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ネジの下穴径と長さ
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塗料の希釈計算
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巾木・廻り縁の長さ
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額縁の取り付け高さと配置
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排水勾配と高低差
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木材の材積(m³・才)
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フェンスの本数
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木材の収縮量(含水率変化)
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接着剤・コーキングの必要量
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部屋の熱損失の目安
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引越しのダンボール枚数
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収納・棚の容量
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板取り計算
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棚板のたわみと耐荷重
棚板のたわみと耐荷重

正負の数の四則計算機(途中式と数直線・符号のルール付き)

計算したい式を入力してください。整数・小数・分数(1/2 のように割り算の形で書きます)・かっこ・累乗(^2 または ²)が使えます。足し算・引き算だけの式では、答えまでの動きを数直線でも表示します。

式は半角で入力してください(× ÷ は * / でも入力できます)。1/2 のような分数の入力は 1÷2 と同じ意味です。割り切れない割り算の答えは、四捨五入せず約分済みの分数で厳密に表示します。掛け算の × は省略できません。
計算結果・グラフ
左の入力欄に式を入れて「計算する」を押すと、ここに途中式付きの結果(足し算・引き算だけの式は数直線の図も)が表示されます。

このページでできること

  • -3+5-(-2) のような正負の数(プラス・マイナスの数)の式を入力すると、答えだけでなく、中1で習う手順どおりの途中式を1手ずつ表示します
  • 「引き算を足し算に直す」「かっこの外し方は同符号なら+・異符号なら−」「掛け算・割り算は負の数が偶数個なら+、奇数個なら−」という符号のルールを、どの手で何を使ったか日本語で説明します
  • 足し算・引き算だけの式では、数直線の上を矢印が動く図(+は右へ・−は左へ)でも計算の流れを確認できます
  • 整数・小数・分数(1/2 のように割り算の形で入力)・かっこの入れ子・累乗(^2 または ²)が使えます。間違えやすい \((-2)^2\) と \(-2^2\) の違いにも対応しています
  • 割り切れない割り算の答えは、四捨五入した小数ではなく約分済みの分数(厳密値)で表示します。式のやさしい解説・Excel/Googleスプレッドシート/Python用のコピペ数式・計算ドリル(演習問題)もこのページにまとまっています
このページで扱えるのは数だけの式です。x などの文字が入った式(文字式)の整理は「文字式の計算機」のページで行えます。

この計算は何の役に立つ?

気温の変化・寒暖差を求める(天気・暮らし)

冬の天気予報の「最低気温 −5℃」は、負の数が毎日使われている代表例です。朝 −5℃ だった気温が昼に 3℃ まで上がったときの上がり幅は 3 − (−5) = 8℃ と、「負の数を引く」計算そのものです。
最高気温と最低気温の差(日較差)や、前日との気温差も同じ引き算で求められ、天気予報の「昨日より5℃低い」は −5 を足す計算にあたります。

お金の収支・家計簿の合計(黒字と赤字)

収入を+、支出を−で表すと、1か月の収支は正負の数の足し算の合計で求められます。例えば +25万円(給料)、−18万円(生活費)、−4万円(家賃以外の固定費)なら、25 − 18 − 4 = +3万円 の黒字です。
会社の決算やお店の帳簿も同じ考え方で、赤字(マイナス)を含む合計を正しく計算できることは、お金の管理の基本になっています。

標高と水深の差を求める(地理・登山・ダイビング)

海面を 0 として、山の高さは+、海の深さは−で表されます。標高 3776m の富士山の頂上と、水深 2500m の海底との高さの差は 3776 − (−2500) = 6276m と、負の数の引き算で一度に求められます。
地図の標高や海図の水深はこの表し方で統一されていて、基準(海面)をまたぐ差の計算に正負の数が欠かせません。

時差の計算(海外旅行・国際的な仕事)

世界の時刻は、基準(UTC)からのずれを +9(日本)、−5(ニューヨークの冬時間)のように正負の数で表します。日本とニューヨークの時差は 9 − (−5) = 14時間 と、負の数の引き算そのものです。
海外との会議の時間合わせや飛行機の到着時刻の計算は、この「符号付きの数の引き算」で成り立っています。

スポーツのスコア・得失点差(ゴルフ・サッカーなど)

ゴルフでは基準の打数(パー)との差を −3(3アンダー)、+2(2オーバー)のように表し、合計スコアは各ホールの正負の数の足し算です。−3 の選手と +2 の選手の差は (−3) − (+2) = −5 で、5打のリードとわかります。
サッカーやバスケットボールの「得失点差」も得点−失点の符号付きの数で、順位決定に実際に使われています。

式と数直線

同符号の2数の足し算
数直線のイメージ
数学表記 (一般的な数式)
\((-a)\) \(+\) \((-b)\) \(=\) \(-(a+b)\)
日本語表記 (記号を日本語に置き換えた式)
① 負の数 \(-a\) \(+\) ② 負の数 \(-b\) \(=\) ③ 絶対値の和に共通の符号を付けた数 \(-(a+b)\)
式を日本語で読むと
① 負の数 \(-a\) と
② 負の数 \(-b\) のように符号が同じ2数を足すと、答えは
③ 絶対値の和 \(a+b\) に、共通の符号(−)を付けた数 になる
簡単な例
\((-3) + (-4)\) は、絶対値の和が 3 + 4 = 7、共通の符号が−なので
負の数(−3) \(+\) 負の数(−4) \(=\) 答え −7
\((-3) + (-4) = -(3 + 4) = -7\)
考え方のポイント
同符号(+と+、−と−)の2数の足し算は、「絶対値(符号を取った数の大きさ)どうしを足して、共通の符号を付ける」の1本のルールで計算できます。+どうしなら普通の足し算、−どうしなら「借金3万円と借金4万円を合わせると借金7万円」のように、同じ向きにまとまるイメージです。
異符号の2数の足し算
数直線のイメージ
数学表記 (一般的な数式)
\((-a)\) \(+\) \(b\) \(=\) \(+(b-a)\)
日本語表記 (記号を日本語に置き換えた式)
① 負の数 \(-a\) \(+\) ② 正の数 \(b\) \(=\) ③ 絶対値の差に、絶対値の大きい方の符号を付けた数 \(+(b-a)\)
式を日本語で読むと
① 負の数 \(-a\) と
② 正の数 \(b\) のように符号が違う2数を足すと、答えは
③ 絶対値の差 \(b-a\) に、絶対値の大きい方の符号を付けた数 になる(この式の形は、\(b\) の絶対値の方が大きい \(0 < a < b\) の場合)
簡単な例
\((-3) + 5\) は、絶対値の差が 5 − 3 = 2、絶対値の大きい方(5)の符号が+なので
負の数(−3) \(+\) 正の数(+5) \(=\) 答え +2
\((-3) + 5 = +(5 - 3) = 2\)
考え方のポイント
異符号(+と−)の2数の足し算は、引っ張り合いのイメージです。−3 は左へ3、+5 は右へ5引っ張るので、強い方(絶対値の大きい方)が勝って、その差の分だけ勝った側に動きます。だから「絶対値の差を取り、絶対値の大きい方の符号を付ける」のがルールです。 絶対値が等しい異符号の2数(例:−5 と +5)を足すと、引っ張り合いが釣り合って 0 になります。
引き算は「符号を変えた数の足し算」に直す
数学表記 (一般的な数式)
\(a\) \(-\) \((-b)\) \(=\) \(a\) \(+\) \(b\)
日本語表記 (記号を日本語に置き換えた式)
① 数 \(a\) \(-\) ② 負の数 \(-b\) \(=\) 数 \(a\) \(+\) ③ 符号を変えた数 \(+b\)
式を日本語で読むと
① 数 \(a\) から
② 負の数 \(-b\) を引く計算は、
③ 符号を変えた数 \(+b\) を足す計算に直せる(かっこの前の−と中の−が同符号なので、かっこを外すと+になる)
簡単な例
\(8 - (-5)\) は、引く数 −5 の符号を変えた +5 を足す計算に直せるので
数 8 \(-\) 負の数(−5) \(=\) 数 8 \(+\) 符号を変えた数 +5
\(8 - (-5) = 8 + 5 = 13\)
考え方のポイント
引き算はすべて「符号を変えた数を足す」に直せます(\(a - b = a + (-b)\))。こう直すと式が足し算だけの「項の並び」になり、上の2つの足し算のルールだけで最後まで計算できます。 かっこを外すときの符号は次の4パターンで、「同符号なら+、異符号なら−」とまとめて覚えます。 \(+(+b) = +b\)、\(+(-b) = -b\)、\(-(+b) = -b\)、\(-(-b) = +b\) 「マイナスを引くとプラスになる」のは、借金(−)を取り消してもらう(引く)と手元が増える、とイメージするのが定番です。
掛け算・割り算の符号のルール
数学表記 (一般的な数式)
\((-a)\) \(\times\) \((-b)\) \(=\) \(+ab\)
日本語表記 (記号を日本語に置き換えた式)
① 負の数 \(-a\) \(\times\) ② 負の数 \(-b\) \(=\) ③ 絶対値の積に+を付けた数 \(+ab\)
式を日本語で読むと
① 負の数 \(-a\) と
② 負の数 \(-b\) を掛けると、負の数が2個(偶数個)なので答えは
③ 絶対値の積 \(ab\) に+を付けた数 になる
簡単な例
\((-2) \times (-3)\) は、負の数が2個(偶数個)で符号は+、絶対値の積が 2 × 3 = 6 なので
負の数(−2) \(\times\) 負の数(−3) \(=\) 答え +6
\((-2) \times (-3) = +(2 \times 3) = 6\)
考え方のポイント
掛け算・割り算の符号は「かけ合わせる数の中の、負の数の個数」だけで決まります。負の数が偶数個(0個・2個・4個…)なら+、奇数個(1個・3個…)なら−です。割り算も同じルールです(例:\(6 \div (-2) = -3\))。 「−×−が+になる」のは、「逆の逆は元どおり」とイメージできます。−1 を掛けることは数直線で向きを反対にすることなので、2回反対にすると元の向きに戻ります。 符号を決めたら、あとは絶対値どうしの普通の掛け算・割り算をするだけです。
累乗と符号 ― \((-a)^2\) と \(-a^2\) の違い
数学表記 (一般的な数式)
\((-a)^{2}\) \(=\) \(+a^{2}\)
\(-a^{2}\) \(=\) \(-(a \times a)\)
日本語表記 (記号を日本語に置き換えた式)
① かっこ付きの累乗 \((-a)^2\) \(=\) ② \(-a\) を2個掛けた数 \(+a^2\)
③ かっこ無しの累乗 \(-a^2\) \(=\) ④ \(a\) を2個掛けてから−を付けた数 \(-(a \times a)\)
式を日本語で読むと
① かっこ付きの累乗 \((-a)^2\) は、指数の2がかっこ全体に掛かるので \((-a) \times (-a)\)、負の数が2個(偶数個)で答えは
② \(-a\) を2個掛けた数 \(+a^2\) になる(符号は+)。一方、
③ かっこ無しの累乗 \(-a^2\) は、指数の2がすぐ左の \(a\) だけに掛かるので
④ \(a\) を2個掛けてから−を付けた数 \(-(a \times a)\) になり、答えの符号が反対になる
簡単な例
\(a = 2\) のとき、2つの式の答えは符号が反対になります
かっこ付きの \((-2)^2\) \(=\) 答え +4
かっこ無しの \(-2^2\) \(=\) 答え −4
\((-2)^{2} = (-2) \times (-2) = +4\)
\(-2^{2} = -(2 \times 2) = -4\)
考え方のポイント
累乗(同じ数を何個か掛け合わせる計算)の指数は、「すぐ左にあるものだけ」に掛かります。\((-2)^2\) はかっこ全体、つまり −2 を2個掛けるので +4。\(-2^2\) は指数が 2 だけに掛かるので、\(2 \times 2 = 4\) に−を付けて −4 です。 テストで最も間違えやすいポイントの1つなので、「−の数そのものを累乗したいときは必ずかっこを付ける」と覚えてください。この計算機はどちらの書き方も正しく区別して計算します。
正負の数の計算は、①累乗とかっこの中を先に計算 ②掛け算・割り算を先に計算(符号は負の数が偶数個なら+・奇数個なら−) ③引き算を「符号を変えた数の足し算」に直す ④足し算を左から計算(同符号は絶対値の和に共通の符号、異符号は絶対値の差に大きい方の符号)、の順で進めます。この計算機はこの手順をそのまま途中式で表示します。

用語・記号の解説

記号

\(+\) プラス 2つの役割を持つ記号。「3 + 5」のように足し算を表す役割(加法の記号)と、「+3」のように 0 より大きい数(正の数)であることを表す役割(正の符号)です。正の符号は省略されることが多く、3 と +3 は同じ数です。
\(-\) マイナス +と同じく2つの役割を持つ記号。「5 − 3」のように引き算を表す役割(減法の記号)と、「−3」のように 0 より小さい数(負の数)であることを表す役割(負の符号)です。この2つの役割を行き来する(引き算を「負の数を足す」に直す)のが、正負の数の計算のコツです。
\(\times,\ \div\) かける・わる 掛け算(乗法)と割り算(除法)の記号。式の中では足し算・引き算より先に計算します。キーボードでは × の代わりに *、÷ の代わりに / を使うのが一般的で、この計算機もどちらの書き方も受け付けます。
\((\ )\) かっこ 計算のまとまりを表す記号。かっこの中は最優先で計算します。また「5 − (−2)」のように、演算の記号と符号が並ぶときに負の数をくるむ役割もあります(− − と記号を2つ並べて書かないための決まりです)。
\(a^{2}\) エーの2乗 累乗の書き方。右上の小さい数(指数)は「同じ数を掛け合わせる個数」を表し、\(a^2 = a \times a\) です。指数はすぐ左にあるものだけに掛かるため、\((-2)^2 = +4\) と \(-2^2 = -4\) は別の式になります。

用語

正の数 せいのすう 0 より大きい数。+3 や 2.5 など。数直線では 0 の右側にあります。符号+は省略できるので、今まで使ってきた普通の数はすべて正の数です。
負の数 ふのすう 0 より小さい数。−3 や −0.5 など。数直線では 0 の左側にあります。気温の「−5℃」、収支の「−3万円(赤字)」のように、基準より小さい・反対向きの量を表すのに使います。0 は正の数でも負の数でもありません。
符号 ふごう 数の前に付く+や−の記号。+が付いた(または何も付いていない)数が正の数、−が付いた数が負の数です。正負の数の計算は「符号を決める」ことと「絶対値を計算する」ことの2段階でできています。
絶対値 ぜったいち 数直線の上で、その数が 0 からどれだけ離れているかの距離。符号を取った数の大きさで、−5 の絶対値は 5、+3 の絶対値は 3 です。足し算・掛け算の符号のルールは、すべて「符号」と「絶対値」に分けて書かれています。
項 こう 式を足し算だけの形に直したときの、1つ1つの数のかたまり。−3 + 5 − (−2) を足し算だけの式に直すと −3 + 5 + 2 になり、項は −3・+5・+2 の3つです。
同符号 どうふごう 2つの数の符号が同じ(+と+、−と−)であること。足し算のルールも、かっこの外し方も、同符号か異符号かで場合分けされています。
異符号 いふごう 2つの数の符号が違う(+と−)こと。足し算のルールも、かっこの外し方も、同符号か異符号かで場合分けされています。
四則 しそく 足し算(加法)・引き算(減法)・掛け算(乗法)・割り算(除法)の4種類の計算をまとめた呼び方。4つが混ざった式の計算を「四則計算」「四則混合」と呼びます。
加法 かほう 足し算の中学以降での正式な呼び方。正負の数では「減法は、引く数の符号を変えて加法に直せる」ことが計算の出発点になります。
減法 げんぽう 引き算の中学以降での正式な呼び方。正負の数では「減法は、引く数の符号を変えて加法に直せる」ことが計算の出発点になります。
乗法 じょうほう 掛け算の中学以降での正式な呼び方。式の中では加法・減法より先に計算します。答えの符号は「負の数の個数が偶数個なら+、奇数個なら−」で決まります。
除法 じょほう 割り算の中学以降での正式な呼び方。式の中では加法・減法より先に計算します。答えの符号は乗法と同じく「負の数の個数が偶数個なら+、奇数個なら−」で決まります。
累乗 るいじょう 同じ数をいくつか掛け合わせた計算。\((-2)^3 = (-2) \times (-2) \times (-2) = -8\) のように書き、右上の小さい数(指数)が掛け合わせる個数を表します。かっこ・掛け算・割り算より先に計算します。
指数 しすう 累乗の右上に小さく書く数。掛け合わせる個数を表します。指数は「すぐ左にあるものだけ」に掛かるので、かっこの有無で \((-2)^2 = +4\)、\(-2^2 = -4\) と答えが変わります。
数直線 すうちょくせん 数を1本の直線の上の点で表した図。0 の右が正の数、左が負の数で、右にいくほど大きい数です。足し算は「+なら右へ、−なら左へ動く」矢印で表せるので、正負の数のイメージづくりに最適です。
逆数 ぎゃくすう 掛けると 1 になる相手の数。\(\dfrac{2}{3}\) の逆数は \(\dfrac{3}{2}\) です。分数の割り算は「逆数を掛ける」に直して計算します。符号は変えない(−の数の逆数は−のまま)ことに注意してください。

前提として理解しておくといいこと

このページの計算を「意味がわかって」使えるようになるために、前提として理解しておくといいことをまとめました。
つまずいたら、この表の内容に戻って復習するのが近道です。

整数・小数の四則計算(小学1〜5年)
  • 正の数どうしの足し算・引き算・掛け算・割り算が正しくできること(正負の数の計算は、符号を決めたあとは「絶対値どうしの普通の計算」に帰着します)
  • 18 ÷ 3 = 6 のような割り算と、割り切れない割り算があることを知っていること
分数の計算(小学5〜6年)
  • 通分(分母をそろえること)と約分ができること(例:\(\dfrac{1}{2} = \dfrac{3}{6}\))
  • 分数の割り算が「逆数を掛ける」に直せること
計算の順序(小学4年)
  • 「かっこの中 → 掛け算・割り算 → 足し算・引き算」の順に計算する決まりを知っていること
  • 6 + 2 × 3 = 12(先に 2 × 3)のように、順序を守って計算できること
数直線(小学3年〜中学1年)
  • 数直線の上で数の位置と大小がわかること(右にあるほど大きい数)
  • 「右へ動く=増える、左へ動く=減る」のイメージが持てること(このページの数直線の図はこのイメージで描かれます)

Excelで計算する方法

Excelファイルをダウンロード
式ごとにシートが分かれたExcelファイルです。貼り付け場所を気にせず、開いてすぐ使えます。
下の表を丸ごとコピーして、ExcelのA1セルに貼り付けるとそのまま使えます。
式をそのまま計算する表
計算したい式(=に続けて式を書く) =-3+5-(-2)
「同符号の2数の足し算」を確かめる表
数a -3
数b -4
和 a+b =B1+B2
「異符号の2数の足し算」を確かめる表
数a -3
数b 5
和 a+b =B1+B2
「引き算」を確かめる表
引かれる数a 8
引く数b -5
差 a−b =B1-B2
「掛け算・割り算の符号」を確かめる表
数a -2
数b -3
積 a×b =B1*B2
商 a÷b =B1/B2
「累乗と符号」を確かめる表
数a -3
指数n 2
累乗 a^n =B1^B2
Excelでは × は「*」、÷ は「/」、累乗は「^」で書きます。1つ目の表のように、セルに「=」に続けて式をそのまま書けば正負の数の式を一度に計算でき、例の式の答えは 4 になります。
2つ目以降は、このページの「式」で紹介した符号のルールをセル参照で確かめる表です。同符号の足し算の例は −7、異符号の足し算の例は 2、引き算の例は 8−(−5) = 13、掛け算の例は (−2)×(−3) = 6 になります。
累乗の表はセル参照(=B1^B2)なので数学どおり (−3)² = 9 になります。ただし数式に直接「=-3^2」と書くと、Excelは先頭のマイナスを累乗より先に処理する仕様のため 9 を返します(数学の慣例 −3² = −9 と逆)。−3² のつもりのときは「=-(3^2)」と書いてください。

Googleスプレッドシートで計算する方法

Excelファイルをダウンロード
上のExcelファイルをダウンロードし、Googleドライブにアップロードして開くと、そのままスプレッドシートとして使えます。
下の表を丸ごとコピーして、GoogleスプレッドシートのA1セルに貼り付けるとそのまま使えます。
式をそのまま計算する表
計算したい式(=に続けて式を書く) =-3+5-(-2)
「同符号の2数の足し算」を確かめる表
数a -3
数b -4
和 a+b =B1+B2
「異符号の2数の足し算」を確かめる表
数a -3
数b 5
和 a+b =B1+B2
「引き算」を確かめる表
引かれる数a 8
引く数b -5
差 a−b =B1-B2
「掛け算・割り算の符号」を確かめる表
数a -2
数b -3
積 a×b =B1*B2
商 a÷b =B1/B2
「累乗と符号」を確かめる表
数a -3
指数n 2
累乗 a^n =B1^B2
Excelと同じ式がそのまま使えます。表を丸ごとコピーしてA1セルに貼り付け、数値を自分の式に書き換えてください。
Googleスプレッドシートでも、数式に直接「=-3^2」と書くと 9 になる仕様(先頭のマイナスが累乗より先)はExcelと同じです。−3² のつもりのときは「=-(3^2)」と書いてください。

Pythonで計算する方法

from fractions import Fraction

# 計算したい式をそのまま書く(×は*、÷は/、累乗は**)
# Pythonの符号の扱いは数学と同じで、-2**2 は -(2の2乗) = -4 になる
result = -3 + 5 - (-2)
print(f"答え: {result}")

# 割り算を含む式は Fraction を使うと、丸め誤差なしの分数の厳密値のまま計算できる
exact_value = Fraction(6) / (-4) + 1   # 6 ÷ (−4) + 1
print(f"分数の答え: {exact_value}")
print(f"小数で表すと: {float(exact_value)}")
1つ目の例は -3+5-(-2) をそのまま計算するもので、実行すると「4」が表示されます。2つ目の例は割り算を含む式で、標準ライブラリの fractions モジュールを使うと 6÷(−4)+1 の答えが「-1/2」(小数では -0.5)と厳密な分数のまま求められます。式の部分を自分の計算に書き換えて実行してください。

数式記述言語(LaTeX等)での書き方(コピペ可)

同符号の2数の足し算
(−a) + (−b) = −(a + b)
(-a) + (-b) = -(a + b)
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
  <mrow>
    <mo>(</mo><mo>&#x2212;</mo><mi>a</mi><mo>)</mo>
    <mo>+</mo>
    <mo>(</mo><mo>&#x2212;</mo><mi>b</mi><mo>)</mo>
    <mo>=</mo>
    <mo>&#x2212;</mo><mo>(</mo><mi>a</mi><mo>+</mo><mi>b</mi><mo>)</mo>
  </mrow>
</math>
(-a) + (-b) = -(a + b)
(-a) + (-b)
(-a) + (-b);
(-a) + (-b)
(-a) + (-b) = -(a + b)
異符号の2数の足し算
(−a) + b = +(b − a) (0 < a < b のとき)
(-a) + b = +(b - a) \quad (0 < a < b)
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
  <mrow>
    <mo>(</mo><mo>&#x2212;</mo><mi>a</mi><mo>)</mo>
    <mo>+</mo>
    <mi>b</mi>
    <mo>=</mo>
    <mo>+</mo><mo>(</mo><mi>b</mi><mo>&#x2212;</mo><mi>a</mi><mo>)</mo>
  </mrow>
</math>
(-a) + b = +(b - a)
(-a) + b
(-a) + b;
(-a) + b
(-a) + b = +(b - a)
引き算は「符号を変えた数の足し算」に直す
a − (−b) = a + b
a - (-b) = a + b
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
  <mrow>
    <mi>a</mi>
    <mo>&#x2212;</mo>
    <mo>(</mo><mo>&#x2212;</mo><mi>b</mi><mo>)</mo>
    <mo>=</mo>
    <mi>a</mi><mo>+</mo><mi>b</mi>
  </mrow>
</math>
a - (-b) = a + b
a - (-b)
a - (-b);
a - (-b)
a - (-b) = a + b
掛け算・割り算の符号のルール
(−a) × (−b) = +ab
(-a) \times (-b) = +ab
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
  <mrow>
    <mo>(</mo><mo>&#x2212;</mo><mi>a</mi><mo>)</mo>
    <mo>&#xD7;</mo>
    <mo>(</mo><mo>&#x2212;</mo><mi>b</mi><mo>)</mo>
    <mo>=</mo>
    <mo>+</mo><mi>a</mi><mi>b</mi>
  </mrow>
</math>
(-a) xx (-b) = +ab
(-a) * (-b)
(-a) * (-b);
(-a) * (-b)
(-a) × (-b) = +ab
累乗と符号 ― \((-a)^2\) と \(-a^2\) の違い
(−a)² = +a²、 −a² = −(a × a)
(-a)^{2} = +a^{2}, \quad -a^{2} = -(a \times a)
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
  <mrow>
    <msup><mrow><mo>(</mo><mo>&#x2212;</mo><mi>a</mi><mo>)</mo></mrow><mn>2</mn></msup>
    <mo>=</mo>
    <mo>+</mo><msup><mi>a</mi><mn>2</mn></msup>
    <mo>,</mo>
    <mo>&#x2212;</mo><msup><mi>a</mi><mn>2</mn></msup>
    <mo>=</mo>
    <mo>&#x2212;</mo><mo>(</mo><mi>a</mi><mo>&#xD7;</mo><mi>a</mi><mo>)</mo>
  </mrow>
</math>
(-a)^2 = +a^2, -a^2 = -(a xx a)
{(-a)^2, -a^2}
(-a)^2; -a^2;
[(-a)^2, -a^2]
(-a)^2 = +a^2, -a^2 = -(a × a)

ChatGPT に聞いて計算してもらう方法

あなたは数学(中学数学)の計算アシスタントです。次の計算を、必ずPythonコードを実際に実行して行い、実行結果の数値だけを根拠に回答してください(暗算や推測で答えないでください)。

次の正負の数の式をそれぞれ計算してください。
1. -3+5-(-2)
2. (-2)×(-3)-4
3. 6÷(-2)+1
4. (-2)^2 と -2^2(2つの違いも説明してください)

Pythonでは ×を*、÷を/、累乗を**に直し、割り算を含む式は標準ライブラリの fractions モジュールで厳密に計算してください。それぞれ、使った符号のルール(同符号・異符号、負の数の個数)を中学1年生にわかる言葉で説明し、計算に使った式と実行結果の数値を示してください。

計算ドリル(演習問題)

このページの符号のルールを、自分の手で使えるようになるための演習問題です。
答えと解説は解答ページにあります。


使い方
  1. 1
    数値を入力
    計算したい数値を入力欄に入力します
  2. 2
    計算
    「計算する」ボタンを押します
  3. 3
    結果を確認
    計算結果がその場に表示されます。計算の考え方や式の解説も同じページで確認できます
  DataChefの特徴
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商用利用許諾の連絡も不要です