Bookmarks    
P値の計算    
比の計算    
行列式    
逆行列    
円の計算    
球の体積    
年齢計算    
日数計算    
曜日計算    
時差計算    
複利計算    
単利計算    
利息計算    
ROIの計算    
IRRの計算    
GDPの計算    
CAGR計算    
BMI計算機    
TDEE計算機    
1RM計算機    
露点温度    
進数変換    
給与換算    
燃費計算    
生コン量    
外壁面積    
   追加
確率・ランダムの計算ツール
2つの独立な事象の確率
2つの独立な事象の確率
2つの事象の確率(逆算)
2つの事象の確率(逆算)
くり返したときの確率
くり返したときの確率
条件付き確率・ベイズの定理
条件付き確率・ベイズの定理
期待値計算機
期待値計算機
二項分布の計算機
二項分布の計算機
順列・組み合わせ
順列・組み合わせ
円順列・じゅず順列
円順列・じゅず順列
重複順列・重複組合せ
重複順列・重複組合せ
乱数ジェネレーター
乱数ジェネレーター
平均・統計の計算ツール
平均計算機
平均計算機
代表値計算機(最頻値ほか)
代表値計算機(最頻値ほか)
標準偏差計算機
標準偏差計算機
四分位数計算機
四分位数計算機
度数分布表 計算機
度数分布表 計算機
相関係数計算機
相関係数計算機
正規分布の確率
正規分布の確率
Zスコアの計算
Zスコアの計算
信頼区間の計算
信頼区間の計算
サンプルサイズの計算
サンプルサイズの計算
標本調査の計算
標本調査の計算
P値の計算
P値の計算
割合・パーセントの計算ツール
割合・パーセントの計算
割合・パーセントの計算
増減率の計算
増減率の計算
パーセント差
パーセント差
誤差率の計算
誤差率の計算
比の計算
比の計算
割引計算機
割引計算機
消費税の計算
消費税の計算
利益率計算機
利益率計算機
速さの計算ツール
速さ計算機
速さ計算機
密度・濃度の計算ツール
密度計算機
密度計算機
モル濃度計算機
モル濃度計算機
分子量・モル質量
分子量・モル質量
物理・電気工学の計算ツール
オームの法則の計算
オームの法則の計算
W・A・V の相互換算
W・A・V の相互換算
抵抗器カラーコードの計算
抵抗器カラーコードの計算
電圧降下の計算
電圧降下の計算
単位の換算の計算ツール
坪・畳・㎡換算
坪・畳・㎡換算
重さの単位換算
重さの単位換算
靴サイズの変換
靴サイズの変換
整数・正負の数の計算ツール
割り算の筆算(商と余り)
割り算の筆算(商と余り)
最小公倍数計算機
最小公倍数計算機
最大公約数
最大公約数
正負の数の計算機
正負の数の計算機
素因数分解
素因数分解
一次不定方程式計算機
一次不定方程式計算機
合同式・余りの計算機
合同式・余りの計算機
約数計算機
約数計算機
ローマ数字変換
ローマ数字変換
分数・小数・端数処理の計算ツール
分数計算機
分数計算機
帯分数計算機
帯分数計算機
約分計算機
約分計算機
分数から小数への変換
分数から小数への変換
小数から分数への変換
小数から分数への変換
四捨五入・切り上げ・切り捨て
四捨五入・切り上げ・切り捨て
方程式・不等式の計算ツール
一次方程式計算機
一次方程式計算機
連立方程式計算機
連立方程式計算機
二次方程式の解の公式
二次方程式の解の公式
絶対値の方程式・不等式
絶対値の方程式・不等式
二次不等式 計算機
二次不等式 計算機
三次方程式計算機
三次方程式計算機
多項式・式の展開の計算ツール
文字式の計算機
文字式の計算機
因数分解計算機
因数分解計算機
式の展開 計算機
式の展開 計算機
多項式の割り算計算機
多項式の割り算計算機
二項定理の計算機
二項定理の計算機
平方根・n乗根の計算ツール
根号の簡約
根号の簡約
分母の有理化
分母の有理化
累乗根の計算
累乗根の計算
指数・対数の計算ツール
べき乗計算機
べき乗計算機
対数計算機
対数計算機
常用対数と桁数
常用対数と桁数
科学的記数法
科学的記数法
科学的記数法の計算
科学的記数法の計算
半減期計算機
半減期計算機
複素数の計算ツール
複素数計算機
複素数計算機
複素数の極形式変換
複素数の極形式変換
ド・モアブルの定理
ド・モアブルの定理
関数・グラフの計算ツール
直線の傾きの計算
直線の傾きの計算
一次関数計算機
一次関数計算機
比例・反比例 計算機
比例・反比例 計算機
二次関数 y=ax² 計算機
二次関数 y=ax² 計算機
2点間の距離の計算
2点間の距離の計算
3D空間の2点間の距離の計算
3D空間の2点間の距離の計算
内分点・外分点の計算
内分点・外分点の計算
点と直線の距離 計算機
点と直線の距離 計算機
緯度経度の距離計算
緯度経度の距離計算
平方完成 計算機
平方完成 計算機
円の方程式 計算機
円の方程式 計算機
二次曲線計算機
二次曲線計算機
極座標と直交座標の変換
極座標と直交座標の変換
微分・積分の計算ツール
極限計算機
極限計算機
導関数計算機
導関数計算機
微分公式の計算機
微分公式の計算機
接線・法線 計算機
接線・法線 計算機
定積分計算機
定積分計算機
不定積分計算機
不定積分計算機
2曲線間の面積
2曲線間の面積
回転体の体積 計算機
回転体の体積 計算機
数列の計算ツール
等差数列の計算
等差数列の計算
等比数列の計算
等比数列の計算
Σ(シグマ)計算機
Σ(シグマ)計算機
フィボナッチ数列の計算
フィボナッチ数列の計算
漸化式計算機
漸化式計算機
ベクトルの計算ツール
ベクトルの計算
ベクトルの計算
外積の計算
外積の計算
行列の計算ツール
行列の計算
行列の計算
行列式
行列式
逆行列
逆行列
平面図形の計算ツール
三角比の計算
三角比の計算
度とラジアンの変換
度とラジアンの変換
三角関数の合成
三角関数の合成
三角形計算機
三角形計算機
三角形の面積計算機
三角形の面積計算機
直角三角形の計算
直角三角形の計算
三平方の定理の計算
三平方の定理の計算
多角形の内角・外角
多角形の内角・外角
相似比・面積比・体積比
相似比・面積比・体積比
平行線と角
平行線と角
長方形の面積
長方形の面積
平行四辺形の面積
平行四辺形の面積
台形の面積
台形の面積
円の計算
円の計算
扇形の面積
扇形の面積
円周角の定理
円周角の定理
楕円の面積
楕円の面積
空間図形の計算ツール
立方体の体積
立方体の体積
立方体の表面積
立方体の表面積
直方体の体積
直方体の体積
直方体の表面積
直方体の表面積
円柱の体積
円柱の体積
円柱の表面積
円柱の表面積
球の体積
球の体積
球の表面積
球の表面積
球欠(球冠)の体積
球欠(球冠)の体積
球冠の表面積
球冠の表面積
楕円体の体積
楕円体の体積
楕円体の表面積
楕円体の表面積
四角錐の体積
四角錐の体積
四角錐の表面積
四角錐の表面積
円錐の体積
円錐の体積
円錐の表面積
円錐の表面積
円錐台の体積
円錐台の体積
円錐台の表面積
円錐台の表面積
パイプ(管)の体積
パイプ(管)の体積
カプセル形の体積
カプセル形の体積
カプセルの表面積
カプセルの表面積
日付・時間の計算ツール
年齢計算
年齢計算
日数計算
日数計算
○日後・○日前の日付
○日後・○日前の日付
○時間後・○時間前の日時
○時間後・○時間前の日時
曜日計算
曜日計算
時間の足し算・引き算
時間の足し算・引き算
時差計算
時差計算
勤務時間計算
勤務時間計算
時間差の計算
時間差の計算
タイムカード計算
タイムカード計算
金融・経済の計算ツール
複利計算
複利計算
単利計算
単利計算
利息計算
利息計算
ファイナンス計算機
ファイナンス計算機
現在価値の計算
現在価値の計算
将来価値の計算
将来価値の計算
ROIの計算
ROIの計算
IRRの計算
IRRの計算
回収期間の計算
回収期間の計算
平均リターンの計算
平均リターンの計算
GDPの計算
GDPの計算
Webマーケ・広告指標の計算ツール
クリック率(CTR)の計算
クリック率(CTR)の計算
コンバージョン率(CVR)の計算
コンバージョン率(CVR)の計算
CPC・CPM・CPA計算機
CPC・CPM・CPA計算機
ROAS(広告費用対効果)の計算
ROAS(広告費用対効果)の計算
損益分岐CPA・許容CPA計算機
損益分岐CPA・許容CPA計算機
顧客生涯価値(LTV)の計算
顧客生涯価値(LTV)の計算
顧客獲得コスト(CAC)とLTV/CAC比
顧客獲得コスト(CAC)とLTV/CAC比
チャーン率(解約率)と平均継続期間
チャーン率(解約率)と平均継続期間
A/Bテストの有意差判定
A/Bテストの有意差判定
A/Bテストの必要サンプル数
A/Bテストの必要サンプル数
検索順位別CTRからの想定流入数
検索順位別CTRからの想定流入数
損益分岐点計算機
損益分岐点計算機
値入率・掛率換算
値入率・掛率換算
CAGR計算
CAGR計算
健康・フィットネスの計算ツール
BMI計算機
BMI計算機
睡眠サイクル計算
睡眠サイクル計算
カロリー計算機
カロリー計算機
基礎代謝量計算機
基礎代謝量計算機
TDEE計算機
TDEE計算機
理想体重計算機
理想体重計算機
体脂肪率計算機
体脂肪率計算機
除脂肪体重計算機
除脂肪体重計算機
消費カロリー計算機
消費カロリー計算機
たんぱく質摂取量計算機
たんぱく質摂取量計算機
PFCバランス計算機
PFCバランス計算機
炭水化物摂取量計算機
炭水化物摂取量計算機
脂質摂取量計算機
脂質摂取量計算機
子供の身長予測
子供の身長予測
スポーツの計算ツール
ゴルフハンディキャップ
ゴルフハンディキャップ
ペース計算機
ペース計算機
1RM計算機
1RM計算機
目標心拍数計算機
目標心拍数計算機
気象の計算ツール
ヒートインデックス
ヒートインデックス
ウインドチル
ウインドチル
露点温度
露点温度
コンピュータの計算ツール
進数変換
進数変換
IPサブネット計算機
IPサブネット計算機
帯域幅・ダウンロード時間の計算機
帯域幅・ダウンロード時間の計算機
家計・光熱費の計算ツール
電気代計算
電気代計算
kWh→電気代・逆算
kWh→電気代・逆算
年間消費電力量→電気代
年間消費電力量→電気代
エアコン畳数・能力
エアコン畳数・能力
エアコンの電気代計算
エアコンの電気代計算
暖房の電気代比較
暖房の電気代比較
ガスと電気の光熱費比較
ガスと電気の光熱費比較
LED交換の節約額
LED交換の節約額
給与換算
給与換算
家計収支の計算
家計収支の計算
自動車の計算ツール
ガソリン代計算
ガソリン代計算
EV充電コスト
EV充電コスト
EVとガソリン車の燃料費比較
EVとガソリン車の燃料費比較
燃費計算
燃費計算
タイヤサイズ計算
タイヤサイズ計算
太陽光発電・蓄電池の計算ツール
太陽光発電の発電量
太陽光発電の発電量
太陽光パネルの枚数と面積
太陽光パネルの枚数と面積
太陽光発電の回収年数
太陽光発電の回収年数
蓄電池の必要容量と持ち時間
蓄電池の必要容量と持ち時間
住まい・DIYの計算ツール
タイル枚数
タイル枚数
階段の寸法
階段の寸法
生コン量
生コン量
壁・天井・床の面積
壁・天井・床の面積
壁紙の必要量
壁紙の必要量
塗料の必要量
塗料の必要量
フローリング枚数
フローリング枚数
外壁面積
外壁面積
砂利の必要量
砂利の必要量
モルタルの配合
モルタルの配合
勾配の計算
勾配の計算
木材の取り数
木材の取り数
建ぺい率・容積率
建ぺい率・容積率
クッションフロア必要量
クッションフロア必要量
畳の枚数と広さ
畳の枚数と広さ
断熱材の必要量
断熱材の必要量
カーテンのサイズ
カーテンのサイズ
テレビのサイズと視聴距離
テレビのサイズと視聴距離
土・培養土の必要量
土・培養土の必要量
芝生の必要枚数
芝生の必要枚数
ブロック塀の個数
ブロック塀の個数
レンガの必要枚数
レンガの必要枚数
ウッドデッキの材料
ウッドデッキの材料
スロープの必要長さ
スロープの必要長さ
ネジの下穴径と長さ
ネジの下穴径と長さ
容積と必要換気量
容積と必要換気量
塗料の希釈計算
塗料の希釈計算
巾木・廻り縁の長さ
巾木・廻り縁の長さ
ブラインドの採寸
ブラインドの採寸
額縁の取り付け高さと配置
額縁の取り付け高さと配置
排水勾配と高低差
排水勾配と高低差
ビス・釘の必要本数
ビス・釘の必要本数
木材の材積(m³・才)
木材の材積(m³・才)
フェンスの本数
フェンスの本数
木材の収縮量(含水率変化)
木材の収縮量(含水率変化)
接着剤・コーキングの必要量
接着剤・コーキングの必要量
部屋の熱損失の目安
部屋の熱損失の目安
家具の搬入可否
家具の搬入可否
引越しのダンボール枚数
引越しのダンボール枚数
収納・棚の容量
収納・棚の容量
板取り計算
板取り計算
棚板のたわみと耐荷重
棚板のたわみと耐荷重

重複順列・重複組合せの計算機(nΠr・nHr・同じものを含む順列)

求めたい数え方を選び、種類の数 n と選ぶ個数 r(文字列の並べ替えのときは文字列)を入力してください。下の数式は入力欄と連動していて、数字の部分を直接書き換えても計算できます。

n・r は半角の整数で入力してください(n は1〜1000、r は0〜1000)。答えが何十桁になっても全桁を正確に表示します。文字列の並べ替えでは30文字まで入力でき、空白は無視し、大文字と小文字は別の文字として数えます。
計算結果・図形
左の入力欄で求めたい数え方を選び、種類の数と個数(または文字列)を入れて「計算する」を押すと、ここに結果と図が表示されます。

このページでできること

  • \(n\) 種類から同じものを何回でも選んでよいとして \(r\) 個を並べる「重複順列 \({}_{n}\Pi_{r} = n^{r}\)」を計算できます(例:0〜9の10種類の数字で作る4桁の暗証番号)
  • 同じものを何回でも選んでよいとして \(r\) 個を選ぶ「重複組合せ \({}_{n}\mathrm{H}_{r} = {}_{n+r-1}\mathrm{C}_{r}\)」を計算できます(例:3種類のジュースから5本買う)
  • 「TOMATO」のように同じ文字が混ざった文字列の並べ替えの数(同じものを含む順列)も、文字列を入れるだけで計算できます(30文字まで)
  • \(n^{r}\)・\({}_{n}\mathrm{H}_{r}\)・\({}_{n}\mathrm{P}_{r}\)・\({}_{n}\mathrm{C}_{r}\) のどれを使うのか迷ったときのために、「並べる? 選ぶだけ?」「同じものを何回選んでよい?」で決まる判断の図を載せています
  • 答えが何十桁になっても丸めずに全桁表示し、桁数が多いときは \(1.2345 \times 10^{18}\) の形の概数も添えます
  • ○と仕切り棒を使った重複組合せの図解・Excel/Googleスプレッドシート/Python用のコピペ数式・計算ドリル(演習問題)もこのページにまとまっています
一度選んだものは二度と選べない(重複なしの)順列 \({}_{n}\mathrm{P}_{r}\)・組合せ \({}_{n}\mathrm{C}_{r}\) だけを求めたいときは、順列・組合せの計算機のページをご覧ください。

この計算は何の役に立つ?

暗証番号・パスワードの破られにくさを数字で知る(セキュリティ)

0〜9の10種類の数字で4桁の暗証番号を作ると、同じ数字を何回使ってもよいので \(10^{4} = 10{,}000\) 通りです。桁を1つ増やすだけで10倍になり、6桁なら100万通りになります。
英大文字・小文字・数字の62種類が使えるパスワードなら、8文字で \(62^{8} = 218{,}340{,}105{,}584{,}896\) 通り(約218兆通り)。「文字の種類を増やす」「長くする」がどれだけ効くのかを比べられるのが、この重複順列の式です。

デジタルデータの表現力(コンピュータ)

コンピュータは 0 と 1 の2種類だけで情報を表します。8個ならべた1バイトで表せるパターンは \(2^{8} = 256\) 通りで、これが「1バイトで256段階」と言われる理由です。
写真の色を赤・緑・青それぞれ8ビットで表すフルカラーは \(2^{24} = 16{,}777{,}216\) 通り、およそ1677万色になります。画面の色数・音の量子化ビット数・IPアドレスの個数など、デジタル機器の「表せる数」はどれも重複順列の計算で決まっています。

遺伝暗号がなぜ3文字単位なのか(生命科学)

DNAは A・T・G・C の4種類の塩基でできていて、3個ならんだ組(コドン)が体を作るアミノ酸1個に対応します。同じ塩基が続いてもよいので、コドンの種類は \(4^{3} = 64\) 通りです。
体で使われるアミノ酸は20種類あるので、2個ずつでは \(4^{2} = 16\) 通りしかなく足りません。「3個ずつなら足りる」という生命のしくみが、この重複順列の計算で確かめられます。

詰め合わせ・発注のパターン数(小売・飲食)

5種類のドーナツから、同じ種類を何個選んでもよいとして10個入りの箱を作る方法は、順番を問わない重複組合せで \({}_{5}\mathrm{H}_{10} = {}_{14}\mathrm{C}_{10} = 1{,}001\) 通りあります。
「どの商品を何個」という発注や在庫の内訳を数えるのも同じ形の計算で、品ぞろえを1種類増やしたときに管理すべきパターンがどれだけ増えるかを、感覚ではなく数字で見積もれます。

最短経路の数え上げ(物流・回路設計)

碁盤の目のような街路で、右へ3区画・上へ2区画進む最短経路は「右・右・右・上・上」という5文字の並べ替えの数と同じなので、\(\dfrac{5!}{3!\,2!} = 10\) 通りです。同じものを含む順列がそのまま使えます。
配送ルートの候補数や、基板の配線パターンの数を見積もるときの土台になる計算で、区画が増えるほど候補が爆発的に増えることも数字で確かめられます。

式と図

重複順列 \({}_{n}\Pi_{r}\)(重複を許して \(r\) 個並べる)
図
数学表記 (一般的な数式)
\({}_{n}\Pi_{r}\) \(=\) \(n\) \(r\)
日本語表記 (記号を日本語に置き換えた式)
③ 重複を許して \(r\) 個並べる方法の数 \({}_{n}\Pi_{r}\) \(=\) ① 1か所に置ける種類の数 \(n\) ② 並べる個数 \(r\)
式を日本語で読むと
① 1か所に置ける種類の数 \(n\) を
② 並べる個数 \(r\) の分だけ繰り返し掛けると
③ 重複を許して \(r\) 個並べる方法の数 \({}_{n}\Pi_{r}\) になる
簡単な例
0〜9の10種類の数字を使って4桁の暗証番号を作る方法は
4桁の暗証番号の作り方 \(=\) 1桁に使える数字(10種類) 桁数(4桁)
\({}_{10}\Pi_{4} = 10^{4} = 10 \times 10 \times 10 \times 10 = 10000\)
考え方のポイント
同じものを何回選んでもよいので、2か所目でも3か所目でも選べる種類は \(n\) のままで減りません。だから掛ける数はずっと \(n\) で、\(n\) を \(r\) 回掛けた \(n^{r}\) になります。 1回選ぶと選択肢が1つずつ減っていく順列 \({}_{n}\mathrm{P}_{r} = n \times (n-1) \times \cdots\) との違いは、この1点だけです。「在庫が減るか、減らないか」と考えると見分けられます。 \({}_{n}\Pi_{r}\) の \(\Pi\) は掛け算(積)を表すギリシャ文字パイの大文字で、英語 Product(積)の頭文字 P にあたります。 ただし、この記号は \({}_{n}\mathrm{P}_{r}\)・\({}_{n}\mathrm{C}_{r}\) ほど広くは使われていません。答えがそのまま \(n^{r}\) と書けてしまうため、\({}_{n}\Pi_{r}\) を載せずに「重複順列の総数は \(n^{r}\)」とだけ教える教科書もあります。答案で使うときは、学校で習った書き方に合わせるのが安全です(\(n^{r}\) と書けば、どの教科書でも通じます)。
重複組合せ \({}_{n}\mathrm{H}_{r}\)(重複を許して \(r\) 個選ぶ)
図
数学表記 (一般的な数式)
\({}_{n}\mathrm{H}_{r}\) \(=\) \(n+r-1\) \(\mathrm{C}\) \(r\)
日本語表記 (記号を日本語に置き換えた式)
③ 重複を許して \(r\) 個選ぶ方法の数 \(=\) ① ○と仕切りの場所の数 \(n+r-1\) \(\mathrm{C}\) ② ○を置く位置の数 \(r\)
式を日本語で読むと
① ○を \(r\) 個、種類の切れ目を表す仕切りを \(n-1\) 本ならべた ○と仕切りを合わせた場所の数 \(n+r-1\) のうち、
② ○を置く位置の数 \(r\) の選び方を数えると
③ 重複を許して \(r\) 個選ぶ方法の数 \({}_{n}\mathrm{H}_{r}\) になる
簡単な例
3種類のジュース(りんご・みかん・ぶどう)から、同じ種類を何本選んでもよいとして5本買う方法は
3種類から5本買う方法 \(=\) 場所の数(3 + 5 − 1 = 7個) \(\mathrm{C}\) ○を置く位置の数(5個)
\({}_{3}\mathrm{H}_{5} = {}_{3+5-1}\mathrm{C}_{5} = {}_{7}\mathrm{C}_{5} = \dfrac{7 \times 6}{2 \times 1} = 21\)
考え方のポイント
「選ぶだけ」の話だったはずが、なぜ組合せ \({}_{n+r-1}\mathrm{C}_{r}\) に化けるのか。種明かしは「○と仕切り棒への置き換え」です。公式として覚える前に、順を追って確かめてみてください。 まず、種類の並び順を「りんご・みかん・ぶどう」と先に決めて固定します。そのうえで、買った1本を○、種類の切れ目を仕切り棒で表すと、りんご2本・みかん1本・ぶどう2本 は ○○|○|○○ と書けます。りんご3本・みかん0本・ぶどう2本 なら ○○○||○○ です。0本の種類は仕切りが隣り合う形になるだけで、こちらもきちんと書き表せます。 逆に、○と仕切りの並びのほうを先に見せられても、買い方は1つに読み取れます。仕切りで区切られた3つの部屋を左から順に見て、その部屋に入っている○の数が、そのまま りんご・みかん・ぶどう の本数です。○○||○○○ なら りんご2本・みかん0本・ぶどう3本。買い方から記号の並びへも、記号の並びから買い方へも、迷わず1つに決まります。だから買い方と記号の並びはぴったり1対1で対応していて、数え落としも二重数えも起きません。 こうなれば、あとは記号の並びが何通りあるかを数えるだけです。仕切りは3種類を区切るので2本(一般に \(n-1\) 本)、○は買う本数ぶんの \(r\) 個。ならぶ記号は合わせて \(n+r-1\) 個で、その場所には左から1番・2番……と番号が付いています。並びを1つ決めることは、番号の付いた \(n+r-1\) 個の場所のうち、どの \(r\) 個を○にするかを決めることと同じ。ここまで来ると、もう「同じ場所は二度と選べない、ただの組合せ」です。だから \({}_{n}\mathrm{H}_{r} = {}_{n+r-1}\mathrm{C}_{r}\) になります。 ○の位置ではなく仕切りの位置を選ぶと考えても、残った場所が自動的に○に決まるので同じことです。\({}_{n+r-1}\mathrm{C}_{n-1}\) と書いても答えは変わりません。 なお \(\mathrm{H}\) は「同じ次数の項をすべて集めたもの」を意味する homogeneous(同次)の頭文字に由来するといわれます。重複組合せは教科書では発展的な内容として扱われることが多く、\({}_{n}\mathrm{H}_{r}\) という記号を載せていない教科書もあります。その場合も、上のように○と仕切りに置き換えて \({}_{n+r-1}\mathrm{C}_{r}\) の形で書けば、そのまま答案として通ります。
同じものを含む順列(同じ文字が混ざった並べ替え)
図
数学表記 (一般的な数式)
\(N\) \(=\) \(n!\) \(\div\) \(p!\,q!\,r!\cdots\)
日本語表記 (記号を日本語に置き換えた式)
③ 同じものを含む \(n\) 個の並べ方 \(N\) \(=\) ① 全部を別のものとして並べた並べ方 \(n!\) \(\div\) ② 同じもの同士の並べ替え方 \(p! \times q! \times \cdots\)
式を日本語で読むと
① 全部を別のものとして並べた並べ方 \(n!\) を
② 同じもの同士の並べ替え方 \(p! \times q! \times \cdots\) で割って重なりを消すと
③ 同じものを含む \(n\) 個の並べ方 \(N\) になる
簡単な例
「TOMATO」の6文字を並べ替えてできる文字列は(T が2個・O が2個・M が1個・A が1個)
TOMATOの並べ替え方 \(=\) 6文字を別のものとした並べ方(6!) \(\div\) 同じ文字の並べ替え方(2! × 2! × 1! × 1!)
\(N = \dfrac{6!}{2!\,2!\,1!\,1!} = \dfrac{720}{2 \times 2 \times 1 \times 1} = \dfrac{720}{4} = 180\)
考え方のポイント
2つの T に仮の番号を付けて \(\mathrm{T}_1\)・\(\mathrm{T}_2\) と区別すれば、6文字はすべて別のものになるので並べ方は \(6! = 720\) 通りです。ところが番号を消してしまうと \(\mathrm{T}_1\mathrm{T}_2\) と \(\mathrm{T}_2\mathrm{T}_1\) は見分けが付かず、同じ並びが2通りずつ重なって数えられていることになります。 同じ文字が \(p\) 個あれば、その \(p\) 個の並べ替え \(p!\) 通りぶんがそっくり重なるので、文字の種類ごとに \(p!\) で割ります。1個しかない文字は \(1! = 1\) なので、書いても書かなくても答えは変わりません。 ここで文字の意味に注意してください。この式の \(n\) は、上の2つの式の \(n\)(選ぶもとになる種類の数)とは違い、並べるもの全部の個数を指します。「TOMATO」に出てくる文字の種類は T・O・M・A の4つですが、並べるのは6文字なので \(n = 6\) です。 そして分母にならぶ \(p,\ q,\ r,\ \dots\) は種類ごとの個数なので、全部足すと必ず \(p + q + r + \cdots = n\) になります。TOMATO なら \(2 + 2 + 1 + 1 = 6\) で、確かに文字数と一致します。この足し算が合わないときは、どこかで数え忘れているか、二重に数えている合図です(なお、ここで3番目に出てくる \(r\) は個数を表す文字の3番目という意味で、上の2つの式の「選ぶ個数 \(r\)」とは別物です)。 \(\dfrac{n!}{p!\,q!\cdots}\) は多項係数とも呼ばれ、重複組合せと並んで「同じものが混ざった数え上げ」の代表格です。碁盤の目の道を右へ3区画・上へ2区画進む最短経路が \(\dfrac{5!}{3!\,2!} = 10\) 通りになるのも、この式の応用です。
どの式を使う?(並べる・選ぶだけ × 重複あり・なし)
図
数学表記 (一般的な数式)
\({}_{n}\Pi_{r} = n^{r}\)
\({}_{n}\mathrm{H}_{r} = {}_{n+r-1}\mathrm{C}_{r}\)
\({}_{n}\mathrm{P}_{r} = \dfrac{n!}{(n-r)!}\)
\({}_{n}\mathrm{C}_{r} = \dfrac{n!}{r!\,(n-r)!}\)
日本語表記 (記号を日本語に置き換えた式)
① 並べる × 同じものを何回でも選んでよい
② 選ぶだけ × 同じものを何回でも選んでよい
③ 並べる × 1回選んだものは二度と選べない
④ 選ぶだけ × 1回選んだものは二度と選べない
式を日本語で読むと
① 順番(役割・順位・桁の位置)まで区別して並べ、同じものを何回でも選んでよいなら 重複順列 \({}_{n}\Pi_{r} = n^{r}\) を使う
② 選ぶ顔ぶれだけを数え、同じものを何回でも選んでよいなら 重複組合せ \({}_{n}\mathrm{H}_{r} = {}_{n+r-1}\mathrm{C}_{r}\) を使う
③ 順番まで区別して並べ、1回選んだものは二度と選べないなら 順列 \({}_{n}\mathrm{P}_{r}\) を使う
④ 選ぶ顔ぶれだけを数え、1回選んだものは二度と選べないなら 組合せ \({}_{n}\mathrm{C}_{r}\) を使う
簡単な例
同じ「4」と「3」でも、場面が変わると使う式が変わります
4種類のアイスから3個買う方法(同じ味を何個買ってもよい) \(=\) 重複組合せ
4人から3人を選んで1位・2位・3位を決める方法 \(=\) 順列
\({}_{4}\mathrm{H}_{3} = {}_{6}\mathrm{C}_{3} = 20\)
\({}_{4}\mathrm{P}_{3} = 4 \times 3 \times 2 = 24\)
考え方のポイント
この4つに進む前に、一つだけ手前で分かれ道があります。「もとになる \(n\) 種類から \(r\) 個を選ぶ」場面なのか、「TOMATO の6文字のように、並べるものがすでに手元にあって、その全部を並べる」場面なのか。後者は選ぶ作業がないので、上の4つではなく同じものを含む順列 \(\dfrac{n!}{p!\,q!\cdots}\) を使います。「選んでから並べる」のか「あるもの全部を並べる」のかを、まず見分けてください。 選ぶ場面だと分かったら、次の2つをこの順に確かめます。①並べるのか、選ぶ顔ぶれだけを数えるのか。②同じものを2回以上選んでよいのか、1回選んだら終わりなのか。 ①の目印は「置く場所ごとに意味があるかどうか」です。1位・2位、キャプテンと副キャプテン、暗証番号の1桁目・2桁目のように場所に役割があるなら並べる側、掃除当番の2人・買い物かごの中身のように顔ぶれだけが問題なら選ぶだけの側です。 ②の目印は「在庫が減るかどうか」です。サイコロを何回も振る・同じ味を何個買ってもよい・同じ数字を何度でも使ってよい、というように選んでも減らないなら重複あり。1人を2つの役に就けられない・同じくじを2度引けない、というように減るなら重複なしです。 なお \(n^{r}\) と \({}_{n}\mathrm{P}_{r}\) は \(r\) が大きいほど差が開きます(10種類から4個なら \(10^{4} = 10000\) 通りに対し \({}_{10}\mathrm{P}_{4} = 5040\) 通り)。②を取り違えると答えが2倍近く変わるので、この確認は省略しないでください。
重複を許して「並べる」なら重複順列 \({}_{n}\Pi_{r} = n^{r}\)、重複を許して「選ぶだけ」なら重複組合せ \({}_{n}\mathrm{H}_{r} = {}_{n+r-1}\mathrm{C}_{r}\)、同じものが混ざったものを全部並べるなら \(\dfrac{n!}{p!\,q!\cdots}\) を使います。重複組合せは○と仕切り棒に置き換えると、普通の組合せ \({}_{n+r-1}\mathrm{C}_{r}\) に早変わりする——ここがこの単元の山場です。

用語・記号の解説

記号

\(n\) エヌ 選ぶもとになる種類の数。(例:3種類のジュースから選ぶなら \(n = 3\)、0〜9の数字を使うなら \(n = 10\))。個数を表す文字には number(数)の頭文字 \(n\) がよく使われます。ただし同じものを含む順列 \(\dfrac{n!}{p!\,q!\cdots}\) の \(n\) だけは意味が変わり、並べるもの全部の個数を指します(「TOMATO」なら文字の種類は4つですが \(n = 6\))。
\(r\) アール 重複を許して選ぶ(並べる)個数。(例:ジュースを5本買うなら \(r = 5\)、4桁の暗証番号なら \(r = 4\))。順列・組合せの記号 \({}_{n}\mathrm{P}_{r}\)・\({}_{n}\mathrm{C}_{r}\) と同じ位置に置く文字です。
\(n!\) エヌの階乗 \(n\) から \(1\) までの整数をすべて掛け合わせた数。\(n\) 個すべてを1列に並べる並べ方の総数を表します。ただし \(0! = 1\) と約束します。(例:\(4! = 4 \times 3 \times 2 \times 1 = 24\))
\({}_{n}\Pi_{r}\) エヌ・パイ・アール 重複順列。\(n\) 種類から重複を許して \(r\) 個選び、順番も区別して並べる方法の総数で、値は \(n^{r}\) です。\(\Pi\) は掛け算(積)を表すギリシャ文字パイの大文字で、英語 Product(積)の頭文字 P にあたります。この記号を載せずに \(n^{r}\) とだけ教える教科書もあるので、答案では学校で習った書き方に合わせてください。
\({}_{n}\mathrm{H}_{r}\) エヌ・エイチ・アール 重複組合せ。\(n\) 種類から重複を許して \(r\) 個選ぶ、順番を区別しない選び方の総数で、値は \({}_{n+r-1}\mathrm{C}_{r}\) です。\(\mathrm{H}\) は「同じ次数の項をすべて集めたもの」を意味する homogeneous(同次)の頭文字に由来するといわれます。高校では発展的な内容として扱われることが多く、この記号を載せていない教科書もあります。
\({}_{n}\mathrm{P}_{r}\) エヌ・ピー・アール 順列。\(n\) 個から \(r\) 個選んで順番に並べる方法の総数で、一度選んだものは二度と選べません。P は順列を意味する英語 permutation の頭文字です。
\({}_{n}\mathrm{C}_{r}\) エヌ・シー・アール 組合せ。\(n\) 個から \(r\) 個選ぶ方法の総数で、一度選んだものは二度と選べず、順番も区別しません。C は組合せを意味する英語 combination の頭文字です。
\(N\) エヌ(大文字) このページでは、同じものを含む並べ方の総数を表す文字として使っています。number(数)の頭文字を大文字にしたもので、「求めたい総数」を表すときによく使われます。
\(p,\ q\) ピー・キュー 同じものを含む順列で、同じものが何個ずつあるかを表す文字。(例:「TOMATO」なら T が \(p = 2\) 個、O が \(q = 2\) 個、M が1個、A が1個)。種類が3つ以上あるときは \(p,\ q,\ r,\ \dots\) と続けます(この \(r\) は「選ぶ個数 \(r\)」とは別物です)。全部足すと必ず \(p + q + r + \cdots = n\)(並べるもの全部の個数)になります。
\(\bigcirc\) と \(|\) まる・しきりぼう 重複組合せを数えるときに使う記号。○が「選んだ1個」、\(|\)(仕切り棒)が「種類の切れ目」を表します。○○|○|○○ なら、1種類目を2個・2種類目を1個・3種類目を2個選んだことになります。

用語

場合の数 ばあいのかず 起こりうるパターンが全部で何通りあるかを数えた数。順列・組合せ・重複順列・重複組合せは、どれも場合の数を効率よく数えるための道具です。
重複 ちょうふく/じゅうふく 同じものが2回以上現れること。この単元では「同じものを2回以上選んでよい」という意味で使います。数学では「ちょうふく」と読むのが正式ですが、「じゅうふく」と読まれることもあります。
重複順列 ちょうふくじゅんれつ \(n\) 種類から同じものを何回でも選んでよいとして \(r\) 個を選び、順番まで区別して並べる並べ方。総数は \(n^{r}\) で、記号では \({}_{n}\Pi_{r}\) と書きます。
重複組合せ ちょうふくくみあわせ \(n\) 種類から同じものを何回でも選んでよいとして \(r\) 個を選ぶ、順番を区別しない選び方。総数は \({}_{n}\mathrm{H}_{r} = {}_{n+r-1}\mathrm{C}_{r}\) です。
同じものを含む順列 おなじものをふくむじゅんれつ 「TOMATO」のように同じものが混ざった \(n\) 個を全部並べる並べ方。総数は \(\dfrac{n!}{p!\,q!\cdots}\) で、同じもの同士の並べ替えの分だけ割って重なりを消します。
順列 じゅんれつ \(n\) 個から \(r\) 個選んで、順番を区別して1列に並べる並べ方。記号は \({}_{n}\mathrm{P}_{r}\) で、一度選んだものは二度と選べません。
組合せ くみあわせ \(n\) 個から \(r\) 個選ぶだけで、順番を区別しない選び方。記号は \({}_{n}\mathrm{C}_{r}\) で、一度選んだものは二度と選べません。
階乗 かいじょう \(n\) から \(1\) までの整数をすべて掛け合わせる計算。記号は \(n!\) で、\(n\) 個すべてを並べる並べ方の総数を表します。
仕切り棒 しきりぼう 重複組合せを数えるときに、種類の切れ目を表すために置く記号 \(|\) のこと。\(n\) 種類を区切るには \(n-1\) 本必要で、○と合わせた \(n+r-1\) 個の場所から○の位置を選ぶ問題に置き換えられます。
多項係数 たこうけいすう 同じものを含む順列の総数 \(\dfrac{n!}{p!\,q!\cdots}\) の別名。\((a+b+c)^{n}\) を展開したときの各項の係数がこの形になることからこう呼ばれます。
樹形図 じゅけいず 場合の数をもれなく・重複なく数えるために、枝分かれの図で全パターンを書き出す方法。重複順列は、どの枝からも同じ数の枝が出る樹形図にあたります。
最短経路 さいたんけいろ 碁盤の目のような道で、遠回りせずに目的地へ行く道すじ。右へ \(p\) 区画・上へ \(q\) 区画進む最短経路の数は、同じものを含む順列 \(\dfrac{(p+q)!}{p!\,q!}\) で求められます。

前提として理解しておくといいこと

このページの計算を「意味がわかって」使えるようになるために、前提として理解しておくといいことをまとめました。
つまずいたら、この表の内容に戻って復習するのが近道です。

掛け算・割り算(小学3〜5年)
  • \(10 \times 10 \times 10 \times 10\) のように、同じ数を何回も掛ける計算ができること
  • \(720 \div 4 = 180\) のような割り算ができること
累乗・指数(中学1年〜高校 数学I)
  • \(3^{4} = 3 \times 3 \times 3 \times 3 = 81\) のように、右上の小さい数(指数)が掛ける回数を表すとわかること
  • 指数が1増えると答えが元の数の倍になる(\(10^{4}\) の10倍が \(10^{5}\))と気づけること
場合の数と樹形図(小学6年〜中学2年)
  • 起こりうるパターンを、樹形図などでもれなく・重複なく数え上げられること
  • 「並べ方(順番あり)」と「選び方(順番なし)」が別の数え方だと区別できること
階乗(高校 数学A)
  • \(n!\) が「\(n\) から \(1\) までを全部掛ける」という意味の記号だとわかること
  • \(0! = 1\) という約束があることを知っていること
順列・組合せ(高校 数学A)
  • 重複を許さない順列 \({}_{n}\mathrm{P}_{r}\) と組合せ \({}_{n}\mathrm{C}_{r}\) を計算できること
  • 組合せが「順列を \(r!\) で割って順番の重なりを消したもの」だと説明できること
  • \({}_{6}\mathrm{C}_{4}\) のような値を \(\dfrac{6 \times 5}{2 \times 1}\) の形に約分して手計算できること

Excelで計算する方法

Excelファイルをダウンロード
式ごとにシートが分かれたExcelファイルです。貼り付け場所を気にせず、開いてすぐ使えます。
下の表を丸ごとコピーして、ExcelのA1セルに貼り付けるとそのまま使えます。
「重複順列 nΠr」を求める表
種類の数 n 10
並べる個数 r 4
重複順列 nΠr =B1^B2
「重複組合せ nHr」を求める表
種類の数 n 3
選ぶ個数 r 5
○と仕切りを合わせた場所の数 =B1+B2-1
重複組合せ nHr =COMBIN(B3,B2)
「同じものを含む順列」を求める表
全体の文字数 n(TOMATO) 6
Tの個数 2
Oの個数 2
Mの個数 1
Aの個数 1
並べ方の総数 N =FACT(B1)/(FACT(B2)*FACT(B3)*FACT(B4)*FACT(B5))
貼り付けると、上の行が入力欄になり、最後の行が自動計算の結果になります。
「^」はべき乗の記号、FACTが階乗、COMBINが組合せ(nCr)を計算するExcelの関数です。
1つ目の表は0〜9の10種類から4桁の暗証番号を作る例で、B3に10000と表示されます。
2つ目の表は3種類のジュースから5本買う例で、B3に7(=3+5-1)、B4に21と表示されます。
3つ目の表は「TOMATO」を並べ替える例で、B6に180と表示されます。同じ文字の種類が増えたときは、割る側にFACTを掛け足してください。=MULTINOMIAL(B2,B3,B4,B5) と書いても同じ180になります。
なお、Excelの数値は有効15桁までなので、答えが16桁以上になる場合は末尾の桁が丸められます。

Googleスプレッドシートで計算する方法

Excelファイルをダウンロード
上のExcelファイルをダウンロードし、Googleドライブにアップロードして開くと、そのままスプレッドシートとして使えます。
下の表を丸ごとコピーして、GoogleスプレッドシートのA1セルに貼り付けるとそのまま使えます。
「重複順列 nΠr」を求める表
種類の数 n 10
並べる個数 r 4
重複順列 nΠr =B1^B2
「重複組合せ nHr」を求める表
種類の数 n 3
選ぶ個数 r 5
○と仕切りを合わせた場所の数 =B1+B2-1
重複組合せ nHr =COMBIN(B3,B2)
「同じものを含む順列」を求める表
全体の文字数 n(TOMATO) 6
Tの個数 2
Oの個数 2
Mの個数 1
Aの個数 1
並べ方の総数 N =FACT(B1)/(FACT(B2)*FACT(B3)*FACT(B4)*FACT(B5))
Excelと同じ式がそのまま使えます(FACT・COMBIN・MULTINOMIALはGoogleスプレッドシートにも同じ名前であります)。
表を丸ごとコピーしてA1セルに貼り付け、数値を自分の場面に書き換えてください。

Pythonで計算する方法

import math
from collections import Counter

# 1) 重複順列(n種類から重複を許して r 個選び、順番も区別して並べる)
kinds = 10                       # 種類の数 n(0〜9の10種類)
picks = 4                        # 並べる個数 r(4桁)
repeated_permutations = kinds ** picks

# 2) 重複組合せ(n種類から重複を許して r 個選ぶ。順番は区別しない)
juice_kinds = 3                  # 種類の数 n(3種類のジュース)
bottles = 5                      # 選ぶ個数 r(5本)
repeated_combinations = math.comb(juice_kinds + bottles - 1, bottles)

# 3) 同じものを含む順列(同じ文字が混ざった文字列の並べ替え)
word = "TOMATO"
letter_counts = Counter(word)
same_item_permutations = math.factorial(len(word))
for count in letter_counts.values():
    same_item_permutations //= math.factorial(count)

print(f"重複順列({kinds}種類から{picks}個並べる): {repeated_permutations}")
print(f"重複組合せ({juice_kinds}種類から{bottles}個選ぶ): {repeated_combinations}")
print(f"{word} の並べ替え: {same_item_permutations}")
標準ライブラリだけで動きます(math.combはPython 3.8以降)。実行すると 10000・21・180 と表示されます。Pythonの整数には桁数の上限がないので、答えが何百桁になっても正確に計算できます。先頭の数値と文字列を書き換えて実行してください。

数式記述言語(LaTeX等)での書き方(コピペ可)

重複順列 \({}_{n}\Pi_{r}\)(重複を許して \(r\) 個並べる)
ₙΠᵣ = nʳ
{}_{n}\Pi_{r} = n^{r}
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
  <mrow>
    <mmultiscripts>
      <mi>&#x03A0;</mi>
      <mi>r</mi><none/>
      <mprescripts/>
      <mi>n</mi><none/>
    </mmultiscripts>
    <mo>=</mo>
    <msup><mi>n</mi><mi>r</mi></msup>
  </mrow>
</math>
n^r
n^r
repeatedPermutation := n^r;
repeated_permutation = n^r;
n^r
重複組合せ \({}_{n}\mathrm{H}_{r}\)(重複を許して \(r\) 個選ぶ)
ₙHᵣ = ₙ₊ᵣ₋₁Cᵣ
{}_{n}\mathrm{H}_{r} = {}_{n+r-1}\mathrm{C}_{r} = \dfrac{(n+r-1)!}{r!\,(n-1)!}
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
  <mrow>
    <mmultiscripts>
      <mi>H</mi>
      <mi>r</mi><none/>
      <mprescripts/>
      <mi>n</mi><none/>
    </mmultiscripts>
    <mo>=</mo>
    <mmultiscripts>
      <mi>C</mi>
      <mi>r</mi><none/>
      <mprescripts/>
      <mrow><mi>n</mi><mo>+</mo><mi>r</mi><mo>&#x2212;</mo><mn>1</mn></mrow><none/>
    </mmultiscripts>
  </mrow>
</math>
H(n, r) = C(n+r-1, r)
Binomial[n + r - 1, r]
nHr := binomial(n + r - 1, r);
nhr = nchoosek(n + r - 1, r);
H(n,r) = C(n+r−1, r) = (n+r−1)!/(r!(n−1)!)
同じものを含む順列(同じ文字が混ざった並べ替え)
N = n! ÷ (p! × q! × r! × ⋯)
N = \dfrac{n!}{p!\,q!\,r!\cdots}
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
  <mrow>
    <mi>N</mi>
    <mo>=</mo>
    <mfrac>
      <mrow><mi>n</mi><mo>!</mo></mrow>
      <mrow>
        <mi>p</mi><mo>!</mo>
        <mi>q</mi><mo>!</mo>
        <mi>r</mi><mo>!</mo>
        <mo>&#x22EF;</mo>
      </mrow>
    </mfrac>
  </mrow>
</math>
N = (n!)/(p!q!r!cdots)
Multinomial[p, q, r]
N := factorial(n)/(factorial(p)*factorial(q)*factorial(r));
N = factorial(n)/(factorial(p)*factorial(q)*factorial(r));
N = n!/(p!q!r!⋯)

ChatGPT に聞いて計算してもらう方法

あなたは場合の数(順列・組合せ)の計算アシスタントです。次の3つの計算を、必ずPythonコードを実際に実行して行い、実行結果の数値だけを根拠に回答してください(暗算や推測で答えないでください)。

1. 0〜9の10種類の数字を使って4桁の暗証番号を作る方法は何通りありますか(同じ数字を何回使ってもよい)。
2. 3種類のジュースから、同じ種類を何本選んでもよいとして5本買う方法は何通りありますか(本数の組み合わせだけを数え、選ぶ順番は区別しない)。
3. 「TOMATO」の6文字を並べ替えてできる文字列は何通りありますか。

それぞれについて、重複順列・重複組合せ・同じものを含む順列のどれを使ったかと、その理由、実行結果の数値を示してください。Pythonでは math モジュール(math.comb・math.factorial)と collections.Counter を使ってください。

計算ドリル(演習問題)

このページの式を、自分の手で計算できるようになるための演習問題です。
答えと解説は解答ページにあります。


使い方
  1. 1
    数値を入力
    計算したい数値を入力欄に入力します
  2. 2
    計算
    「計算する」ボタンを押します
  3. 3
    結果を確認
    計算結果がその場に表示されます。計算の考え方や式の解説も同じページで確認できます
  DataChefの特徴
簡単・無料
無料で回数無制限の変換
専門知識不要、直感的で簡単な操作
会員登録不要
アクセス直後に利用可能
個人情報を登録することなく使用できます
安全・安心
通信を高度に暗号化
「ダウンロード」押下でファイルを自動削除
高速
ストレスのない快適な表示速度・変換速度
透かしなし
ウォーターマークなし
クレジット表記不要
商用利用可能
無料で商用利用可能
商用利用許諾の連絡も不要です