開始時刻と終了時刻を24時間表記で入力してください。休憩時間(分)を入れると、休憩を引いた実働時間も同時に計算します。
このページでできること
- 「9時から17時30分まで」のような開始時刻と終了時刻(24時間表記)から、間の時間(拘束時間)がその場でわかります
- 休憩時間(分)を入れると、休憩を引いた実働時間も同時に計算します
- 「7時間30分 → 7.5時間」のような、時給計算の掛け算にそのまま使える10進時間(小数の時間)と、実働時間の総分も表示します
- 「22時から翌朝6時まで」のように終了時刻が開始時刻より早い夜勤(日またぎ)の勤務時間も計算できます
- 式のやさしい解説・Excel/Googleスプレッドシート/Python用のコピペ数式・計算ドリル(演習問題)もこのページにまとまっています
この計算は何の役に立つ?
9時から17時30分までのシフトで休憩が1時間なら、実働は7時間30分=10進時間で7.5時間。時給1,200円なら \(1200 \times 7.5 = 9000\) 円です。
「7時間30分」を「7.3時間」と書いてしまうと給料を計算し間違えます。分を60で割って小数に直す——この換算を知っているだけで、給与明細のチェックやシフトの収入見積もりが自分でできるようになります。
会社の勤怠管理では、毎日の出勤時刻・退勤時刻から拘束時間を出し、休憩を引いた実働時間を月単位で積み上げて給与を計算します。
勤怠システムの中身も、このページの「時刻を分に直して引き算し、休憩を引く」計算のくり返しです。手書きのタイムカードや小さなお店のシフト表の集計なら、この計算を知っていれば電卓とメモで十分こなせます。
22時から翌朝6時までの夜勤は、数字だけ見ると「6 − 22」でマイナスになってしまいますが、1日分の24時間(1440分)を足せば8時間勤務だとわかります。
看護・介護・工場・コンビニなど夜勤のある仕事では、日をまたぐ時間計算が毎日の基本です。仕組みを知っていれば、シフト表の勤務時間が合っているかを自分で確かめられます。
勤務先の所定労働時間が1日7時間30分の場合、9時から19時まで働いて休憩が1時間なら実働は9時間で、所定より1時間30分長く働いた計算になります。
実働時間を正しく出せることは、働きすぎに気づいたり、残業代の計算のもとになる時間を自分でも確認できたりと、自分の働き方を守る第一歩になります(残業代の細かい扱いは勤務先の規定や法令によります)。
19時15分から21時45分まで勉強したら、その日の勉強時間は2時間30分です。開始と終了の時刻をメモしておけば、あとからこの引き算で毎日の積み上げを集計できます。
資格試験の勉強記録や在宅ワークの作業ログなど、「何時から何時まで」を「何時間やったか」に直す場面は勤務にかぎらず毎日のようにあります。
式
用語・記号の解説
記号
| \(h\)・\(m\) | エイチ、エム | 時刻の「時」(\(h\))と「分」(\(m\))。24時間表記で使います(例:午後5時30分なら \(h = 17\)、\(m = 30\))。英語の hour・minute の頭文字です。 |
| \(T\) | ティー | 時刻を「深夜0時から数えた分」に直した値。\(T = 60h + m\) で求めます。(例:17時30分 → 1050分) |
| \(T_1\)・\(T_2\) | ティー・いち、ティー・に | 開始時刻を分に直した値(\(T_1\))と、終了時刻を分に直した値(\(T_2\))です。(例:9時00分 → \(T_1 = 540\)、17時30分 → \(T_2 = 1050\)) |
| \(E\) | イー | 拘束時間(開始から終了までの経過時間)を分で表した値。英語の elapsed(経過した)の頭文字です。 |
| \(B\) | ビー | 休憩時間(分)。英語の break(休憩)の頭文字です。 |
| \(W\) | ダブリュー | 実働時間(拘束時間から休憩時間を引いた、実際に働いた時間)を分で表した値。英語の work(働く)の頭文字です。 |
| \(H\) | エイチ(大文字) | 実働時間を「時間」単位の小数で表した10進時間。\(H = W \div 60\) で求めます。小文字の \(h\)(時刻の「時」)と区別してください。(例:450分 → 7.5時間) |
| \(1440\) | せんよんひゃくよんじゅう | 1日の分数。\(24 \times 60 = 1440\) 分です。日またぎ(開始が前日)の計算で足します。 |
用語
| 時刻 | じこく | 「9時00分」のような時の一点のこと。「8時間30分」のような時の長さである「時間」と区別します。このページは、2つの時刻の間にはさまれた時間の長さを求めます。 |
| 時間 | じかん | 「8時間30分」のような時の長さのこと。「9時00分」のような時の一点である「時刻」と区別します。このページは、2つの時刻の間にはさまれた時間の長さを求めます。 |
| 24時間制 | にじゅうよじかんせい | 1日を0時〜23時で表す時刻の書き方(24時間表記)。午後の時刻は12を足します(午後5時30分 → 17時30分、午後10時 → 22時)。深夜0時は「0時」です。 |
| 拘束時間 | こうそくじかん | 開始時刻から終了時刻までの、休憩も含めた時間全体のこと。勤務の場面では「職場にいる時間」にあたります。 |
| 実働時間 | じつどうじかん | 拘束時間から休憩時間を引いた、実際に働いた時間のこと。時給のアルバイトでは、給料の対象になるのは普通この実働時間です。 |
| 10進時間 | じっしんじかん じゅっしんじかん | 「7時間30分」を「7.5時間」のように小数で表した時間。分を60で割って小数に直すので、時給×時間の掛け算にそのまま使えます。「7時間30分=7.3時間」ではない点に注意してください。 |
| 日またぎ | ひまたぎ | 夜勤のように、勤務の途中で日付が変わること。終了時刻の数字が開始時刻より小さくなるので、1日分の1440分を足して計算します。 |
| 60進法 | ろくじっしんほう ろくじゅっしんほう | 60でひとまとまり(1つ上の単位)になる数え方。60分で1時間にくり上がります。普段の小数(10進法)と混ざると間違えやすいので、この計算機はいったんすべて分に揃えて計算しています。 |
前提として理解しておくといいこと
このページの計算を「意味がわかって」使えるようになるために、前提として理解しておくといいことをまとめました。
つまずいたら、この表の内容に戻って復習するのが近道です。
| 時刻と時間(小学2〜3年) |
|
| 午前・午後と24時間表記(小学2〜3年) |
|
| くり下がりの引き算・余りのある割り算(小学2〜3年) |
|
| 小数(小学3〜5年) |
|
Excelで計算する方法
| 時(24時間表記) | 17 |
| 分 | 30 |
| 分に直した時刻 | =B1*60+B2 |
| 開始:時(24時間表記) | 9 |
| 開始:分 | 0 |
| 終了:時(24時間表記) | 17 |
| 終了:分 | 30 |
| 開始を分に直した値 | =B1*60+B2 |
| 終了を分に直した値 | =B3*60+B4 |
| 拘束時間(分) | =IF(B6<B5,B6-B5+1440,B6-B5) |
| 拘束:時間 | =QUOTIENT(B7,60) |
| 拘束:分 | =MOD(B7,60) |
| 拘束時間(分) | 510 |
| 休憩時間(分) | 60 |
| 実働時間(分) | =B1-B2 |
| 実働:時間 | =QUOTIENT(B3,60) |
| 実働:分 | =MOD(B3,60) |
| 10進時間 | =ROUND(B3/60,2) |
2つ目の表は、B1〜B4に開始・終了の時刻を入れると、B5・B6で分に直し(540と1050)、B7に拘束時間(510分)が出ます。IF関数で「終了の方が小さければ1440を足す」という日またぎの処理をしているので、夜勤(例:開始22時・終了6時)でも正しく計算できます。B8・B9はQUOTIENT(割り算の商)とMOD(割り算の余り)で分を時間と分に分けたもので、答えは8時間30分です。
3つ目の表は、B1に拘束時間(分)・B2に休憩時間(分)を入れると、B3に実働時間(450分)、B4・B5にその内訳(7時間30分)、B6に10進時間(7.5。ROUNDで割り切れないときも小数第2位に四捨五入)が出ます。時給×B6で給料が計算できます。B列を自分の数値に書き換えるだけで使えます。
Googleスプレッドシートで計算する方法
| 時(24時間表記) | 17 |
| 分 | 30 |
| 分に直した時刻 | =B1*60+B2 |
| 開始:時(24時間表記) | 9 |
| 開始:分 | 0 |
| 終了:時(24時間表記) | 17 |
| 終了:分 | 30 |
| 開始を分に直した値 | =B1*60+B2 |
| 終了を分に直した値 | =B3*60+B4 |
| 拘束時間(分) | =IF(B6<B5,B6-B5+1440,B6-B5) |
| 拘束:時間 | =QUOTIENT(B7,60) |
| 拘束:分 | =MOD(B7,60) |
| 拘束時間(分) | 510 |
| 休憩時間(分) | 60 |
| 実働時間(分) | =B1-B2 |
| 実働:時間 | =QUOTIENT(B3,60) |
| 実働:分 | =MOD(B3,60) |
| 10進時間 | =ROUND(B3/60,2) |
Pythonで計算する方法
# 開始時刻・終了時刻(24時間表記)と休憩時間(分)
start_hour, start_minute = 9, 0
end_hour, end_minute = 17, 30
rest_minutes = 60
start_total = start_hour * 60 + start_minute # 開始時刻を分に直した値
end_total = end_hour * 60 + end_minute # 終了時刻を分に直した値
elapsed_minutes = end_total - start_total # 拘束時間(分)
if elapsed_minutes < 0:
# 終了が開始より早い→前日開始(夜勤など日またぎ)とみなして1日分を足す
elapsed_minutes += 1440
work_minutes = elapsed_minutes - rest_minutes # 実働時間(分)
decimal_hours = round(work_minutes / 60, 2) # 10進時間(時給計算用)
def format_minutes(total_minutes):
# 分を「8時間30分」の形にする(0分なら「0時間」)
hours, minutes = divmod(total_minutes, 60)
if hours == 0 and minutes == 0:
return "0時間"
if hours == 0:
return f"{minutes}分"
if minutes == 0:
return f"{hours}時間"
return f"{hours}時間{minutes}分"
print(f"拘束時間: {format_minutes(elapsed_minutes)}({elapsed_minutes}分)")
print(f"実働時間: {format_minutes(work_minutes)}({work_minutes}分)")
print(f"10進時間: {decimal_hours}時間")
数式記述言語(LaTeX等)での書き方(コピペ可)
T = 60h + m
T = 60h + m
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
<mrow>
<mi>T</mi><mo>=</mo>
<mn>60</mn><mi>h</mi>
<mo>+</mo><mi>m</mi>
</mrow>
</math>
T = 60h + m
totalMinutes = 60*h + m
T := 60*h + m;
T = 60*h + m;
T = 60h + m
E = T₂ − T₁ (T₂ ≥ T₁), E = T₂ − T₁ + 1440 (T₂ < T₁)
E = T_2 - T_1 \quad (T_2 \ge T_1), \qquad E = T_2 - T_1 + 1440 \quad (T_2 < T_1)
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
<mrow>
<mi>E</mi><mo>=</mo>
<msub><mi>T</mi><mn>2</mn></msub><mo>−</mo>
<msub><mi>T</mi><mn>1</mn></msub>
<mo>,</mo><mspace width="0.7em"/>
<mi>E</mi><mo>=</mo>
<msub><mi>T</mi><mn>2</mn></msub><mo>−</mo>
<msub><mi>T</mi><mn>1</mn></msub>
<mo>+</mo><mn>1440</mn>
</mrow>
</math>
E = T_2 - T_1, E = T_2 - T_1 + 1440
elapsedMinutes = If[t2 >= t1, t2 - t1, t2 - t1 + 1440]
E := `if`(t2 >= t1, t2 - t1, t2 - t1 + 1440);
if t2 >= t1, E = t2 - t1; else, E = t2 - t1 + 1440; end
E = T_2 - T_1 (T_2 ≥ T_1), E = T_2 - T_1 + 1440 (T_2 < T_1)
W = E − B, H = W ÷ 60
W = E - B, \quad H = \dfrac{W}{60}
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
<mrow>
<mi>W</mi><mo>=</mo>
<mi>E</mi><mo>−</mo><mi>B</mi>
<mo>,</mo><mspace width="0.7em"/>
<mi>H</mi><mo>=</mo>
<mfrac><mi>W</mi><mn>60</mn></mfrac>
</mrow>
</math>
W = E - B, H = W / 60
workMinutes = elapsedMinutes - restMinutes; decimalHours = workMinutes / 60
W := E - B; H := W / 60;
W = E - B; H = W / 60;
W = E - B, H = W / 60
ChatGPT に聞いて計算してもらう方法
あなたは勤務時間計算アシスタントです。次の計算を、必ずPythonコードを実際に実行して行い、実行結果の数値だけを根拠に回答してください(暗算や推測で答えないでください)。 勤務の開始時刻が9時00分、終了時刻が17時30分(どちらも24時間表記・同じ日)、休憩時間が60分です。 次の値をそれぞれ求めてください。 1. 拘束時間(開始から終了までの経過時間。「○時間○分」の形で) 2. 実働時間(拘束時間から休憩を引いた時間。「○時間○分」の形で) 3. 実働時間の10進時間(実働の分を60で割った小数の時間)と総分 時刻はそれぞれ「60×時+分」で分に直してから引き算してください。もし終了時刻が開始時刻より早い場合は、開始が前日(日またぎ)とみなして1440分を足してください。 計算に使った式と、実行結果の数値を示してください。
計算ドリル(演習問題)
このページの計算を、自分の手で計算できるようになるための演習問題です。
答えと解説は解答ページにあります。
使い方
-
1数値を入力計算したい数値を入力欄に入力します
-
2計算「計算する」ボタンを押します
-
3結果を確認計算結果がその場に表示されます。計算の考え方や式の解説も同じページで確認できます
DataChefの特徴
専門知識不要、直感的で簡単な操作
個人情報を登録することなく使用できます
「ダウンロード」押下でファイルを自動削除
クレジット表記不要
商用利用許諾の連絡も不要です
