消費電力・稼働率・使用時間・電気料金単価を入力してください。家電のプリセットを選ぶと、日本の一般的な家庭での目安値が自動で入ります。
このページでできること
- 消費電力(WまたはkW)・稼働率・使用時間・電気料金単価を入れるだけで、1日・1週間・1か月・1年の電気使用量(kWh)と電気代がその場でわかります
- エアコン・冷蔵庫・ドライヤーなど、日本の代表的な家電のプリセットを選ぶと、目安の消費電力・稼働率・使用時間が自動で入ります
- 使用時間は「分/日」「時間/週」「日/月」など8種類の単位で入力できます(1か月=30.44日・1年=365.25日として換算します)
- 式のやさしい解説・Excel/Googleスプレッドシート/Python用のコピペ数式・計算ドリル(演習問題)もこのページにまとまっています
この計算は何の役に立つ?
冷蔵庫は24時間365日動き続けるため、省エネ性能の差がそのまま電気代の差になります。例えば年間の電気使用量が500kWhの古い冷蔵庫を270kWhの新しい機種に買い替えると、差は230kWh。単価31円/kWhなら年間約7,130円の節約で、10年使えば約7万円になります(いずれも目安です)。
「本体価格の差を電気代で回収できるか」を数字で比べられると、買い替えの判断を感覚ではなく計算で下せるようになります。
消費電力660Wのエアコン(冷房)を稼働率50%で1日8時間使うと、1日の電気使用量は約2.6kWh・電気代は約82円、1か月では約2,500円が目安です(単価31円/kWh)。
エアコンは設定温度に達すると消費電力が下がるため、常にフル稼働ではありません——これが「稼働率」の考え方です。「何時間つけたらいくらか」を知っておくと、暑さ寒さを我慢しすぎない上手な節電ができます。
消費電力150WのデスクトップPCを1日8時間使うと、1か月の電気代は約1,130円。30WのノートPCなら約230円で済みます(いずれも単価31円/kWhの目安)。
在宅勤務やPCゲームで長時間パソコンを使う人は、この差を知っておくと機種選びや電気代の見積もりに役立ちます。高性能なゲーミングPCは負荷時に300〜500W以上になるものもあり、使い方しだいで電気代が大きく変わります。
15Wの空気清浄機を24時間つけっぱなしにしても、1か月の電気代は約340円です。一方、500Wのこたつ(稼働率30%)に毎日5時間入ると1か月約710円になります(単価31円/kWh)。
「小さい家電のつけっぱなし」より「消費電力の大きい家電の使用時間」のほうが電気代への影響がずっと大きい——この感覚を数字で持てると、節電の優先順位を間違えなくなります。
スマホの電池の容量は約0.015kWh(15Wh)なので、毎日1回フル充電しても1年の電気代は約170円です(単価31円/kWh)。「寝ている間の充電で電気代がかさむのでは」という心配は、計算してみるとほとんど気にしなくてよいレベルだとわかります。
電気代が気になるときに本当に見直すべきは、エアコン・暖房器具・給湯など「消費電力 × 使用時間」が大きい家電です。
式
用語・記号の解説
記号
| \(P\) | ピー | 消費電力。その家電が使う電力の大きさで、単位はW(ワット)。英語の power(電力)の頭文字です。 |
| \(r\) | アール | 稼働率。カタログの消費電力のうち、実際に使われている電力の割合(%)。英語の rate(割合)の頭文字です。 |
| \(t\) | ティー | 1日あたりの使用時間(時間)。英語の time(時間)の頭文字です。 |
| \(E\) | イー | 1日の電気使用量。単位はkWh(キロワット時)。英語の energy(エネルギー)の頭文字です。 |
| \(u\) | ユー | 電気料金単価。電気1kWhあたりの料金(円/kWh)。英語の unit price(単価)の頭文字です。 |
| \(C\) | シー | 電気代(円)。英語の cost(費用)の頭文字です。 |
| \(n\) | エヌ | 期間の日数。この計算機では1週間=7日、1か月=30.44日、1年=365.25日として計算します。 |
| \(E_n\) | イー・エヌ | \(n\) 日分の電気使用量(kWh)。右下の小さい \(n\) は「何日分か」を表す添え字です。 |
用語
| ワット (W) |
ワット | 電力(電気が使われる勢い)の単位。家電の本体ラベルの「消費電力 1200W」のように使われます。1000Wを1kW(キロワット)と書きます。 |
| キロワット時 (kWh) |
キロワットじ キロワットアワー | 電力量(使った電気の合計量)の単位。1kWの電力を1時間使い続けたときの電気の量が1kWhで、電気料金はこのkWhをもとに計算されます。 |
| 消費電力 | しょうひでんりょく | その家電が動くときに使う電力。カタログや本体ラベルに書かれている値は最大クラスの「定格消費電力」であることが多く、実際の平均はそれより小さいことがあります。 |
| 稼働率 | かどうりつ | 定格の消費電力に対して、実際に使われている電力の割合。エアコンや冷蔵庫のように、設定温度に達すると出力を下げる家電では100%より小さくなります。 |
| 電力料金目安単価 | でんりょくりょうきんめやすたんか | 全国家庭電気製品公正取引協議会が定める、家電のカタログなどの電気代表示に使う1kWhあたりの目安単価(31円/kWh)。実際の単価は契約プラン・地域・使用量で変わります。 |
| 待機電力 | たいきでんりょく | 家電を使っていない間も、リモコンの待ち受けや時計表示などのために消費される電力。この計算機で「消費電力=待機時の電力・使用時間=24時間/日」と入れると、待機電力の電気代も見積もれます。 |
| 定格消費電力 | ていかくしょうひでんりょく | その家電が最大の能力で動くときの消費電力として、メーカーが定めた値。本体ラベルやカタログの「消費電力」は多くの場合この値です。 |
前提として理解しておくといいこと
このページの計算を「意味がわかって」使えるようになるために、前提として理解しておくといいことをまとめました。
つまずいたら、この表の内容に戻って復習するのが近道です。
| 小数の掛け算・割り算(小学5年) |
|
| 割合・百分率(小学5年) |
|
| 単位の換算(小学〜中学) |
|
| 電力・電力量(中学2年 理科) |
|
Excelで計算する方法
| 消費電力(W) | 600 |
| 稼働率(%) | 50 |
| 1日の使用時間(時間) | 5 |
| 1日の電気使用量(kWh) | =B1*B2/100*B3/1000 |
| 1日の電気使用量(kWh) | 1.5 |
| 電気料金単価(円/kWh) | 31 |
| 1日の電気代(円) | =B1*B2 |
| 1日の電気使用量(kWh) | 1.5 |
| 電気料金単価(円/kWh) | 31 |
| 1週間の電気使用量(kWh) | =B1*7 |
| 1週間の電気代(円) | =B3*B2 |
| 1か月(30.44日)の電気使用量(kWh) | =B1*30.44 |
| 1か月の電気代(円) | =B5*B2 |
| 1年(365.25日)の電気使用量(kWh) | =B1*365.25 |
| 1年の電気代(円) | =B7*B2 |
1つ目の表は消費電力600W・稼働率50%・1日5時間の例で、B4に1.5(kWh)と表示されます。2つ目の表はその1.5kWhに単価31円を掛ける表で、B3に46.5(円)と表示されます。
3つ目の表は1日の値を週・月・年に換算する表です。1か月の電気代(B6)は約1415円、1年の電気代(B8)は約16984円になります。B列の数値を自分の家電の値に書き換えるだけで使えます。
Googleスプレッドシートで計算する方法
| 消費電力(W) | 600 |
| 稼働率(%) | 50 |
| 1日の使用時間(時間) | 5 |
| 1日の電気使用量(kWh) | =B1*B2/100*B3/1000 |
| 1日の電気使用量(kWh) | 1.5 |
| 電気料金単価(円/kWh) | 31 |
| 1日の電気代(円) | =B1*B2 |
| 1日の電気使用量(kWh) | 1.5 |
| 電気料金単価(円/kWh) | 31 |
| 1週間の電気使用量(kWh) | =B1*7 |
| 1週間の電気代(円) | =B3*B2 |
| 1か月(30.44日)の電気使用量(kWh) | =B1*30.44 |
| 1か月の電気代(円) | =B5*B2 |
| 1年(365.25日)の電気使用量(kWh) | =B1*365.25 |
| 1年の電気代(円) | =B7*B2 |
Pythonで計算する方法
power_watts = 600 # 消費電力(W)
capacity_percent = 50 # 稼働率(%)
hours_per_day = 5 # 1日の使用時間(時間)
price_yen_per_kwh = 31 # 電気料金単価(円/kWh)
# 1日の電気使用量(kWh)= W × 稼働率÷100 × 時間 ÷ 1000
kwh_per_day = power_watts * capacity_percent / 100 * hours_per_day / 1000
# 期間ごとの電気使用量(kWh)と電気代(円)。1か月=30.44日・1年=365.25日として計算
for label, days in [("1日", 1), ("1週間", 7), ("1か月", 30.44), ("1年", 365.25)]:
kwh = kwh_per_day * days
cost = kwh * price_yen_per_kwh
print(f"{label}: {kwh:.2f} kWh / {cost:.2f} 円")
数式記述言語(LaTeX等)での書き方(コピペ可)
E = P × (r ÷ 100) × t ÷ 1000
E = P \times \frac{r}{100} \times t \div 1000
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
<mrow>
<mi>E</mi>
<mo>=</mo>
<mi>P</mi>
<mo>×</mo>
<mfrac><mi>r</mi><mn>100</mn></mfrac>
<mo>×</mo>
<mi>t</mi>
<mo>÷</mo>
<mn>1000</mn>
</mrow>
</math>
E = P * (r/100) * t / 1000
energy = power*(capacity/100)*hours/1000
E := P*(r/100)*t/1000;
E = P*(r/100)*t/1000;
E = P×(r/100)×t/1000
C = E × u
C = E \times u
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
<mrow>
<mi>C</mi>
<mo>=</mo>
<mi>E</mi>
<mo>×</mo>
<mi>u</mi>
</mrow>
</math>
C = E * u
cost = energy*price
C := E*u;
C = E*u;
C = E×u
Eₙ = E × n
E_n = E \times n
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
<mrow>
<msub><mi>E</mi><mi>n</mi></msub>
<mo>=</mo>
<mi>E</mi>
<mo>×</mo>
<mi>n</mi>
</mrow>
</math>
E_n = E * n
periodEnergy = energy*days
E_n := E*n;
E_n = E*n;
E_n = E×n
ChatGPT に聞いて計算してもらう方法
あなたは電気代計算アシスタントです。次の計算を、必ずPythonコードを実際に実行して行い、実行結果の数値だけを根拠に回答してください(暗算や推測で答えないでください)。 消費電力600Wのこたつを、稼働率50%で1日5時間使います。電気料金単価は31円/kWhです。 1日の電気使用量(kWh)は「消費電力(W) × 稼働率÷100 × 使用時間(時間) ÷ 1000」で求めてください。 次の値をそれぞれ求めてください(1か月=30.44日・1年=365.25日として計算)。 1. 1日の電気使用量(kWh)と電気代(円) 2. 1週間・1か月・1年の電気使用量(kWh)と電気代(円) 計算に使った式と、実行結果の数値を示してください。
計算ドリル(演習問題)
このページの式を、自分の手で計算できるようになるための演習問題です。
電気料金単価はどの問題も30円/kWhとします(暗算しやすいように目安単価31円を丸めた値です)。答えと解説は解答ページにあります。
使い方
-
1数値を入力計算したい数値を入力欄に入力します
-
2計算「計算する」ボタンを押します
-
3結果を確認計算結果がその場に表示されます。計算の考え方や式の解説も同じページで確認できます
DataChefの特徴
専門知識不要、直感的で簡単な操作
個人情報を登録することなく使用できます
「ダウンロード」押下でファイルを自動削除
クレジット表記不要
商用利用許諾の連絡も不要です
