身長と体重を入力してください。BMI(体格指数)と、日本肥満学会の基準による肥満度の目安、標準体重(BMI 22になる体重)などをまとめて計算します。
目次
このページでできること
- 身長(cm)と体重(kg)を入れるだけで、BMI(体格指数)がその場でわかります
- 日本肥満学会の基準にもとづく肥満度の目安(低体重〜肥満4度)も同時に表示します
- 標準体重(BMI 22になる体重)・普通体重になる体重の範囲・BMIプライム(BMI ÷ 25の割合)・ポンデラル指数(身長の3乗で割る指標)もまとめて計算します
- 式のやさしい解説・Excel/Googleスプレッドシート/Python用のコピペ数式・計算ドリル(演習問題)もこのページにまとまっています
この計算は何の役に立つ?
職場や自治体の健康診断の結果表には、大抵BMIの欄があります。40〜74歳を対象とする特定健診(いわゆるメタボ健診)では、腹囲とならんでBMI 25以上が特定保健指導の対象を絞り込む基準の一つに使われています。
「BMI 25」がどういう計算で出てきた数字なのかがわかると、結果表の意味を人任せにせず自分で理解でき、再検査や保健指導の案内にも落ち着いて向き合えます。
やみくもに「あと5kg減らす」と決める前に、自分の身長の普通体重の範囲を知っておくと目標設定が現実的になります。例えば身長170cmなら、標準体重は \(22 \times 1.7^2 \fallingdotseq 63.6\) kg、普通体重の範囲は約53.5〜72.3kgです。
範囲より下を目指す無理な減量は健康を損なうおそれがあるとされます。目標体重をこの範囲と照らして決めるのが、数字を使った安全側の考え方です。
妊娠中の体重増加の目安は、妊娠前のBMIによって変わります。厚生労働省の目安では、妊娠前に低体重(BMI 18.5未満)だった人は12〜15kg、普通体重(18.5以上25未満)の人は10〜13kgの増加が推奨されるなど、BMIの区分がそのまま指導の入口になっています。
自分の妊娠前BMIを計算できると、母子手帳や健診での説明が理解しやすくなります(実際の管理は必ず医師・助産師の指導に従ってください)。
国民健康・栄養調査では、日本の20代女性の約2割がBMI 18.5未満の低体重(やせ)とされています。低体重は、骨量の低下・貧血・月経不順などのリスクや、将来生まれる子どもの低出生体重との関連が指摘されています。
「太っていないか」だけでなく「やせすぎていないか」もBMIでチェックできることは、意外と知られていない大事な使い道です。
生命保険や医療保険の加入審査では、告知した身長・体重から計算されるBMIが健康リスクの参考指標の一つとして使われることがあるとされています。BMIが極端に高い・低い場合に、条件付きの引き受けになる例もあります。
自分のBMIをあらかじめ把握しておくと、保険の見積もりや告知の場面で数字の意味を理解したうえで手続きできます。
式
用語・記号の解説
記号
| \(\mathrm{BMI}\) | ビー・エム・アイ | Body Mass Index(体格指数)の略。体重(kg)を身長(m)の2乗で割った値で、肥満度の国際的な目安として使われます。 |
| \(w\) | ダブリュー | 体重(kg)。英語の weight の頭文字です。 |
| \(h\) | エイチ | 身長(m)。英語の height の頭文字です。cmではなくmで使う点に注意(170cm → 1.7)。 |
| \(h^{2}\) | エイチの2乗 | 身長を2回掛け合わせた値。右上の小さい2は「2回掛ける」という意味の指数です。(例:\(1.7^2 = 1.7 \times 1.7 = 2.89\)) |
| \(w_{22}\) | ダブリュー・にじゅうに | このページでの標準体重の記号。BMIがちょうど22になる体重を表します。 |
| \(w_{\mathrm{min}},\ w_{\mathrm{max}}\) | ダブリュー・ミン/ダブリュー・マックス | このページでの、普通体重になる体重の範囲の下限(BMI 18.5)と上限(BMI 25)の記号です。 |
| \(\mathrm{PI}\) | ピー・アイ | ポンデラル指数(Ponderal Index)。体重(kg)を身長(m)の3乗で割った値です。 |
用語
| 体格指数 | たいかくしすう | BMIの日本語での正式な呼び名。ボディマス指数とも呼ばれますが、日本では「BMI」という呼び方がそのまま定着しています。 |
| 肥満度分類 | ひまんどぶんるい | 日本肥満学会が定めている、BMIの値による区分。18.5未満が低体重(やせ)、18.5以上25未満が普通体重、25以上は5刻みで肥満(1度)〜肥満(4度)に分かれます。世界保健機関(WHO)の国際基準では肥満の入口が30以上で、日本の基準(25以上)より緩やかです。 |
| 標準体重 | ひょうじゅんたいじゅう | BMIがちょうど22になる体重のこと。日本人の統計で病気が最も少なかったBMIにもとづく目安で、「22 × 身長(m)の2乗」で計算します。 |
| BMIプライム | びーえむあいプライム | BMIを普通体重の上限25で割った割合。1を超えていれば上限オーバー、1未満なら上限の何割かがひと目でわかります。 |
| ポンデラル指数 | ぽんでらるしすう | 体重(kg)を身長(m)の3乗で割った指標。身長がとても高い・低い人でBMIに出やすいゆがみを補正する狙いがあります。 |
| カウプ指数 | かうぷしすう | 乳幼児(生後3か月〜5歳ごろ)の発育の目安に使われる指数。計算式はBMIとまったく同じで、判定の基準値だけが年齢に合わせて変わります。 |
| ローレル指数 | ろーれるしすう | 小中学生の体格の目安に使われる指数。体重(kg)÷ 身長(cm)の3乗 × 10の7乗で計算します。ポンデラル指数と同じ「3乗で割る」発想の指標です。 |
前提として理解しておくといいこと
このページの計算を「意味がわかって」使えるようになるために、前提として理解しておくといいことをまとめました。
| 長さの単位の換算(小学2年〜3年) |
|
| 小数の掛け算・割り算(小学5年) |
|
| 累乗・指数(中学1年) |
|
| 割合(小学5年) |
|
Excelで計算する方法
| 身長(cm) | 170 |
| 体重(kg) | 65 |
| BMI(体格指数) | =B2/(B1/100)^2 |
| 身長(cm) | 170 |
| 標準体重(kg) | =22*(B1/100)^2 |
| 身長(cm) | 170 |
| 範囲の下限(kg・BMI 18.5) | =18.5*(B1/100)^2 |
| 範囲の上限(kg・BMI 25) | =25*(B1/100)^2 |
| BMI(体格指数) | 22.5 |
| BMIプライム | =B1/25 |
| 身長(cm) | 170 |
| 体重(kg) | 65 |
| ポンデラル指数(kg/m³) | =B2/(B1/100)^3 |
「B1/100」は身長をcmからm(メートル)に直す換算で、「^」はべき乗(何回掛ける)の記号です。「=B2/(B1/100)^2」は「体重を、m単位の身長の2乗で割る」という意味になります。
例えば1つ目の表なら、B3に約22.49(BMI約22.5)と表示されます。身長と体重を自分の数値に書き換えるだけで使えます。
Googleスプレッドシートで計算する方法
| 身長(cm) | 170 |
| 体重(kg) | 65 |
| BMI(体格指数) | =B2/(B1/100)^2 |
| 身長(cm) | 170 |
| 標準体重(kg) | =22*(B1/100)^2 |
| 身長(cm) | 170 |
| 範囲の下限(kg・BMI 18.5) | =18.5*(B1/100)^2 |
| 範囲の上限(kg・BMI 25) | =25*(B1/100)^2 |
| BMI(体格指数) | 22.5 |
| BMIプライム | =B1/25 |
| 身長(cm) | 170 |
| 体重(kg) | 65 |
| ポンデラル指数(kg/m³) | =B2/(B1/100)^3 |
Pythonで計算する方法
height_cm = 170 # 身長(cm)
weight_kg = 65 # 体重(kg)
height_m = height_cm / 100 # cm → m に換算
bmi = weight_kg / height_m ** 2 # BMI(体格指数)
standard_weight = 22 * height_m ** 2 # 標準体重(BMI 22になる体重)
healthy_min = 18.5 * height_m ** 2 # 普通体重の範囲の下限
healthy_max = 25 * height_m ** 2 # 普通体重の範囲の上限
bmi_prime = bmi / 25 # BMIプライム
ponderal_index = weight_kg / height_m ** 3 # ポンデラル指数
print(f"BMI: {round(bmi, 1)}")
print(f"標準体重: {round(standard_weight, 1)} kg")
print(f"普通体重の範囲: {round(healthy_min, 1)} 〜 {round(healthy_max, 1)} kg")
print(f"BMIプライム: {round(bmi_prime, 2)}")
print(f"ポンデラル指数: {round(ponderal_index, 1)} kg/m3")
数式記述言語(LaTeX等)での書き方(コピペ可)
BMI = w ÷ h²
\mathrm{BMI} = \dfrac{w}{h^{2}}
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
<mrow>
<mi>BMI</mi>
<mo>=</mo>
<mfrac>
<mi>w</mi>
<msup><mi>h</mi><mn>2</mn></msup>
</mfrac>
</mrow>
</math>
BMI = w / h^2
w/h^2
BMI := w/h^2;
bmi = w/h^2;
BMI = w/h^2
w₂₂ = 22 × h²
w_{22} = 22 \times h^{2}
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
<mrow>
<msub><mi>w</mi><mn>22</mn></msub>
<mo>=</mo>
<mn>22</mn>
<mo>×</mo>
<msup><mi>h</mi><mn>2</mn></msup>
</mrow>
</math>
w_(22) = 22 xx h^2
22*h^2
w22 := 22*h^2;
w22 = 22*h^2;
w_22 = 22 × h^2
wmin = 18.5 × h², wmax = 25 × h²
w_{\mathrm{min}} = 18.5 \times h^{2}, \quad w_{\mathrm{max}} = 25 \times h^{2}
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
<mrow>
<msub><mi>w</mi><mi>min</mi></msub>
<mo>=</mo>
<mn>18.5</mn>
<mo>×</mo>
<msup><mi>h</mi><mn>2</mn></msup>
<mo>,</mo>
<msub><mi>w</mi><mi>max</mi></msub>
<mo>=</mo>
<mn>25</mn>
<mo>×</mo>
<msup><mi>h</mi><mn>2</mn></msup>
</mrow>
</math>
w_(min) = 18.5 xx h^2, w_(max) = 25 xx h^2
{18.5*h^2, 25*h^2}
wmin := 18.5*h^2; wmax := 25*h^2;
w_min = 18.5*h^2; w_max = 25*h^2;
w_min = 18.5 × h^2, w_max = 25 × h^2
BMI′ = BMI ÷ 25
\mathrm{BMI}' = \dfrac{\mathrm{BMI}}{25}
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
<mrow>
<msup><mi>BMI</mi><mo>′</mo></msup>
<mo>=</mo>
<mfrac>
<mi>BMI</mi>
<mn>25</mn>
</mfrac>
</mrow>
</math>
"BMI Prime" = "BMI"/25
bmi/25
bmiPrime := bmi/25;
bmi_prime = bmi/25;
BMI Prime = BMI/25
PI = w ÷ h³
\mathrm{PI} = \dfrac{w}{h^{3}}
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
<mrow>
<mi>PI</mi>
<mo>=</mo>
<mfrac>
<mi>w</mi>
<msup><mi>h</mi><mn>3</mn></msup>
</mfrac>
</mrow>
</math>
PI = w / h^3
w/h^3
ponderal := w/h^3;
pi_index = w/h^3;
PI = w/h^3
ChatGPT に聞いて計算してもらう方法
あなたは健康指標の計算アシスタントです。次の計算を、必ずPythonコードを実際に実行して行い、実行結果の数値だけを根拠に回答してください(暗算や推測で答えないでください)。 身長170cm・体重65kgの成人について、次の値をそれぞれ求めてください。 1. BMI(体重kg ÷ 身長mの2乗。身長はcmからmに換算すること) 2. 日本肥満学会の基準による判定(18.5未満=低体重、18.5以上25未満=普通体重、25以上30未満=肥満1度、30以上35未満=肥満2度、35以上40未満=肥満3度、40以上=肥満4度) 3. 標準体重(22 × 身長mの2乗) 4. 普通体重になる体重の範囲(18.5 × 身長mの2乗 〜 25 × 身長mの2乗) 5. BMIプライム(BMI ÷ 25)とポンデラル指数(体重kg ÷ 身長mの3乗) 計算に使った式と、実行結果の数値を示してください。なお、これは統計的な目安であり医学的な診断ではない旨も添えてください。
計算ドリル(演習問題)
このページの式を、自分の手で計算できるようになるための演習問題です。
答えと解説は解答ページにあります。
使い方
-
1数値を入力計算したい数値を入力欄に入力します
-
2計算「計算する」ボタンを押します
-
3結果を確認計算結果がその場に表示されます。計算の考え方や式の解説も同じページで確認できます
DataChefの特徴
専門知識不要、直感的で簡単な操作
個人情報を登録することなく使用できます
「ダウンロード」押下でファイルを自動削除
クレジット表記不要
商用利用許諾の連絡も不要です
