12.6m) \(\times\) 天井高(2.4m)
\(12.6 \times 2.4 = 30.24\,\mathrm{m^2}\)
考え方のポイント
4面の壁を切り開いて一列に並べると、図のように「幅=周長、高さ=天井高」の1枚の大きな長方形になります(展開図)。だから壁の面積は、4面を1つずつ「幅×高さ」で計算して足さなくても、周長×天井高で一度に求まります。この段階ではドアや窓も壁とみなして含めているので「総壁面積」と呼びます。
開口部(ドア・窓)の合計面積
数学表記 (一般的な数式)
\(A_o\) \(=\) \(\sum\) \((\) \(w_i\) \(\times\) \(h_i\) \(\times\) \(n_i\) \()\)
日本語表記 (記号を日本語に置き換えた式)
⑤ 開口部の合計面積 \(A_o\) \(=\) ④ \(\sum\) \((\) ① 開口部の幅 \(w_i\) \(\times\) ② 開口部の高さ \(h_i\) \(\times\) ③ 同じ大きさの個数 \(n_i\) \()\)
式を日本語で読むと
① 開口部の幅 \(w_i\) に
② 開口部の高さ \(h_i\) を掛けて1か所の面積を求め
③ 同じ大きさの個数 \(n_i\) を掛けてその種類の合計にし
④ 入力したすべての行について足し合わせる(記号 \(\sum\) は「全部足す」の意味)と
⑤ 開口部の合計面積 \(A_o\) になる
簡単な例
ドア(幅0.8m×高さ2.0m)が1か所、窓(幅1.65m×高さ1.1m)が1か所ある部屋の開口部の合計は
開口部の合計 \(A_o\) \(=\) ドアの幅(0.8m) \(\times\) ドアの高さ(2.0m) \(\times\) 個数(1) \(+\) 窓の幅(1.65m) \(\times\) 窓の高さ(1.1m) \(\times\) 個数(1)
\(0.8 \times 2.0 \times 1 = 1.6\,\mathrm{m^2}\)
\(1.65 \times 1.1 \times 1 = 1.815\,\mathrm{m^2}\)
\(1.6 + 1.815 = 3.415\,\mathrm{m^2}\)
考え方のポイント
ドア・窓・クローゼットの扉・掃き出し窓など、壁紙や塗料を使わない部分をまとめて「開口部」と呼びます。添え字の \(i\) は「1行目、2行目…」という行の番号で、同じ大きさの窓が2つあるなら個数 \(n_i\) に2を入れれば、行を分けずに済みます。寸法はcmやmmで測ることが多いので、計算のときはメートルに揃えます(80cm → 0.8m)。 なお、壁紙の張り替えでは小さな窓や換気口は「引かずに壁として数える」こともあります(端材が出るため、引いても材料が減らないことが多い)。何を開口部として引くかは、材料や施工方法に合わせて決めてください。
正味壁面積(開口部を引いた壁の面積)
図
数学表記 (一般的な数式)
\(S_n\) \(=\) \(S_w\) \(-\) \(A_o\)
日本語表記 (記号を日本語に置き換えた式)
③ 正味壁面積 \(S_n\) \(=\) ① 総壁面積 \(S_w\) \(-\) ② 開口部の合計面積 \(A_o\)
式を日本語で読むと
① 総壁面積 \(S_w\) から
② 開口部の合計面積 \(A_o\) を引くと
③ 正味壁面積 \(S_n\) になる
簡単な例
総壁面積30.24㎡の部屋に、開口部が合計3.415㎡あるときの正味壁面積は
正味壁面積 \(S_n\) \(=\) 総壁面積(30.24㎡) \(-\) 開口部の合計(3.415㎡)
\(30.24 - 3.415 = 26.825\,\mathrm{m^2}\)
考え方のポイント
「正味(しょうみ)」は「余計なものを除いた本当の分」という意味で、壁紙や塗料が実際に必要な壁の面積がこの \(S_n\) です。図のように、展開した壁の長方形からドアや窓の分を切り抜いた残りにあたります。壁と天井の両方を塗る・張り替えるときは、これに天井面積 \(S_c\) を足した「壁+天井の合計面積」を使います。 材料の必要量を出すときは、この正味面積より少し多めに買います。壁紙は天井高に合わせて切るときの端材と柄合わせのずらし分だけ余計に要り、塗料は2回塗り・3回塗りと塗り重ねる回数分だけ増えるためです。このロス率や塗回数の計算は壁紙・塗料・床材の各ページで行うので、このページでは「引き算した正味の面積」までを求めます。
部屋の容積
数学表記 (一般的な数式)
\(V\) \(=\) \(S_f\) \(\times\) \(H\)
日本語表記 (記号を日本語に置き換えた式)
③ 部屋の容積 \(V\) \(=\) ① 床面積 \(S_f\) \(\times\) ② 天井高 \(H\)
式を日本語で読むと
① 床面積 \(S_f\) に
② 天井高 \(H\) を掛けると
③ 部屋の容積 \(V\) になる
簡単な例
床面積9.72㎡・天井高2.4mの部屋の容積は
容積 \(V\) \(=\) 床面積(9.72㎡) \(\times\) 天井高(2.4m)
\(9.72 \times 2.4 = 23.328\,\mathrm{m^3}\)
考え方のポイント
部屋を直方体とみなしたときの空気の量が容積(単位は立方メートル m³)で、「縦×横×高さ」=「床面積×天井高」です。換気扇の風量(m³/h)から換気回数を見積もるとき、エアコンや加湿器・空気清浄機の能力を部屋の空気の量で考えるとき、ドライアイスやくん煙剤の使用量を決めるときなどに使います。
畳数から床面積を求めるとき
数学表記 (一般的な数式)
\(S_f\) \(=\) \(n\) \(\times\) \(j\)
日本語表記 (記号を日本語に置き換えた式)
③ 床面積 \(S_f\) \(=\) ① 畳数 \(n\) \(\times\) ② 1畳の面積 \(j\)
式を日本語で読むと
① 畳数 \(n\) に
② 1畳の面積 \(j\)(基準によって違う) を掛けると
③ 床面積 \(S_f\) になる
簡単な例
不動産表示規約の基準(1畳=1.62㎡)で「6畳」の部屋の床面積は
床面積 \(S_f\) \(=\) 畳数(6畳) \(\times\) 1畳の面積(1.62㎡)
\(6 \times 1.62 = 9.72\,\mathrm{m^2}\)
考え方のポイント
1畳の面積 \(j\) は基準によって違います。不動産広告の畳数は「1畳=1.62㎡以上」というルールで表示されているので、間取り図の畳数からはこの1.62㎡を使うのが標準です。実際の畳の寸法から求めるなら、京間(本間)=\(\dfrac{441}{242}\) ㎡(≒1.8223㎡)、中京間=\(\dfrac{200}{121}\) ㎡(≒1.6529㎡)、江戸間(関東間)=\(\dfrac{1682}{1089}\) ㎡(≒1.5445㎡)、団地間=\(\dfrac{1568}{1089}\) ㎡(≒1.4399㎡)です(坪・畳・㎡換算のページと同じ値)。 畳数だけでは部屋の縦・横の比率がわからないため、この計算機では周長を「同じ面積の正方形の部屋」(一辺 \(\sqrt{S_f}\))として求めます。同じ面積なら正方形が一番周長が短いので、この近似は実際より小さめに出ることはあっても大きめには出ません。畳の並びが正方形に近い4.5畳・8畳では誤差はほぼ0、6畳(畳の短辺4枚分×3枚分)や10畳では1%前後、12畳の縦長な部屋で2%、4畳の細長い部屋では6%ほど実際の周長のほうが長くなります。細長い部屋ほど差が広がるので、正確に見積もりたいときは縦・横を測って入力してください。
部屋の壁面積は「周長(2×(縦+横))×天井高」で総壁面積を出し、ドア・窓などの開口部の合計を引いた「正味壁面積」で材料を見積もるのが基本です。床面積・天井面積は縦×横、容積は床面積×天井高で求まります。ロスや塗回数を見込んだ材料の必要量(ロール数・缶数・枚数)は、壁紙・塗料・床材の各ページで計算します。

用語・記号の解説

記号

\(L\) エル 部屋の縦の長さ(m)。length(長さ)の頭文字です。内法(壁の内側から内側まで)で測ります。
\(W\) ダブリュー 部屋の横の長さ(m)。width(幅)の頭文字です。縦と横はどちらがどちらでも結果は同じです。
\(H\) エイチ 天井高(m)。height(高さ)の頭文字で、床から天井までの高さです。
\(S_f\) エス・エフ 床面積(㎡)。\(S\) は surface(面)や square(平方)に由来するといわれ、添え字の f は floor(床)の頭文字です。\(S_f = L \times W\) で求めます。
\(S_c\) エス・シー 天井面積(㎡)。添え字の c は ceiling(天井)の頭文字です。天井が平らなら床面積と同じ値です。
\(P\) ピー 部屋の周長(m)。perimeter(周囲の長さ)の頭文字です。\(P = 2(L + W)\) で求めます。
\(S_w\) エス・ダブリュー 総壁面積(㎡)。添え字の w は wall(壁)の頭文字です。開口部を引く前の4面の壁の面積で、\(S_w = P \times H\) で求めます。
\(w_i\) ダブリュー・アイ 開口部の \(i\) 行目の幅(m)。width(幅)の頭文字で、添え字の \(i\) は入力欄の行番号(1行目、2行目…)を表します。
\(h_i\) エイチ・アイ 開口部の \(i\) 行目の高さ(m)。height(高さ)の頭文字です。
\(n_i\) エヌ・アイ 開口部の \(i\) 行目の個数。number(数)の頭文字で、同じ大きさの窓が2つあれば2です。
\(A_o\) エー・オー 開口部の合計面積(㎡)。\(A\) は area(面積)、添え字の o は opening(開口部)の頭文字です。
\(\sum\) シグマ ギリシャ文字のシグマ(英語の S にあたる文字)で、Sum(合計)の頭文字として「全部足す」ことを表す記号です。\(\sum (w_i \times h_i \times n_i)\) は「各行の面積を全部足す」という意味です。
\(S_n\) エス・エヌ 正味壁面積(㎡)。添え字の n は net(正味)の頭文字です。\(S_n = S_w - A_o\) で求めます。
\(V\) ブイ 部屋の容積(m³)。volume(体積)の頭文字です。\(V = S_f \times H\) で求めます。
\(n\) エヌ 畳数。number(数)の頭文字です。「6畳」なら6です。
\(j\) ジェイ 1畳の面積(㎡)。畳(jo)の頭文字です。不動産表示規約なら1.62㎡、京間≒1.8223㎡、中京間≒1.6529㎡、江戸間≒1.5445㎡、団地間≒1.4399㎡です。
\(\sqrt{S_f}\) ルート・エス・エフ 床面積の平方根。畳数から計算するときに「同じ面積の正方形の部屋」の一辺の長さとして使います。

用語

開口部 かいこうぶ 壁に開いている部分の総称。ドア・窓・掃き出し窓・クローゼットの扉・出入口などです。壁紙や塗料を使わないので、壁の面積から引いて材料を見積もります。
周長 しゅうちょう 図形の周りをぐるっと一周した長さ。部屋では4面の壁の幅の合計で、長方形の部屋なら「2×(縦+横)」です。
総壁面積 そうへきめんせき ドア・窓も壁とみなして計算した、4面の壁の面積の合計。「周長×天井高」で求まります。
正味 しょうみ 余計なものを除いた、本当に必要な分。正味壁面積は、総壁面積から開口部を引いた「壁紙や塗料が実際に必要な面積」です。
天井高 てんじょうだか 床の仕上げ面から天井の仕上げ面までの高さ。日本の住宅では2.4m前後が多く、マンションでは2.3〜2.5m程度が一般的です。
内法 うちのり 壁の内側から内側までの寸法。部屋の中で使える実際の広さで、壁紙・塗装・床材の見積もりはこの寸法で行います。壁の中心線で測る「壁芯(へきしん)」の寸法より少し小さくなります。
展開図 てんかいず 立体の面を切り開いて平面に広げた図。部屋の4面の壁を一列に広げると「幅=周長、高さ=天井高」の長方形になり、壁の面積が一目でわかります。
容積 ようせき 入れ物の中の空間の大きさ(体積)。部屋なら「床面積×天井高」で、単位は立方メートル(m³)です。換気量や空調の能力を考えるときの基準になります。
畳 じょう 部屋の広さを畳の枚数で表す単位(「帖」とも書く)。1畳の大きさは地域の基準(京間・中京間・江戸間・団地間)で違い、不動産広告では「1畳=1.62㎡以上」で表示するルールがあります。
巾木 はばき 床と壁の境目に取り付ける細長い板。汚れや衝撃から壁の下端を守ります。必要な長さは「周長−開口部(ドア)の幅」で見積もります。
廻り縁 まわりぶち 天井と壁の境目に取り付ける細長い材。必要な長さは部屋の周長がそのまま目安になります。
壁芯 へきしん 壁の厚みの中心線で測った寸法。間取り図や不動産広告の面積は壁芯で書かれていることが多く、内法より少し大きくなります。壁紙・塗装の見積もりには内法を使います。
掃き出し窓 はきだしまど 下端が床まである大きな窓。ベランダや庭への出入りに使うもので、開口部の中でも面積が大きいので必ず引きます。
柄合わせ がらあわせ 柄のある壁紙を隣どうしで模様がつながるように張ること。柄の繰り返し(リピート)に合わせて切るため端材が増え、必要量が多くなります。
定尺 ていじゃく 巾木や廻り縁、木材などが売られている決まった1本の長さ(例:2m・4m)。必要な長さを定尺で割って切り上げた本数を買います。

前提として理解しておくといいこと

このページの計算を「意味がわかって」使えるようになるために、前提として理解しておくといいことをまとめました。

長方形の面積と周りの長さ(小学4年)
  • 長方形の面積が「縦 × 横」で求められること
  • 長方形の周りの長さが「2 × (縦 + 横)」で求められること(向かい合う辺は同じ長さ)
直方体の体積(小学5年)
  • 直方体の体積が「縦 × 横 × 高さ」=「底面積 × 高さ」で求められること
  • 体積の単位 \(\text{m}^3\)(立方メートル)と面積の単位 \(\text{m}^2\)(平方メートル)の違いがわかること
展開図(小学4〜5年)
  • 直方体の面を切り開いて平面に並べた図(展開図)を見て、どの面がどこにあったかがわかること
長さの単位の換算(小学2〜3年)
  • 1m = 100cm、1cm = 10mm の関係がわかり、80cmを0.8mに直せること
小数の掛け算・引き算(小学4〜5年)
  • \(3.6 \times 2.7\) や \(30.24 - 3.415\) のような小数の計算の意味がわかること(計算自体は電卓でかまいません)
複合図形の面積(小学4〜5年)
  • 「大きな長方形から小さな長方形を引く」ことで、穴の開いた図形の面積が求められること

Excelで計算する方法

Excelファイルをダウンロード
式ごとにシートが分かれたExcelファイルです。貼り付け場所を気にせず、開いてすぐ使えます。
下の表を丸ごとコピーして、ExcelのA1セルに貼り付けるとそのまま使えます。
「床面積と天井面積」を求める表
部屋の縦の長さ(m) 3.6
部屋の横の長さ(m) 2.7
床面積(㎡) =B1*B2
天井面積(㎡) =B3
「部屋の周長」を求める表
部屋の縦の長さ(m) 3.6
部屋の横の長さ(m) 2.7
周長(m) =2*(B1+B2)
「総壁面積」を求める表
周長(m) 12.6
天井高(m) 2.4
総壁面積(㎡) =B1*B2
「開口部の合計面積」を求める表
開口部1の幅(m) 0.8
開口部1の高さ(m) 2
開口部1の個数 1
開口部2の幅(m) 1.65
開口部2の高さ(m) 1.1
開口部2の個数 1
開口部の合計面積(㎡) =B1*B2*B3+B4*B5*B6
「正味壁面積」を求める表
総壁面積(㎡) 30.24
開口部の合計面積(㎡) 3.415
正味壁面積(㎡) =B1-B2
「部屋の容積」を求める表
床面積(㎡) 9.72
天井高(m) 2.4
容積(m³) =B1*B2
「畳数から床面積」を求める表
畳数 6
1畳の面積(㎡) 1.62
床面積(㎡) =B1*B2
貼り付けると、B列の上の行が入力欄になり、最後の行が自動計算の結果になります。
1つ目の表は床面積9.72㎡(B4の天井面積も同じ9.72)、2つ目は周長12.6m、3つ目は総壁面積30.24㎡になります。
4つ目の表は開口部を2種類まで入れる形で、合計3.415㎡になります。開口部が3種類以上あるときは、幅・高さ・個数の3行を増やして式に「+B7*B8*B9」のように足してください。
5つ目は正味壁面積26.825㎡、6つ目は容積23.328m³、7つ目は6畳=9.72㎡です。1畳の面積(B2)は基準に合わせて書き換えてください(京間≒1.8223、中京間≒1.6529、江戸間≒1.5445、団地間≒1.4399)。

Googleスプレッドシートで計算する方法

Excelファイルをダウンロード
上のExcelファイルをダウンロードし、Googleドライブにアップロードして開くと、そのままスプレッドシートとして使えます。
下の表を丸ごとコピーして、GoogleスプレッドシートのA1セルに貼り付けるとそのまま使えます。
「床面積と天井面積」を求める表
部屋の縦の長さ(m) 3.6
部屋の横の長さ(m) 2.7
床面積(㎡) =B1*B2
天井面積(㎡) =B3
「部屋の周長」を求める表
部屋の縦の長さ(m) 3.6
部屋の横の長さ(m) 2.7
周長(m) =2*(B1+B2)
「総壁面積」を求める表
周長(m) 12.6
天井高(m) 2.4
総壁面積(㎡) =B1*B2
「開口部の合計面積」を求める表
開口部1の幅(m) 0.8
開口部1の高さ(m) 2
開口部1の個数 1
開口部2の幅(m) 1.65
開口部2の高さ(m) 1.1
開口部2の個数 1
開口部の合計面積(㎡) =B1*B2*B3+B4*B5*B6
「正味壁面積」を求める表
総壁面積(㎡) 30.24
開口部の合計面積(㎡) 3.415
正味壁面積(㎡) =B1-B2
「部屋の容積」を求める表
床面積(㎡) 9.72
天井高(m) 2.4
容積(m³) =B1*B2
「畳数から床面積」を求める表
畳数 6
1畳の面積(㎡) 1.62
床面積(㎡) =B1*B2
Excelと同じ式(四則演算だけ)がそのまま使えます。表を丸ごとコピーしてA1セルに貼り付け、B列を自分の数値に書き換えてください。中京間などを正確に使いたいときは1畳の面積を「=200/121」のように分数の式で入力できます。

Pythonで計算する方法

room_length_m = 3.6      # 部屋の縦の長さ(m)
room_width_m = 2.7       # 部屋の横の長さ(m)
ceiling_height_m = 2.4   # 天井高(m)
# 開口部(幅m, 高さm, 個数)のリスト。行を増やせば何種類でも入れられる
openings = [
    (0.8, 2.0, 1),       # ドア
    (1.65, 1.1, 1),      # 窓
]

floor_area = room_length_m * room_width_m                     # 床面積(㎡)
ceiling_area = floor_area                                     # 天井面積(平らな天井)
perimeter = 2 * (room_length_m + room_width_m)                # 周長(m)
gross_wall_area = perimeter * ceiling_height_m                # 総壁面積(㎡)
opening_area = sum(w * h * n for (w, h, n) in openings)       # 開口部の合計(㎡)
net_wall_area = gross_wall_area - opening_area                # 正味壁面積(㎡)
wall_and_ceiling = net_wall_area + ceiling_area               # 壁+天井の合計(㎡)
volume = floor_area * ceiling_height_m                        # 容積(m³)

print(f"床面積: {floor_area:.4g} ㎡")
print(f"天井面積: {ceiling_area:.4g} ㎡")
print(f"周長: {perimeter:.4g} m")
print(f"総壁面積: {gross_wall_area:.4g} ㎡")
print(f"開口部の合計: {opening_area:.4g} ㎡")
print(f"正味壁面積: {net_wall_area:.5g} ㎡")
print(f"壁+天井の合計: {wall_and_ceiling:.5g} ㎡")
print(f"容積: {volume:.5g} m³")
標準ライブラリだけで動きます。openings のリストに(幅, 高さ, 個数)の組を足せば、開口部は何種類でも計算できます。畳数から計算したいときは floor_area = 6 * 1.62 のように床面積を直接書き、周長は縦・横を測って入れてください。先頭の寸法を自分の数値に書き換えて実行してください。

数式記述言語(LaTeX等)での書き方(コピペ可)

床面積と天井面積
S_f = L × W,  S_c = S_f
S_f = L \times W,\quad S_c = S_f
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
  <mrow>
    <msub><mi>S</mi><mi>f</mi></msub>
    <mo>=</mo>
    <mi>L</mi><mo>&#xD7;</mo><mi>W</mi>
    <mo>,</mo>
    <msub><mi>S</mi><mi>c</mi></msub>
    <mo>=</mo>
    <msub><mi>S</mi><mi>f</mi></msub>
  </mrow>
</math>
S_f = L xx W,  S_c = S_f
Sf = L*W; Sc = Sf
Sf := L*W;  Sc := Sf;
Sf = L*W; Sc = Sf;
S_f = L × W, S_c = S_f
部屋の周長(壁の長さの合計)
P = 2 × (L + W)
P = 2(L + W)
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
  <mrow>
    <mi>P</mi>
    <mo>=</mo>
    <mn>2</mn>
    <mo>&#x2062;</mo>
    <mrow><mo>(</mo><mi>L</mi><mo>+</mo><mi>W</mi><mo>)</mo></mrow>
  </mrow>
</math>
P = 2(L + W)
2*(L + W)
P := 2*(L + W);
P = 2*(L + W);
P = 2(L + W)
総壁面積(開口部を引く前の壁の面積)
S_w = P × H
S_w = P \times H
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
  <mrow>
    <msub><mi>S</mi><mi>w</mi></msub>
    <mo>=</mo>
    <mi>P</mi><mo>&#xD7;</mo><mi>H</mi>
  </mrow>
</math>
S_w = P xx H
Sw = P*H
Sw := P*H;
Sw = P*H;
S_w = P × H
開口部(ドア・窓)の合計面積
A_o = Σ (wᵢ × hᵢ × nᵢ)
A_o = \sum_{i} \left( w_i \times h_i \times n_i \right)
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
  <mrow>
    <msub><mi>A</mi><mi>o</mi></msub>
    <mo>=</mo>
    <munder><mo>&#x2211;</mo><mi>i</mi></munder>
    <mrow>
      <mo>(</mo>
      <msub><mi>w</mi><mi>i</mi></msub>
      <mo>&#xD7;</mo>
      <msub><mi>h</mi><mi>i</mi></msub>
      <mo>&#xD7;</mo>
      <msub><mi>n</mi><mi>i</mi></msub>
      <mo>)</mo>
    </mrow>
  </mrow>
</math>
A_o = sum_i (w_i xx h_i xx n_i)
Ao = Total[w*h*n]
Ao := add(w[i]*h[i]*n[i], i = 1 .. k);
Ao = sum(w .* h .* n);
A_o = ∑_i (w_i × h_i × n_i)
正味壁面積(開口部を引いた壁の面積)
S_n = S_w − A_o
S_n = S_w - A_o
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
  <mrow>
    <msub><mi>S</mi><mi>n</mi></msub>
    <mo>=</mo>
    <msub><mi>S</mi><mi>w</mi></msub>
    <mo>&#x2212;</mo>
    <msub><mi>A</mi><mi>o</mi></msub>
  </mrow>
</math>
S_n = S_w - A_o
Sn = Sw - Ao
Sn := Sw - Ao;
Sn = Sw - Ao;
S_n = S_w − A_o
部屋の容積
V = S_f × H
V = S_f \times H
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
  <mrow>
    <mi>V</mi>
    <mo>=</mo>
    <msub><mi>S</mi><mi>f</mi></msub>
    <mo>&#xD7;</mo>
    <mi>H</mi>
  </mrow>
</math>
V = S_f xx H
V = Sf*H
V := Sf*H;
V = Sf*H;
V = S_f × H
畳数から床面積を求めるとき
S_f = n × j
S_f = n \times j
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
  <mrow>
    <msub><mi>S</mi><mi>f</mi></msub>
    <mo>=</mo>
    <mi>n</mi><mo>&#xD7;</mo><mi>j</mi>
  </mrow>
</math>
S_f = n xx j
Sf = n*j
Sf := n*j;
Sf = n*j;
S_f = n × j

ChatGPT に聞いて計算してもらう方法

あなたは内装工事の数量計算アシスタントです。次の計算を、必ずPythonコードを実際に実行して行い、実行結果の数値だけを根拠に回答してください(暗算や推測で答えないでください)。

縦3.6m×横2.7m、天井高2.4mの長方形の部屋があります。壁にはドア(幅0.8m×高さ2.0m)が1か所、窓(幅1.65m×高さ1.1m)が1か所あります。
次の値をそれぞれ求めてください。
1. 床面積と天井面積(㎡)
2. 部屋の周長(m)
3. 総壁面積(周長×天井高、㎡)
4. 開口部の合計面積(㎡)
5. 正味壁面積(総壁面積−開口部の合計、㎡)と、壁+天井の合計面積(㎡)
6. 部屋の容積(m³)

計算に使った式と、実行結果の数値を示してください。

計算ドリル(演習問題)

このページの式を、自分の手で計算できるようになるための演習問題です。
答えと解説は解答ページにあります。


使い方
  1. 1
    数値を入力
    計算したい数値を入力欄に入力します
  2. 2
    計算
    「計算する」ボタンを押します
  3. 3
    結果を確認
    計算結果がその場に表示されます。計算の考え方や式の解説も同じページで確認できます
  DataChefの特徴
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