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排水勾配と高低差
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木材の材積(m³・才)
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フェンスの本数
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板取り計算
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棚板のたわみと耐荷重
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芝生(張り芝)の必要枚数と目土量計算機

芝を張る場所の広さと張り方を入力してください。目地幅・ロス率・目土・価格は空欄でもかまいません(空欄ならロス0・目土0・費用は計算しません)。

×
1束の面積・枚数と切り芝1枚の寸法は商品の表示に合わせて書き換えてください(規格は産地・商品で違います)。目土の厚みは、芝の上に薄くまく分と、目地張り・市松張りで目地(芝と芝の間)に詰める分を分けて入力します。
計算結果・図形
左の入力欄に施工面積と張り方を入れて「計算する」を押すと、ここに結果が表示されます。

このページでできること

  • 芝を張る場所の広さ(縦×横・㎡の直接指定・円形の直径・坪)を入れるだけで、張り芝(切り芝)の必要な束数と枚数がその場でわかります。1束の面積(一般的な規格は約1㎡)と1束の枚数(10枚)は商品に合わせて変えられます
  • 張り方(べた張り・目地張り・市松張り)を選べます。目地張りは目地幅(cm)から「芝で覆う割合」を式で求めるので、目地を空けるとどれだけ芝を節約できるかが数字で追えます(市松張りは半分)
  • 端部の切り欠き・傷んだ芝の予備を見込むロス率(%)を入れられます。「必要量=正味の量×(1+ロス率)」の式で、なぜ多めに買うのかがわかります
  • 目土の厚み(mm)と目地に詰める深さ(mm)から、目土の必要量(L・m³)と袋数(14L・20L・25L袋など容量は変更可)も同時に計算します
  • 「手持ちの束数から張れる面積」の逆算にも切り替えられます。芝の単価(1束・1㎡あたり)と目土の単価(1袋あたり)を入れると概算費用も出ます。式のやさしい解説・Excel/Googleスプレッドシート/Python用のコピペ数式・計算ドリル(演習問題)もこのページにまとまっています
束数・枚数・目土量は概算です。切り芝1枚の寸法や1束の面積は産地・商品によって違うため、商品の表示に合わせて入力してください。このページは芝そのものと芝の上にまく目土の量を計算するページで、芝の周りに敷く砂利・砕石は「砂利・砕石の必要量計算機」、芝の下に入れる床土や花壇の土は「土・砂・培養土の必要量」の計算で扱います。

この計算は何の役に立つ?

庭に自分で芝を張る(DIYの買い出し計画)

「1束=約1㎡」の規格を使うと、べた張りなら施工面積(㎡)に近い束数がそのまま目安になります。例えば縦5m×横2m(10㎡)の庭にロス率5%で高麗芝をべた張りすると、ロス込みの芝の面積は \(10 \times 1.05 = 10.5\) ㎡、束数は \(\lceil 10.5 \div 1 \rceil = 11\) 束(110枚)です。
切り芝は生きた植物なので、買ってから日をおかず、届いたその日か翌日には張り終えるのが基本です。足りなくて買い足しに行く間に芝が傷むのを避けるために、ロス率を見込んで一度で買い切る量を先に計算しておきます。

目地張り・市松張りで芝の費用を抑える

広い庭では芝の量が費用に直結します。切り芝30cm×37cmを目地幅4cmの目地張りにすると芝で覆う割合は約0.796、つまり約2割の節約になり、市松張りなら半分で済みます。20㎡の庭なら、べた張り21束(ロス5%)に対して目地張りは \(\lceil 20 \times 0.796 \times 1.05 \rceil = 17\) 束、市松張りは \(\lceil 20 \times 0.5 \times 1.05 \rceil = 11\) 束です。
ただし空いた所が芝で埋まるまで1〜2シーズンかかり、その間の雑草取りや、目地に詰める目土(べた張りより多く要る)の手間と費用が増えます。芝の節約分と手間を数字で比べて張り方を決められます。

目土の袋数を買い出し前に決める

張った芝の上には3〜5mm程度の目土を薄くまき、目地張りなら目地にも詰めます。10㎡の目地張り(覆う割合0.796)で、芝の上に3mm・目地に20mmなら目土は約71Lで、20L袋なら4袋です。べた張りなら芝の上の分だけで30L=2袋で済みます。
「薄く」といっても面積が広いと意外に量が要るため、㎡あたりの目安(3mmで3L、5mmで5L)を頭に置いて袋数を計算しておくと、買い出しが一度で済みます。芝を張った後の手入れ(年1〜2回の目土入れ)にも同じ式が使えます。

外構業者の見積書の数量を確かめる

外構工事の見積書には「張芝(高麗芝)12.5㎡」「目土 ○袋」のように面積と袋数が並びます。施工面積 × 覆う割合 × (1+ロス率) で必要な芝の面積を計算し、見積りの束数(㎡数)との差がロス率なのか、目地張りの前提なのかを確認できます。
数量の根拠がわかると、材料代と工賃・床土・整地の費用を分けて見られるようになり、相見積りの比較もしやすくなります(実際の工事では整地の状態や芝の品種で必要量や単価が変わり、数量だけで金額の妥当性は判断できません)。

余った芝・手持ちの芝で張れる範囲を知る

芝を張った後に束が余ったり、知人から芝を分けてもらったりしたときは、逆算で「どこまで張れるか」がわかります。1束1㎡の芝が8束あれば、べた張りなら約8㎡、目地張り(覆う割合0.796)なら \(8 \div 0.796 \fallingdotseq 10.05\) ㎡、市松張りなら16㎡まで広げられます。
「玄関脇の3㎡の花壇跡まで足りるか」「庭全体に張るなら市松張りにするしかないか」といった判断を、束数を数えるだけで決められます。

式と図

施工面積(長方形・円形・坪)
数学表記 (一般的な数式)
\(S\) \(=\) \(l\) \(\times\) \(w\)
\(S\) \(=\) \(\pi\) \(\times\) \(\left(\dfrac{d}{2}\right)\) \(2\)
\(S\) \(=\) \(x\) \(\times\) \(\dfrac{400}{121}\)
日本語表記 (記号を日本語に置き換えた式)
施工面積 \(S\)(長方形) \(=\) 縦の長さ \(l\) \(\times\) 横の長さ \(w\)
施工面積 \(S\)(円形) \(=\) \(\pi\) \(\times\) 直径 \(d\) の半分(半径) 2乗
施工面積 \(S\)(坪から) \(=\) 広さ \(x\)(坪) \(\times\) \(\dfrac{400}{121}\)
式を日本語で読むと
縦の長さ \(l\)
横の長さ \(w\) を掛けると
長方形の施工面積 \(S\) になる
直径 \(d\) の半分(半径)
2乗 して、円周率 \(\pi\)(約3.14)を掛けると
円形の施工面積 \(S\) になる
広さ \(x\)(坪) に \(\dfrac{400}{121}\)(1坪の㎡数。約3.3)を掛けると
坪から求めた施工面積 \(S\) になる
簡単な例
縦5m×横2mの庭、直径4mの円形の芝広場、5坪の庭の施工面積はそれぞれ
施工面積 \(S\)(長方形) \(=\) 縦(5m) \(\times\) 横(2m)
\(5 \times 2 = 10\,\mathrm{m^2}\)
\(\pi \times \left(\dfrac{4}{2}\right)^{2} = \pi \times 4 \fallingdotseq 12.57\,\mathrm{m^2}\)
\(5 \times \dfrac{400}{121} \fallingdotseq 16.53\,\mathrm{m^2}\)
考え方のポイント
施工面積は「どれだけの広さに芝を張るか」で、束数を決める出発点です。L字形や曲線のある庭は、いくつかの長方形に分けて面積を足すか、図面・見積書の㎡をそのまま「面積を直接指定」に入れます。円形の芝広場は直径を測れば、半径(直径の半分)を2乗して円周率を掛けた面積になります。 坪で広さがわかっているときは、1坪= \(\dfrac{400}{121}\) ㎡(約3.3058㎡)を掛けて㎡に直します。この値は「坪・畳・平方メートル換算」のページと同じです。
芝で覆う割合(張り方ごと)
数学表記 (一般的な数式)
\(c\) \(=\) \(1\)
\(c\) \(=\) \(\dfrac{a}{a + g}\) \(\times\) \(\dfrac{b}{b + g}\)
\(c\) \(=\) \(\dfrac{1}{2}\)
日本語表記 (記号を日本語に置き換えた式)
芝で覆う割合 \(c\)(べた張り) \(=\) \(1\)
芝で覆う割合 \(c\)(目地張り) \(=\) \(\dfrac{\text{縦 } a}{\text{縦 } a + \text{目地幅 } g}\) \(\times\) \(\dfrac{\text{横 } b}{\text{横 } b + \text{目地幅 } g}\)
芝で覆う割合 \(c\)(市松張り) \(=\) \(\dfrac{1}{2}\)
式を日本語で読むと
べた張りは芝を隙間なく並べるので 芝で覆う割合 \(c\) は 1(100%)
目地張りは、 縦 \(a\) ÷(縦 \(a\) + 目地幅 \(g\))
横 \(b\) ÷(横 \(b\) + 目地幅 \(g\)) を掛けると
目地張りの芝で覆う割合 \(c\) になる
市松張りは1枚おきに置くので 芝で覆う割合 \(c\) は \(\dfrac{1}{2}\)(50%)
簡単な例
縦30cm×横37cmの切り芝を目地幅4cmの目地張りにするとき、芝で覆う割合は
芝で覆う割合 \(c\) \(=\) 30 ÷(30 + 4) \(\times\) 37 ÷(37 + 4)
\(\dfrac{30}{34} \times \dfrac{37}{41} = \dfrac{1110}{1394} \fallingdotseq 0.796\ \ (79.6\%)\)
考え方のポイント
切り芝1枚の縦 \(a\)・横 \(b\) に目地幅 \(g\) を足した「\((a + g) \times (b + g)\)」が、目地張りで1枚が受け持つ範囲(1枚+右と下の目地)です。その範囲のうち芝そのものの面積 \(a \times b\) が占める割合が \(c\) で、分けて書くと縦方向の割合 \(\dfrac{a}{a+g}\) と横方向の割合 \(\dfrac{b}{b+g}\) の積になります。目地幅4cmなら約80%、つまり芝は2割ほど少なくて済みます。目地幅を0にすると \(c = 1\) でべた張りと同じです。 市松張りは1枚おきなので、ちょうど半分(\(c = \dfrac{1}{2}\))です。ただし目地張り・市松張りは、空いた所が芝の茎(ほふく茎)で埋まるまで1〜2シーズンかかり、その間は雑草が生えやすいので、芝の節約と手間のどちらを取るかで張り方を選びます。
ロス込みの芝の面積
数学表記 (一般的な数式)
\(S'\) \(=\) \(S\) \(\times\) \(c\) \(\times\) \(\left(1 +\right.\) \(\dfrac{r}{100}\) \(\left.\right)\)
日本語表記 (記号を日本語に置き換えた式)
ロス込みの芝の面積 \(S'\) \(=\) 施工面積 \(S\) \(\times\) 芝で覆う割合 \(c\) \(\times\) \(\left(1 +\right.\) ロス率 \(r\)(%)÷ 100 \(\left.\right)\)
式を日本語で読むと
施工面積 \(S\)
芝で覆う割合 \(c\) を掛けて芝の正味面積を出し、さらに
「1 + ロス率 \(r\) ÷ 100」 を掛けると(ロス率5%なら1.05倍)
ロス込みの芝の面積 \(S'\) になる
簡単な例
施工面積10㎡をべた張り(覆う割合1)で張り、端の切り欠きの分としてロス率5%を見込むと
ロス込みの芝の面積 \(S'\) \(=\) 施工面積(10㎡) \(\times\) 覆う割合(1) \(\times\) \(\left(1 +\right.\) ロス率(5%)÷ 100 \(\left.\right)\)
\(10 \times 1 \times \left(1 + \dfrac{5}{100}\right) = 10 \times 1.05 = 10.5\,\mathrm{m^2}\)
考え方のポイント
施工面積に覆う割合を掛けた「芝の正味面積」は、ぴったり並べたときに芝が占める面積です。実際には、縁に合わせて切り落とす端材が出るうえ、束の中に輸送で傷んだ芝や崩れた芝が混ざることもあるため、正味の量ぴったりでは足りなくなりがちです。そこで「正味の量 × (1 + ロス率)」で割り増して買うのが積算の慣行で、一般に5〜10%程度を見込むことが多いです。 長方形の庭で切り欠きが少なければ少なめ(5%程度)、曲線の縁や花壇・飛び石の周りが多い庭ほど多め(10%側)が目安です。ロス率を0にすれば正味の量そのままで計算できます。
必要な束数(切り上げ)
数学表記 (一般的な数式)
\(B\) \(=\) \(\lceil\) \(S'\) \(\div\) \(A_b\) \(\rceil\)
日本語表記 (記号を日本語に置き換えた式)
必要な束数 \(B\) \(=\) \(\lceil\) ロス込みの芝の面積 \(S'\) \(\div\) 1束の面積 \(A_b\) \(\rceil\)
式を日本語で読むと
ロス込みの芝の面積 \(S'\)
1束の面積 \(A_b\) で割って「何束分か」を求め
小数点以下を切り上げる(記号 \(\lceil\ \rceil\) は「切り上げ」の意味)と
必要な束数 \(B\) になる
簡単な例
ロス込みの芝の面積10.5㎡を、1束1㎡の束で買うときの必要な束数は
必要な束数 \(B\) \(=\) \(\lceil\) 芝の面積(10.5㎡) \(\div\) 1束(1㎡) \(\rceil\)
\(10.5 \div 1 = 10.5\)
\(\lceil 10.5 \rceil = 11\)
考え方のポイント
芝は1束単位でしか買えないため、割り算の答えに小数点以下が出たら必ず切り上げます(10.5束 → 11束)。「四捨五入」や「切り捨て」にすると足りなくなります。この切り上げを表す記号が \(\lceil\ \rceil\)(天井関数)です。11束 × 1㎡ = 11㎡ を買うので、余りは 11 − 10.5 = 0.5㎡ です。 「1束=約1㎡」は一般的な規格ですが、商品によって「1束0.9㎡」のように表示されているものもあるので、商品の表示に合わせて \(A_b\) を書き換えます。
切り芝の枚数
数学表記 (一般的な数式)
\(P\) \(=\) \(B\) \(\times\) \(n_b\)
日本語表記 (記号を日本語に置き換えた式)
切り芝の枚数 \(P\) \(=\) 必要な束数 \(B\) \(\times\) 1束の枚数 \(n_b\)
式を日本語で読むと
必要な束数 \(B\)
1束の枚数 \(n_b\) を掛けると
切り芝の枚数 \(P\) になる
簡単な例
11束(1束10枚入り)の切り芝の枚数は
切り芝の枚数 \(P\) \(=\) 束数(11束) \(\times\) 1束(10枚)
\(11 \times 10 = 110\)
考え方のポイント
束数が決まれば、枚数は「束数 × 1束の枚数」です。「1束=10枚」が一般的な規格ですが、これも商品の表示に合わせます。枚数は、張るときに「1列に何枚並ぶか」「何列で終わるか」の見当をつけたり、目地張りで1枚ずつ目地を空けて並べる手間を見積もったりするのに使います。
目土の量(芝の上+目地)
数学表記 (一般的な数式)
\(V\) \(=\) \(S\) \(\times\) \(\dfrac{t_s}{1000}\) \(+\) \(S\) \(\times\) \(\left(1 -\right.\) \(c\) \(\left.\right)\) \(\times\) \(\dfrac{t_j}{1000}\)
日本語表記 (記号を日本語に置き換えた式)
目土の量 \(V\)(m³) \(=\) 施工面積 \(S\)(㎡) \(\times\) 芝の上にまく厚み \(t_s\)(mm)÷ 1000 \(+\) 施工面積 \(S\)(㎡) \(\times\) \(\left(1 -\right.\) 芝で覆う割合 \(c\) \(\left.\right)\) \(\times\) 目地に詰める深さ \(t_j\)(mm)÷ 1000
式を日本語で読むと
施工面積 \(S\)(㎡)
芝の上にまく厚み \(t_s\)(mm)÷ 1000 を掛けて「芝の上にまく分」の体積を出し、
施工面積に「1 − 芝で覆う割合 \(c\) 」を掛けた目地の面積に
目地に詰める深さ \(t_j\)(mm)÷ 1000 を掛けて「目地に詰める分」を出し、2つを足すと
目土の量 \(V\)(m³) になる
簡単な例
施工面積10㎡を目地張り(覆う割合0.796)で張り、芝の上に3mm、目地には深さ20mmの目土を入れるとき、目土の量は
目土の量 \(V\) \(=\) 面積(10㎡) \(\times\) 3mm ÷ 1000 \(+\) 面積(10㎡) \(\times\) \((1 -\) 0.796 \()\) \(\times\) 20mm ÷ 1000
\(10 \times \dfrac{3}{1000} = 0.03\,\mathrm{m^3}\)
\(10 \times (1 - 0.796) \times \dfrac{20}{1000} = 0.0408\,\mathrm{m^3}\)
\(0.03 + 0.0408 = 0.0708\,\mathrm{m^3} \fallingdotseq 71\,\mathrm{L}\)
考え方のポイント
目土は「面積 × 厚み」の体積です。面積が㎡、厚みがmmと単位が違うので、厚みを1000で割ってmに直してから掛けます(3mm → 0.003m)。m³ × 1000 = L なので、袋のL表示と比べるときはLに直します。 目土には2つの役割があります。1つは張った芝の上に薄く(一般に3〜5mm程度)まいて根を保護し、でこぼこをならすこと。もう1つは目地張り・市松張りで、芝と芝の間のすき間(目地)に芝の厚みと同じ高さ(切り芝の厚みは一般に15〜25mm程度)まで詰めて、そこへ芝が広がりやすくすることです。べた張りは目地がない(\(c = 1\))ので2つ目の項は0になり、芝の上にまく分だけになります。目地張りでは、面積のわりに目土がかなり要ることが式からわかります(上の例では芝の上の分30Lより目地の分約41Lのほうが多い)。 市松張りの空いたマスも同じ式で計算しますが、空きが施工面積の半分と広いので、目土ではなく床土や庭の土で芝の厚みまで埋めてから仕上げに目土をまく方法もあります。その場合は「目地に詰める深さ」を0にして、埋める土のほうは「土・砂・培養土の必要量」の計算で求めます。目地張り・市松張りの目地は施工中に人が踏んで沈むこともあるので、袋数は多少の余裕を見て買うと安心です。 なお、芝を張る前に地面に入れる床土(芝の下の土)はこの目土とは別物で、面積×厚みの体積の計算は「土・砂・培養土の必要量」の計算で扱います。
目土の袋数(切り上げ)
数学表記 (一般的な数式)
\(K\) \(=\) \(\lceil\) \(V \times 1000\) \(\div\) \(k\) \(\rceil\)
日本語表記 (記号を日本語に置き換えた式)
目土の袋数 \(K\) \(=\) \(\lceil\) 目土の量 \(V\)(m³)× 1000(L) \(\div\) 1袋の容量 \(k\)(L) \(\rceil\)
式を日本語で読むと
目土の量 \(V\)(m³)× 1000(L) でリットルに直した量を
1袋の容量 \(k\)(L) で割って「何袋分か」を求め
小数点以下を切り上げると
目土の袋数 \(K\) になる
簡単な例
目土71Lを20L袋で買うときの袋数は
目土の袋数 \(K\) \(=\) \(\lceil\) 目土(71L) \(\div\) 1袋(20L) \(\rceil\)
\(71 \div 20 = 3.55\)
\(\lceil 3.55 \rceil = 4\)
考え方のポイント
目土も袋単位でしか買えないので、束数と同じく切り上げます。市販の「芝の目土」は14L・20L・25L袋などが多く、袋の表示に合わせて \(k\) を入れます。袋にkg表示しかない商品は、「1袋約○L」の表示や、目土の比重(砂主体でおよそ1.3〜1.5kg/L程度)からLの見当をつけます。
概算費用
数学表記 (一般的な数式)
\(T\) \(=\) \(u_t\) \(\times\) \(B\) \(+\) \(u_s\) \(\times\) \(K\)
日本語表記 (記号を日本語に置き換えた式)
概算費用 \(T\) \(=\) 芝の単価 \(u_t\) \(\times\) 必要な束数 \(B\) \(+\) 目土の単価 \(u_s\) \(\times\) 目土の袋数 \(K\)
式を日本語で読むと
芝の単価 \(u_t\)(1束あたりの価格)
必要な束数 \(B\) を掛けた芝の費用と、
目土の単価 \(u_s\)(1袋あたりの価格)
目土の袋数 \(K\) を掛けた目土の費用を足すと
概算費用 \(T\) になる
簡単な例
1束1,000円の芝を11束、1袋500円の目土を2袋買うとすると、材料代は
概算費用 \(T\) \(=\) 単価(1,000円/束) \(\times\) 束数(11束) \(+\) 単価(500円/袋) \(\times\) 袋数(2袋)
\(1000 \times 11 + 500 \times 2 = 11000 + 1000 = 12000\)
考え方のポイント
単価と数量の「単位」を揃えるのがポイントです。芝の単価が1束あたりなら切り上げた束数 \(B\) を、1㎡あたりなら買う芝の面積(\(B \times A_b\))を掛けます。束で買うと切り上げた分(余り)まで払うので、面積が中途半端なときは1束の面積が小さい商品のほうが余りが少なくなることがあります。床土・肥料・転圧道具・送料は別にかかります。
逆算(手持ちの束数から張れる面積)
数学表記 (一般的な数式)
\(S_{\mathrm{cov}}\) \(=\) \(n\) \(\times\) \(A_b\) \(\div\) \(\left(1 +\right.\) \(\dfrac{r}{100}\) \(\left.\right)\) \(\div\) \(c\)
日本語表記 (記号を日本語に置き換えた式)
張れる面積 \(S_{\mathrm{cov}}\)(㎡) \(=\) 手持ちの束数 \(n\) \(\times\) 1束の面積 \(A_b\) \(\div\) \(\left(1 +\right.\) ロス率 \(r\) ÷ 100 \(\left.\right)\) \(\div\) 芝で覆う割合 \(c\)
式を日本語で読むと
手持ちの束数 \(n\)
1束の面積 \(A_b\) を掛けて手持ちの芝の面積を出し、
1 + ロス率 \(r\) ÷ 100 で割ってロス分を除き、さらに
芝で覆う割合 \(c\) で割ると(目地を空ける分だけ広く張れる)
張れる面積 \(S_{\mathrm{cov}}\) になる
簡単な例
1束1㎡の芝が8束あり、ロス率0で目地張り(覆う割合0.796)にするとき、張れる面積は
\(8 \times 1 = 8\,\mathrm{m^2}\)
\(8 \div \left(1 + \dfrac{0}{100}\right) = 8\,\mathrm{m^2}\)
\(8 \div 0.796 \fallingdotseq 10.05\,\mathrm{m^2}\)
考え方のポイント
逆算は、必要量の式を逆向きにたどるだけです。束数 × 1束の面積で手持ちの芝の面積を出し、ロス分を除いた「使える面積」を求め、覆う割合で割ると張れる施工面積になります。べた張り(\(c = 1\))なら使える面積がそのまま張れる面積、目地張り(目地幅4cm・覆う割合0.796)なら約1.26倍、市松張りなら2倍の広さに張れます。 「余った芝で庭のどこまで張れるか」「この束数で市松張りにすれば足りるか」を確かめたいときに使います。目土の量は、この張れる面積に対して同じ式で計算します。
張り芝の必要量は「施工面積 × 張り方の覆う割合」で芝の正味面積を出し、ロス率で割り増してから、1束の面積で割って切り上げるのが基本です。目土は「面積 × 厚み」の体積(芝の上にまく分+目地に詰める分)をLに直し、袋の容量で割って切り上げます。

用語・記号の解説

記号

\(S\) エス 施工面積(㎡)。芝を張る場所の広さで、縦×横、㎡の直接指定、円形(直径から)、坪のいずれかで決めます。面積を表す文字としてよく使われ、Square(平方)や Surface(面)の頭文字に由来するといわれます。
\(l\)・\(w\) エル・ダブリュー 長方形の縦の長さと横の長さ(m)。length(長さ)と width(幅)の頭文字です。
\(d\) ディー 円形の場所の直径(m)。diameter(直径)の頭文字です。半径は \(d \div 2\) です。
\(\pi\) パイ 円周率。約3.14です。円の面積は「半径 × 半径 × 円周率」で求めます。
\(x\) エックス 坪で指定したときの広さ(坪)。1坪 = \(\dfrac{400}{121}\) ㎡(約3.3058㎡)を掛けて㎡に直します。
\(c\) シー 芝で覆う割合。施工面積のうち芝そのものが占める割合で、べた張りは1、目地張りは \(\dfrac{a}{a+g} \times \dfrac{b}{b+g}\)、市松張りは \(\dfrac{1}{2}\) です。coverage(覆う範囲)の頭文字です。
\(a\)・\(b\) エー・ビー 切り芝1枚の縦と横の長さ(cm)。一般的な規格は約30cm×37cm前後ですが、商品によって違います。目地張りの覆う割合と割り付け図に使います。
\(g\) ジー 目地幅(cm)。目地張りで芝と芝の間に空けるすき間の幅で、gap(すき間)の頭文字です。一般に3〜5cm程度です。
\(r\) アール ロス率(%)。rate(割合)の頭文字です。端部の切り欠き・傷んだ芝の分を見込んで正味の量に上乗せする割合で、5なら5%増し(1.05倍)です。
\(S'\) エスダッシュ ロス込みの芝の面積(㎡)。\(S' = S \times c \times (1 + r \div 100)\) で求めます。記号の右上の「\(\prime\)」は「元の \(S\) を少し変えたもの」という意味で、ダッシュまたはプライムと読みます。
\(A_b\) エービー 1束の面積(㎡)。「1束=約1㎡」が一般的な規格です。A は Area(面積)、添え字の b は bundle(束)の頭文字です。
\(n_b\) エヌビー 1束の枚数。「1束=10枚」が一般的な規格です。n は number(数)、添え字の b は bundle(束)の頭文字です。
\(B\) ビー 必要な束数。bundle(束)の頭文字です。\(B = \lceil S' \div A_b \rceil\) で求めます。
\(P\) ピー 切り芝の枚数。piece(1枚)の頭文字です。\(P = B \times n_b\) で求めます。
\(V\) ブイ 目土の量(m³)。volume(体積)の頭文字です。芝の上にまく分と目地に詰める分の合計で、1m³ = 1,000L です。
\(t_s\) ティーエス 芝の上にまく目土の厚み(mm)。t は thickness(厚さ)、添え字の s は surface(表面)の頭文字です。計算のときは1000で割ってmに直します(3mm → 0.003m)。
\(t_j\) ティージェー 目地に詰める目土の深さ(mm)。添え字の j は joint(目地)の頭文字です。切り芝の厚み(一般に15〜25mm程度)と同じ高さまで詰めます。
\(k\) ケー 目土1袋の容量(L)。14L・20L・25L袋などが多く売られています。
\(K\) ケー(大文字) 目土の袋数。\(K = \lceil V \times 1000 \div k \rceil\) で求めます。
\(u_t\)・\(u_s\) ユーティー・ユーエス 芝の単価(1束あたり、または1㎡あたり)と目土の単価(1袋あたり)。unit price(単価)の頭文字で、添え字の t は turf(芝)、s は soil(土)です。
\(T\) ティー 概算費用(材料代のみ。床土・肥料・送料などは含みません)。total(合計)の頭文字です。
\(n\) エヌ 逆算のときの、手持ちの束数。number(数)の頭文字です。
\(S_{\mathrm{cov}}\) エスカバー 手持ちの芝で張れる施工面積(㎡)。添え字の cov は cover(覆う)の略です。
\(\lceil x \rceil\) 天井関数(てんじょうかんすう) 小数点以下を切り上げて整数にする記号。(例:\(\lceil 10.5 \rceil = 11\)、\(\lceil 4 \rceil = 4\))

用語

張り芝 はりしば 畑で育てた芝を土ごと切り取った「切り芝」を地面に並べて芝生を作る方法、またはそのための芝。種をまいて育てる「播き芝」に比べて、張ったその日から緑になります。高麗芝・野芝などの日本芝は張り芝で売られるのが普通です。
切り芝 きりしば 張り芝用に長方形に切り取った芝のこと。「ソッド」とも呼びます。1枚は約30cm×37cm前後・厚み15〜25mm程度が一般的で、10枚を束ねて1束(約1㎡)として売られることが多いですが、寸法・枚数・面積は産地や商品によって違います。
たば 切り芝の販売単位。「1束=10枚=約1㎡」が一般的な規格で、「10㎡の庭なら10束」がべた張りの目安になります。商品によっては「1束0.9㎡」のような表示もあります。
べた張り べたばり 切り芝をすき間なく並べる張り方。芝の量は施工面積と同じ(覆う割合1)で最も多くなりますが、すぐに一面の芝生になり、雑草も生えにくいです。
目地張り めじばり 切り芝と切り芝の間に3〜5cm程度のすき間(目地)を空けて並べる張り方。目地の分だけ芝を節約でき(目地幅4cmで約2割減)、目地に目土を詰めておくと、芝が横に広がって埋まります。
市松張り いちまつばり 切り芝を市松模様のように1枚おきに並べる張り方。芝は半分で済みますが、空いた所が埋まるまで1〜2シーズンかかり、その間は雑草に注意が必要です。
目地 めじ 切り芝と切り芝の間のすき間。タイルやレンガの継ぎ目と同じ言葉です。目地張り・市松張りでは目地に目土を詰め、そこへ芝の茎が伸びて埋まるのを待ちます。
目土 めつち 張った芝の上や目地にまく砂や土。芝の根と茎を保護し、地面のでこぼこをならして、芝が横に広がるのを助けます。市販の「芝の目土」は川砂や真砂土を主体にした製品で、14L・20L・25L袋などで売られています。
床土 とこつち 芝を張る前に地面にすき込んだり敷きならしたりする土。芝の「下」に入れる土で、芝の「上」にまく目土とは別に用意します。このページでは扱わず、面積×厚みの体積は「土・砂・培養土の必要量」の計算で求めます。
ロス率 ロスりつ 端部の切り欠きで出る端材や、輸送で傷んで使えない芝の分を見込んで、正味の量に上乗せする割合(%)。一般に5〜10%程度を見込むことが多いです。
高麗芝 こうらいしば 日本の庭で最もよく使われる日本芝。葉が細かく密で、冬は茶色く枯れて春にまた緑になります。切り芝の束で売られ、暖かくなる春から初夏が張り時とされます。
つぼ 日本の面積の単位。1坪=400/121㎡(約3.3058㎡)で、畳2枚分・1間(約1.82m)四方の広さです。不動産や庭の広さでよく使われます。
切り上げ きりあげ 小数点以下があれば、値を1つ上の整数にする端数処理。束や袋は1つ単位でしか買えないため、束数・袋数の計算では必ず切り上げます。
円周率 えんしゅうりつ 円周の長さが直径の何倍かを表す数で、約3.14です。円の面積は「半径 × 半径 × 円周率」で求めます。

前提として理解しておくといいこと

このページの計算を「意味がわかって」使えるようになるために、前提として理解しておくといいことをまとめました。

長方形・円の面積(小学4〜6年)
  • 長方形の面積が「縦 × 横」で求められること
  • 円の面積が「半径 × 半径 × 円周率(約3.14)」で求められること。直径しかわからないときは半分にして半径にする
割合と分数の掛け算(小学5〜6年)
  • 「全体のうちの何割か」を \(\dfrac{30}{34}\) のような分数や \(0.8\) のような小数で表せること
  • 縦方向の割合と横方向の割合を掛けると、面積の割合になること(\(\dfrac{3}{4} \times \dfrac{4}{5} = \dfrac{3}{5}\))
  • 「5%増し」が「×1.05」で計算できること
直方体の体積と単位の換算(小学5〜6年)
  • 体積が「底面積 × 高さ」で求められること。このページでは「施工面積 × 目土の厚み」がそれにあたる
  • 1m = 1000mm の関係がわかり、厚み3mmを0.003mに直せること
  • 1m³ = 1000L の関係がわかること(1辺10cmの立方体が1L、1辺1mの立方体が1000L)
概数・端数処理(小学4年)
  • 切り上げ・切り捨て・四捨五入の違いがわかること
  • 「束数・袋数はなぜ切り上げるのか」を自分の言葉で説明できること
割り算の逆算(小学6年〜中学1年)
  • 「面積 ÷ 割合 = 元の面積」のように、掛け算の式を割り算に直して元の量を求められること

Excelで計算する方法

Excelファイルをダウンロード
式ごとにシートが分かれたExcelファイルです。貼り付け場所を気にせず、開いてすぐ使えます。
下の表を丸ごとコピーして、ExcelのA1セルに貼り付けるとそのまま使えます。
「施工面積(長方形)」を求める表
縦の長さ(m) 5
横の長さ(m) 2
施工面積(㎡) =B1*B2
「施工面積(円形・坪)」を求める表
円の直径(m) 4
施工面積(㎡・円形) =PI()*(B1/2)^2
広さ(坪) 5
施工面積(㎡・坪から) =B3*400/121
「芝で覆う割合(目地張り)」を求める表
切り芝の縦(cm) 30
切り芝の横(cm) 37
目地幅(cm) 4
芝で覆う割合 =B1/(B1+B3)*B2/(B2+B3)
「ロス込みの芝の面積」を求める表
施工面積(㎡) 10
芝で覆う割合(べた張り1・市松張り0.5) 1
ロス率(%) 5
ロス込みの芝の面積(㎡) =B1*B2*(1+B3/100)
「必要な束数」を求める表
ロス込みの芝の面積(㎡) 10.5
1束の面積(㎡) 1
必要な束数 =ROUNDUP(B1/B2,0)
「切り芝の枚数」を求める表
必要な束数 11
1束の枚数 10
切り芝の枚数 =B1*B2
「目土の量(芝の上+目地)」を求める表
施工面積(㎡) 10
芝の上にまく厚み(mm) 3
芝で覆う割合 0.796
目地に詰める深さ(mm) 20
目土の量(m³) =B1*B2/1000+B1*(1-B3)*B4/1000
目土の量(L) =B5*1000
「目土の袋数」を求める表
目土の量(L) 71
1袋の容量(L) 20
目土の袋数 =ROUNDUP(B1/B2,0)
「概算費用」を求める表
芝の単価(円/束) 1000
必要な束数 11
目土の単価(円/袋) 500
目土の袋数 2
概算費用(円) =B1*B2+B3*B4
「逆算(手持ちの束数から張れる面積)」を求める表
手持ちの束数 8
1束の面積(㎡) 1
ロス率(%) 0
芝で覆う割合 0.796
張れる面積(㎡) =B1*B2/(1+B3/100)/B4
貼り付けると、B列の上の行が入力欄になり、最後の行が自動計算の結果になります。
「ROUNDUP(値, 0)」は小数点以下を切り上げて整数にする関数です(式の ⌈ ⌉ に対応します)。「PI()」は円周率です。
3つ目の表のB4は約0.796(目地幅4cmで芝は約8割)、4つ目の表のB4は10.5、5つ目の表のB3は11束、6つ目の表のB3は110枚になります。
7つ目の表は厚みのmmを「/1000」でmに直してから面積に掛けています。B5が0.0708m³、B6が70.8Lです(B3に3つ目の表の割合をそのまま入れると約70.7Lになります)。べた張りならB3に1を入れると目地の分が0になります。8つ目の表のB3は4袋、9つ目の表のB5は12,000円です。
最後の表は、B5が張れる面積(約10.05㎡)です。

Googleスプレッドシートで計算する方法

Excelファイルをダウンロード
上のExcelファイルをダウンロードし、Googleドライブにアップロードして開くと、そのままスプレッドシートとして使えます。
下の表を丸ごとコピーして、GoogleスプレッドシートのA1セルに貼り付けるとそのまま使えます。
「施工面積(長方形)」を求める表
縦の長さ(m) 5
横の長さ(m) 2
施工面積(㎡) =B1*B2
「施工面積(円形・坪)」を求める表
円の直径(m) 4
施工面積(㎡・円形) =PI()*(B1/2)^2
広さ(坪) 5
施工面積(㎡・坪から) =B3*400/121
「芝で覆う割合(目地張り)」を求める表
切り芝の縦(cm) 30
切り芝の横(cm) 37
目地幅(cm) 4
芝で覆う割合 =B1/(B1+B3)*B2/(B2+B3)
「ロス込みの芝の面積」を求める表
施工面積(㎡) 10
芝で覆う割合(べた張り1・市松張り0.5) 1
ロス率(%) 5
ロス込みの芝の面積(㎡) =B1*B2*(1+B3/100)
「必要な束数」を求める表
ロス込みの芝の面積(㎡) 10.5
1束の面積(㎡) 1
必要な束数 =ROUNDUP(B1/B2,0)
「切り芝の枚数」を求める表
必要な束数 11
1束の枚数 10
切り芝の枚数 =B1*B2
「目土の量(芝の上+目地)」を求める表
施工面積(㎡) 10
芝の上にまく厚み(mm) 3
芝で覆う割合 0.796
目地に詰める深さ(mm) 20
目土の量(m³) =B1*B2/1000+B1*(1-B3)*B4/1000
目土の量(L) =B5*1000
「目土の袋数」を求める表
目土の量(L) 71
1袋の容量(L) 20
目土の袋数 =ROUNDUP(B1/B2,0)
「概算費用」を求める表
芝の単価(円/束) 1000
必要な束数 11
目土の単価(円/袋) 500
目土の袋数 2
概算費用(円) =B1*B2+B3*B4
「逆算(手持ちの束数から張れる面積)」を求める表
手持ちの束数 8
1束の面積(㎡) 1
ロス率(%) 0
芝で覆う割合 0.796
張れる面積(㎡) =B1*B2/(1+B3/100)/B4
Excelと同じ式(ROUNDUP・PIも同じ関数名)がそのまま使えます。表を丸ごとコピーしてA1セルに貼り付け、B列を自分の数値に書き換えてください。

Pythonで計算する方法

import math

length_m = 5             # 縦の長さ(m)
width_m = 2              # 横の長さ(m)
pattern = "joint"        # 張り方:"solid"(べた張り)/ "joint"(目地張り)/ "checker"(市松張り)
piece_a_cm = 30          # 切り芝1枚の縦(cm)
piece_b_cm = 37          # 切り芝1枚の横(cm)
gap_cm = 4               # 目地幅(cm)。目地張りのときだけ使う
bundle_area_m2 = 1       # 1束の面積(㎡)。「1束=約1㎡」が一般的な規格
bundle_pcs = 10          # 1束の枚数
loss_rate = 5            # ロス率(%)。端の切り欠き・傷んだ芝の分。見込まないなら0
soil_thickness_mm = 3    # 芝の上にまく目土の厚み(mm)
joint_depth_mm = 20      # 目地に詰める目土の深さ(mm)。目地張り・市松張りで使う
bag_liter = 20           # 目土1袋の容量(L)
price_per_bundle = 1000  # 芝1束の価格(円)
price_per_bag = 500      # 目土1袋の価格(円)

area_m2 = length_m * width_m                                        # 施工面積(㎡)
if pattern == "joint":
    coverage = piece_a_cm / (piece_a_cm + gap_cm) * piece_b_cm / (piece_b_cm + gap_cm)  # 芝で覆う割合
elif pattern == "checker":
    coverage = 0.5
else:
    coverage = 1.0
turf_area_m2 = area_m2 * coverage                                   # 芝の正味面積(㎡)
required_m2 = turf_area_m2 * (1 + loss_rate / 100)                  # ロス込みの芝の面積(㎡)
bundles_needed = math.ceil(required_m2 / bundle_area_m2)            # 必要な束数(切り上げ)
pieces = bundles_needed * bundle_pcs                                # 切り芝の枚数
joint_depth = joint_depth_mm if pattern != "solid" else 0           # べた張りは目地がない
soil_m3 = area_m2 * soil_thickness_mm / 1000 + area_m2 * (1 - coverage) * joint_depth / 1000  # 目土の量(m³)
soil_liter = soil_m3 * 1000                                         # 目土の量(L)
soil_bags = math.ceil(soil_liter / bag_liter)                       # 目土の袋数(切り上げ)
cost = bundles_needed * price_per_bundle + soil_bags * price_per_bag  # 概算費用(円)

print(f"施工面積: {area_m2} ㎡")
print(f"芝で覆う割合: {coverage:.3f}({coverage * 100:.1f} %)")
print(f"ロス込みの芝の面積: {required_m2:.2f} ㎡")
print(f"必要な束数: {bundles_needed} 束({pieces} 枚)")
print(f"目土の量: {soil_liter:.1f} L → {soil_bags} 袋")
print(f"概算費用: {cost} 円")

# 逆算:手持ちの束数から張れる面積(8束・ロス0・目地張り)
have_bundles = 8
coverable_m2 = have_bundles * bundle_area_m2 / (1 + 0 / 100) / coverage
print(f"{have_bundles}束を目地張りにして張れる面積: {coverable_m2:.2f} ㎡")
標準ライブラリだけで動きます。math.ceil() が切り上げ(式の ⌈ ⌉)です。先頭の寸法・張り方・束の規格を自分の数値に書き換えて実行してください。芝の単価が1㎡あたりなら、bundles_needed * price_per_bundle の代わりに bundles_needed * bundle_area_m2 * 単価 にします。

数式記述言語(LaTeX等)での書き方(コピペ可)

施工面積(長方形・円形・坪)
S = l × w,  S = π × (d ÷ 2)²,  S = x × 400 ÷ 121
S = l \times w,\quad S = \pi \left(\frac{d}{2}\right)^{2},\quad S = x \times \frac{400}{121}
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
  <mrow>
    <mi>S</mi><mo>=</mo><mi>l</mi><mo>&#xD7;</mo><mi>w</mi>
    <mo>,</mo>
    <mi>S</mi><mo>=</mo><mi>&#x3C0;</mi>
    <msup>
      <mrow><mo>(</mo><mfrac><mi>d</mi><mn>2</mn></mfrac><mo>)</mo></mrow>
      <mn>2</mn>
    </msup>
    <mo>,</mo>
    <mi>S</mi><mo>=</mo><mi>x</mi><mo>&#xD7;</mo><mfrac><mn>400</mn><mn>121</mn></mfrac>
  </mrow>
</math>
S = l * w,  S = pi * (d/2)^2,  S = x * 400/121
{l*w, Pi*(d/2)^2, x*400/121}
S := l*w;  S := Pi*(d/2)^2;  S := x*400/121;
S = l*w; S = pi*(d/2)^2; S = x*400/121;
S = l × w, S = π (d/2)^2, S = x × 400/121
芝で覆う割合(張り方ごと)
c = 1(べた張り),  c = a ÷ (a + g) × b ÷ (b + g)(目地張り),  c = 1/2(市松張り)
c = 1,\quad c = \frac{a}{a + g} \times \frac{b}{b + g},\quad c = \frac{1}{2}
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
  <mrow>
    <mi>c</mi><mo>=</mo><mn>1</mn>
    <mo>,</mo>
    <mi>c</mi><mo>=</mo>
    <mfrac><mi>a</mi><mrow><mi>a</mi><mo>+</mo><mi>g</mi></mrow></mfrac>
    <mo>&#xD7;</mo>
    <mfrac><mi>b</mi><mrow><mi>b</mi><mo>+</mo><mi>g</mi></mrow></mfrac>
    <mo>,</mo>
    <mi>c</mi><mo>=</mo><mfrac><mn>1</mn><mn>2</mn></mfrac>
  </mrow>
</math>
c = 1,  c = a/(a + g) * b/(b + g),  c = 1/2
{1, a/(a + g)*b/(b + g), 1/2}
c := 1;  c := a/(a + g)*b/(b + g);  c := 1/2;
c = 1; c = a/(a + g)*b/(b + g); c = 1/2;
c = 1, c = a/(a + g) × b/(b + g), c = 1/2
ロス込みの芝の面積
S' = S × c × (1 + r ÷ 100)
S' = S \times c \left(1 + \frac{r}{100}\right)
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
  <mrow>
    <msup><mi>S</mi><mo>&#x2032;</mo></msup><mo>=</mo><mi>S</mi><mo>&#xD7;</mo><mi>c</mi>
    <mrow><mo>(</mo><mn>1</mn><mo>+</mo><mfrac><mi>r</mi><mn>100</mn></mfrac><mo>)</mo></mrow>
  </mrow>
</math>
S' = S * c * (1 + r/100)
s*c*(1 + r/100)
Sp := S*c*(1 + r/100);
Sp = S*c*(1 + r/100);
S' = S c (1 + r/100)
必要な束数(切り上げ)
B = ⌈S' ÷ A_b⌉
B = \left\lceil \frac{S'}{A_b} \right\rceil
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
  <mrow>
    <mi>B</mi><mo>=</mo>
    <mo>&#x2308;</mo><mfrac><msup><mi>S</mi><mo>&#x2032;</mo></msup><msub><mi>A</mi><mi>b</mi></msub></mfrac><mo>&#x2309;</mo>
  </mrow>
</math>
B = |~ S' / A_b ~|
Ceiling[sp/ab]
B := ceil(Sp/Ab);
B = ceil(Sp/Ab);
B = ⌈S'/A_b⌉
切り芝の枚数
P = B × n_b
P = B \times n_b
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
  <mrow>
    <mi>P</mi><mo>=</mo><mi>B</mi><mo>&#xD7;</mo><msub><mi>n</mi><mi>b</mi></msub>
  </mrow>
</math>
P = B * n_b
b*nb
P := B*nb;
P = B*nb;
P = B × n_b
目土の量(芝の上+目地)
V = S × t_s ÷ 1000 + S × (1 − c) × t_j ÷ 1000
V = S \times \frac{t_s}{1000} + S \left(1 - c\right) \frac{t_j}{1000}
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
  <mrow>
    <mi>V</mi><mo>=</mo><mi>S</mi><mo>&#xD7;</mo>
    <mfrac><msub><mi>t</mi><mi>s</mi></msub><mn>1000</mn></mfrac>
    <mo>+</mo><mi>S</mi>
    <mrow><mo>(</mo><mn>1</mn><mo>&#x2212;</mo><mi>c</mi><mo>)</mo></mrow>
    <mfrac><msub><mi>t</mi><mi>j</mi></msub><mn>1000</mn></mfrac>
  </mrow>
</math>
V = S * t_s/1000 + S * (1 - c) * t_j/1000
s*ts/1000 + s*(1 - c)*tj/1000
V := S*ts/1000 + S*(1 - c)*tj/1000;
V = S*ts/1000 + S*(1 - c)*tj/1000;
V = S × t_s/1000 + S (1 − c) t_j/1000
目土の袋数(切り上げ)
K = ⌈V × 1000 ÷ k⌉
K = \left\lceil \frac{V \times 1000}{k} \right\rceil
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
  <mrow>
    <mi>K</mi><mo>=</mo>
    <mo>&#x2308;</mo>
    <mfrac><mrow><mi>V</mi><mo>&#xD7;</mo><mn>1000</mn></mrow><mi>k</mi></mfrac>
    <mo>&#x2309;</mo>
  </mrow>
</math>
K = |~ (V * 1000) / k ~|
Ceiling[v*1000/k]
K := ceil(V*1000/k);
K = ceil(V*1000/k);
K = ⌈(V × 1000)/k⌉
概算費用
T = u_t × B + u_s × K
T = u_t \times B + u_s \times K
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
  <mrow>
    <mi>T</mi><mo>=</mo><msub><mi>u</mi><mi>t</mi></msub><mo>&#xD7;</mo><mi>B</mi>
    <mo>+</mo><msub><mi>u</mi><mi>s</mi></msub><mo>&#xD7;</mo><mi>K</mi>
  </mrow>
</math>
T = u_t * B + u_s * K
ut*b + us*k
T := ut*B + us*K;
T = ut*B + us*K;
T = u_t × B + u_s × K
逆算(手持ちの束数から張れる面積)
S_cov = n × A_b ÷ (1 + r ÷ 100) ÷ c
S_{\mathrm{cov}} = \frac{n \times A_b}{\left(1 + \frac{r}{100}\right) c}
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
  <mrow>
    <msub><mi>S</mi><mi>cov</mi></msub><mo>=</mo>
    <mfrac>
      <mrow><mi>n</mi><mo>&#xD7;</mo><msub><mi>A</mi><mi>b</mi></msub></mrow>
      <mrow><mrow><mo>(</mo><mn>1</mn><mo>+</mo><mfrac><mi>r</mi><mn>100</mn></mfrac><mo>)</mo></mrow><mi>c</mi></mrow>
    </mfrac>
  </mrow>
</math>
S_cov = (n * A_b) / ((1 + r/100) * c)
n*ab/((1 + r/100)*c)
Scov := n*Ab/((1 + r/100)*c);
Scov = n*Ab/((1 + r/100)*c);
S_cov = (n × A_b)/((1 + r/100) c)

ChatGPT に聞いて計算してもらう方法

あなたは造園・外構工事の数量計算アシスタントです。次の計算を、必ずPythonコードを実際に実行して行い、実行結果の数値だけを根拠に回答してください(暗算や推測で答えないでください)。

縦5m×横2mの庭に、高麗芝の切り芝(1枚 縦30cm×横37cm、1束=10枚=1㎡)を張ります。
次の値をそれぞれ求めてください。
1. 施工面積(㎡)
2. べた張りにするとき、ロス率5%を見込んだロス込みの芝の面積(㎡)と、必要な束数(切り上げ)・枚数
3. 目地幅4cmの目地張りにするときの「芝で覆う割合」(縦30÷(30+4)×横37÷(37+4))と、ロス率5%での必要な束数
4. 目地張りのとき、芝の上に3mm、目地に深さ20mmの目土を入れる場合の目土の量(L)と、20L袋での袋数(切り上げ)
5. 同じ芝を8束だけ持っているとき、ロス率0・目地張りで張れる面積(㎡)

計算に使った式と、実行結果の数値を示してください。

計算ドリル(演習問題)

このページの式を、自分の手で計算できるようになるための演習問題です。
答えと解説は解答ページにあります。


使い方
  1. 1
    数値を入力
    計算したい数値を入力欄に入力します
  2. 2
    計算
    「計算する」ボタンを押します
  3. 3
    結果を確認
    計算結果がその場に表示されます。計算の考え方や式の解説も同じページで確認できます
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