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排水勾配と高低差
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木材の材積(m³・才)
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フェンスの本数
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収納・棚の容量
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板取り計算
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棚板のたわみと耐荷重
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ウッドデッキの材料計算機(床板の枚数・根太と束柱の本数)

デッキの寸法、床板(幅・隙間・定尺・張る方向)、根太(間隔・定尺)、束柱(載せ方・間隔)を入力してください。厚み・根太の幅・単価は空欄でもかまいません。

長さは、デッキの寸法だけ単位を選べます(m・cm・mm)。床板・根太・定尺・間隔はすべてmmで入力します。隙間の空欄は5mm、ロス率の空欄は5%、ビスの空欄は交点あたり2本として計算します。
計算結果・図形
左の入力欄にデッキの寸法と床板・根太・束柱の条件を入れて「計算する」を押すと、ここに結果と平面図が表示されます。

このページでできること

  • デッキの間口×奥行と、床板の幅・隙間・定尺の長さを入れるだけで、床板が何列で何本必要か(ロス率込みの購入本数と総延長)がその場でわかります
  • 床板を間口方向・奥行方向のどちらに張るかを選べます。端の1列を何mmに切るか(または端の余りを隙間で吸収できるか)も表示します
  • 根太の間隔(例:450mm)から根太の本数と実際の間隔、束柱の間隔(例:900mm)から束柱の本数を求めます。根太を束柱に直接載せる方式と、大引を使う方式の両方に対応します
  • 床板の列と根太の交点から、ビスの概算本数も表示します。床板・根太・大引・束柱の単価(任意)を入れると、材料ごとの概算費用と合計もわかります
  • 床板の列・根太・大引・束柱の位置を平面図で表示するので、割り付けのイメージを確認しながら材料を数えられます。式のやさしい解説・Excel/Googleスプレッドシート/Python用のコピペ数式・計算ドリル(演習問題)もこのページにまとまっています
このページが求めるのは「平面の割り付けから数えた材料の本数」です。根太や束柱の間隔・断面の大きさ・束石や防腐処理・固定方法といった構造と安全に関わる条件は、お使いのデッキ材メーカーの施工要領や販売店の案内に従ってください。切り代(鋸の刃厚)込みで定尺からの取り方を最適化したいときは「木材の取り数計算機」を使います。

この計算は何の役に立つ?

庭のウッドデッキをDIYするときの買い出しリスト

例えば間口3.6m×奥行1.8mのデッキを2×6材(幅140mm)で作るなら、隙間5mmで \(\lceil 1800 \div 145 \rceil = 13\) 列、定尺3640mmの床板をロス5%込みで14本、根太9本(定尺4000mmから5本)、束柱27本(大引を使えば15本)、ビス約234本が目安になります。
ホームセンターで買う前に列数と本数を出しておくと、足りなくて買い足しに走る・余りすぎて置き場に困るという失敗を減らせます。車に積める長さから定尺を逆に決めるときにも、定尺を変えて本数を見比べられます。

人工木(樹脂木)デッキキットの本数確認

人工木のデッキ材は幅145mm・長さ2000mmや4000mmなど規格が決まっていて、隙間や根太の間隔もメーカーが指定しています。例えば間口2.7m×奥行1.8mのデッキに幅145mm・隙間5mmで奥行方向に張るなら \(\lceil 2700 \div 150 \rceil = 18\) 列で、定尺2000mm(1本で1列)なら正味18本、ロス5%込みで19本です。
メーカーの推奨する隙間と根太間隔をそのまま入れれば、カタログの「◯㎡あたり◯本」の目安を自分の寸法で確かめられます(構造や固定金具はメーカーの施工要領に従ってください)。

縁台・ベランダの小さなデッキ

間口1.8m×奥行0.9mの縁台を間口方向に張るなら、張る幅は奥行の900mmなので、幅145mm・隙間5mmで \(900 \div 150 = 6\) 列ちょうどです。床板の長さは1800mmなので定尺3640mmから2列ずつ取れ、\(\lceil 6 \div 2 \rceil = 3\) 本で足ります。
小さなデッキほど「定尺1本から何列取れるか」で本数が大きく変わるので、定尺の選び方が材料費に直結します。

リフォーム・外構工事の見積もりを読む

業者の見積書には「デッキ材 ◯本」「根太材 ◯本」「束 ◯個」のように材料の数量が並びます。この式を知っていると、デッキの寸法から列数・本数がどう出てくるのかを自分でも追いかけられ、打ち合わせで確認したいこと(張る方向、根太の間隔、大引の有無、ロスの見込み)を整理しやすくなります。
実際の見積もりには幕板・階段・束石・金具・塗装・工賃なども入るので、材料の本数だけで金額の妥当性は判断できません。

屋上・ベランダの置き敷きデッキとの違いを知る

ベランダに置くだけのジョイントタイプのデッキパネルは、面積を1枚の面積で割って枚数を出すので、このページの床板の列数の式ではなく「タイル枚数計算機」の考え方が合います。
根太・束柱を組んで作る据え置きのデッキか、パネルを敷き詰めるだけか、作りに合った計算機を選ぶのが材料計算の第一歩です。

式と図

床板の列数
数学表記 (一般的な数式)
\(n\) \(=\) \(\lceil\) \(B\) \(\div\) \((\) \(b\) \(+\) \(s\) \()\) \(\rceil\)
日本語表記 (記号を日本語に置き換えた式)
床板の列数 \(n\) \(=\) \(\lceil\) 張る幅 \(B\) \(\div\) \((\) 床板の幅 \(b\) \(+\) 隙間 \(s\) \()\) \(\rceil\)
式を日本語で読むと
張る幅 \(B\)
床板の幅 \(b\)
隙間 \(s\) を足した「床板1列が占める幅」で割って「何列分か」を求め、小数点以下を切り上げる(記号 \(\lceil\ \rceil\) は「切り上げ」の意味)と
床板の列数 \(n\) になる
簡単な例
間口3.6m×奥行1.8mのデッキに、幅140mmの床板を隙間5mmで間口方向に張るとき(張る幅は奥行の1800mm)、床板の列数は
床板の列数 \(n\) \(=\) \(\lceil\) 張る幅(1800mm) \(\div\) \((\) 床板の幅(140mm) \(+\) 隙間(5mm) \()\) \(\rceil\)
\(1800 \div (140 + 5) = 1800 \div 145 \fallingdotseq 12.41\)
\(\lceil 12.41 \rceil = 13\)
考え方のポイント
床板は1列ずつ隙間を空けて並べるので、1列が占める幅は「床板の幅+隙間」で考えます。張る幅をそれで割ると「何列分か」がわかり、材料は列の途中で止められないので切り上げます。 切り上げた分は端で調整します。例では13列で覆う幅が \(140 \times 13 + 5 \times 12 = 1880\) mmと張る幅1800mmより80mm広いので、最後の1列を \(140 - 80 = 60\) mmに切って張ります。割り算がちょうど割り切れるときや、余りがごく小さいときは、最後の列を切る代わりに0〜隙間1つ分(例なら最大5mm)の余りが端に残るので、隙間を少しずつ広げて吸収します。 「(張る幅+隙間) ÷ (床板の幅+隙間)」と説明されることもあり、結果はほぼ同じです。違いが出るのは割り算の余りが隙間の幅以下のときで、その式では幅がほとんどない切れ端の列を1列足すことになります。この計算機では、その場合は列を足さずに隙間の側で調整します。
床板の定尺本数(正味)
数学表記 (一般的な数式)
\(k\) \(=\) \(\lfloor\) \(L\) \(\div\) \(A\) \(\rfloor\)
\(M_{0}\) \(=\) \(\lceil\) \(n\) \(\div\) \(k\) \(\rceil\)
日本語表記 (記号を日本語に置き換えた式)
定尺1本から取れる列数 \(k\) \(=\) \(\lfloor\) 床板の定尺の長さ \(L\) \(\div\) 床板の長さ \(A\) \(\rfloor\)
床板の定尺本数(正味) \(M_{0}\) \(=\) \(\lceil\) 床板の列数 \(n\) \(\div\) 定尺1本から取れる列数 \(k\) \(\rceil\)
式を日本語で読むと
床板の定尺の長さ \(L\)
床板の長さ \(A\) で割って小数点以下を切り捨てる(記号 \(\lfloor\ \rfloor\) は「切り捨て」の意味)と
定尺1本から取れる列数 \(k\) になる。次に
床板の列数 \(n\)
定尺1本から取れる列数 \(k\) で割って小数点以下を切り上げると
床板の定尺本数(正味) \(M_{0}\) になる
簡単な例
上の例(床板の長さ3600mm・13列)を定尺3640mmの床板で張るとき、正味の定尺本数は
取れる列数 \(k\) \(=\) \(\lfloor\) 定尺(3640mm) \(\div\) 床板の長さ(3600mm) \(\rfloor\)
定尺本数 \(M_{0}\) \(=\) \(\lceil\) 列数(13列) \(\div\) 取れる列数(1列) \(\rceil\)
\(\lfloor 3640 \div 3600 \rfloor = \lfloor 1.01 \rfloor = 1\)
\(\lceil 13 \div 1 \rceil = 13\)
考え方のポイント
定尺が床板の長さより十分長いときは、1本の定尺から2列以上取れます。例えば間口1.8mの縁台を3640mmの定尺で作るなら \(\lfloor 3640 \div 1800 \rfloor = 2\) 列取れるので、7列なら \(\lceil 7 \div 2 \rceil = 4\) 本で済みます。 逆に床板の長さが定尺より長いとき(例:間口5mを3000mmの定尺で張る)は、1列を2本以上つないで張る「継ぎ足し」になります。このときの正味の本数は \(M_{0} = n \times \lceil A \div L \rceil\)(列数 × 1列あたりの本数)で、この計算機も自動でこちらの式に切り替えます。継ぎ目は必ず根太の上に置き、隣の列と継ぎ目の位置をずらすのが一般的です。 この式は切り代(鋸の刃厚)と端材の使い回しを考えない簡易計算です。切り代込みで最も少ない本数の取り方を知りたいときは「木材の取り数計算機」に、ここで出た列数と床板の長さを入れてください。
ロス込みの購入本数と総延長
数学表記 (一般的な数式)
\(M\) \(=\) \(\lceil\) \(M_{0}\) \(\times\) \(\left(1 + \dfrac{r}{100}\right)\) \(\rceil\)
\(\ell\) \(=\) \(n\) \(\times\) \(A\) \(\times\) \(\left(1 + \dfrac{r}{100}\right)\)
日本語表記 (記号を日本語に置き換えた式)
ロス込みの購入本数 \(M\) \(=\) \(\lceil\) 床板の定尺本数(正味) \(M_{0}\) \(\times\) ロス率 \(r\)(%)を見込む倍率 \(\left(1 + \dfrac{r}{100}\right)\) \(\rceil\)
ロス込みの総延長 \(\ell\) \(=\) 床板の列数 \(n\) \(\times\) 床板の長さ \(A\) \(\times\) ロス率 \(r\)(%)を見込む倍率 \(\left(1 + \dfrac{r}{100}\right)\)
式を日本語で読むと
床板の定尺本数(正味) \(M_{0}\)
ロス率 \(r\) を見込む倍率 \(\left(1 + \dfrac{r}{100}\right)\) を掛けて小数点以下を切り上げると
ロス込みの購入本数 \(M\) になる。また
床板の列数 \(n\)
床板の長さ \(A\) を掛けたものが正味の総延長で、同じ倍率を掛けると
ロス込みの総延長 \(\ell\) になる
簡単な例
正味13本(13列×3600mm)の床板をロス率5%で買うとき、購入本数とロス込みの総延長は
購入本数 \(M\) \(=\) \(\lceil\) 正味(13本) \(\times\) 倍率(1.05) \(\rceil\)
\(\lceil 13 \times 1.05 \rceil = \lceil 13.65 \rceil = 14\)
\(13 \times 3.6 \times 1.05 = 49.14\,\mathrm{m}\)
考え方のポイント
ロス率は「正味の量に対して、余分に用意しておく割合」です。ウッドデッキでは、端の1列を細く切ったときの残り、木口(切り口)の割れや反り・節をよけて取ったときの端材、張り間違いの予備などが「ロス」になります。一般に5〜10%程度を見込むことが多く、継ぎ足しが多い張り方や、斜め張りなど端材が出やすい張り方ほど多めに見ておきます。 この計算機ではロス率を床板の本数と総延長にだけ掛けます。根太・大引・束柱は本数が少なく、定尺からの取り数で端材を数えているので、ロス率は掛けていません。必要なら結果の本数に自分で予備を足してください。
根太の本数と実際の間隔
数学表記 (一般的な数式)
\(J\) \(=\) \(\lceil\) \(A\) \(\div\) \(p\) \(\rceil\) \(+\) \(1\)
\(p'\) \(=\) \(A\) \(\div\) \((\) \(J\) \(-\) \(1\) \()\)
日本語表記 (記号を日本語に置き換えた式)
根太の本数 \(J\) \(=\) \(\lceil\) 床板の長さ \(A\) \(\div\) 根太の間隔 \(p\) \(\rceil\) \(+\) 両端の分の 1
実際の間隔 \(p'\) \(=\) 床板の長さ \(A\) \(\div\) \((\) 根太の本数 \(J\) \(-\) \(1\) \()\)
式を日本語で読むと
床板の長さ \(A\)
根太の間隔 \(p\) で割って小数点以下を切り上げると「間隔の数」になり、それに
両端の分の 1 を足すと
根太の本数 \(J\) になる。床板の長さを「間隔の数(根太の本数 − 1)」で割ると
実際の間隔 \(p'\) になる
簡単な例
床板の長さ3600mm(間口)に根太を間隔450mm以下で並べるとき、根太の本数と実際の間隔は
根太の本数 \(J\) \(=\) \(\lceil\) 床板の長さ(3600mm) \(\div\) 間隔(450mm) \(\rceil\) \(+\) 両端の分の 1
\(\lceil 3600 \div 450 \rceil + 1 = 8 + 1 = 9\)
\(p' = 3600 \div (9 - 1) = 450\)
考え方のポイント
根太は床板と直交する向きに、デッキの両端にも必ず入れるので、本数は「間隔の数+1」になります(一列に木を植えるときに、両端にも植えると本数が間隔の数より1本多くなる「植木算」と同じ考え方です)。 間隔の数を切り上げるのは、根太の間隔が指定した値「以下」になるようにするためです。例えば床板の長さが3650mmなら \(\lceil 3650 \div 450 \rceil + 1 = 9 + 1 = 10\) 本で、実際の間隔は \(3650 \div 9 \fallingdotseq 405.6\) mmになります(切り捨てて9本にすると間隔が456mmと指定より広がってしまいます)。 根太の間隔は床板の厚み・幅・材質でメーカーが推奨値を決めています。一般に厚い板ほど広い間隔でも大丈夫で、薄い板や人工木は狭めの指定になっていることが多いので、必ずお使いの床板の施工要領の値を使ってください。なお、この式は根太の中心をデッキの両端に置いた計算なので、実際の芯々の間隔は端の根太の幅の半分ずつ短くなり、指定より少し狭くなります(指定を超える側にはずれません)。
束柱の本数(根太を束柱に直接載せる)
数学表記 (一般的な数式)
\(K\) \(=\) \(J\) \(\times\) \((\) \(\lceil\) \(B\) \(\div\) \(q\) \(\rceil\) \(+\) \(1\) \()\)
日本語表記 (記号を日本語に置き換えた式)
束柱の本数 \(K\) \(=\) 根太の本数 \(J\) \(\times\) \((\) \(\lceil\) 根太の長さ \(B\) \(\div\) 束柱の間隔 \(q\) \(\rceil\) \(+\) 両端の分の 1 \()\)
式を日本語で読むと
根太の本数 \(J\) に、根太1本あたりの束柱の本数、すなわち
根太の長さ \(B\)
束柱の間隔 \(q\) で割って小数点以下を切り上げ
両端の分の 1 を足した本数を掛けると
束柱の本数 \(K\) になる
簡単な例
根太9本(長さ1800mm)の真下に、束柱を間隔900mm以下で並べるとき、束柱の本数は
束柱の本数 \(K\) \(=\) 根太(9本) \(\times\) \((\) \(\lceil\) 根太の長さ(1800mm) \(\div\) 間隔(900mm) \(\rceil\) \(+\) 両端の分の 1 \()\)
\(\lceil 1800 \div 900 \rceil + 1 = 2 + 1 = 3\)
\(9 \times 3 = 27\)
考え方のポイント
根太を束柱に直接載せる作りでは、根太1本ごとにその真下に束柱を一列に並べるので、束柱は「根太の本数 × 根太1本あたりの束柱の本数」の格子になります。根太1本あたりの本数は、根太の本数と同じ植木算(間隔の数+1)です。 束柱の間隔は、根太(大引)の断面の大きさと材質で決まり、一般に900〜1000mm程度を目安にすることが多いですが、この計算機は入力した間隔以下になる本数を数えるだけです。束柱の下の束石(基礎)の据え方、束柱の高さの調整、根太との固定方法、防腐処理などの安全に関わることは、デッキ材メーカーの施工要領や販売店の案内に従ってください。
大引を使う場合の大引と束柱の本数
数学表記 (一般的な数式)
\(G\) \(=\) \(\lceil\) \(B\) \(\div\) \(q\) \(\rceil\) \(+\) \(1\)
\(K\) \(=\) \(G\) \(\times\) \((\) \(\lceil\) \(A\) \(\div\) \(q\) \(\rceil\) \(+\) \(1\) \()\)
日本語表記 (記号を日本語に置き換えた式)
大引の本数 \(G\) \(=\) \(\lceil\) 張る幅 \(B\) \(\div\) 束柱(大引)の間隔 \(q\) \(\rceil\) \(+\) \(1\)
束柱の本数 \(K\) \(=\) 大引の本数 \(G\) \(\times\) \((\) \(\lceil\) 大引の長さ \(A\) \(\div\) 束柱の間隔 \(q\) \(\rceil\) \(+\) \(1\) \()\)
式を日本語で読むと
張る幅 \(B\)
束柱(大引)の間隔 \(q\) で割って切り上げ、両端の分の1を足すと
大引の本数 \(G\) になる。次に大引1本あたりの束柱の本数、すなわち
大引の長さ \(A\) を同じ間隔で割って切り上げ、1を足した本数を、大引の本数に掛けると
束柱の本数 \(K\) になる
簡単な例
同じデッキ(床板の長さ3600mm・張る幅1800mm)で、根太の下に大引を渡し、大引と束柱の間隔を900mm以下にするとき、大引と束柱の本数は
\(G = \lceil 1800 \div 900 \rceil + 1 = 2 + 1 = 3\)
\(K = 3 \times (\lceil 3600 \div 900 \rceil + 1) = 3 \times 5 = 15\)
考え方のポイント
大引は根太と直交する向き(=床板と同じ向き)に渡す太い横木で、根太をまとめて受け、大引の下だけに束柱を置きます。根太1本ごとに束柱を並べる作り(前の式・27本)に比べて束柱の本数が減り(15本)、束石の据え付けも少なくて済みます。その代わり大引には根太より太い材を使い、大引の分の材料が増えます。 大引の長さは床板の長さ \(A\) と同じなので、大引の定尺本数は床板と同じ「取り数」の考え方(定尺1本から何本取れるか、足りなければ継ぎ足し)で数えます。どちらの作りにするかは、デッキの大きさ・高さと、お使いのデッキ材メーカーの標準的な構造に合わせてください。
ビスの本数(概算)
数学表記 (一般的な数式)
\(V\) \(=\) \(n\) \(\times\) \(J\) \(\times\) \(v\)
日本語表記 (記号を日本語に置き換えた式)
ビスの本数 \(V\) \(=\) 床板の列数 \(n\) \(\times\) 根太の本数 \(J\) \(\times\) 交点あたりのビスの本数 \(v\)
式を日本語で読むと
床板の列数 \(n\)
根太の本数 \(J\) を掛けたものが「床板と根太が交わる点の数」で、そこに
交点あたりのビスの本数 \(v\) を掛けると
ビスの本数 \(V\) になる
簡単な例
床板13列・根太9本で、交点ごとに2本ずつビスを打つとき、ビスの本数は
ビスの本数 \(V\) \(=\) 列数(13列) \(\times\) 根太(9本) \(\times\) 交点あたり(2本)
\(13 \times 9 \times 2 = 234\)
考え方のポイント
床板は根太と交わるところで根太に固定するので、ビスの本数は「交点の数 × 1か所あたりの本数」で見積もれます。板の両端に1本ずつ打つのが一般的なので、1か所あたり2本が既定です。 この本数は床板を根太に留める分だけの概算で、継ぎ足しの継ぎ目に増える分、根太と大引・束柱を固定する分、幕板を張る分は含みません。ビスは箱単位で売られているので、1〜2割の余裕を見て用意すると安心です。ビスの長さ(板の厚みの2〜3倍が目安とされます)や材質(屋外なので錆びにくいステンレス製など)、人工木用の専用ビスの要否は、床板メーカーの施工要領に従ってください。
概算費用
数学表記 (一般的な数式)
\(C\) \(=\) \(u\) \(\times\) \(Q\)
\(T\) \(=\) \(C_{1}\) \(+\) \(C_{2}\) \(+\) \(C_{3}\) \(+\) \(C_{4}\)
日本語表記 (記号を日本語に置き換えた式)
材料ごとの費用 \(C\) \(=\) 単価 \(u\) \(\times\) 数量 \(Q\)
概算費用の合計 \(T\) \(=\) 床板の費用 \(C_{1}\) \(+\) 根太の費用 \(C_{2}\) \(+\) 大引の費用 \(C_{3}\) \(+\) 束柱の費用 \(C_{4}\)
式を日本語で読むと
単価 \(u\)(床板は1本または1mあたり、根太・大引・束柱は1本あたり)
数量 \(Q\)(単価に合わせた本数または総延長) を掛けると
材料ごとの費用 \(C\) になり、床板・根太・大引・束柱の分を全部足すと
概算費用の合計 \(T\) になる
簡単な例
床板(定尺1本2,500円)を14本、根太(1本1,800円)を5本、束柱(1本900円)を27本買うときの費用は
\(2500 \times 14 = 35000\)
\(1800 \times 5 = 9000\)
\(900 \times 27 = 24300\)
\(35000 + 9000 + 24300 = 68300\)
考え方のポイント
単価と数量の「単位」を揃えるのがポイントです。床板を1本あたりの単価で買うならロス込みの購入本数 \(M\) を、1mあたりの単価(人工木のカット売りなど)ならロス込みの総延長 \(\ell\) を掛けます。根太・大引は定尺の本数、束柱は本数です。 ここで出るのは床板・根太・大引・束柱の材料代だけです。束石・ビス・金具・木材保護塗料・幕板・階段、工具のレンタル、施工を頼む場合の工賃は別にかかります。塗料の量は「塗料の必要量と缶数」ページで求められます。
床板の列数は「張る幅 ÷(床板の幅+隙間)」の切り上げ、根太と束柱の本数は「長さ ÷ 間隔」の切り上げに両端の分の1を足した植木算で求めます。床板の本数と総延長にはロス率(5〜10%程度)を見込み、間隔や固定方法はメーカーの施工要領に従います。

用語・記号の解説

記号

\(W\) ダブリュー デッキの間口(横幅)。width(幅)の頭文字です。単位はm・cm・mmから選べ、計算のときはmmに揃えます。
\(D\) ディー デッキの奥行。depth(奥行)の頭文字です。
\(A\) エー 床板の長さ方向のデッキの寸法(=床板の長さ)。間口方向に張るなら \(A = W\)、奥行方向に張るなら \(A = D\) です。根太を並べる方向の長さでもあります。
\(B\) ビー 床板と直交する方向のデッキの寸法(=床板を並べていく「張る幅」)。間口方向に張るなら \(B = D\)、奥行方向に張るなら \(B = W\) です。根太の長さでもあります。
\(b\) ビー(小文字) 床板1枚の幅(mm)。board(板)の頭文字です。例:2×6材なら140mm。
\(s\) エス 床板と床板の間の隙間(mm)。space(隙間)の頭文字です。既定は5mmです。
\(L\) エル 床板の定尺の長さ(mm)。length(長さ)の頭文字です。
\(n\) エヌ 床板の列数。\(n = \lceil B \div (b + s) \rceil\) で求めます。number(数)の頭文字です。
\(k\) ケー 定尺1本から取れる床板の列数。\(k = \lfloor L \div A \rfloor\) で求めます。
\(M_{0}\) エムゼロ 床板の定尺本数(正味・ロスを見込まない本数)。\(M_{0} = \lceil n \div k \rceil\)(継ぎ足しのときは \(n \times \lceil A \div L \rceil\))で求めます。
\(r\) アール ロス率(%)。rate(率)の頭文字です。既定は5%です。
\(M\) エム ロス込みの購入本数。\(M = \lceil M_{0} \times (1 + r \div 100) \rceil\) で求めます。material(材料)の頭文字です。
\(\ell\) エル(筆記体) ロス込みの床板の総延長(m)。\(\ell = n \times A \times (1 + r \div 100)\) で求めます。定尺の \(L\) と区別するために筆記体で書きます。
\(p\) ピー 根太の間隔(芯々・mm)。pitch(ピッチ)の頭文字です。入力欄の例は450mmですが、床板メーカーの推奨値を使います。
\(p'\) ピーダッシュ 根太の実際の間隔(mm)。指定した間隔 \(p\) 以下になるように本数を切り上げた結果の間隔で、\(A \div (J - 1)\) で求めます。
\(J\) ジェー 根太の本数。\(J = \lceil A \div p \rceil + 1\) で求めます。joist(根太)の頭文字です。
\(q\) キュー 束柱の間隔(芯々・mm)。大引を使うときは大引の間隔にも使います。入力欄の例は900mmですが、根太・大引の断面や材質に応じた施工要領の値を使います。
\(K\) ケー(大文字) 束柱の本数。根太に直接載せるなら \(K = J \times (\lceil B \div q \rceil + 1)\)、大引を使うなら \(K = G \times (\lceil A \div q \rceil + 1)\) で求めます。
\(G\) ジー 大引の本数。\(G = \lceil B \div q \rceil + 1\) で求めます。girder(桁・大引)の頭文字です。
\(v\) ブイ 床板1列と根太1本の交点1か所に打つビスの本数。既定は2本です。
\(V\) ブイ(大文字) ビスの概算本数。\(V = n \times J \times v\) で求めます。
\(u\) ユー 材料の単価(円)。unit price(単価)の頭文字です。床板は1本あたりか1mあたり、根太・大引・束柱は1本あたりです。
\(Q\) キュー(大文字) 単価に合わせた数量(本数または総延長)。quantity(数量)の頭文字です。
\(C\) シー 材料ごとの費用(円)。\(C = u \times Q\) で求めます。cost(費用)の頭文字です。
\(T\) ティー 概算費用の合計(円)。total(合計)の頭文字です。床板・根太・大引・束柱の材料代だけの合計です。
\(\lceil x \rceil\) 天井関数(てんじょうかんすう) 小数点以下を切り上げて整数にする記号。(例:\(\lceil 12.41 \rceil = 13\)、\(\lceil 8 \rceil = 8\))
\(\lfloor x \rfloor\) 床関数(ゆかかんすう) 小数点以下を切り捨てて整数にする記号。(例:\(\lfloor 1.01 \rfloor = 1\)、\(\lfloor 2.22 \rfloor = 2\))

用語

床板 ゆかいた デッキの上面に並べて張る板。デッキ材・床材とも呼びます。木材(SPF材・ハードウッドなど)と人工木(樹脂木)があり、幅は90〜145mm程度、厚みは20〜38mm程度のものが多く使われます。
根太 ねだ 床板のすぐ下で、床板と直交する向きに一定の間隔で並べ、床板を支える横木。床板は根太の上でビス留めします。根太の間隔は床板の厚み・材質に応じてメーカーが推奨値を決めています。
大引 おおびき 根太の下に渡して根太をまとめて受ける太い横木。大引を使う作りでは、束柱は大引の下だけに置くので本数が減ります。
束柱 つかばしら 地面に据えた束石の上に立てて、根太や大引を下から支える短い柱。木製のほか、高さを調整できる鋼製束・樹脂束も使われます。
束石 つかいし 束柱を載せる基礎の石やコンクリートブロック。束柱の本数と同じだけ必要で、水平と高さを揃えて据えます。据え方は施工要領に従います。
定尺 ていじゃく 木材・デッキ材が決まった長さで売られている、その標準の長さ。日本の木材は1820mm(6尺)・3640mm(12尺)など尺(1尺=303mm)を基準にした長さが多く、人工木のデッキ材は2000mm・4000mmなどメートル基準のものもあります。
継ぎ足し つぎたし 1本の定尺では長さが足りないとき、2本以上をつないで1列(1本)にすること。継ぎ目は必ず根太(大引)の上に置き、隣の列と継ぎ目の位置をずらして張るのが一般的です。
取り数 とりすう 定尺1本から、必要な長さの部材が何本取れるか。定尺の長さを部材の長さで割って切り捨てた値です。切り代(鋸の刃厚)まで考えた取り方は「木材の取り数計算機」で計算できます。
ロス率 ロスりつ 端の列の切り落とし・木口の割れ・節や反りをよける分・張り間違いの予備など、正味の量より余分に必要になる分の割合。ウッドデッキの床板では一般に5〜10%程度を見込むことが多いです。
間口 まぐち デッキの横幅。家の掃き出し窓や外壁に沿った方向の長さで、多くの場合デッキの長い方の辺です。
奥行 おくゆき デッキが家の外壁から庭側へ張り出す方向の長さ。
芯々 しんしん 部材の中心から隣の部材の中心までの距離。根太や束柱の「間隔」はこの芯々の距離で表すのが建築の慣例です(部材の端から端までの「内法」とは違います)。
植木算 うえきざん 一列に並べる物の本数と間隔の数の関係を考える算数の問題。両端にも置くなら「本数=間隔の数+1」になります。根太や束柱の本数の式の「+1」はこの考え方です。
切り上げ きりあげ 小数点以下があれば、値を1つ上の整数にする端数処理。材料の列数・本数は途中で止められないので必ず切り上げます。
切り捨て きりすて 小数点以下を捨てて整数にする端数処理。定尺1本から「何本取れるか」は、足りない分を取ることはできないので切り捨てます。
人工木 じんこうもく 木粉と樹脂を混ぜて成形したデッキ材。樹脂木・再生木とも呼びます。腐りにくく手入れが楽な一方、温度で伸縮するので、隙間や根太の間隔にメーカーの指定があります。
ハードウッド ハードウッド イペ・ウリン・セランガンバツなど、硬くて腐りにくい広葉樹のデッキ材。硬いので下穴が必要で、幅や厚みの規格がSPF材と違うことが多いです。
幕板 まくいた デッキの側面(床板の木口や根太・束柱が見える面)を隠すために張る板。このページの本数には含まれないので、必要なら別に用意します。
木口 こぐち 木材を長さ方向に対して直角に切ったときの切り口の面。繊維が露出するので割れや欠けが出やすく、雨水も吸いやすい部分です。床板の端の割れをよけて切り直す分がロスになります。
SPF材 エスピーエフざい スプルース(Spruce)・パイン(Pine)・ファー(Fir)の針葉樹をまとめて製材した、ホームセンターで手に入りやすい安価な木材。2×4材・2×6材の多くがSPF材です。屋外で使うときは防腐処理や木材保護塗料の塗装が前提になります。
鋼製束 こうせいづか 木の束柱の代わりに使う鋼製の支柱。ねじで高さを細かく調整でき、束石の上に置いて根太や大引を受けます。本数の数え方は木の束柱と同じです。

前提として理解しておくといいこと

このページの計算を「意味がわかって」使えるようになるために、前提として理解しておくといいことをまとめました。

長さの単位の換算(小学2〜3年)
  • 1m = 100cm = 1000mm の関係がわかり、3.6mを3600mmに直せること
整数の割り算と余り(小学3〜4年)
  • \(1800 \div 145\) のような割り算で「何個分入るか」と「余り」を求められること
概数・端数処理(小学4年)
  • 切り上げ・切り捨て・四捨五入の違いがわかること
  • 「材料の本数はなぜ切り上げるのか」「定尺から取れる本数はなぜ切り捨てるのか」を自分の言葉で説明できること
植木算(小学3〜4年・中学受験算数)
  • 一列に木を植えるとき、両端にも植えるなら「本数 = 間隔の数 + 1」になることを図で説明できること
割合(小学5年)
  • 「5%増し」が「×1.05」で計算できること
小数の掛け算・割り算(小学5年)
  • \(13 \times 1.05\) や \(3650 \div 9\) のような小数の計算の意味がわかること(計算自体は電卓でかまいません)

Excelで計算する方法

Excelファイルをダウンロード
式ごとにシートが分かれたExcelファイルです。貼り付け場所を気にせず、開いてすぐ使えます。
下の表を丸ごとコピーして、ExcelのA1セルに貼り付けるとそのまま使えます。
「床板の列数」を求める表
張る幅 B(mm) 1800
床板の幅 b(mm) 140
隙間 s(mm) 5
床板の列数 n =ROUNDUP(B1/(B2+B3),0)
「床板の定尺本数(正味)」を求める表
床板の列数 n 13
床板の定尺の長さ L(mm) 3640
床板の長さ A(mm) 3600
定尺1本から取れる列数 k =ROUNDDOWN(B2/B3,0)
床板の定尺本数(正味) =ROUNDUP(B1/B4,0)
「ロス込みの購入本数と総延長」を求める表
床板の定尺本数(正味) 13
ロス率 r(%) 5
床板の列数 n 13
床板の長さ A(mm) 3600
ロス込みの購入本数 M =ROUNDUP(B1*(1+B2/100),0)
ロス込みの総延長(m) =B3*B4/1000*(1+B2/100)
「根太の本数と実際の間隔」を求める表
床板の長さ A(mm) 3600
根太の間隔 p(mm) 450
根太の本数 J =ROUNDUP(B1/B2,0)+1
実際の間隔(mm) =B1/(B3-1)
「束柱の本数(根太を束柱に直接載せる)」を求める表
根太の本数 J 9
根太の長さ B(mm) 1800
束柱の間隔 q(mm) 900
束柱の本数 K =B1*(ROUNDUP(B2/B3,0)+1)
「大引を使う場合の大引と束柱の本数」を求める表
張る幅 B(mm) 1800
束柱の間隔 q(mm) 900
大引の長さ A(mm) 3600
大引の本数 G =ROUNDUP(B1/B2,0)+1
束柱の本数 K =B4*(ROUNDUP(B3/B2,0)+1)
「ビスの本数(概算)」を求める表
床板の列数 n 13
根太の本数 J 9
交点あたりのビスの本数 v 2
ビスの本数 V =B1*B2*B3
「概算費用」を求める表
床板の単価(円/本) 2500
床板の購入本数 14
根太の単価(円/本) 1800
根太の定尺本数 5
束柱の単価(円/本) 900
束柱の本数 27
概算費用の合計(円) =B1*B2+B3*B4+B5*B6
貼り付けると、B列の上の行が入力欄になり、最後の行(と途中の計算行)が自動計算の結果になります。
「ROUNDUP(値, 0)」は小数点以下を切り上げて整数にする関数(式の ⌈ ⌉)、「ROUNDDOWN(値, 0)」は切り捨てる関数(式の ⌊ ⌋)です。
1つ目の表のB4は13列、2つ目の表はB4が1列・B5が13本、3つ目の表はB5が14本・B6が49.14m、4つ目の表はB3が9本・B4が450mm、5つ目の表のB4は27本、6つ目の表はB4が3本・B5が15本、7つ目の表のB4は234本、8つ目の表のB7は68300円になります。B列を自分の数値に書き換えるだけで使えます。

Googleスプレッドシートで計算する方法

Excelファイルをダウンロード
上のExcelファイルをダウンロードし、Googleドライブにアップロードして開くと、そのままスプレッドシートとして使えます。
下の表を丸ごとコピーして、GoogleスプレッドシートのA1セルに貼り付けるとそのまま使えます。
「床板の列数」を求める表
張る幅 B(mm) 1800
床板の幅 b(mm) 140
隙間 s(mm) 5
床板の列数 n =ROUNDUP(B1/(B2+B3),0)
「床板の定尺本数(正味)」を求める表
床板の列数 n 13
床板の定尺の長さ L(mm) 3640
床板の長さ A(mm) 3600
定尺1本から取れる列数 k =ROUNDDOWN(B2/B3,0)
床板の定尺本数(正味) =ROUNDUP(B1/B4,0)
「ロス込みの購入本数と総延長」を求める表
床板の定尺本数(正味) 13
ロス率 r(%) 5
床板の列数 n 13
床板の長さ A(mm) 3600
ロス込みの購入本数 M =ROUNDUP(B1*(1+B2/100),0)
ロス込みの総延長(m) =B3*B4/1000*(1+B2/100)
「根太の本数と実際の間隔」を求める表
床板の長さ A(mm) 3600
根太の間隔 p(mm) 450
根太の本数 J =ROUNDUP(B1/B2,0)+1
実際の間隔(mm) =B1/(B3-1)
「束柱の本数(根太を束柱に直接載せる)」を求める表
根太の本数 J 9
根太の長さ B(mm) 1800
束柱の間隔 q(mm) 900
束柱の本数 K =B1*(ROUNDUP(B2/B3,0)+1)
「大引を使う場合の大引と束柱の本数」を求める表
張る幅 B(mm) 1800
束柱の間隔 q(mm) 900
大引の長さ A(mm) 3600
大引の本数 G =ROUNDUP(B1/B2,0)+1
束柱の本数 K =B4*(ROUNDUP(B3/B2,0)+1)
「ビスの本数(概算)」を求める表
床板の列数 n 13
根太の本数 J 9
交点あたりのビスの本数 v 2
ビスの本数 V =B1*B2*B3
「概算費用」を求める表
床板の単価(円/本) 2500
床板の購入本数 14
根太の単価(円/本) 1800
根太の定尺本数 5
束柱の単価(円/本) 900
束柱の本数 27
概算費用の合計(円) =B1*B2+B3*B4+B5*B6
Excelと同じ式(ROUNDUP・ROUNDDOWNも同じ関数名)がそのまま使えます。表を丸ごとコピーしてA1セルに貼り付け、B列を自分の数値に書き換えてください。

Pythonで計算する方法

import math

deck_w_mm = 3600        # デッキの間口(mm)
deck_d_mm = 1800        # デッキの奥行(mm)
board_w_mm = 140        # 床板の幅(mm)
gap_mm = 5              # 床板の隙間(mm)
board_len_mm = 3640     # 床板の定尺の長さ(mm)
joist_pitch_mm = 450    # 根太の間隔(mm)
joist_len_mm = 4000     # 根太の定尺の長さ(mm)
post_pitch_mm = 900     # 束柱の間隔(mm)
loss_rate = 5           # ロス率(%)
screws_per_joint = 2    # 交点あたりのビスの本数

# 間口方向に張る:床板の長さ A = 間口、張る幅 B = 奥行(奥行方向に張るなら入れ替える)
board_len_dir = deck_w_mm
across = deck_d_mm

rows = math.ceil(across / (board_w_mm + gap_mm))                    # 床板の列数(切り上げ)
if board_len_dir <= board_len_mm:
    per_stock = math.floor(board_len_mm / board_len_dir)             # 定尺1本から取れる列数(切り捨て)
    boards_net = math.ceil(rows / per_stock)                         # 正味の定尺本数
else:
    boards_net = rows * math.ceil(board_len_dir / board_len_mm)      # 継ぎ足しのとき
boards_buy = math.ceil(boards_net * (1 + loss_rate / 100))           # ロス込みの購入本数
board_length_m = rows * board_len_dir / 1000 * (1 + loss_rate / 100) # ロス込みの総延長(m)

spans = math.ceil(board_len_dir / joist_pitch_mm)                    # 根太の間隔の数
joists = spans + 1                                                   # 根太の本数(両端を含む)
joist_pitch_actual = board_len_dir / spans                           # 実際の間隔
joist_stocks = math.ceil(joists / math.floor(joist_len_mm / across)) # 根太の定尺本数(定尺が根太より長いとき)

posts_per_joist = math.ceil(across / post_pitch_mm) + 1              # 根太1本あたりの束柱
posts = joists * posts_per_joist                                     # 束柱の本数(根太に直接載せる)
screws = rows * joists * screws_per_joint                            # ビスの概算

print(f"床板の列数: {rows} 列")
print(f"床板の定尺本数: 正味 {boards_net} 本 → ロス込み {boards_buy} 本(総延長 {board_length_m:.2f} m)")
print(f"根太の本数: {joists} 本(実際の間隔 {joist_pitch_actual:.1f} mm、定尺 {joist_stocks} 本)")
print(f"束柱の本数: {posts} 本")
print(f"ビスの本数: {screws} 本")
標準ライブラリだけで動きます。math.ceil() が切り上げ(式の ⌈ ⌉)、math.floor() が切り捨て(式の ⌊ ⌋)です。先頭の寸法・間隔・ロス率を自分の数値に書き換えて実行してください。奥行方向に張るときは board_len_dir と across の値を入れ替えます。

数式記述言語(LaTeX等)での書き方(コピペ可)

床板の列数
n = ⌈B ÷ (b + s)⌉
n = \left\lceil \frac{B}{b + s} \right\rceil
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
  <mrow>
    <mi>n</mi>
    <mo>=</mo>
    <mo>&#x2308;</mo>
    <mfrac><mi>B</mi><mrow><mi>b</mi><mo>+</mo><mi>s</mi></mrow></mfrac>
    <mo>&#x2309;</mo>
  </mrow>
</math>
n = |~ B / (b + s) ~|
Ceiling[B/(b + s)]
n := ceil(B/(b + s));
n = ceil(B/(b + s));
n = ⌈B/(b + s)⌉
床板の定尺本数(正味)
k = ⌊L ÷ A⌋,  M₀ = ⌈n ÷ k⌉
k = \left\lfloor \frac{L}{A} \right\rfloor,\quad M_{0} = \left\lceil \frac{n}{k} \right\rceil
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
  <mrow>
    <mi>k</mi>
    <mo>=</mo>
    <mo>&#x230A;</mo>
    <mfrac><mi>L</mi><mi>A</mi></mfrac>
    <mo>&#x230B;</mo>
    <mo>,</mo>
    <msub><mi>M</mi><mn>0</mn></msub>
    <mo>=</mo>
    <mo>&#x2308;</mo>
    <mfrac><mi>n</mi><mi>k</mi></mfrac>
    <mo>&#x2309;</mo>
  </mrow>
</math>
k = |__ L / A __|,  M_0 = |~ n / k ~|
k = Floor[L/A]; m0 = Ceiling[n/k]
k := floor(L/A);  M0 := ceil(n/k);
k = floor(L/A); M0 = ceil(n/k);
k = ⌊L/A⌋, M_0 = ⌈n/k⌉
ロス込みの購入本数と総延長
M = ⌈M₀ × (1 + r/100)⌉,  ℓ = n × A × (1 + r/100)
M = \left\lceil M_{0} \left(1 + \frac{r}{100}\right) \right\rceil,\quad \ell = n A \left(1 + \frac{r}{100}\right)
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
  <mrow>
    <mi>M</mi>
    <mo>=</mo>
    <mo>&#x2308;</mo>
    <msub><mi>M</mi><mn>0</mn></msub>
    <mrow><mo>(</mo><mn>1</mn><mo>+</mo><mfrac><mi>r</mi><mn>100</mn></mfrac><mo>)</mo></mrow>
    <mo>&#x2309;</mo>
    <mo>,</mo>
    <mi>&#x2113;</mi>
    <mo>=</mo>
    <mi>n</mi><mo>&#x2062;</mo><mi>A</mi>
    <mrow><mo>(</mo><mn>1</mn><mo>+</mo><mfrac><mi>r</mi><mn>100</mn></mfrac><mo>)</mo></mrow>
  </mrow>
</math>
M = |~ M_0 (1 + r/100) ~|,  l = n A (1 + r/100)
m = Ceiling[m0 (1 + r/100)]; l = n a (1 + r/100)
M := ceil(M0*(1 + r/100));  l := n*A*(1 + r/100);
M = ceil(M0*(1 + r/100)); l = n*A*(1 + r/100);
M = ⌈M_0 (1 + r/100)⌉, ℓ = nA(1 + r/100)
根太の本数と実際の間隔
J = ⌈A ÷ p⌉ + 1,  p' = A ÷ (J − 1)
J = \left\lceil \frac{A}{p} \right\rceil + 1,\quad p' = \frac{A}{J - 1}
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
  <mrow>
    <mi>J</mi>
    <mo>=</mo>
    <mo>&#x2308;</mo>
    <mfrac><mi>A</mi><mi>p</mi></mfrac>
    <mo>&#x2309;</mo>
    <mo>+</mo>
    <mn>1</mn>
    <mo>,</mo>
    <msup><mi>p</mi><mo>&#x2032;</mo></msup>
    <mo>=</mo>
    <mfrac><mi>A</mi><mrow><mi>J</mi><mo>&#x2212;</mo><mn>1</mn></mrow></mfrac>
  </mrow>
</math>
J = |~ A / p ~| + 1,  p' = A / (J - 1)
j = Ceiling[a/p] + 1; pActual = a/(j - 1)
J := ceil(A/p) + 1;  pActual := A/(J - 1);
J = ceil(A/p) + 1; pActual = A/(J - 1);
J = ⌈A/p⌉ + 1, p' = A/(J − 1)
束柱の本数(根太を束柱に直接載せる)
K = J × (⌈B ÷ q⌉ + 1)
K = J \left( \left\lceil \frac{B}{q} \right\rceil + 1 \right)
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
  <mrow>
    <mi>K</mi>
    <mo>=</mo>
    <mi>J</mi>
    <mo>&#x2062;</mo>
    <mrow>
      <mo>(</mo>
      <mo>&#x2308;</mo>
      <mfrac><mi>B</mi><mi>q</mi></mfrac>
      <mo>&#x2309;</mo>
      <mo>+</mo>
      <mn>1</mn>
      <mo>)</mo>
    </mrow>
  </mrow>
</math>
K = J (|~ B / q ~| + 1)
k = j (Ceiling[b/q] + 1)
K := J*(ceil(B/q) + 1);
K = J*(ceil(B/q) + 1);
K = J(⌈B/q⌉ + 1)
大引を使う場合の大引と束柱の本数
G = ⌈B ÷ q⌉ + 1,  K = G × (⌈A ÷ q⌉ + 1)
G = \left\lceil \frac{B}{q} \right\rceil + 1,\quad K = G \left( \left\lceil \frac{A}{q} \right\rceil + 1 \right)
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
  <mrow>
    <mi>G</mi>
    <mo>=</mo>
    <mo>&#x2308;</mo>
    <mfrac><mi>B</mi><mi>q</mi></mfrac>
    <mo>&#x2309;</mo>
    <mo>+</mo>
    <mn>1</mn>
    <mo>,</mo>
    <mi>K</mi>
    <mo>=</mo>
    <mi>G</mi>
    <mo>&#x2062;</mo>
    <mrow>
      <mo>(</mo>
      <mo>&#x2308;</mo>
      <mfrac><mi>A</mi><mi>q</mi></mfrac>
      <mo>&#x2309;</mo>
      <mo>+</mo>
      <mn>1</mn>
      <mo>)</mo>
    </mrow>
  </mrow>
</math>
G = |~ B / q ~| + 1,  K = G (|~ A / q ~| + 1)
g = Ceiling[b/q] + 1; k = g (Ceiling[a/q] + 1)
G := ceil(B/q) + 1;  K := G*(ceil(A/q) + 1);
G = ceil(B/q) + 1; K = G*(ceil(A/q) + 1);
G = ⌈B/q⌉ + 1, K = G(⌈A/q⌉ + 1)
ビスの本数(概算)
V = n × J × v
V = n J v
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
  <mrow>
    <mi>V</mi>
    <mo>=</mo>
    <mi>n</mi>
    <mo>&#xD7;</mo>
    <mi>J</mi>
    <mo>&#xD7;</mo>
    <mi>v</mi>
  </mrow>
</math>
V = n * J * v
n j v
V := n*J*v;
V = n*J*v;
V = n × J × v
概算費用
C = u × Q,  T = C₁ + C₂ + C₃ + C₄
C = u Q,\quad T = C_{1} + C_{2} + C_{3} + C_{4}
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
  <mrow>
    <mi>C</mi>
    <mo>=</mo>
    <mi>u</mi>
    <mo>&#xD7;</mo>
    <mi>Q</mi>
    <mo>,</mo>
    <mi>T</mi>
    <mo>=</mo>
    <msub><mi>C</mi><mn>1</mn></msub>
    <mo>+</mo>
    <msub><mi>C</mi><mn>2</mn></msub>
    <mo>+</mo>
    <msub><mi>C</mi><mn>3</mn></msub>
    <mo>+</mo>
    <msub><mi>C</mi><mn>4</mn></msub>
  </mrow>
</math>
C = u * Q,  T = C_1 + C_2 + C_3 + C_4
c = u q; t = c1 + c2 + c3 + c4
C := u*Q;  T := C1 + C2 + C3 + C4;
C = u*Q; T = C1 + C2 + C3 + C4;
C = u × Q, T = C_1 + C_2 + C_3 + C_4

ChatGPT に聞いて計算してもらう方法

あなたはウッドデッキの材料の数量計算アシスタントです。次の計算を、必ずPythonコードを実際に実行して行い、実行結果の数値だけを根拠に回答してください(暗算や推測で答えないでください)。

間口3.6m×奥行1.8mのウッドデッキに、幅140mm・定尺3640mmの床板を隙間5mmで間口方向(床板の長さ3600mm)に張ります。根太は間隔450mm以下で両端にも入れ、根太(長さ1800mm)は定尺4000mmから取ります。束柱は根太1本ごとの真下に間隔900mm以下で両端にも置きます。
次の値をそれぞれ求めてください。
1. 床板の列数(張る幅1800mm ÷(140+5)の切り上げ)と、最後の1列を何mmに切るか
2. 床板の定尺本数(正味)と、ロス率5%を見込んだ購入本数(切り上げ)
3. 根太の本数(3600 ÷ 450 の切り上げ + 1)と実際の間隔、根太の定尺本数
4. 束柱の本数(根太の本数 ×(1800 ÷ 900 の切り上げ + 1))
5. ビスの概算本数(床板の列数 × 根太の本数 × 2)

計算に使った式と、実行結果の数値を示してください。

計算ドリル(演習問題)

このページの式を、自分の手で計算できるようになるための演習問題です。
答えと解説は解答ページにあります。


使い方
  1. 1
    数値を入力
    計算したい数値を入力欄に入力します
  2. 2
    計算
    「計算する」ボタンを押します
  3. 3
    結果を確認
    計算結果がその場に表示されます。計算の考え方や式の解説も同じページで確認できます
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