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排水勾配と高低差
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木材の材積(m³・才)
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フェンスの本数
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板取り計算
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棚板のたわみと耐荷重
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直角三角形計算機(辺・角度・面積をまとめて計算)

直角三角形の8つの量(3辺・2つの角・斜辺への高さ・面積・周りの長さ)のうち、わかっている「ちょうど2つ」だけに入力してください。三平方の定理と三角比を使って、残りすべてを途中式付きでまとめて計算します。

入力するのは2つだけです(残りの欄は空欄のまま)。角度は度(°)で入力してください(結果にはラジアンも併記されます)。角αと角βの2つだけの組み合わせでは大きさが決まらないため計算できません。長さの単位は揃えてください(例:すべてcm)。
計算結果・図形
左の入力欄にわかっている2つの値を入れて「計算する」を押すと、ここに結果が表示されます。

このページでできること

  • 直角三角形の8つの量(3辺 \(a\)・\(b\)・\(c\)、2つの角 \(\alpha\)・\(\beta\)、斜辺への高さ \(h\)、面積 \(S\)、周りの長さ \(L\))のうち、わかっている2つを入れるだけで残りすべてがその場でわかります
  • 「斜辺と角度から残りの辺を求める」「面積と1辺から辺を逆算する」「周りの長さから3辺を求める」など、どの組み合わせでも計算できます(角度2つだけの組み合わせを除く)
  • 角度は度(°)とラジアンを併記して表示。途中式付きなので、どの式を使って解いたかもわかります
  • 三平方の定理・三角比(sin・cos・tan)のやさしい解説、Excel/Googleスプレッドシート/Python用のコピペ数式、計算ドリル(演習問題)もこのページにまとまっています
使えるのは直角三角形(1つの角がちょうど90°の三角形)だけです。角度は度(°)で入力してください。直角のない一般の三角形の計算には使えません。

この計算は何の役に立つ?

屋根の勾配と屋根材の長さ(大工・建築)

日本の屋根の傾きは「4寸勾配」(水平10に対して4上がる)のように表します。これはまさに直角三角形で、傾斜角は \(\tan^{-1}(4 \div 10) \fallingdotseq 21.8^\circ\) です。屋根材が必要な長さは斜辺なので、水平の幅が4.55mなら \(\sqrt{4.55^2 + 1.82^2} \fallingdotseq 4.90\)mと、水平の幅より長くなります(1.82mは4.55mの4/10の高さ)。
大工さんが使う「さしがね(曲尺)」に \(\sqrt{2}\) 倍の目盛り(裏目)が刻まれているように、建築の現場仕事は昔から直角三角形の計算と切り離せません。

木やビルの高さを離れた場所から測る(測量・林業)

高くて直接測れないものは、離れた場所から見上げる角度で測れます。木から10m離れて測った見上げ角が40°なら、目の高さから上の部分は \(10 \times \tan 40^\circ \fallingdotseq 8.4\)m。目の高さ1.5mを足して、木の高さは約9.9mとわかります。
測量士が使うセオドライト(角度を精密に測る器械)による測量や、林業での立木の高さ測定は、この「1辺と1角から残りの辺を求める」計算そのものです。

はしごを安全な角度で立てかける(労働安全)

はしごは立てすぎても寝かせすぎても危険で、安全な設置角度の目安は約75°とされています(脚立については労働安全衛生規則で「開いた脚と水平面の角度75°以下」と定められています)。長さ6mのはしごを75°で立てかけると、壁からの距離は \(6 \times \cos 75^\circ \fallingdotseq 1.55\)m、届く高さは \(6 \times \sin 75^\circ \fallingdotseq 5.8\)mです。
「この長さのはしごでどの高さまで届くか」「足元をどれだけ離すか」は、現場で毎日使われている三角比の計算です。

道路標識の「勾配○%」を角度として理解する(運転・地理)

坂道の標識にある「10%」は「水平に100m進むと10m上がる」という意味で、tanの値そのものです。角度に直すと \(\tan^{-1} 0.1 \fallingdotseq 5.7^\circ\)——数字の印象よりずっとゆるやかに感じるかもしれませんが、自動車や自転車には十分きつい坂です。
%表示と角度の関係がわかると、地図アプリの標高差から坂のきつさを見積もったり、鉄道の勾配(‰=パーミル)を読んだりするのにも応用できます。

車いす用スロープの設計(バリアフリー)

バリアフリー法関連の基準では、屋内の車いす用スロープの勾配は1/12以下(水平12に対して高さ1)が目安とされています。30cmの段差を1/12勾配で解消するには水平距離が \(30 \times 12 = 360\)cm必要で、スロープ板の実際の長さは斜辺の \(\sqrt{360^2 + 30^2} \fallingdotseq 361.2\)cm、傾斜角は約4.8°です。
「設置スペースが足りるか」「市販のスロープ板の長さで足りるか」は、直角三角形の計算でその場で確かめられます。

式と図

三角比で辺を求める式(角度と斜辺がわかっているとき)
図
数学表記 (一般的な数式)
\(a\) \(=\) \(c\) \(\times\) \(\sin\alpha\)
\(b\) \(=\) \(c\) \(\times\) \(\cos\alpha\)
日本語表記 (記号を日本語に置き換えた式)
③ 辺 \(a\)(角 \(\alpha\) の向かい) \(=\) ① 斜辺 \(c\) \(\times\) ② サイン \(\sin\alpha\)
⑤ 辺 \(b\)(角 \(\alpha\) のとなり) \(=\) 斜辺 \(c\) \(\times\) ④ コサイン \(\cos\alpha\)
式を日本語で読むと
① 斜辺 \(c\) に
② サイン \(\sin\alpha\)(斜辺に対する「向かいの辺」の割合) を掛けると
③ 角 \(\alpha\) の向かいの辺 \(a\) になる
④ コサイン \(\cos\alpha\)(斜辺に対する「となりの辺」の割合) を同じ斜辺に掛けると
⑤ 角 \(\alpha\) のとなりの辺 \(b\) になる
簡単な例
斜辺が10、角αが30°のとき、残りの2辺は
辺 \(a\) \(=\) 斜辺(10) \(\times\) sin30°(= 0.5)
辺 \(b\) \(=\) 斜辺(10) \(\times\) cos30°(≒ 0.866)
\(a = 10 \times \sin 30^\circ = 10 \times 0.5 = 5\)
\(b = 10 \times \cos 30^\circ = 10 \times 0.8660\cdots \fallingdotseq 8.66\)
考え方のポイント
三角比(sin・cos・tan)は「直角三角形の辺同士の割合」です。角 \(\alpha\) を決めると三角形の形が決まるので、\(\sin\alpha =\)(向かいの辺 \(a\))÷(斜辺 \(c\))、\(\cos\alpha =\)(となりの辺 \(b\))÷(斜辺 \(c\))の値も1つに決まります。 よく出る角度は覚えておくと便利です——三角定規の形の「30°・60°・90°」の三角形は3辺の比が \(1 : \sqrt{3} : 2\)、「45°・45°・90°」の直角二等辺三角形は \(1 : 1 : \sqrt{2}\) になります。
角度を求める式(2辺がわかっているとき)
図
数学表記 (一般的な数式)
\(\tan\alpha\) \(=\) \(a\) \(\div\) \(b\)
\(\beta\) \(=\) \(90^\circ\) \(-\) \(\alpha\)
日本語表記 (記号を日本語に置き換えた式)
③ 角 \(\alpha\) のタンジェント \(\tan\alpha\) \(=\) ① 向かいの辺 \(a\) \(\div\) ② となりの辺 \(b\)
⑥ もう1つの角 \(\beta\) \(=\) ④ 2つの鋭角の和 \(90^\circ\) \(-\) ⑤ 角 \(\alpha\)
式を日本語で読むと
① 角 \(\alpha\) の向かいの辺 \(a\) を
② となりの辺 \(b\) で割ると
③ タンジェント \(\tan\alpha\) になる(電卓の \(\tan^{-1}\) キーで角 \(\alpha\) に戻せる)
④ 2つの鋭角の和 \(90^\circ\) から
⑤ 角 \(\alpha\) を引くと
⑥ もう1つの角 \(\beta\) になる
簡単な例
直角をはさむ2辺が3と4のとき、角αと角βは
角 \(\alpha\) のタンジェント \(=\) 向かいの辺(3) \(\div\) となりの辺(4)
\(\tan\alpha = 3 \div 4 = 0.75\)
\(\alpha = \tan^{-1} 0.75 \fallingdotseq 36.87^\circ\)
\(\beta = 90^\circ - 36.87^\circ = 53.13^\circ\)
考え方のポイント
\(\tan^{-1}\)(タンジェントの逆、アークタンジェント)は「タンジェントの値から角度を逆に求める」計算で、関数電卓・Excel・スマホの電卓アプリ(関数電卓表示)で使えます。斜辺がわかっているなら \(\alpha = \sin^{-1}(a \div c)\) でも同じ角度が求められます。 2つの鋭角を足すと必ず90°になるのは、三角形の内角の和180°から直角の90°を引いた残りが2つの鋭角に分かれるからです。だから片方の角がわかれば、もう片方は引き算だけで出せます。
面積を求める式
図
数学表記 (一般的な数式)
\(S\) \(=\) \(a\) \(\times\) \(b\) \(\div\) \(2\)
日本語表記 (記号を日本語に置き換えた式)
④ 面積 \(S\) \(=\) ① 辺 \(a\)(底辺) \(\times\) ② 辺 \(b\)(高さ) \(\div\) ③ \(2\)(半分にする)
式を日本語で読むと
① 直角をはさむ辺 \(a\)(底辺) と
② もう1つの直角をはさむ辺 \(b\)(高さ) をかけて
③ \(2\) で割ると
④ 面積 \(S\) になる
簡単な例
直角をはさむ2辺が3と4のとき、面積は
面積 \(S\) \(=\) 底辺(3) \(\times\) 高さ(4) \(\div\) 2
\(S = 3 \times 4 \div 2 = 6\)
考え方のポイント
三角形の面積の公式は「底辺 × 高さ ÷ 2」。直角三角形では、直角をはさむ2辺 \(a\)・\(b\) がそのまま底辺と高さになるので、この2辺だけで面積が出せます(÷2 は「縦 \(a\)・横 \(b\) の長方形を対角線で半分にした形」だからです)。 斜辺 \(c\) と斜辺への高さ \(h\) がわかっている場合は、\(S = c \times h \div 2\) でも同じ面積になります。
斜辺を底辺としたときの高さを求める式
図
数学表記 (一般的な数式)
\(h\) \(=\) \(a\) \(\times\) \(b\) \(\div\) \(c\)
日本語表記 (記号を日本語に置き換えた式)
④ 斜辺への高さ \(h\) \(=\) ① 辺 \(a\) \(\times\) ② 辺 \(b\) \(\div\) ③ 斜辺 \(c\)
式を日本語で読むと
① 直角をはさむ辺 \(a\) と
② もう1つの直角をはさむ辺 \(b\) をかけて
③ 斜辺 \(c\) で割ると
④ 斜辺を底辺としたときの高さ \(h\) になる
簡単な例
3辺が3・4・5の直角三角形で、斜辺5を底辺としたときの高さは
斜辺への高さ \(h\) \(=\) 辺a(3) \(\times\) 辺b(4) \(\div\) 斜辺(5)
\(h = 3 \times 4 \div 5 = 2.4\)
考え方のポイント
同じ三角形の面積を2通りに表すと \(a \times b \div 2 = c \times h \div 2\) となります。両辺を見比べると \(a \times b = c \times h\)、つまり \(h = a \times b \div c\) が出てきます。 この高さ(直角の頂点から斜辺におろした垂線)は、元の三角形を「元と相似な2つの小さい直角三角形」に切り分けるという性質があり、中学3年の「相似」や高校入試で頻出のテーマです。
周りの長さを求める式
図
数学表記 (一般的な数式)
\(L\) \(=\) \(a\) \(+\) \(b\) \(+\) \(c\)
日本語表記 (記号を日本語に置き換えた式)
④ 周りの長さ \(L\) \(=\) ① 辺 \(a\) \(+\) ② 辺 \(b\) \(+\) ③ 斜辺 \(c\)
式を日本語で読むと
① 直角をはさむ辺 \(a\) と
② もう1つの直角をはさむ辺 \(b\) と
③ 斜辺 \(c\) をすべて足すと
④ 周りの長さ \(L\) になる
簡単な例
3辺が3・4・5の直角三角形の周りの長さは
周りの長さ \(L\) \(=\) 辺a(3) \(+\) 辺b(4) \(+\) 斜辺(5)
\(L = 3 + 4 + 5 = 12\)
考え方のポイント
3辺をすべて足すだけです。2つの値しかわかっていないときは、まず三平方の定理や三角比で残りの辺を求めてから足します。 3・4・5や5・12・13、8・15・17のように「3辺すべてが整数になる直角三角形の組」はピタゴラス数と呼ばれ、計算問題やロープで直角を作る昔ながらの方法(3:4:5の縄張り)にも使われています。
直角三角形は「三平方の定理 \(a^2 + b^2 = c^2\)」と「三角比(sin・cos・tan)」の2本柱で、2つの量さえわかれば残りすべてが計算できます。面積は \(a \times b \div 2\)、斜辺を底辺としたときの高さは \(a \times b \div c\)、周りの長さは3辺の合計です。

用語・記号の解説

記号

\(a\) エー 直角をはさむ2辺のうちの1つ。角 \(\alpha\) の向かい側にある辺です。
\(b\) ビー 直角をはさむ2辺のもう1つ。角 \(\beta\) の向かい側にある辺です。
\(c\) シー 斜辺。直角の向かい側にある、直角三角形で一番長い辺です。
\(\alpha\) アルファ 辺 \(a\) の向かいにある角。ギリシャ文字で、角度の名前によく使われます。
\(\beta\) ベータ 辺 \(b\) の向かいにある角。\(\alpha + \beta = 90^\circ\) の関係があります。
\(h\) エイチ 斜辺を底辺としたときの高さ。直角の頂点から斜辺に垂直におろした線の長さで、\(h = a \times b \div c\) で求められます。
\(S\) エス 面積。\(S = a \times b \div 2\) で求められます。
\(L\) エル 周りの長さ(3辺の合計)。\(L = a + b + c\) です。
\(\sin\alpha\) サイン・アルファ 斜辺に対する「向かいの辺」の割合。\(\sin\alpha = a \div c\) です。(例:\(\sin 30^\circ = 0.5\))
\(\cos\alpha\) コサイン・アルファ 斜辺に対する「となりの辺」の割合。\(\cos\alpha = b \div c\) です。(例:\(\cos 60^\circ = 0.5\))
\(\tan\alpha\) タンジェント・アルファ 「となりの辺」に対する「向かいの辺」の割合。\(\tan\alpha = a \div b\) です。(例:\(\tan 45^\circ = 1\))
\(\tan^{-1}\) タンジェントのマイナス1乗(アークタンジェント) タンジェントの値から角度を逆に求める計算。関数電卓では tan⁻¹ キーです。「マイナス1乗」と書きますが、逆数ではなく「逆の計算」という意味の記号です。

用語

直角三角形 ちょっかくさんかくけい 1つの角がちょうど90°(直角)になっている三角形。残りの2つの角は必ず鋭角(90°未満)で、足すと90°になります。
斜辺 しゃへん 直角の向かい側にある辺。直角三角形の3辺の中で必ず一番長くなります。
三平方の定理 さんへいほうのていり 直角三角形の3辺の間に成り立つ関係 \(a^2 + b^2 = c^2\) です。ピタゴラスの定理とも呼ばれ、中学3年で学びます。2辺がわかれば残りの1辺が計算できます。
三角比 さんかくひ 直角三角形の辺同士の割合(サイン・コサイン・タンジェント)のこと。角度が決まると割合も決まるので、「角度と1辺」から残りの辺が計算できます。高校の数学Iで学びます。
ラジアン らじあん 角度のもう1つの単位。円の半径と同じ長さの弧に対する中心角が1ラジアンで、\(180^\circ = \pi\) ラジアンです。度からは「度 × π ÷ 180」で変換できます。
ピタゴラス数 ぴたごらすすう 3辺すべてが整数になる直角三角形の3つ組。3・4・5、5・12・13、8・15・17などが有名です。
直角二等辺三角形 ちょっかくにとうへんさんかくけい 直角をはさむ2辺の長さが等しい直角三角形。2つの鋭角はどちらも45°で、3辺の比は \(1 : 1 : \sqrt{2}\) です。三角定規の1枚がこの形です。

前提として理解しておくといいこと

このページの計算を「意味がわかって」使えるようになるために、前提として理解しておくといいことをまとめました。

三角形の面積(小学5年)
  • 三角形の面積が「底辺 × 高さ ÷ 2」で求められること
  • 直角三角形では、直角をはさむ2辺がそのまま底辺と高さになるとわかること
三角形の内角の和(中学2年)
  • 三角形の3つの角を足すと180°になること
  • 直角三角形では、直角以外の2つの角を足すと90°になると説明できること
三平方の定理と平方根(中学3年)
  • 直角三角形の3辺に \(a^2 + b^2 = c^2\) の関係が成り立つこと(\(c\) は斜辺)
  • \(\sqrt{25} = 5\) のように、2乗すると元の数になる値(平方根)を求められること
三角比(高校 数学I)
  • sin・cos・tanが「直角三角形の辺同士の割合」だと説明できること
  • 角度と1辺がわかれば、三角比を使って残りの辺が求められること
  • \(\sin 30^\circ = 0.5\) など、30°・45°・60°の三角比の値を出せること

Excelで計算する方法

Excelファイルをダウンロード
式ごとにシートが分かれたExcelファイルです。貼り付け場所を気にせず、開いてすぐ使えます。
下の表を丸ごとコピーして、ExcelのA1セルに貼り付けるとそのまま使えます。
「角度と斜辺から2辺」を求める表
斜辺c 10
角α(度) 30
辺a =B1*SIN(RADIANS(B2))
辺b =B1*COS(RADIANS(B2))
「2辺から角度」を求める表
辺a 3
辺b 4
角α(度) =DEGREES(ATAN(B1/B2))
角β(度) =90-B3
「面積」を求める表
辺a 3
辺b 4
面積S =B1*B2/2
「斜辺を底辺としたときの高さ」を求める表
辺a 3
辺b 4
斜辺c 5
高さh =B1*B2/B3
「周りの長さ」を求める表
辺a 3
辺b 4
斜辺c 5
周りの長さL =B1+B2+B3
貼り付けると、上の行が入力欄、一番下の行(複数の場合もあります)が自動計算の結果になります。
ExcelのSIN・COS関数はラジアン単位で受け取るので、度で入力した角度はRADIANS関数で変換します。逆に、ATAN関数の結果はラジアンで返ってくるので、DEGREES関数で度に直します。
1つ目の表なら辺aに5、辺bに約8.66、2つ目の表なら角αに約36.87、角βに約53.13が表示されます。B列の入力値を自分の数値に書き換えるだけで使えます。

Googleスプレッドシートで計算する方法

Excelファイルをダウンロード
上のExcelファイルをダウンロードし、Googleドライブにアップロードして開くと、そのままスプレッドシートとして使えます。
下の表を丸ごとコピーして、GoogleスプレッドシートのA1セルに貼り付けるとそのまま使えます。
「角度と斜辺から2辺」を求める表
斜辺c 10
角α(度) 30
辺a =B1*SIN(RADIANS(B2))
辺b =B1*COS(RADIANS(B2))
「2辺から角度」を求める表
辺a 3
辺b 4
角α(度) =DEGREES(ATAN(B1/B2))
角β(度) =90-B3
「面積」を求める表
辺a 3
辺b 4
面積S =B1*B2/2
「斜辺を底辺としたときの高さ」を求める表
辺a 3
辺b 4
斜辺c 5
高さh =B1*B2/B3
「周りの長さ」を求める表
辺a 3
辺b 4
斜辺c 5
周りの長さL =B1+B2+B3
Excelと同じ式(SIN・COS・ATAN・RADIANS・DEGREES)がそのまま使えます。表を丸ごとコピーしてA1セルに貼り付け、B列の入力値を自分の数値に書き換えてください。

Pythonで計算する方法

import math

side_a = 3.0  # 直角をはさむ辺a
side_b = 4.0  # 直角をはさむ辺b

side_c = math.sqrt(side_a ** 2 + side_b ** 2)      # 斜辺(三平方の定理)
angle_alpha = math.degrees(math.atan(side_a / side_b))  # 角α(度)
angle_beta = 90 - angle_alpha                       # 角β(度)
height = side_a * side_b / side_c                   # 斜辺を底辺としたときの高さ
area = side_a * side_b / 2                          # 面積
perimeter = side_a + side_b + side_c                # 周りの長さ

print(f"斜辺c: {side_c}")
print(f"角α: {angle_alpha}度 = {math.radians(angle_alpha)}ラジアン")
print(f"角β: {angle_beta}度 = {math.radians(angle_beta)}ラジアン")
print(f"高さh: {height}")
print(f"面積S: {area}")
print(f"周りの長さL: {perimeter}")
標準ライブラリのmathだけで動きます。math.sinやmath.atanなどの三角関数はラジアン単位で計算するため、度との変換には math.degrees(ラジアン→度)と math.radians(度→ラジアン)を使うのがポイントです。先頭の2辺を自分の数値に書き換えて実行してください。

数式記述言語(LaTeX等)での書き方(コピペ可)

三角比で辺を求める式(角度と斜辺がわかっているとき)
a = c·sin α,  b = c·cos α
a = c \sin\alpha, \quad b = c \cos\alpha
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
  <mrow>
    <mi>a</mi><mo>=</mo><mi>c</mi><mo>&#x2062;</mo><mi>sin</mi><mo>&#x2061;</mo><mi>&#x3B1;</mi>
    <mo>,</mo>
    <mi>b</mi><mo>=</mo><mi>c</mi><mo>&#x2062;</mo><mi>cos</mi><mo>&#x2061;</mo><mi>&#x3B1;</mi>
  </mrow>
</math>
a = c sin(alpha), b = c cos(alpha)
a == c Sin[α] && b == c Cos[α]
a := c*sin(alpha); b := c*cos(alpha);
a = c*sind(alpha); b = c*cosd(alpha);
a = c sin α,  b = c cos α
角度を求める式(2辺がわかっているとき)
α = tan⁻¹(a ÷ b),  β = 90° − α
\alpha = \tan^{-1}\frac{a}{b}, \quad \beta = 90^\circ - \alpha
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
  <mrow>
    <mi>&#x3B1;</mi><mo>=</mo>
    <msup><mi>tan</mi><mrow><mo>&#x2212;</mo><mn>1</mn></mrow></msup>
    <mo>&#x2061;</mo>
    <mfrac><mi>a</mi><mi>b</mi></mfrac>
    <mo>,</mo>
    <mi>&#x3B2;</mi><mo>=</mo><mrow><mn>90</mn><mo>&#xB0;</mo></mrow><mo>&#x2212;</mo><mi>&#x3B1;</mi>
  </mrow>
</math>
alpha = arctan(a/b), beta = 90 - alpha
α == ArcTan[a/b] && β == Pi/2 - α
alpha := arctan(a/b); beta := Pi/2 - alpha;
alpha = atand(a/b); beta = 90 - alpha;
α = tan^(-1)(a/b),  β = 90° - α
面積を求める式
S = a × b ÷ 2
S = \frac{1}{2}ab
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
  <mrow>
    <mi>S</mi><mo>=</mo>
    <mfrac><mrow><mi>a</mi><mo>&#x2062;</mo><mi>b</mi></mrow><mn>2</mn></mfrac>
  </mrow>
</math>
S = (a b)/2
a b / 2
S := a*b/2;
S = a*b/2;
S = ab/2
斜辺を底辺としたときの高さを求める式
h = a × b ÷ c
h = \frac{ab}{c}
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
  <mrow>
    <mi>h</mi><mo>=</mo>
    <mfrac><mrow><mi>a</mi><mo>&#x2062;</mo><mi>b</mi></mrow><mi>c</mi></mfrac>
  </mrow>
</math>
h = (a b)/c
a b / c
h := a*b/c;
h = a*b/c;
h = ab/c
周りの長さを求める式
L = a + b + c
L = a + b + c
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
  <mrow>
    <mi>L</mi><mo>=</mo><mi>a</mi><mo>+</mo><mi>b</mi><mo>+</mo><mi>c</mi>
  </mrow>
</math>
L = a + b + c
a + b + c
L := a + b + c;
L = a + b + c;
L = a + b + c

ChatGPT に聞いて計算してもらう方法

あなたは数学の計算アシスタントです。次の計算を、必ずPythonコードを実際に実行して行い、実行結果の数値だけを根拠に回答してください(暗算や推測で答えないでください)。

直角三角形で、直角をはさむ辺aが3、斜辺cが5だとわかっています。
次の値をそれぞれ求めてください。
1. 残りの辺b(三平方の定理)
2. 角αと角β(度とラジアンの両方)
3. 斜辺を底辺としたときの高さh
4. 面積Sと周りの長さL

計算に使った式と、実行結果の数値を示してください。

計算ドリル(演習問題)

このページの式を、自分の手で計算できるようになるための演習問題です。
答えと解説は解答ページにあります。


使い方
  1. 1
    数値を入力
    計算したい数値を入力欄に入力します
  2. 2
    計算
    「計算する」ボタンを押します
  3. 3
    結果を確認
    計算結果がその場に表示されます。計算の考え方や式の解説も同じページで確認できます
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