平均を求めたい数値を、カンマ(,)区切りで入力してください。平均(算術平均)と一緒に、合計・個数・中央値・幾何平均・最大値・最小値・範囲もまとめて計算します。
このページでできること
- 数値をカンマ(,)区切りで入れるだけで、平均(算術平均)\(\bar{x}\) がその場でわかります
- 「テストの点数 82, 76, 90, 65, 88 の平均は?」のような計算が一発でできます
- 合計・個数・中央値(メジアン)・幾何平均(相乗平均)・最大値・最小値・範囲も同時にまとめて計算します
- 式のやさしい解説・Excel/Googleスプレッドシート/Python用のコピペ数式・計算ドリル(演習問題)もこのページにまとまっています
この計算は何の役に立つ?
5教科の点数が 82, 76, 90, 65, 88 なら、平均点は \((82+76+90+65+88) \div 5 = 401 \div 5 = 80.2\) 点です。
自分の平均点の推移を追ったり、クラス平均と比べたりと、成績を1つの数でつかむ一番身近な道具が平均です。
電気代が3か月で 8400円, 7200円, 9900円 なら、月平均は \(25500 \div 3 = 8500\) 円。
月ごとにバラつく支出も、平均にすれば「毎月だいたいいくら」という予算の形に直せます。家計簿アプリの「月平均」表示も、この計算です。
例えば5世帯の貯蓄額が 100万, 200万, 300万, 400万, 4000万円 だと、平均は1000万円ですが、中央値は300万円です。
一部の大きな値が平均を引き上げるため、貯蓄額や年収のような偏った分布の統計では、平均と中央値がしばしば大きくずれます。ニュースの「平均○○円」を実感とすり合わせるとき、中央値もあわせて見る習慣が役立ちます。
天気予報で聞く「平年より暑い」の「平年値」は、過去30年間の観測値の平均をもとに作られています(気象庁が10年ごとに更新しています)。
「今日の気温が普通かどうか」を判断する基準そのものが、長い期間の平均でできているという、社会に欠かせない平均の使われ方です。
売上が2年間で1.21倍になったとき、「1年あたり何倍のペースか」は足して割る平均ではなく、幾何平均 \(\sqrt{1.21} = 1.1\)(年平均1.1倍=10%成長)で求めます。
投資のリターンや売上成長率のような「掛け算で積み重なる量」の平均には幾何平均を使う——ビジネスの実務で広く使われている使い分けです。
式
用語・記号の解説
記号
| \(x_1, x_2, \ldots, x_n\) | エックスいち、エックスに、…、エックスエヌ | 平均を取りたい1つ1つのデータ。(例:5人分のテストの点数) |
| \(n\) | エヌ | データの個数。(例:5人分なら \(n = 5\)) |
| \(\bar{x}\) | エックスバー | 平均(算術平均)。文字の上に横棒を引いた記号で、統計では「平均」を表す定番の書き方です。 |
| \(\tilde{x}\) | エックスチルダ | 中央値(メジアン)。教科書では記号を使わずに「中央値」と言葉で書くことも多く、Me と書くこともあります。 |
| \(x_{(k)}\) | エックス・かっこケー | データを小さい順に並べたときの \(k\) 番目の値。(例:\(x_{(1)}\) は最小値) |
| \(G\) | ジー | 幾何平均(相乗平均)。Geometric mean の頭文字です。 |
| \(R\) | アール | 範囲(レンジ)。最大値から最小値を引いた値で、Range の頭文字です。 |
用語
| 算術平均 (相加平均) |
さんじゅつへいきん(そうかへいきん) | 普通の「平均」のこと。すべてのデータを足して、データの個数で割って求めます。単に「平均」と言えばこれを指すのが普通です。 |
| 代表値 | だいひょうち | データ全体の特徴を1つの数で表す値のこと。平均値・中央値・最頻値の3つが代表的で、現在の学習指導要領では小学6年の「データの活用」で学びます。 |
| 中央値 (メジアン) |
ちゅうおうち | データを小さい順に並べたときの、ちょうど真ん中の値。偶数個のときは真ん中の2つの値の平均を取ります。外れ値に影響されにくい代表値です。 |
| 最頻値 (モード) |
さいひんち | データの中で最も多く現れる値。平均値・中央値と並ぶ代表値の1つです(このページの計算機では扱っていません)。 |
| 幾何平均 (相乗平均) |
きかへいきん(そうじょうへいきん) | データをすべて掛け合わせて \(n\) 乗根を取った平均。伸び率や倍率のような「掛け算で効いてくる量」の平均に使います。すべての数が0より大きいときにだけ定義されます。 |
| 範囲 (レンジ) |
はんい | 最大値から最小値を引いた値。データの散らばり具合の、一番手軽な目安です。 |
| 外れ値 | はずれち | 他の値から極端に離れた値のこと。平均は外れ値に大きく引っ張られますが、中央値は影響されにくい性質があります。 |
| 加重平均 (重み付き平均) |
かじゅうへいきん | データごとに「重み」をつけて計算する平均。例えば中間試験40%・期末試験60%で成績をつける場合などに使います(このページの計算機は全データを同じ重みで扱います)。 |
前提として理解しておくといいこと
このページの計算を「意味がわかって」使えるようになるために、前提として理解しておくといいことをまとめました。
| 足し算・割り算(小学3〜4年) |
|
| 平均(小学5年) |
|
| 小数の割り算(小学5年) |
|
| データの活用・代表値(小学6年) |
|
| 平方根(中学3年)〔幾何平均を使う場合〕 |
|
Excelで計算する方法
| 1つ目の数 | 10 |
| 2つ目の数 | 2 |
| 3つ目の数 | 38 |
| 4つ目の数 | 23 |
| 5つ目の数 | 38 |
| 6つ目の数 | 23 |
| 7つ目の数 | 21 |
| 合計 | =SUM(B1:B7) |
| 個数 | =COUNT(B1:B7) |
| 平均(算術平均) | =AVERAGE(B1:B7) |
| 1つ目の数 | 10 |
| 2つ目の数 | 2 |
| 3つ目の数 | 38 |
| 4つ目の数 | 23 |
| 5つ目の数 | 38 |
| 6つ目の数 | 23 |
| 7つ目の数 | 21 |
| 中央値(メジアン) | =MEDIAN(B1:B7) |
| 1つ目の数 | 10 |
| 2つ目の数 | 2 |
| 3つ目の数 | 38 |
| 4つ目の数 | 23 |
| 5つ目の数 | 38 |
| 6つ目の数 | 23 |
| 7つ目の数 | 21 |
| 幾何平均(相乗平均) | =GEOMEAN(B1:B7) |
| 1つ目の数 | 10 |
| 2つ目の数 | 2 |
| 3つ目の数 | 38 |
| 4つ目の数 | 23 |
| 5つ目の数 | 38 |
| 6つ目の数 | 23 |
| 7つ目の数 | 21 |
| 最大値 | =MAX(B1:B7) |
| 最小値 | =MIN(B1:B7) |
| 範囲(最大値−最小値) | =B8-B9 |
1つ目の表では、B8に合計155、B9に個数7、B10に平均 約22.14 と表示されます。
データの個数を変えたいときは、数値の行を増やし(減らし)てから、式の「B1:B7」の部分を実際のデータ範囲(例:10個なら B1:B10)に書き換えてください。
幾何平均(GEOMEAN)は、0以下の数を含むデータではエラーになります。
Googleスプレッドシートで計算する方法
| 1つ目の数 | 10 |
| 2つ目の数 | 2 |
| 3つ目の数 | 38 |
| 4つ目の数 | 23 |
| 5つ目の数 | 38 |
| 6つ目の数 | 23 |
| 7つ目の数 | 21 |
| 合計 | =SUM(B1:B7) |
| 個数 | =COUNT(B1:B7) |
| 平均(算術平均) | =AVERAGE(B1:B7) |
| 1つ目の数 | 10 |
| 2つ目の数 | 2 |
| 3つ目の数 | 38 |
| 4つ目の数 | 23 |
| 5つ目の数 | 38 |
| 6つ目の数 | 23 |
| 7つ目の数 | 21 |
| 中央値(メジアン) | =MEDIAN(B1:B7) |
| 1つ目の数 | 10 |
| 2つ目の数 | 2 |
| 3つ目の数 | 38 |
| 4つ目の数 | 23 |
| 5つ目の数 | 38 |
| 6つ目の数 | 23 |
| 7つ目の数 | 21 |
| 幾何平均(相乗平均) | =GEOMEAN(B1:B7) |
| 1つ目の数 | 10 |
| 2つ目の数 | 2 |
| 3つ目の数 | 38 |
| 4つ目の数 | 23 |
| 5つ目の数 | 38 |
| 6つ目の数 | 23 |
| 7つ目の数 | 21 |
| 最大値 | =MAX(B1:B7) |
| 最小値 | =MIN(B1:B7) |
| 範囲(最大値−最小値) | =B8-B9 |
Pythonで計算する方法
import statistics
numbers = [10, 2, 38, 23, 38, 23, 21] # 平均したい数値
average = statistics.mean(numbers) # 平均(算術平均)
median = statistics.median(numbers) # 中央値(メジアン)
geometric_mean = statistics.geometric_mean(numbers) # 幾何平均(すべて正の数のときだけ)
largest = max(numbers) # 最大値
smallest = min(numbers) # 最小値
value_range = largest - smallest # 範囲
print(f"平均: {average}")
print(f"合計: {sum(numbers)} / 個数: {len(numbers)}")
print(f"中央値: {median}")
print(f"幾何平均: {geometric_mean}")
print(f"最大値: {largest} / 最小値: {smallest} / 範囲: {value_range}")
数式記述言語(LaTeX等)での書き方(コピペ可)
x̄ = (x₁ + x₂ + ⋯ + xₙ) ÷ n
\bar{x} = \frac{x_1 + x_2 + \cdots + x_n}{n}
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
<mrow>
<mover accent="true"><mi>x</mi><mo>¯</mo></mover>
<mo>=</mo>
<mfrac>
<mrow>
<msub><mi>x</mi><mn>1</mn></msub>
<mo>+</mo>
<msub><mi>x</mi><mn>2</mn></msub>
<mo>+</mo>
<mo>⋯</mo>
<mo>+</mo>
<msub><mi>x</mi><mi>n</mi></msub>
</mrow>
<mi>n</mi>
</mfrac>
</mrow>
</math>
bar x = (x_1 + x_2 + cdots + x_n) / n
Mean[{x1, x2, x3}]
xbar := add(x[i], i = 1 .. n)/n;
xbar = mean(x);
x̄ = (x_1 + x_2 + ⋯ + x_n)/n
\tilde{x} = \begin{cases} x_{(\,(n+1)/2\,)} & (n:\ \mathrm{odd}) \\[6pt] \dfrac{x_{(n/2)} + x_{(n/2+1)}}{2} & (n:\ \mathrm{even}) \end{cases}
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
<mrow>
<mover accent="true"><mi>x</mi><mo>~</mo></mover>
<mo>=</mo>
<mrow>
<mo>{</mo>
<mtable columnalign="center left">
<mtr>
<mtd><msub><mi>x</mi><mrow><mo>(</mo><mo>(</mo><mi>n</mi><mo>+</mo><mn>1</mn><mo>)</mo><mo>/</mo><mn>2</mn><mo>)</mo></mrow></msub></mtd>
<mtd><mrow><mo>(</mo><mi>n</mi><mo>:</mo><mtext>odd</mtext><mo>)</mo></mrow></mtd>
</mtr>
<mtr>
<mtd><mfrac>
<mrow>
<msub><mi>x</mi><mrow><mo>(</mo><mi>n</mi><mo>/</mo><mn>2</mn><mo>)</mo></mrow></msub>
<mo>+</mo>
<msub><mi>x</mi><mrow><mo>(</mo><mi>n</mi><mo>/</mo><mn>2</mn><mo>+</mo><mn>1</mn><mo>)</mo></mrow></msub>
</mrow>
<mn>2</mn>
</mfrac></mtd>
<mtd><mrow><mo>(</mo><mi>n</mi><mo>:</mo><mtext>even</mtext><mo>)</mo></mrow></mtd>
</mtr>
</mtable>
</mrow>
</mrow>
</math>
tilde x = {(x_(((n+1)/2)), if n odd), ((x_(n/2) + x_(n/2+1))/2, if n even):}
Median[{x1, x2, x3}]
Statistics:-Median([x1, x2, x3]);
med = median(x);
x̃ = (x_(n/2) + x_(n/2+1))/2(データが偶数個のとき。奇数個のときは x̃ = x_((n+1)/2))
G = (x₁ × x₂ × ⋯ × xₙ)^(1/n)
G = \left( x_1 x_2 \cdots x_n \right)^{1/n}
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
<mrow>
<mi>G</mi>
<mo>=</mo>
<msup>
<mrow>
<mo>(</mo>
<msub><mi>x</mi><mn>1</mn></msub>
<msub><mi>x</mi><mn>2</mn></msub>
<mo>⋯</mo>
<msub><mi>x</mi><mi>n</mi></msub>
<mo>)</mo>
</mrow>
<mrow><mn>1</mn><mo>/</mo><mi>n</mi></mrow>
</msup>
</mrow>
</math>
G = (x_1 x_2 cdots x_n)^(1/n)
GeometricMean[{x1, x2, x3}]
G := (x1 * x2 * x3)^(1/3);
G = prod(x)^(1/numel(x));
G = (x_1 x_2 ⋯ x_n)^(1/n)
R = xₘₐₓ − xₘᵢₙ
R = x_{\max} - x_{\min}
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
<mrow>
<mi>R</mi>
<mo>=</mo>
<msub><mi>x</mi><mi>max</mi></msub>
<mo>−</mo>
<msub><mi>x</mi><mi>min</mi></msub>
</mrow>
</math>
R = x_(max) - x_(min)
Max[{x1, x2, x3}] - Min[{x1, x2, x3}]
R := max(L) - min(L);
R = max(x) - min(x);
R = x_max − x_min
ChatGPT に聞いて計算してもらう方法
あなたは統計計算のアシスタントです。次の計算を、必ずPythonコードを実際に実行して行い、実行結果の数値だけを根拠に回答してください(暗算や推測で答えないでください)。 次のデータについて、以下の値をそれぞれ求めてください。 データ: 10, 2, 38, 23, 38, 23, 21 1. 平均(算術平均) 2. 合計と個数 3. 中央値(メジアン) 4. 幾何平均(相乗平均) 5. 最大値・最小値・範囲(最大値−最小値) 計算に使った式と、実行結果の数値を示してください。
計算ドリル(演習問題)
このページの式を、自分の手で計算できるようになるための演習問題です。
答えと解説は解答ページにあります。
使い方
-
1数値を入力計算したい数値を入力欄に入力します
-
2計算「計算する」ボタンを押します
-
3結果を確認計算結果がその場に表示されます。計算の考え方や式の解説も同じページで確認できます
DataChefの特徴
専門知識不要、直感的で簡単な操作
個人情報を登録することなく使用できます
「ダウンロード」押下でファイルを自動削除
クレジット表記不要
商用利用許諾の連絡も不要です
