活動の種類・運動した時間・体重を入力してください。METs(メッツ)法で消費カロリー(kcal)を計算し、活動別の消費カロリーを横棒グラフで比較表示します。
このページでできること
- ウォーキング・ランニング・水泳・筋トレ・掃除・雪かきなど44種類の身近な活動から選んで、時間と体重を入れるだけで消費カロリー(kcal)がその場でわかります
- 計算には世界標準の「METs(メッツ)法」を使い、式の意味とMETsという考え方をやさしく解説します
- 同じ時間・同じ体重で別の活動をしたときの消費カロリーを比べられる横棒グラフも表示します
- 式の解説・Excel/Googleスプレッドシート/Python用のコピペ数式・計算ドリル(演習問題)もこのページにまとまっています
この計算は何の役に立つ?
体脂肪1kgを減らすには約7,200kcalの消費が必要、というのがよく使われる目安です。体重70kgの人が毎日30分の普通の速さのウォーキング(2.6METs)を続けると、1日あたり約96kcal——約75日でようやく体脂肪1kg分です。
「思ったより少ない」と感じる人が多いのですが、この現実的な数字を知っていることが、無理のない減量計画(運動+食事の組み合わせ)を立てる出発点になります。
ショートケーキ1個は約350kcalです。体重60kgの人がジョギング(7.0METs)で同じだけ消費するには約48分かかります。
「このお菓子はランニング何分ぶんか」という換算ができると、食べすぎの抑止にも、「今日は動いたから大丈夫」という安心にも、根拠のある数字を使えるようになります。
体重65kgの人が片道20分の自転車通勤(6.8METs)をすると、片道約155kcal・往復で約309kcalになります。月に20日通勤すれば約6,200kcalです。
特別な運動の時間を作らなくても、通勤や買い物などの移動を「毎日の運動」として数字で積み上げられることがわかると、生活の中の選択(1駅歩く・自転車にするなど)を判断しやすくなります。
体重60kgの人がフルマラソンを4時間30分(ゆっくりのランニング・8.3METs相当)で完走すると、この計算機の式で約2,350kcalを消費します。体に蓄えられている糖質のエネルギーには限りがあるため、長時間の競技では途中でエネルギー補給が欠かせません。
マラソンや長距離サイクリングの世界では、このように消費カロリーを見積もって補給食の量とタイミングを計画するのが定番の準備です。
METsは心臓リハビリテーションや生活習慣病の運動療法の現場で、運動の強さを指定する単位として実際に使われています(例:「まずは3METs程度の軽い運動から」のような使い方)。
医師や理学療法士との会話に出てくるMETsという単位の意味がわかっていると、自分に合った強さの活動を選ぶ手がかりになります。強度の指定や運動の可否は、必ず主治医の指示に従ってください。
式と図
用語・記号の解説
記号
| \(K\) | ケー | 消費カロリー(kcal)。この計算機で求めたい量です。 |
| \(t\) | ティー | 運動時間(分)。1時間30分なら90分と数えます。 |
| \(M\) | エム | 運動強度(METs)。活動ごとに目安値が決まっています。 |
| \(W\) | ダブリュー | 体重(kg)。体が重いほど同じ活動でも消費カロリーは大きくなります。 |
用語
| METs (メッツ) |
メッツ | 運動や活動の強さを「座って安静にしているときの何倍のエネルギーを使うか」で表す単位。安静=1METsが基準で、例えば3METsの活動は安静時の3倍のエネルギーを使います。英語のMetabolic Equivalents(代謝当量)の略で、厚生労働省の健康づくりの指針でも身体活動の強さ・量を表す単位として使われている、世界標準の考え方です。 |
| 安静時代謝 | あんせいじたいしゃ | 座って安静にしているときのエネルギー消費のこと。METsの基準(1METs)になっていて、体重1kgあたり1分間に約3.5mLの酸素を使う状態にあたります(式の「3.5」の由来)。 |
| kcal (キロカロリー) |
キロカロリー | エネルギーの単位。食品の栄養成分表示に書かれている「カロリー」も同じ単位です(1kcal=1,000cal)。 |
| 消費カロリー | しょうひカロリー | 体が活動のために使ったエネルギーの量。運動だけでなく、家事や仕事などの日常の動きでも消費されます。 |
| 酸素摂取量 | さんそせつしゅりょう | 体が取り込んで使う酸素の量。使ったエネルギーとほぼ比例することがわかっているため、酸素の量から消費カロリーを推定できます。METs法はこの関係を利用した推定方法です。 |
前提として理解しておくといいこと
METs(メッツ)という言葉はこのページで初めて出てきても大丈夫です(「式」の章で解説しています)。
その土台になる算数だけおさえておきましょう。
| 小数の掛け算・割り算(小学5年) |
|
| 速さ・時間・距離(小学5〜6年) |
|
| 倍の考え方・割合(小学5年) |
|
Excelで計算する方法
| 運動時間(分) | 60 |
| 運動強度(METs) | 2.6 |
| 体重(kg) | 70 |
| 消費カロリー(kcal) | =B1*B2*3.5*B3/200 |
例の数値なら、B4に191.1(約191kcal)と表示されます。B1〜B3を自分の数値に書き換えるだけで使えます。
運動強度(B2)には、この計算機で活動を選んで計算すると結果に表示されるMETs値(例:ジョギング(全般)7.0)を入れてください。
Googleスプレッドシートで計算する方法
| 運動時間(分) | 60 |
| 運動強度(METs) | 2.6 |
| 体重(kg) | 70 |
| 消費カロリー(kcal) | =B1*B2*3.5*B3/200 |
Pythonで計算する方法
minutes = 60 # 運動時間(分)
met = 2.6 # 運動強度(METs)。活動ごとの目安値
weight_kg = 70 # 体重(kg)
calories = minutes * met * 3.5 * weight_kg / 200
print(f"消費カロリー: {calories:.1f} kcal")
数式記述言語(LaTeX等)での書き方(コピペ可)
K = t × M × 3.5 × W ÷ 200
K = \dfrac{t \times M \times 3.5 \times W}{200}
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
<mrow>
<mi>K</mi>
<mo>=</mo>
<mfrac>
<mrow>
<mi>t</mi><mo>×</mo><mi>M</mi><mo>×</mo><mn>3.5</mn><mo>×</mo><mi>W</mi>
</mrow>
<mn>200</mn>
</mfrac>
</mrow>
</math>
K = (t * M * 3.5 * W) / 200
t*m*3.5*w/200
K := t*M*3.5*W/200;
K = t*M*3.5*W/200;
K = (t×M×3.5×W)/200
ChatGPT に聞いて計算してもらう方法
あなたは消費カロリー計算のアシスタントです。次の計算を、必ずPythonコードを実際に実行して行い、実行結果の数値だけを根拠に回答してください(暗算や推測で答えないでください)。 METs法の式:消費カロリー(kcal) = 運動時間(分) × METs × 3.5 × 体重(kg) ÷ 200 体重70kgの人が、ウォーキング(普通の速さ・2.6METs)を45分しました。 1. このときの消費カロリーを求めてください。 2. 同じ時間ジョギング(7.0METs)をした場合の消費カロリーも求めて、2つを比べてください。 計算に使った式と、実行結果の数値を示してください。なお、METs法は平均値にもとづく推定であることにも触れてください。
計算ドリル(演習問題)
このページの式を、自分の手で計算できるようになるための演習問題です。次の式を使います(問題3だけは運動時間を求める問題です)。
\(\text{消費カロリー(kcal)} = \text{運動時間(分)} \times \text{METs} \times 3.5 \times \text{体重(kg)} \div 200\)
答えと解説は解答ページにあります。
使い方
-
1数値を入力計算したい数値を入力欄に入力します
-
2計算「計算する」ボタンを押します
-
3結果を確認計算結果がその場に表示されます。計算の考え方や式の解説も同じページで確認できます
DataChefの特徴
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