Bookmarks    
P値の計算    
比の計算    
行列式    
逆行列    
円の計算    
球の体積    
年齢計算    
日数計算    
曜日計算    
時差計算    
複利計算    
単利計算    
利息計算    
ROIの計算    
IRRの計算    
GDPの計算    
CAGR計算    
BMI計算機    
TDEE計算機    
1RM計算機    
露点温度    
進数変換    
給与換算    
燃費計算    
生コン量    
外壁面積    
   追加
確率・ランダムの計算ツール
2つの独立な事象の確率
2つの独立な事象の確率
2つの事象の確率(逆算)
2つの事象の確率(逆算)
くり返したときの確率
くり返したときの確率
条件付き確率・ベイズの定理
条件付き確率・ベイズの定理
期待値計算機
期待値計算機
二項分布の計算機
二項分布の計算機
順列・組み合わせ
順列・組み合わせ
円順列・じゅず順列
円順列・じゅず順列
重複順列・重複組合せ
重複順列・重複組合せ
乱数ジェネレーター
乱数ジェネレーター
平均・統計の計算ツール
平均計算機
平均計算機
代表値計算機(最頻値ほか)
代表値計算機(最頻値ほか)
標準偏差計算機
標準偏差計算機
四分位数計算機
四分位数計算機
度数分布表 計算機
度数分布表 計算機
相関係数計算機
相関係数計算機
正規分布の確率
正規分布の確率
Zスコアの計算
Zスコアの計算
信頼区間の計算
信頼区間の計算
サンプルサイズの計算
サンプルサイズの計算
標本調査の計算
標本調査の計算
P値の計算
P値の計算
割合・パーセントの計算ツール
割合・パーセントの計算
割合・パーセントの計算
増減率の計算
増減率の計算
パーセント差
パーセント差
誤差率の計算
誤差率の計算
比の計算
比の計算
割引計算機
割引計算機
消費税の計算
消費税の計算
利益率計算機
利益率計算機
速さの計算ツール
速さ計算機
速さ計算機
密度・濃度の計算ツール
密度計算機
密度計算機
モル濃度計算機
モル濃度計算機
分子量・モル質量
分子量・モル質量
物理・電気工学の計算ツール
オームの法則の計算
オームの法則の計算
W・A・V の相互換算
W・A・V の相互換算
抵抗器カラーコードの計算
抵抗器カラーコードの計算
電圧降下の計算
電圧降下の計算
単位の換算の計算ツール
坪・畳・㎡換算
坪・畳・㎡換算
重さの単位換算
重さの単位換算
靴サイズの変換
靴サイズの変換
整数・正負の数の計算ツール
割り算の筆算(商と余り)
割り算の筆算(商と余り)
最小公倍数計算機
最小公倍数計算機
最大公約数
最大公約数
正負の数の計算機
正負の数の計算機
素因数分解
素因数分解
一次不定方程式計算機
一次不定方程式計算機
合同式・余りの計算機
合同式・余りの計算機
約数計算機
約数計算機
ローマ数字変換
ローマ数字変換
分数・小数・端数処理の計算ツール
分数計算機
分数計算機
帯分数計算機
帯分数計算機
約分計算機
約分計算機
分数から小数への変換
分数から小数への変換
小数から分数への変換
小数から分数への変換
四捨五入・切り上げ・切り捨て
四捨五入・切り上げ・切り捨て
方程式・不等式の計算ツール
一次方程式計算機
一次方程式計算機
連立方程式計算機
連立方程式計算機
二次方程式の解の公式
二次方程式の解の公式
絶対値の方程式・不等式
絶対値の方程式・不等式
二次不等式 計算機
二次不等式 計算機
三次方程式計算機
三次方程式計算機
多項式・式の展開の計算ツール
文字式の計算機
文字式の計算機
因数分解計算機
因数分解計算機
式の展開 計算機
式の展開 計算機
多項式の割り算計算機
多項式の割り算計算機
二項定理の計算機
二項定理の計算機
平方根・n乗根の計算ツール
根号の簡約
根号の簡約
分母の有理化
分母の有理化
累乗根の計算
累乗根の計算
指数・対数の計算ツール
べき乗計算機
べき乗計算機
対数計算機
対数計算機
常用対数と桁数
常用対数と桁数
科学的記数法
科学的記数法
科学的記数法の計算
科学的記数法の計算
半減期計算機
半減期計算機
複素数の計算ツール
複素数計算機
複素数計算機
複素数の極形式変換
複素数の極形式変換
ド・モアブルの定理
ド・モアブルの定理
関数・グラフの計算ツール
直線の傾きの計算
直線の傾きの計算
一次関数計算機
一次関数計算機
比例・反比例 計算機
比例・反比例 計算機
二次関数 y=ax² 計算機
二次関数 y=ax² 計算機
2点間の距離の計算
2点間の距離の計算
3D空間の2点間の距離の計算
3D空間の2点間の距離の計算
内分点・外分点の計算
内分点・外分点の計算
点と直線の距離 計算機
点と直線の距離 計算機
緯度経度の距離計算
緯度経度の距離計算
平方完成 計算機
平方完成 計算機
円の方程式 計算機
円の方程式 計算機
二次曲線計算機
二次曲線計算機
極座標と直交座標の変換
極座標と直交座標の変換
微分・積分の計算ツール
極限計算機
極限計算機
導関数計算機
導関数計算機
微分公式の計算機
微分公式の計算機
接線・法線 計算機
接線・法線 計算機
定積分計算機
定積分計算機
不定積分計算機
不定積分計算機
2曲線間の面積
2曲線間の面積
回転体の体積 計算機
回転体の体積 計算機
数列の計算ツール
等差数列の計算
等差数列の計算
等比数列の計算
等比数列の計算
Σ(シグマ)計算機
Σ(シグマ)計算機
フィボナッチ数列の計算
フィボナッチ数列の計算
漸化式計算機
漸化式計算機
ベクトルの計算ツール
ベクトルの計算
ベクトルの計算
外積の計算
外積の計算
行列の計算ツール
行列の計算
行列の計算
行列式
行列式
逆行列
逆行列
平面図形の計算ツール
三角比の計算
三角比の計算
度とラジアンの変換
度とラジアンの変換
三角関数の合成
三角関数の合成
三角形計算機
三角形計算機
三角形の面積計算機
三角形の面積計算機
直角三角形の計算
直角三角形の計算
三平方の定理の計算
三平方の定理の計算
多角形の内角・外角
多角形の内角・外角
相似比・面積比・体積比
相似比・面積比・体積比
平行線と角
平行線と角
長方形の面積
長方形の面積
平行四辺形の面積
平行四辺形の面積
台形の面積
台形の面積
円の計算
円の計算
扇形の面積
扇形の面積
円周角の定理
円周角の定理
楕円の面積
楕円の面積
空間図形の計算ツール
立方体の体積
立方体の体積
立方体の表面積
立方体の表面積
直方体の体積
直方体の体積
直方体の表面積
直方体の表面積
円柱の体積
円柱の体積
円柱の表面積
円柱の表面積
球の体積
球の体積
球の表面積
球の表面積
球欠(球冠)の体積
球欠(球冠)の体積
球冠の表面積
球冠の表面積
楕円体の体積
楕円体の体積
楕円体の表面積
楕円体の表面積
四角錐の体積
四角錐の体積
四角錐の表面積
四角錐の表面積
円錐の体積
円錐の体積
円錐の表面積
円錐の表面積
円錐台の体積
円錐台の体積
円錐台の表面積
円錐台の表面積
パイプ(管)の体積
パイプ(管)の体積
カプセル形の体積
カプセル形の体積
カプセルの表面積
カプセルの表面積
日付・時間の計算ツール
年齢計算
年齢計算
日数計算
日数計算
○日後・○日前の日付
○日後・○日前の日付
○時間後・○時間前の日時
○時間後・○時間前の日時
曜日計算
曜日計算
時間の足し算・引き算
時間の足し算・引き算
時差計算
時差計算
勤務時間計算
勤務時間計算
時間差の計算
時間差の計算
タイムカード計算
タイムカード計算
金融・経済の計算ツール
複利計算
複利計算
単利計算
単利計算
利息計算
利息計算
ファイナンス計算機
ファイナンス計算機
現在価値の計算
現在価値の計算
将来価値の計算
将来価値の計算
ROIの計算
ROIの計算
IRRの計算
IRRの計算
回収期間の計算
回収期間の計算
平均リターンの計算
平均リターンの計算
GDPの計算
GDPの計算
Webマーケ・広告指標の計算ツール
クリック率(CTR)の計算
クリック率(CTR)の計算
コンバージョン率(CVR)の計算
コンバージョン率(CVR)の計算
CPC・CPM・CPA計算機
CPC・CPM・CPA計算機
ROAS(広告費用対効果)の計算
ROAS(広告費用対効果)の計算
損益分岐CPA・許容CPA計算機
損益分岐CPA・許容CPA計算機
顧客生涯価値(LTV)の計算
顧客生涯価値(LTV)の計算
顧客獲得コスト(CAC)とLTV/CAC比
顧客獲得コスト(CAC)とLTV/CAC比
チャーン率(解約率)と平均継続期間
チャーン率(解約率)と平均継続期間
A/Bテストの有意差判定
A/Bテストの有意差判定
A/Bテストの必要サンプル数
A/Bテストの必要サンプル数
検索順位別CTRからの想定流入数
検索順位別CTRからの想定流入数
損益分岐点計算機
損益分岐点計算機
値入率・掛率換算
値入率・掛率換算
CAGR計算
CAGR計算
健康・フィットネスの計算ツール
BMI計算機
BMI計算機
睡眠サイクル計算
睡眠サイクル計算
カロリー計算機
カロリー計算機
基礎代謝量計算機
基礎代謝量計算機
TDEE計算機
TDEE計算機
理想体重計算機
理想体重計算機
体脂肪率計算機
体脂肪率計算機
除脂肪体重計算機
除脂肪体重計算機
消費カロリー計算機
消費カロリー計算機
たんぱく質摂取量計算機
たんぱく質摂取量計算機
PFCバランス計算機
PFCバランス計算機
炭水化物摂取量計算機
炭水化物摂取量計算機
脂質摂取量計算機
脂質摂取量計算機
子供の身長予測
子供の身長予測
スポーツの計算ツール
ゴルフハンディキャップ
ゴルフハンディキャップ
ペース計算機
ペース計算機
1RM計算機
1RM計算機
目標心拍数計算機
目標心拍数計算機
気象の計算ツール
ヒートインデックス
ヒートインデックス
ウインドチル
ウインドチル
露点温度
露点温度
コンピュータの計算ツール
進数変換
進数変換
IPサブネット計算機
IPサブネット計算機
帯域幅・ダウンロード時間の計算機
帯域幅・ダウンロード時間の計算機
家計・光熱費の計算ツール
電気代計算
電気代計算
kWh→電気代・逆算
kWh→電気代・逆算
年間消費電力量→電気代
年間消費電力量→電気代
エアコン畳数・能力
エアコン畳数・能力
エアコンの電気代計算
エアコンの電気代計算
暖房の電気代比較
暖房の電気代比較
ガスと電気の光熱費比較
ガスと電気の光熱費比較
LED交換の節約額
LED交換の節約額
給与換算
給与換算
家計収支の計算
家計収支の計算
自動車の計算ツール
ガソリン代計算
ガソリン代計算
EV充電コスト
EV充電コスト
EVとガソリン車の燃料費比較
EVとガソリン車の燃料費比較
燃費計算
燃費計算
タイヤサイズ計算
タイヤサイズ計算
太陽光発電・蓄電池の計算ツール
太陽光発電の発電量
太陽光発電の発電量
太陽光パネルの枚数と面積
太陽光パネルの枚数と面積
太陽光発電の回収年数
太陽光発電の回収年数
蓄電池の必要容量と持ち時間
蓄電池の必要容量と持ち時間
住まい・DIYの計算ツール
タイル枚数
タイル枚数
階段の寸法
階段の寸法
生コン量
生コン量
壁・天井・床の面積
壁・天井・床の面積
壁紙の必要量
壁紙の必要量
塗料の必要量
塗料の必要量
フローリング枚数
フローリング枚数
外壁面積
外壁面積
砂利の必要量
砂利の必要量
モルタルの配合
モルタルの配合
勾配の計算
勾配の計算
木材の取り数
木材の取り数
建ぺい率・容積率
建ぺい率・容積率
クッションフロア必要量
クッションフロア必要量
畳の枚数と広さ
畳の枚数と広さ
断熱材の必要量
断熱材の必要量
カーテンのサイズ
カーテンのサイズ
テレビのサイズと視聴距離
テレビのサイズと視聴距離
土・培養土の必要量
土・培養土の必要量
芝生の必要枚数
芝生の必要枚数
ブロック塀の個数
ブロック塀の個数
レンガの必要枚数
レンガの必要枚数
ウッドデッキの材料
ウッドデッキの材料
スロープの必要長さ
スロープの必要長さ
ネジの下穴径と長さ
ネジの下穴径と長さ
容積と必要換気量
容積と必要換気量
塗料の希釈計算
塗料の希釈計算
巾木・廻り縁の長さ
巾木・廻り縁の長さ
ブラインドの採寸
ブラインドの採寸
額縁の取り付け高さと配置
額縁の取り付け高さと配置
排水勾配と高低差
排水勾配と高低差
ビス・釘の必要本数
ビス・釘の必要本数
木材の材積(m³・才)
木材の材積(m³・才)
フェンスの本数
フェンスの本数
木材の収縮量(含水率変化)
木材の収縮量(含水率変化)
接着剤・コーキングの必要量
接着剤・コーキングの必要量
部屋の熱損失の目安
部屋の熱損失の目安
家具の搬入可否
家具の搬入可否
引越しのダンボール枚数
引越しのダンボール枚数
収納・棚の容量
収納・棚の容量
板取り計算
板取り計算
棚板のたわみと耐荷重
棚板のたわみと耐荷重

ガスと電気の光熱費比較計算機(熱量あたり単価・給湯/調理/暖房)

ガスの種類を選び(発熱量の目安値が自動で入ります)、ガス単価と電気料金単価を入力して「計算する」を押すと、熱1kWhあたりのコストをガスと電気で比べた結果と損益分岐のグラフが表示されます。必要な熱量の指定方法を「湯を沸かす」にすると、お風呂1回分などの湯沸かしのコストを両方で比べられます。

ガス単価は検針票の「従量料金の単価(円/m³)」、電気料金単価は「1kWhあたりの単価(円/kWh)」を入れてください(どちらも基本料金は含めません)。ガス機器の効率は給湯器なら80%程度(高効率の給湯器は95%程度)、ガスコンロなら50%程度が目安です。電気機器の効率(COP)は、電気ヒーター・IH・電気温水器のように電気をそのまま熱にする機器は1、エコキュートやエアコンのようなヒートポンプは3程度です。空欄なら効率80%・COP1として計算します。
計算結果・グラフ
左の入力欄にガス単価と電気料金単価を入れて「計算する」を押すと、ここに熱1kWhあたりのコストの比較と損益分岐のグラフが表示されます。

このページでできること

  • ガスの種類(都市ガス13A・LPガス・手入力)とガス単価(円/m³)・ガス機器の効率、電気料金単価(円/kWh)と電気機器の効率(COP)から、同じ熱1kWhを得るのにかかるコストをガスと電気で比べられます
  • お風呂の湯沸かし(水量L × 温度差℃)や手入力の熱量(MJ)を指定すると、その熱量を得るコストをガス・電気の両方で計算し、差額と「入力した条件ではどちらが安いか」を表示します
  • 都市ガス1m³・LPガス1m³が電気の何kWh分の熱に相当するか(機器効率込みの有効分も)がわかります
  • 熱1kWhあたりのコストがガスと電気で等しくなる「損益分岐のガス単価」を計算し、ガス単価→熱1kWhあたりのコストのグラフで交点として表示します
  • 給湯・調理・暖房のどれにも共通する「熱量あたり単価」の考え方のやさしい解説・Excel/Googleスプレッドシート/Python用のコピペ数式・計算ドリル(演習問題)もこのページにまとまっています
発熱量の既定値(都市ガス45 MJ/m³・LPガス99 MJ/m³)はこの計算機の目安値で、実際の値はガスの供給事業者・地域で異なります(検針票やガス会社のサイトで確認できます)。ガス単価・電気料金単価は契約しているプランや使用量で違うので、お使いの料金プランの単価(検針票や各社のサイトで確認できます)を入力してください。どちらも基本料金は含めない「使った分の単価」だけの比較で、機器の効率・COPは機種や使い方(季節・水温・外気温)で変わります。「この条件ではどちらが安いか」は入力した数値での計算結果であって、機器の買い替えや契約の変更を勧めるものではありません。家電1台の電気代(消費電力×時間)を求めたいときは姉妹ページの「電気代計算機」、電気の暖房機器どうしを比べたいときは「暖房の電気代比較計算機」を使ってください。このページは「ガスと電気」を同じ熱量あたりの単価に直して比べるためのものです。

この計算は何の役に立つ?

お風呂の湯沸かしはガスと電気(エコキュート)のどちらが安いか

浴槽200Lの水を15℃から40℃まで温めるのに必要な熱は 200 × 4.186 × 25 ÷ 1000 ≒ 20.93 MJ(約5.81 kWh分)です。都市ガス(45 MJ/m³)を単価150円/m³・給湯器の効率80%で使うと1回約87円、電気料金単価31円/kWhのエコキュート(COP3)なら1回約60円、電気温水器(COP1)なら約180円です(このページの目安値での計算)。
このように、同じ「電気」でもヒートポンプかヒーターかで3倍違い、ガスは単価と発熱量の組み合わせでその間のどこかに来ます。給湯は家庭のエネルギーの中でも大きな割合を占めるので、給湯機の買い替えや引っ越し先の設備を考えるときに、まず「熱1kWhあたりいくらか」を出しておくと判断の材料になります。ただし基本料金や機器の価格・寿命は別に考える必要があります。

ガスコンロとIHクッキングヒーター、光熱費で見るとどちらが安いか

調理では、ガスコンロは鍋の外へ逃げる熱が多く効率50%程度、IHは鍋そのものを発熱させるので効率が90%程度と高いのが特徴です(IHのような「電気をそのまま熱にする機器」の効率は、このページではCOPの欄に「0.9」のように1未満の値で入れます)。都市ガス150円/m³・効率50%なら熱1kWhあたり 150 ÷ (12.5 × 0.5) = 24円、IH(31円/kWh・効率90%ならCOPの欄に0.9)なら 31 ÷ 0.9 ≒ 34.4円になります(目安値での計算)。
このように、効率の差を入れてもガスのほうが熱あたりでは安い条件もあれば、LPガス地域では逆転する条件もあります。調理は1回あたりの熱量が小さい(やかん1杯なら0.5 MJ程度)ので、差額そのものは1回数円です。コンロ選びは光熱費より安全性や使い勝手で決まることが多く、この計算は「光熱費の差はどの程度か」を知るためのものです。

ガスファンヒーターとエアコン暖房の熱あたりコストを比べる

暖房でも同じ式が使えます。ガスファンヒーターはガスの熱をほぼ全部部屋に出す(効率100%近く。このページでは効率の欄に「100」)のに対し、エアコンの暖房はヒートポンプでCOP4程度です。都市ガス150円/m³・効率100%なら熱1kWhあたり12円、電気31円/kWh・COP4なら7.75円で、この条件ではエアコンのほうが安くなります(目安値での計算)。
ただしエアコンのCOPは外気温が低いほど下がり、寒冷地の真冬ではガスファンヒーターが有利になる条件もあります。COPの欄を2〜4で動かして「どこで逆転するか」を見ておくと、条件による違いがつかめます。電気の暖房機器どうし(エアコン・電気ストーブ・こたつなど)の比較は姉妹ページの「暖房の電気代比較計算機」が向いています。

LPガスの地域へ引っ越すとき、光熱費がどれくらい変わるかの目安を出す

LPガス(プロパンガス)は1m³の熱量が都市ガスの2倍以上(99 MJ/m³前後)ある代わりに、m³あたりの単価も高いのが普通です。例えば単価600円/m³・効率80%なら熱1kWhあたり 600 ÷ (27.5 × 0.8) ≒ 27.3円で、都市ガス150円/m³の15円に比べて1.8倍程度です(目安値での計算)。
単価だけ見て「600円は150円の4倍」と考えるのは間違いで、必ず発熱量を含めた「熱1kWhあたり」で比べます。LPガスの単価は事業者によって差が大きいので、見積もりの単価をこの計算機に入れて、電気(エコキュートやIH)と比べた損益分岐のガス単価を確認しておくと、設備の選択の目安になります。

ガスの検針票の熱量(MJ)から「電気ならいくらか」を換算する

ガスの検針票には使用量(m³)とともに熱量(MJ)が書かれていることがあります。この熱量はガスが持つ熱の全部なので、機器の効率を掛けた「実際に使われた熱」に直してから、「必要な熱量の指定方法」を「手入力(MJ)」にして入れると、同じ熱を電気で得た場合のコストが出ます。例えば1か月の使用量が30m³(都市ガス45 MJ/m³なら1,350 MJ)で給湯器の効率が80%なら、実際に使われた熱は 1,350 × 0.8 = 1,080 MJ。これを手入力すると、ガス(単価150円/m³)は約4,500円、エコキュート(31円/kWh・COP3)で同じ熱を得るなら約3,100円になります(目安値での計算)。
このように実際の使用量をもとにすると、「自分の家の使い方」での差額がわかります。ただし機器の価格・寿命・基本料金の変化は含まれていないので、設備の変更を考えるときはそれらも合わせて比べてください。

式

熱1kWhあたりのコスト(ガス)
数学表記 (一般的な数式)
\(c_{g}\) \(=\) \(p_{g}\) \(\div\) \((\) \(H\) \(\div\) \(3.6\) \(\times\) \(\eta\) \()\)
日本語表記 (記号を日本語に置き換えた式)
⑤ ガスの熱1kWhあたりのコスト \(c_g\)(円/kWh) \(=\) ④ ガス単価 \(p_g\)(円/m³) \(\div\) \((\) ① ガスの発熱量 \(H\)(MJ/m³) \(\div\) ② 3.6(MJ → kWh の換算) \(\times\) ③ ガス機器の効率 \(\eta\) \()\)
式を日本語で読むと
① ガスの発熱量 \(H\)(MJ/m³) を
② 3.6(MJ → kWh の換算) で割ってガス1m³の熱をkWh(キロワット時)に直し
③ ガス機器の効率 \(\eta\) を掛けて「実際に使える熱(有効分)」にする。
④ ガス単価 \(p_g\)(円/m³) をその有効分で割ると
⑤ ガスの熱1kWhあたりのコスト \(c_g\)(円/kWh) になる
簡単な例
都市ガス(発熱量45 MJ/m³)を単価150円/m³で使い、給湯器の効率が80%のとき、熱1kWhあたりのコストは
ガスの熱1kWhあたりのコスト \(c_g\)(円/kWh) \(=\) ガス単価(150円/m³) \(\div\) \((\) 発熱量(45 MJ/m³) \(\div\) 3.6 \(\times\) 効率(0.8) \()\)
\(45 \div 3.6 = 12.5\)
\(12.5 \times 0.8 = 10\)
\(150 \div 10 = 15\)
考え方のポイント
ガスは「m³(立方メートル)」、電気は「kWh(キロワット時)」と単位が違うので、そのままでは単価を比べられません。そこで両方を「熱1kWh」という同じものさしに直します。ガス1m³の熱の量(発熱量)はMJ(メガジュール)で書かれていて、1kWh = 3.6MJ なので、発熱量を3.6で割ればガス1m³が電気の何kWh分の熱かがわかります(都市ガス45 MJ/m³なら12.5kWh分)。 ただし、ガスの熱の全部がお湯や部屋の暖めに使われるわけではなく、一部は排気などで逃げます。使われる割合が機器の効率 \(\eta\) で、給湯器なら80%程度、高効率の給湯器(潜熱回収型)なら95%程度、ガスコンロなら50%程度が目安です。有効分のkWhでガス単価を割ったものが、ガスで熱1kWhを得るコストです。 発熱量の目安値(都市ガス45・LPガス99 MJ/m³)はこの計算機の既定値で、実際の値は供給事業者・地域で異なります。検針票やガス会社のサイトに載っている値があればそちらを入力してください。
熱1kWhあたりのコスト(電気)
数学表記 (一般的な数式)
\(c_{e}\) \(=\) \(p_{e}\) \(\div\) \(\mathrm{COP}\)
日本語表記 (記号を日本語に置き換えた式)
③ 電気の熱1kWhあたりのコスト \(c_e\)(円/kWh) \(=\) ① 電気料金単価 \(p_e\)(円/kWh) \(\div\) ② 電気機器の効率 COP
式を日本語で読むと
① 電気料金単価 \(p_e\)(円/kWh) を
② 電気機器の効率 COP で割ると
③ 電気の熱1kWhあたりのコスト \(c_e\)(円/kWh) になる(電気ヒーター・IH・電気温水器はCOP=1なので、単価がそのまま熱1kWhあたりのコスト)
簡単な例
電気料金単価が31円/kWhのとき、電気温水器(COP1)とエコキュート(COP3)で熱1kWhを得るコストは
電気温水器の熱1kWhあたりのコスト(円/kWh) \(=\) 単価(31円/kWh) \(\div\) COP(1)
エコキュートの熱1kWhあたりのコスト(円/kWh) \(=\) 単価(31円/kWh) \(\div\) COP(3)
\(31 \div 1 = 31\)
\(31 \div 3 \fallingdotseq 10.33\)
考え方のポイント
電気は最初から「kWh」で売られているので、電気1kWhを全部熱にできる機器(電気ヒーター・IH・電気温水器など。COP=1)なら、電気料金単価がそのまま熱1kWhあたりのコストです。 一方、エコキュートやエアコンは、電気で熱を「作る」のではなく、空気の中の熱を集めてお湯や部屋へ「運ぶ」しくみ(ヒートポンプ)なので、使った電気の3倍前後の熱が得られます。この倍率がCOP(成績係数)で、熱1kWhあたりのコストは単価をCOPで割った値まで下がります。同じ「電気」でも、機器がヒーターかヒートポンプかでコストが3倍違うことがある、というのがこの式のポイントです。 COPは外気温や水温で変わり、真冬や寒冷地では下がります。エコキュートのカタログの「年間給湯保温効率」などは1年の平均の効率で、このページのCOPの欄には3程度の目安か、カタログの値を入れてください。
必要な熱量を得るコストと差額
数学表記 (一般的な数式)
\(C_{g}\) \(=\) \(Q\) \(\div\) \(3.6\) \(\times\) \(c_{g}\)
\(C_{e}\) \(=\) \(Q\) \(\div\) \(3.6\) \(\times\) \(c_{e}\)
日本語表記 (記号を日本語に置き換えた式)
④ ガスのコスト \(C_g\)(円) \(=\) ① 必要な熱量 \(Q\)(MJ) \(\div\) ② 3.6(MJ → kWh の換算) \(\times\) ③ ガスの熱1kWhあたりのコスト \(c_g\)(円/kWh)
⑥ 電気のコスト \(C_e\)(円) \(=\) 必要な熱量 \(Q\)(MJ) \(\div\) 3.6(MJ → kWh の換算) \(\times\) ⑤ 電気の熱1kWhあたりのコスト \(c_e\)(円/kWh)
式を日本語で読むと
① 必要な熱量 \(Q\)(MJ) を
② 3.6(MJ → kWh の換算) で割ってkWhに直し
③ ガスの熱1kWhあたりのコスト \(c_g\)(円/kWh) を掛けると
④ ガスのコスト \(C_g\)(円) になる。同じ熱量のkWhに
⑤ 電気の熱1kWhあたりのコスト \(c_e\)(円/kWh) を掛けると
⑥ 電気のコスト \(C_e\)(円) になり、2つの差が差額になる
簡単な例
お風呂1回分の湯沸かしに必要な熱量が20.93 MJのとき、ガス(熱1kWhあたり15円)とエコキュート(熱1kWhあたり 31 ÷ 3 円)のコストは
ガスのコスト \(C_g\)(円) \(=\) 熱量(20.93 MJ) \(\div\) 3.6 \(\times\) ガスの熱1kWhあたり(15円/kWh)
電気のコスト \(C_e\)(円) \(=\) 熱量(20.93 MJ) \(\div\) 3.6 \(\times\) 電気の熱1kWhあたり(31 ÷ 3 円/kWh)
\(20.93 \div 3.6 \times 15 \fallingdotseq 87.21\)
\(20.93 \div 3.6 \times 31 \div 3 \fallingdotseq 60.08\)
\(87.21 - 60.08 = 27.13\)
考え方のポイント
熱1kWhあたりのコストが出てしまえば、あとは「必要な熱量(kWh)× 単価」の掛け算です。熱量がMJで与えられているときは3.6で割ってkWhに直してから掛けます。 この式の「必要な熱量 \(Q\)」は、お風呂の湯沸かしなら次の式4で水量と温度差から計算できます。給湯器・コンロ・暖房のどれでも、必要な熱量さえ決まれば「ガスで得るといくら、電気で得るといくら」がこの式で比べられます。 なお、ガス単価と電気単価の大小関係が決まれば「どちらが安いか」は熱量の大きさによらず同じ結果になります(熱量はどちらにも同じ倍率で掛かるため)。熱量を指定する意味は「差額が実際にいくらか」を知ることにあります。
湯を沸かすのに必要な熱量
数学表記 (一般的な数式)
\(Q\) \(=\) \(V\) \(\times\) \(4.186\) \(\times\) \(\Delta T\) \(\div\) \(1000\)
日本語表記 (記号を日本語に置き換えた式)
⑤ 必要な熱量 \(Q\)(MJ) \(=\) ① 水量 \(V\)(L) \(\times\) ② 4.186(水の比熱 kJ/(kg·℃)) \(\times\) ③ 温度差 \(\Delta T\)(℃) \(\div\) ④ 1000(kJ → MJ の換算)
式を日本語で読むと
① 水量 \(V\)(L) に
② 4.186(水の比熱) を掛け(水1Lを1℃上げるのに4.186kJ必要)、さらに
③ 温度差 \(\Delta T\)(℃) を掛けてkJ(キロジュール)の熱量にし
④ 1000(kJ → MJ の換算) で割ってMJ(メガジュール)に直すと
⑤ 必要な熱量 \(Q\)(MJ) になる
簡単な例
浴槽200Lの水(15℃)を40℃まで温めるのに必要な熱量は
必要な熱量 \(Q\)(MJ) \(=\) 水量(200 L) \(\times\) 4.186 \(\times\) 温度差(25℃) \(\div\) 1000
\(200 \times 4.186 \times 25 = 20930\)
\(20930 \div 1000 = 20.93\)
考え方のポイント
水は1L(=1kg)を1℃温めるのに約4.186kJ(キロジュール)の熱が必要です(これを水の比熱といいます)。だから必要な熱は「水量 × 4.186 × 上げたい温度」で求められ、1000で割ればMJになります。20.93 MJは 20.93 ÷ 3.6 ≒ 5.81 kWh なので、お風呂1回分の湯沸かしは「電気ヒーターを約5.8kWh分使うのと同じ熱」だとわかります。 温度差は「目標の温度 − 今の水の温度」です。水道水の温度は季節で変わる(夏は25℃前後、冬は5〜10℃程度)ので、冬の湯沸かしは夏の2倍近い熱が必要になります。この式は給湯器の効率を含んでいません(効率は式1で考えるため)。浴槽の冷めた湯を沸かし直す「追い焚き」も、湯量と上げたい温度差を入れれば同じ式で計算できます。
ガスと電気の光熱費は、両方を「熱1kWhあたりのコスト」に直せば比べられます。ガスは「単価(円/m³)÷(発熱量 ÷ 3.6 × 機器の効率)」、電気は「単価(円/kWh)÷ COP」です。同じ熱量を得るコストは「熱量(kWh)× それぞれの熱1kWhあたりのコスト」で、湯沸かしの熱量は「水量 × 4.186 × 温度差 ÷ 1000」(MJ)で求められます。

用語・記号の解説

記号

\(p_g\) ピー・ジー ガス単価。ガス1m³あたりの料金(円/m³)で、検針票の従量料金の単価です。\(p\) は price(価格)の頭文字、右下の小さい \(g\) は gas(ガス)の頭文字です。
\(H\) エイチ ガスの発熱量。ガス1m³を燃やしたときに出る熱の量(MJ/m³)。heating value(発熱量)の頭文字です。この計算機の目安値は都市ガス45・LPガス99 MJ/m³です。
\(\eta\) イータ ガス機器の効率(熱効率)。ガスの熱のうち実際にお湯や部屋の暖めに使われる割合で、計算では80%なら0.8として使います。ギリシャ文字のイータで、物理や工学では効率を表す文字として慣例的に使われます。
\(p_e\) ピー・イー 電気料金単価。電気1kWhあたりの料金(円/kWh)。右下の小さい \(e\) は electricity(電気)の頭文字です。
\(\mathrm{COP}\) シーオーピー 成績係数。使った電気の何倍の熱が得られるかを表す数で、英語の Coefficient Of Performance(性能の係数)の頭文字です。電気ヒーター・IH・電気温水器は1、エコキュート(ヒートポンプ給湯機)は3程度です。
\(c_g\)、\(c_e\) シー・ジー、シー・イー(小文字) 熱1kWhあたりのコスト(円/kWh)。\(c\) は cost(費用)の頭文字で、\(g\) がガス、\(e\) が電気です。指定した熱量のコスト \(C_g\)・\(C_e\) と区別するために小文字にしています。
\(Q\) キュー 必要な熱量(MJ)。熱量を表す文字として物理では慣例的に \(Q\) が使われます(quantity of heat(熱の量)に由来するといわれます)。
\(C_g\)、\(C_e\) シー・ジー、シー・イー(大文字) 指定した熱量を得るコスト(円)。ガスで得るなら \(C_g\)、電気で得るなら \(C_e\) です。
\(V\) ブイ 沸かす水の量(L)。volume(体積)の頭文字です。水は1L = 1kgなので、L の値をそのまま kg として計算します。
\(\Delta T\) デルタ・ティー 温度差(℃)。\(\Delta\)(デルタ)は「変化量・差」を表すギリシャ文字、\(T\) は temperature(温度)の頭文字です。「目標の温度 − 今の水の温度」です。
3.6 さんてんろく 1kWh = 3.6MJ という換算の定数。1W = 1J/s なので、1kWh = 1000W × 3600秒 = 3,600,000J = 3.6MJ です。MJを3.6で割るとkWh、kWhに3.6を掛けるとMJになります。
4.186 よんてんいちはちろく 水の比熱(kJ/(kg·℃))。水1kg(=1L)の温度を1℃上げるのに必要な熱量です。1cal = 4.186J(1gの水を1℃上げる熱量がおよそ1cal)に由来します。

用語

発熱量 はつねつりょう 燃料を燃やしたときに出る熱の量。ガスでは1m³あたりのMJ(メガジュール)で表し、検針票やガス会社のサイトに載っています。都市ガス(13A)は45 MJ/m³前後、LPガスは99 MJ/m³前後が一般的な値です(このページの目安値)。同じ「1m³」でもLPガスは都市ガスの2倍以上の熱を持つので、m³あたりの単価だけを見比べても損得はわかりません。
都市ガス
(13A)
としガス(じゅうさんエー) 地下のガス管で各家庭に届けられるガス。主成分はメタンで、「13A」は日本の都市ガスで最も一般的な種類(熱量とガスの燃え方を表す規格)です。単価はm³あたりで、LPガスよりm³あたりの単価は安いことが多い代わりに、1m³の熱量も小さめです。
LPガス
(プロパンガス)
エルピーガス(プロパンガス) ボンベで各家庭に配達されるガス。主成分はプロパン・ブタンで、液化石油ガス(Liquefied Petroleum Gas)の頭文字です。1m³の熱量が都市ガスの2倍以上ある代わりに、m³あたりの単価も高いのが普通なので、比べるときは必ず「熱1kWhあたり」に直します。LPガスの単価は公共料金ではなく事業者ごとの自由料金で、地域や事業者による差が大きいので、必ず自分の検針票や見積もりの単価で計算してください。
熱効率
(機器の効率)
ねつこうりつ 燃料や電気の持つエネルギーのうち、実際に目的(お湯を温める・部屋を暖める)に使われた割合。ガス給湯器は80%程度、排気の熱まで回収する高効率の給湯器は95%程度、ガスコンロは鍋の外へ逃げる熱が多く50%程度が目安です。カタログでは「熱効率○%」「エネルギー消費効率」などの名前で書かれています。
COP
(成績係数)
シーオーピー(せいせきけいすう) 「使った電気の何倍の熱が得られるか」を表す数。電気をそのまま熱にする電気ヒーター・IH・電気温水器は1、空気の熱を運ぶヒートポンプ(エコキュート・エアコン)は3〜4程度です。外気温や水温で変わり、冬は下がります。
ヒートポンプ ヒートポンプ 電気で熱を「作る」のではなく、空気などから熱を集めて別の場所へ「運ぶ」しくみ。ポンプで水をくみ上げるように熱をくみ上げるのでこう呼ばれます。運ぶための電気は作るより少なくて済むため、エコキュートやエアコンは電気ヒーターより少ない電気で同じ熱が得られます。
エコキュート エコキュート ヒートポンプで空気の熱を集めてお湯を沸かす電気給湯機の通称(正式には「自然冷媒ヒートポンプ給湯機」)。電気温水器(ヒーター式)に比べて同じお湯を沸かすのに使う電気が3分の1程度で済み、このページではCOP=3程度として計算します。多くは夜間にまとめて沸かしてためておく方式なので、夜間の単価が安い契約では、COPの効果に加えて単価の面でも有利になることがあります(その場合は電気料金単価の欄に夜間の単価を入れます)。
電気温水器 でんきおんすいき 電気ヒーターで直接お湯を沸かす給湯機。使った電気がそのまま熱になる(COP=1)ので、熱1kWhあたりのコストは電気料金単価そのものです。
MJ
(メガジュール)
メガジュール 熱量・エネルギーの単位。1MJ = 100万J(ジュール)で、ガスの発熱量や検針票の熱量に使われます。1kWh = 3.6MJ なので、MJを3.6で割ると電気のkWhに直せます。
kWh
(キロワット時)
キロワットじ キロワットアワー 電力量(使った電気の合計量)の単位。1kW(1000W)を1時間使い続けたときの電気の量が1kWhで、電気料金はこのkWhをもとに計算されます。このページでは「熱の量」の共通のものさしとしても使います(熱1kWh = 3.6MJ)。
比熱 ひねつ ある物質1kg(または1g)の温度を1℃上げるのに必要な熱量。水は4.186 kJ/(kg·℃)で、身近な物質の中では大きい(温まりにくく冷めにくい)のが特徴です。お風呂1回分の湯沸かしに意外と大きな熱が要るのはこのためです。
損益分岐のガス単価 そんえきぶんきのガスたんか 熱1kWhあたりのコストがガスと電気でちょうど等しくなるガス単価(円/m³)。このページでは「電気の熱1kWhあたりのコスト × ガス1m³の有効kWh」で求めます。実際のガス単価がこれより安ければガス、高ければ電気のほうが、その条件では熱あたりのコストが安いことになります。
従量料金 じゅうりょうりょうきん ガス代・電気代のうち、使った量に比例する部分。このページで比べているのはこの単価だけです。
基本料金 きほんりょうきん ガス代・電気代のうち、使わなくてもかかる固定の部分。このページの比較には含まれていないので、ガスをやめて電気にまとめる(またはその逆)ような判断では、基本料金の増減も別に考える必要があります。
潜熱回収型給湯器
(エコジョーズ)
せんねつかいしゅうがたきゅうとうき(エコジョーズ) 従来は排気と一緒に捨てていた熱(水蒸気の潜熱)まで回収してお湯を温めるガス給湯器。熱効率が95%程度まで上がるため、このページの効率の欄に「95」を入れて計算できます。

前提として理解しておくといいこと

このページの計算を「意味がわかって」使えるようになるために、前提として理解しておくといいことをまとめました。
つまずいたら、この表の内容に戻って復習するのが近道です。

小数の掛け算・割り算(小学5年)
  • \(45 \div 3.6\) や \(200 \times 4.186 \times 25\) のような小数の計算ができること
  • 1000で割ると小数点が左に3つ動くこと(\(20930 \div 1000 = 20.93\))
割合・百分率(小学5年)
  • 「効率80%」を計算では0.8として掛けるとわかること
  • 「COP3」が「使った電気の3倍の熱」という「何倍」の関係で、同じ熱を得るコストは3で割れば求められること
単位の換算(小学〜中学)
  • k(キロ)が1000倍、M(メガ)が100万倍を表す接頭語で、\(1\,\mathrm{MJ} = 1000\,\mathrm{kJ}\) だとわかること
  • 「1m³あたり」「1kWhあたり」のような単位量あたりの大きさで比べる考え方(単価の比較)ができること
電力量と熱量(中学2年 理科)
  • 電力量(kWh)と熱量(J)が同じエネルギーの量を別の単位で表したもので、\(1\,\mathrm{kWh} = 3.6\,\mathrm{MJ}\) だとわかること
  • 水の温度を上げるのに必要な熱量が「質量 × 比熱 × 温度差」で求められること(水1gを1℃上げる熱量 ≒ 4.2J)

Excelで計算する方法

Excelファイルをダウンロード
式ごとにシートが分かれたExcelファイルです。貼り付け場所を気にせず、開いてすぐ使えます。
下の表を丸ごとコピーして、ExcelのA1セルに貼り付けるとそのまま使えます。
「熱1kWhあたりのコスト(ガス)」を求める表
ガスの発熱量(MJ/m³) 45
ガス機器の効率(%) 80
ガス単価(円/m³) 150
ガス1m³の熱量(kWh相当) =B1/3.6
熱1kWhあたりのコスト(円/kWh) =B3/(B4*B2/100)
「熱1kWhあたりのコスト(電気)」を求める表
電気料金単価(円/kWh) 31
電気機器の効率(COP) 3
熱1kWhあたりのコスト(円/kWh) =B1/B2
「必要な熱量を得るコストと差額」を求める表
必要な熱量(MJ) 20.93
ガスの熱1kWhあたりのコスト(円/kWh) 15
電気の熱1kWhあたりのコスト(円/kWh) =31/3
ガスのコスト(円) =B1/3.6*B2
電気のコスト(円) =B1/3.6*B3
差額(円) =ABS(B4-B5)
「湯を沸かすのに必要な熱量」を求める表
水量(L) 200
温度差(℃) 25
必要な熱量(MJ) =B1*4.186*B2/1000
貼り付けると、B列の上の欄が入力欄になり、緑の式のセルが自動計算の結果になります。
1つ目の表は都市ガス(45 MJ/m³)・効率80%・単価150円/m³の例で、B4に12.5(kWh)、B5に15(円/kWh)と表示されます。LPガスならB1を99、単価を例えば600に書き換えます。
2つ目の表は単価31円/kWh・COP3(エコキュート)の例で、B3に約10.33(円/kWh)と表示されます。電気温水器やIHならB2を1にします。
3つ目の表はお風呂1回分(20.93 MJ)の例で、B4に約87.21(円)、B5に約60.08(円)、B6に差額の約27.13(円)と表示されます。4つ目の表は200Lを25℃上げる熱量で、B3に20.93(MJ)と表示されます。

Googleスプレッドシートで計算する方法

Excelファイルをダウンロード
上のExcelファイルをダウンロードし、Googleドライブにアップロードして開くと、そのままスプレッドシートとして使えます。
下の表を丸ごとコピーして、GoogleスプレッドシートのA1セルに貼り付けるとそのまま使えます。
「熱1kWhあたりのコスト(ガス)」を求める表
ガスの発熱量(MJ/m³) 45
ガス機器の効率(%) 80
ガス単価(円/m³) 150
ガス1m³の熱量(kWh相当) =B1/3.6
熱1kWhあたりのコスト(円/kWh) =B3/(B4*B2/100)
「熱1kWhあたりのコスト(電気)」を求める表
電気料金単価(円/kWh) 31
電気機器の効率(COP) 3
熱1kWhあたりのコスト(円/kWh) =B1/B2
「必要な熱量を得るコストと差額」を求める表
必要な熱量(MJ) 20.93
ガスの熱1kWhあたりのコスト(円/kWh) 15
電気の熱1kWhあたりのコスト(円/kWh) =31/3
ガスのコスト(円) =B1/3.6*B2
電気のコスト(円) =B1/3.6*B3
差額(円) =ABS(B4-B5)
「湯を沸かすのに必要な熱量」を求める表
水量(L) 200
温度差(℃) 25
必要な熱量(MJ) =B1*4.186*B2/1000
掛け算・割り算とABS(絶対値)だけの式なので、Excelと同じ式がそのまま使えます。表を丸ごとコピーしてA1セルに貼り付け、B列を自分のガス単価・電気料金単価に書き換えてください。

Pythonで計算する方法

gas_heat_mj_per_m3 = 45      # ガスの発熱量(MJ/m³)。都市ガス45・LPガス99が目安
gas_price_yen_per_m3 = 150   # ガス単価(円/m³)
gas_efficiency = 0.8         # ガス機器の効率(給湯器80%なら0.8)
elec_price_yen_per_kwh = 31  # 電気料金単価(円/kWh)
cop = 3                      # 電気機器の効率(電気ヒーター・IHは1、エコキュートは3程度)

# 熱1kWhあたりのコスト(1kWh = 3.6MJ)
gas_kwh_per_m3 = gas_heat_mj_per_m3 / 3.6                     # ガス1m³の熱量(kWh相当)
gas_useful_kwh_per_m3 = gas_kwh_per_m3 * gas_efficiency         # 機器効率込みの有効分
gas_cost_per_kwh = gas_price_yen_per_m3 / gas_useful_kwh_per_m3  # ガス(円/kWh)
elec_cost_per_kwh = elec_price_yen_per_kwh / cop                 # 電気(円/kWh)
print(f"ガス1m³ = {gas_kwh_per_m3:.2f} kWh相当(有効分 {gas_useful_kwh_per_m3:.2f} kWh)")
print(f"熱1kWhあたり:ガス {gas_cost_per_kwh:.2f} 円 / 電気 {elec_cost_per_kwh:.2f} 円")

# 湯を沸かすのに必要な熱量(MJ)と、その熱量を得るコスト
water_liters = 200   # 水量(L)
temp_diff = 25       # 温度差(℃)
heat_mj = water_liters * 4.186 * temp_diff / 1000   # 水の比熱 4.186 kJ/(kg·℃)
heat_kwh = heat_mj / 3.6
gas_cost = heat_kwh * gas_cost_per_kwh
elec_cost = heat_kwh * elec_cost_per_kwh
print(f"必要な熱量 {heat_mj:.2f} MJ({heat_kwh:.2f} kWh)")
print(f"コスト:ガス {gas_cost:.2f} 円 / 電気 {elec_cost:.2f} 円 / 差額 {abs(gas_cost - elec_cost):.2f} 円")

# 損益分岐のガス単価(熱1kWhあたりのコストが等しくなる単価)
break_even_gas_price = elec_cost_per_kwh * gas_useful_kwh_per_m3
print(f"損益分岐のガス単価 {break_even_gas_price:.1f} 円/m³")
標準ライブラリだけで動きます。先頭の発熱量・単価・効率・COPと、水量・温度差を自分の条件に書き換えて実行してください。熱1kWhあたりで比べるだけなら前半だけで足ります。

数式記述言語(LaTeX等)での書き方(コピペ可)

熱1kWhあたりのコスト(ガス)
c_g = p_g ÷ (H ÷ 3.6 × η)
c_g = \frac{p_g}{\dfrac{H}{3.6} \times \eta}
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
  <mrow>
    <msub><mi>c</mi><mi>g</mi></msub>
    <mo>=</mo>
    <mfrac>
      <msub><mi>p</mi><mi>g</mi></msub>
      <mrow>
        <mfrac><mi>H</mi><mn>3.6</mn></mfrac>
        <mo>&#xD7;</mo>
        <mi>&#x3B7;</mi>
      </mrow>
    </mfrac>
  </mrow>
</math>
c_g = p_g / (H / 3.6 * eta)
gasCostPerKwh = gasPrice/(heatValue/3.6*efficiency)
c_g := p_g/(H/3.6*eta);
c_g = p_g/(H/3.6*eta);
c_g = p_g/(H/3.6×η)
熱1kWhあたりのコスト(電気)
c_e = p_e ÷ COP
c_e = \frac{p_e}{\mathrm{COP}}
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
  <mrow>
    <msub><mi>c</mi><mi>e</mi></msub>
    <mo>=</mo>
    <mfrac><msub><mi>p</mi><mi>e</mi></msub><mi mathvariant="normal">COP</mi></mfrac>
  </mrow>
</math>
c_e = p_e / COP
elecCostPerKwh = elecPrice/cop
c_e := p_e/COP;
c_e = p_e/COP;
c_e = p_e/COP
必要な熱量を得るコストと差額
C_g = Q ÷ 3.6 × c_g, C_e = Q ÷ 3.6 × c_e
C_g = \frac{Q}{3.6} \times c_g, \quad C_e = \frac{Q}{3.6} \times c_e
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
  <mrow>
    <msub><mi>C</mi><mi>g</mi></msub>
    <mo>=</mo>
    <mfrac><mi>Q</mi><mn>3.6</mn></mfrac>
    <mo>&#xD7;</mo>
    <msub><mi>c</mi><mi>g</mi></msub>
    <mo>,</mo>
    <msub><mi>C</mi><mi>e</mi></msub>
    <mo>=</mo>
    <mfrac><mi>Q</mi><mn>3.6</mn></mfrac>
    <mo>&#xD7;</mo>
    <msub><mi>c</mi><mi>e</mi></msub>
  </mrow>
</math>
C_g = Q/3.6 * c_g, C_e = Q/3.6 * c_e
gasCost = heatMj/3.6*gasCostPerKwh; elecCost = heatMj/3.6*elecCostPerKwh
C_g := Q/3.6*c_g; C_e := Q/3.6*c_e;
C_g = Q/3.6*c_g; C_e = Q/3.6*c_e;
C_g = Q/3.6×c_g, C_e = Q/3.6×c_e
湯を沸かすのに必要な熱量
Q = V × 4.186 × ΔT ÷ 1000
Q = \frac{V \times 4.186 \times \Delta T}{1000}
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
  <mrow>
    <mi>Q</mi>
    <mo>=</mo>
    <mfrac>
      <mrow><mi>V</mi><mo>&#xD7;</mo><mn>4.186</mn><mo>&#xD7;</mo><mi>&#x394;</mi><mi>T</mi></mrow>
      <mn>1000</mn>
    </mfrac>
  </mrow>
</math>
Q = V * 4.186 * Delta T / 1000
heatMj = waterLiters*4.186*tempDiff/1000
Q := V*4.186*DeltaT/1000;
Q = V*4.186*deltaT/1000;
Q = V×4.186×ΔT/1000

ChatGPT に聞いて計算してもらう方法

あなたはガスと電気の光熱費比較アシスタントです。次の計算を、必ずPythonコードを実際に実行して行い、実行結果の数値だけを根拠に回答してください(暗算や推測で答えないでください)。

条件:都市ガスの発熱量45 MJ/m³、ガス単価150円/m³、ガス給湯器の効率80%。電気料金単価31円/kWh、エコキュートのCOP3。1kWh = 3.6MJ とします。
1. ガス1m³の熱量をkWhに直し(発熱量 ÷ 3.6)、効率を掛けた有効分を求めてください。
2. 熱1kWhあたりのコストをガス(単価 ÷ 有効分)と電気(単価 ÷ COP)で求めてください。
3. 浴槽200Lの水を25℃上げるのに必要な熱量(水量 × 4.186 × 温度差 ÷ 1000 MJ)を求め、その熱量をガスで得るコストと電気で得るコスト、差額を求めてください。
4. 熱1kWhあたりのコストがガスと電気で等しくなるガス単価(損益分岐)を求めてください。

計算に使った式と、実行結果の数値を示してください。どちらが安いかは「この条件では」と断ったうえで述べてください。

計算ドリル(演習問題)

このページの式を、自分の手で計算できるようになるための演習問題です。
1kWh = 3.6MJ、水の比熱は 4.186 kJ/(kg·℃) とします。答えと解説は解答ページにあります。


使い方
  1. 1
    数値を入力
    計算したい数値を入力欄に入力します
  2. 2
    計算
    「計算する」ボタンを押します
  3. 3
    結果を確認
    計算結果がその場に表示されます。計算の考え方や式の解説も同じページで確認できます
  DataChefの特徴
簡単・無料
無料で回数無制限の変換
専門知識不要、直感的で簡単な操作
会員登録不要
アクセス直後に利用可能
個人情報を登録することなく使用できます
安全・安心
通信を高度に暗号化
「ダウンロード」押下でファイルを自動削除
高速
ストレスのない快適な表示速度・変換速度
透かしなし
ウォーターマークなし
クレジット表記不要
商用利用可能
無料で商用利用可能
商用利用許諾の連絡も不要です