平行四辺形の底辺の長さと高さを入力してください。面積(底辺 × 高さ)を計算し、図と途中式も表示します。
このページでできること
- 底辺と高さを入れるだけで、平行四辺形の面積(面積 = 底辺 × 高さ)がその場でわかります
- 計算結果と一緒に平行四辺形の図を描くので、「どこが底辺で、どこが高さか」を目で確かめられます
- 「高さ」は斜めの辺の長さではありません——間違えやすいポイントも式の解説でていねいに説明します
- 式のやさしい解説・Excel/Googleスプレッドシート/Python用のコピペ数式・計算ドリル(演習問題)もこのページにまとまっています
この計算は何の役に立つ?
道路や水路に斜めに接する土地は、長方形ではなく平行四辺形に近い形になることがあります。底辺24m、高さ15mの平行四辺形の区画なら、面積は \(24 \times 15 = 360\,\mathrm{m^2}\) です。
面積がわかれば、固定資産の評価や売買価格(m²単価)の目安、肥料・種まき量(1m²あたり◯g)の見積もりに、そのまま使えます。
壁や床を斜めのストライプやシェブロン柄(平行四辺形のピースを山形に並べる模様。フレンチヘリンボーンとも呼ばれます)で飾るとき、1枚1枚のピースは平行四辺形になります。底辺10cm、高さ6cmのピース1枚の面積は \(10 \times 6 = 60\,\mathrm{cm^2}\) です。
張りたい面が0.9m²(=9000cm²)なら、\(9000 \div 60 = 150\) で約150枚が目安です(実際はカットのロスぶんを少し足します)。買いすぎ・足りないを防ぐ、一番実用的な使い方です。
服のふちどりに使うバイアステープは、布を斜め45度に裁った帯をつないで作ります。この帯1本1本が平行四辺形です。幅(高さ)5cm、長さ(底辺)100cmの帯なら面積は \(100 \times 5 = 500\,\mathrm{cm^2}\) です。
必要な帯の合計面積を出せば、「この布で足りるか」を裁ちばさみを入れる前に確かめられます。
物理では、2つの力や速度を合成するとき「力の平行四辺形」を作図します(平行四辺形の法則)。さらに進むと、2つのベクトルが作る平行四辺形の面積そのものが「外積の大きさ」として、機械や建物の構造計算、3DCGやゲームの光の当たり方の計算に使われています。
小学校で習う「底辺 × 高さ」は、エンジニアやゲーム開発者が毎日使う計算の出発点になっています。
三角形の面積の公式「底辺 × 高さ ÷ 2」は、「同じ三角形を2枚組み合わせると平行四辺形になる」ことから作られています。台形やひし形の公式も、平行四辺形への変形が出発点です。
つまり平行四辺形の面積は、小学校で習う面積公式の「親」にあたる式で、中学入試の求積問題や、中学以降の等積変形の問題を解く土台になります。
式と図
用語・記号の解説
記号
| \(S\) | エス | 面積を表すのによく使われる記号です。このページでは平行四辺形の面積を表します。 |
| \(b\) | ビー | 底辺の長さ。英語の base(土台・基準)の頭文字です。 |
| \(h\) | エイチ | 高さ。英語の height(高さ)の頭文字です。底辺と向かい合う辺の間を垂直に測った距離を表します。 |
| \(\mathrm{cm^2}\) | 平方センチメートル | 面積の単位。1辺1cmの正方形の面積が1cm²です。読み方は「へいほうセンチメートル」で、「センチ平方メートル」ではありません。 |
| \(\mathrm{m^2}\) | 平方メートル | 面積の単位。1辺1mの正方形の面積が1m²です。\(1\,\mathrm{m^2} = 10000\,\mathrm{cm^2}\) の関係があります。 |
用語
| 平行四辺形 | へいこうしへんけい | 向かい合う2組の辺が、どちらも平行になっている四角形。向かい合う辺の長さと、向かい合う角の大きさはそれぞれ等しくなります。長方形・正方形・ひし形も平行四辺形の仲間です。 |
| 底辺 | ていへん | 面積を求めるときに「基準にする」と決めた辺のこと。普通は図の下側の辺を底辺にしますが、どの辺を底辺に選んでもかまいません(そのかわり高さも、選んだ底辺に垂直に測り直します)。 |
| 高さ | たかさ | 底辺と、底辺に向かい合う辺との間を、垂直に(まっすぐ)測った距離。斜めの辺の長さとは違うことに注意が必要です。 |
| 垂直 | すいちょく | 2つの直線が直角(90度)に交わっていること。高さは「底辺に垂直な向き」に測ります。 |
| 面積 | めんせき | 図形の広さを数で表したもの。「1辺1cmの正方形(1cm²)が何個分あるか」で測ります。 |
| 等積変形 | とうせきへんけい | 図形の面積を変えずに形だけを変えること。平行四辺形は、端の三角形を切って反対側へ移すと、同じ面積の長方形に等積変形できます。これが「底辺 × 高さ」の式の理由です。 |
前提として理解しておくといいこと
このページの計算を「意味がわかって」使えるようになるために、前提として理解しておくといいことをまとめました。
| 掛け算(小学2〜3年) |
|
| 平行と垂直、平行四辺形(小学4年) |
|
| 面積の意味と単位(小学4年) |
|
| 平行四辺形の面積(小学5年) |
|
| 小数の掛け算(小学5年) |
|
Excelで計算する方法
| 底辺 | 8 |
| 高さ | 5 |
| 平行四辺形の面積 | =B1*B2 |
| 平行四辺形の面積 | 40 |
| 底辺 | 8 |
| 高さ | =B1/B2 |
数式の中の「B1」「B2」は「そのセルに入っている数値を使う」という意味で、「*」は掛け算、「/」は割り算の記号です。
例えば1つ目の表なら、B3に 8 × 5 = 40 と表示されます(cmで入力したのでcm²)。2つ目の表はB3に 40 ÷ 8 = 5 が出ます。入力欄の数値を自分の長さに書き換えるだけで使えます。
Googleスプレッドシートで計算する方法
| 底辺 | 8 |
| 高さ | 5 |
| 平行四辺形の面積 | =B1*B2 |
| 平行四辺形の面積 | 40 |
| 底辺 | 8 |
| 高さ | =B1/B2 |
Pythonで計算する方法
base = 8 # 底辺の長さ(この例ではcm)
height = 5 # 高さ(底辺と同じ単位で。斜めの辺の長さではない)
area = base * height # 平行四辺形の面積(入力単位の2乗。この例ではcm2)
print(f"平行四辺形の面積: {area} cm2")
数式記述言語(LaTeX等)での書き方(コピペ可)
S = b × h
S = b \times h
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
<mrow>
<mi>S</mi>
<mo>=</mo>
<mi>b</mi>
<mo>×</mo>
<mi>h</mi>
</mrow>
</math>
S = b xx h
b*h
S := b*h;
S = b*h;
S = b × h
h = S ÷ b
h = S \div b
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
<mrow>
<mi>h</mi>
<mo>=</mo>
<mi>S</mi>
<mo>÷</mo>
<mi>b</mi>
</mrow>
</math>
h = S -: b
S/b
h := S/b;
h = S/b;
h = S ÷ b
ChatGPT に聞いて計算してもらう方法
あなたは算数・数学の計算アシスタントです。次の計算を、必ずPythonコードを実際に実行して行い、実行結果の数値だけを根拠に回答してください(暗算や推測で答えないでください)。 底辺8cm、高さ5cmの平行四辺形があります。 次の値をそれぞれ求めてください。 1. この平行四辺形の面積は何cm²か 2. 面積が同じ40cm²のまま底辺を10cmに変えたとき、高さは何cmになるか 計算に使った式と、実行結果の数値を示してください。
計算ドリル(演習問題)
このページの式を、自分の手で計算できるようになるための演習問題です。
答えと解説は解答ページにあります。
使い方
-
1数値を入力計算したい数値を入力欄に入力します
-
2計算「計算する」ボタンを押します
-
3結果を確認計算結果がその場に表示されます。計算の考え方や式の解説も同じページで確認できます
DataChefの特徴
専門知識不要、直感的で簡単な操作
個人情報を登録することなく使用できます
「ダウンロード」押下でファイルを自動削除
クレジット表記不要
商用利用許諾の連絡も不要です
