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収納・棚の容量
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板取り計算
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棚板のたわみと耐荷重
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W・A・V の相互換算計算機(電力=電圧×電流。1500Wは何アンペア?)

電力 P(W)・電圧 V(V)・電流 I(A)の3つのうち、わかっている2つを入力してください。残り1つを計算します。電圧はプリセット(100V/200V)から選ぶと自動で入ります。

入力はちょうど2欄です(求めたい1欄は空欄のまま。電圧を求めるときは電圧欄を空にします)。力率は電気ストーブ・白熱電球・ドライヤーなどの「熱を出す家電」なら空欄(1)のままで大丈夫です。
計算結果・グラフ
左の入力欄に家電の消費電力(W)を入れて「計算する」を押すと、ここに電流(A)とグラフが表示されます。

このページでできること

  • 電力 \(P\)(W)・電圧 \(V\)(V)・電流 \(I\)(A)の3つのうち2つを入れるだけで、残り1つを計算できます(例:1500Wの家電を100Vで使うと何アンペア流れるか)
  • 電圧は「100V」「200V」のプリセットから選べます(その他の電圧も手入力できます)。電圧が2倍になると同じ電力でも電流が半分になることをグラフで確かめられます
  • 力率(既定は1)を入れると、モーターやエアコンのように電圧×電流がそのまま消費電力にならない機器も計算できます。有効電力(W)と皮相電力(VA)の両方を表示します
  • 延長コード・テーブルタップの定格(「合計1500Wまで」)や、家のブレーカーの容量(A)と家電の消費電力(W)を比べるときの基本の計算です
  • 式のやさしい解説・Excel/Googleスプレッドシート/Python用のコピペ数式・計算ドリル(演習問題)もこのページにまとまっています
この計算機は家庭のコンセントのような単相交流(および直流)向けです。工場などで使われる三相200Vでは式に \(\sqrt{3}\) が入るため、そのままでは使えません。抵抗(Ω)も含めた計算や、電子工作・理科の勉強にはオームの法則の計算機のほうが向いています。

この計算は何の役に立つ?

延長コード・テーブルタップの「合計1500Wまで」を守る(家庭の安全)

延長コードやテーブルタップの定格は「15A・1500W」が一般的です。これは100Vで15A(\(100 \times 15 = 1500\) W)という意味なので、つないだ家電の消費電力を足して1500Wを超えないかを確かめます。例えば1200Wのドライヤー(12A)と600Wの電気ケトル(6A)を同じタップで同時に使うと合計1800W・18Aとなり、定格を超えます。
「W表示をAに直して定格と比べる」——この一手間が、コードの発熱・火災を防ぐ基本です。

ブレーカーが落ちる原因を数字で確かめる(契約アンペア)

アンペア制の契約(東日本の電力会社などで一般的)では、家のブレーカーに「30A」「40A」のように契約アンペアが書かれていて、同時に流れる電流の合計がこれを超えると落ちます。電子レンジ1400W(14A)・ドライヤー1200W(12A)・エアコン800W(8A)を同時に使うと合計34Aなので、30A契約の家なら落ちる可能性が高い、という見当が付けられます。
ただし部屋ごとの分岐回路(多くは20A)や機器の起動時の電流もあるので、ここでの計算はあくまで目安です。契約アンペアの変更や専用回路の増設は、電力会社や電気工事士に相談します。

IH・エアコンの200Vコンセントが必要な理由(住宅設備)

IHクッキングヒーター(3000W級)やパワーの大きいエアコンは、100Vで使うと \(3000 \div 100 = 30\) A もの電流が流れ、普通のコンセント(15A)や配線では扱えません。200Vにすると \(3000 \div 200 = 15\) A と半分になり、配線やコンセントにかかる負担が小さくなります(実際の配線の太さやブレーカーの容量は電気工事士が決めます)。
「同じ電力なら電圧を上げるほど電流が減る」というこの式の性質が、大きな電力の機器に200Vが使われる理由です(送電線が超高圧なのも同じ理由です)。

発電機・ポータブル電源・UPSの容量(VA)と家電のW(防災・アウトドア)

発電機やUPS(無停電電源装置)の容量は「1500VA」のように皮相電力で書かれ、家電のカタログは「消費電力 ○W」で書かれています。力率1の電気ストーブなら1500W=1500VAですが、力率0.8のモーター機器なら消費電力1000Wでも \(1000 \div 0.8 = 1250\) VA の容量が必要です。
停電に備えて機器を選ぶとき、WとVAを同じものとして足すと容量不足になることがあります。力率の考え方を知っておくと、必要な容量を正しく見積もれます。

車の12V電源・キャンピングカーの配線(低電圧では電流が大きい)

車のシガーソケットやサブバッテリーは12Vです。100Wの機器をつなぐと \(100 \div 12 \fallingdotseq 8.3\) A と、家庭の100Vで使うとき(1A)の8倍以上の電流が流れます。電流が大きいほど太いケーブルとヒューズが必要になるので、車やキャンピングカーの電装では「Wを12で割ってAを出す」計算が配線選びの出発点になります。
ソーラーパネルやバッテリーの直流系統でも、電圧が低いほど電流が大きくなるこの関係は同じです。

電気工事士・設備管理の仕事での電流計算(職業)

電気工事士は、コンセントや照明の回路に流れる電流を計算して、電線の太さやブレーカーの容量を決めます。単相200Vで3kWのIHなら15A、力率0.8のモーターならその分だけ電流が増える、というふうに、この式(\(I = P \div (V \times \cos\varphi)\))は設計と試験の両方で毎回使う基本です。
第二種電気工事士の学科試験でも、電力・電圧・電流・力率の計算は定番の出題です。

式

電力を求める式(電力=電圧×電流)
数学表記 (一般的な数式)
\(P\) \(=\) \(V\) \(\times\) \(I\) \(\times\) \(\cos\varphi\)
日本語表記 (記号を日本語に置き換えた式)
④ 電力 \(P\)(W) \(=\) ① 電圧 \(V\)(V) \(\times\) ② 電流 \(I\)(A) \(\times\) ③ 力率 \(\cos\varphi\)
式を日本語で読むと
① 電圧 \(V\)(V) に
② 電流 \(I\)(A) を掛けて「見かけの電力(皮相電力)」を求め
③ 力率 \(\cos\varphi\) を掛けて実際に使われる分だけにすると
④ 電力 \(P\)(W) になる
簡単な例
100Vのコンセントで12Aの電流が流れるドライヤー(力率1)の消費電力は
電力 \(P\)(W) \(=\) 電圧(100 V) \(\times\) 電流(12 A) \(\times\) 力率(1)
\(100 \times 12 \times 1 = 1200\)
考え方のポイント
「電力=電圧×電流」は中学2年の理科で習う式で、電気ストーブや白熱電球のように電気をそのまま熱や光に変える家電(抵抗負荷)なら、力率は1なのでこの掛け算だけで消費電力(W)が求められます。乾電池や車のバッテリーのような直流でも力率は1です。 一方、モーター・エアコン・蛍光灯のように「コイル」を使う機器では、電圧×電流のうち一部が行ったり来たりするだけで消費されません。その「実際に使われる割合」が力率 \(\cos\varphi\) で、消費電力(W)は電圧×電流(VA)に力率を掛けた値になります。インバーター機器やパソコンの電源のように電流の波形がゆがむ機器でも力率は1より小さくなり、このページではそうした要因も含めた総合的な力率を1つの数値として入力します。 抵抗 \(R\)(Ω)を使った \(P = I^{2} R\) や \(P = V^{2} \div R\) の形、抵抗を含む逆算は、オームの法則の計算機のほうで扱います。
電流を求める式(Wは何アンペア?)
数学表記 (一般的な数式)
\(I\) \(=\) \(P\) \(\div\) \((\) \(V\) \(\times\) \(\cos\varphi\) \()\)
日本語表記 (記号を日本語に置き換えた式)
④ 電流 \(I\)(A) \(=\) ① 電力 \(P\)(W) \(\div\) \((\) ② 電圧 \(V\)(V) \(\times\) ③ 力率 \(\cos\varphi\) \()\)
式を日本語で読むと
① 電力 \(P\)(W) を
② 電圧 \(V\)(V) と
③ 力率 \(\cos\varphi\) を掛けたもので割ると
④ 電流 \(I\)(A) になる
簡単な例
消費電力1500Wの電気ストーブ(力率1)を100Vのコンセントで使うときに流れる電流は
電流 \(I\)(A) \(=\) 電力(1500 W) \(\div\) \((\) 電圧(100 V) \(\times\) 力率(1) \()\)
\(1500 \div (100 \times 1) = 15\)
考え方のポイント
式1(\(P = V \times I \times \cos\varphi\))を電流について解いた形で、「○Wは何アンペア?」に答える式です。日本の家庭のコンセントは100Vなので、力率1の家電なら「Wを100で割る」だけで電流(A)がわかります(1500W → 15A、1200W → 12A)。 200Vのコンセント(IHクッキングヒーターやエアコンの専用回路)なら「Wを200で割る」ので、同じ電力でも電流は半分になります。延長コードやテーブルタップによくある「合計1500Wまで」という定格(一般的な目安で、製品ごとに本体の表示を確かめます)は、100Vで15A(コードや差込口の定格電流)に相当する値です。
電圧を求める式
数学表記 (一般的な数式)
\(V\) \(=\) \(P\) \(\div\) \((\) \(I\) \(\times\) \(\cos\varphi\) \()\)
日本語表記 (記号を日本語に置き換えた式)
④ 電圧 \(V\)(V) \(=\) ① 電力 \(P\)(W) \(\div\) \((\) ② 電流 \(I\)(A) \(\times\) ③ 力率 \(\cos\varphi\) \()\)
式を日本語で読むと
① 電力 \(P\)(W) を
② 電流 \(I\)(A) と
③ 力率 \(\cos\varphi\) を掛けたもので割ると
④ 電圧 \(V\)(V) になる
簡単な例
消費電力1200Wで、流れる電流が6A(力率1)の機器を使っている電圧は
電圧 \(V\)(V) \(=\) 電力(1200 W) \(\div\) \((\) 電流(6 A) \(\times\) 力率(1) \()\)
\(1200 \div (6 \times 1) = 200\)
考え方のポイント
式1を電圧について解いた形です。「1200Wなのに6Aしか流れていない」なら、その機器は200Vで使われている、と逆算できます。消費電力と電流が本体ラベルに両方書かれている機器で、電圧を確かめるときに使います。
皮相電力(VA)を求める式
数学表記 (一般的な数式)
\(S\) \(=\) \(V\) \(\times\) \(I\)
日本語表記 (記号を日本語に置き換えた式)
③ 皮相電力 \(S\)(VA) \(=\) ① 電圧 \(V\)(V) \(\times\) ② 電流 \(I\)(A)
式を日本語で読むと
① 電圧 \(V\)(V) に
② 電流 \(I\)(A) を掛けると(力率は掛けない)
③ 皮相電力 \(S\)(VA) になる
簡単な例
100Vで8Aの電流が流れるモーター機器(力率0.8)の皮相電力と有効電力は
皮相電力 \(S\)(VA) \(=\) 電圧(100 V) \(\times\) 電流(8 A)
\(100 \times 8 = 800\)
\(800 \times 0.8 = 640\)
考え方のポイント
皮相電力 \(S\) は「電圧×電流」そのもので、単位はVA(ボルトアンペア)です。力率を掛ける前の「見かけの電力」なので、力率1の家電では有効電力(W)と同じ値、力率が1より小さい機器では有効電力より大きい値になります(例の機器は皮相電力800VA・有効電力640W)。 電線・ブレーカー・延長コードに流れる電流は、有効電力ではなく皮相電力で決まります。同じ640Wの消費電力でも、力率0.8の機器は力率1の機器より多くの電流(8A対6.4A)を流すので、配線や発電機の容量はVAで考える必要があります。
電力・電圧・電流は \(P = V \times I \times \cos\varphi\) の1本の式で結ばれていて、2つがわかれば残り1つが決まります。家庭の100Vで力率1の家電なら「W ÷ 100 = A」です。力率が1より小さい機器では、配線に流れる電流は有効電力(W)ではなく皮相電力(VA = 電圧×電流)で決まります。

用語・記号の解説

記号

\(P\) ピー 電力(有効電力)。1秒あたりに実際に消費される電気エネルギーで、家電のカタログの「消費電力」がこれです。英語の power(力・仕事率)の頭文字です。単位はW(ワット)です。
\(V\) ブイ 電圧。電流を流そうとする力の大きさです。英語の voltage(電圧)の頭文字です。単位もV(ボルト)なので、「量の記号 \(V\)」と「単位のV」が同じ文字になっています(例:\(V = 100\) V)。
\(I\) アイ 電流。回路を流れる電気の量です。フランス語の intensité(強さ)の頭文字に由来し、英語圏でも電流は \(I\) と書きます。単位はA(アンペア)です。
\(\cos\varphi\) コサインファイ りきりつ 力率。電圧×電流(皮相電力)のうち、実際に消費される電力(有効電力)の割合です。交流では電圧と電流の波のタイミングが \(\varphi\)(ファイ)だけずれることがあり、そのずれの角度のコサイン(\(\cos\))が力率になるので、この記号で書きます。0より大きく1以下の数で、抵抗負荷では1です。
\(S\) エス 皮相電力。電圧×電流そのもので、力率を掛ける前の「見かけの電力」です。英語の apparent power(見かけの電力)を表す記号として \(S\) が使われます。単位はVA(ボルトアンペア)です。
W ワット 電力(有効電力)の単位。「1秒あたり1ジュールのエネルギーを使う」ペースが1 Wです。家電の消費電力の表示(例:ドライヤー1200 W)でおなじみです。1000倍のkW(キロワット)もよく使われます。
V ボルト 電圧の単位。日本の家庭用コンセントは100 V、IHクッキングヒーターやエアコンの専用コンセントは200 V、乾電池1本は1.5 V、車のバッテリーは12 Vです。
A アンペア 電流の単位。家庭のブレーカーの「30A」「40A」や、延長コードの定格「15A」はこの単位です。
VA ボルトアンペア 皮相電力の単位。「電圧(V)×電流(A)」をそのまま単位にしたもので、Wと区別するために使います。発電機・UPS(無停電電源装置)・変圧器の容量はVA(またはkVA)で書かれるのが普通です。

用語

電力
(有効電力)
でんりょく(ゆうこうでんりょく) 1秒あたりに実際に消費される電気エネルギーの量。単位はW(ワット)です。家電のカタログの「消費電力」がこれで、電力に使用時間を掛けたものが電力量(kWh。電気代の計算に使う量)になります。交流では、力率を掛ける前の皮相電力と区別するために「有効電力」と呼びます。
皮相電力 ひそうでんりょく 電圧×電流をそのまま計算した「見かけの電力」。単位はVA(ボルトアンペア)です。「皮相」は「うわべ・見かけ」という意味です。配線・ブレーカー・発電機に流れる電流はこの皮相電力で決まるので、機器の容量を考えるときの基準になります。
力率 りきりつ 皮相電力(VA)のうち有効電力(W)になる割合。「有効電力 ÷ 皮相電力」で、0より大きく1以下の数です。電気ストーブ・白熱電球・ドライヤーのような抵抗負荷では1、モーター・エアコン・冷蔵庫・蛍光灯のようにコイルを使う機器では1より小さくなります(0.6〜0.95程度)。厳密には、電圧と電流の波のずれによる分(\(\cos\varphi\))のほかに、インバーター機器やパソコンの電源のように電流の波形がゆがむことで下がる分もあり、このページではその両方を含めた総合的な力率を入力します。カタログに「力率」が書かれていない家電は、消費電力(W)と電圧から電流を求めるとき、力率1として計算しても電流を小さめに見積もる方向になる点に注意が必要です。
無効電力 むこうでんりょく 皮相電力のうち有効電力にならない分。コイルやコンデンサーと電源の間を行ったり来たりするだけで、消費はされない電力です。単位はvar(バール)です。このページでは計算しませんが、皮相電力・有効電力・無効電力は直角三角形の3辺の関係(皮相電力が斜辺)になっています。
抵抗負荷 ていこうふか 電気をそのまま熱や光に変える機器のこと。電気ストーブ・電気ケトル・白熱電球・ドライヤー(のヒーター部分)などです。力率が1なので、「電力=電圧×電流」がそのまま成り立ちます。
単相100V たんそうひゃくボルト 日本の家庭に引き込まれている電気の方式のうち、一般のコンセントに使われている方式。大きな電力の機器には単相200Vが使われます。
単相200V たんそうにひゃくボルト 日本の家庭で、IHクッキングヒーター・エアコン・電気自動車の充電器などの専用コンセントに使われる方式。同じ電力なら100Vのときより電流が半分で済むので、大きな電力の機器に向いています。
三相200V さんそうにひゃくボルト 工場・店舗・エレベーターのモーターなどで使われる電気の方式(動力)。3本の線で電気を送り、電力の式は \(P = \sqrt{3} \times V \times I \times \cos\varphi\) と \(\sqrt{3}\)(約1.732)が入ります。この計算機の式は単相用なので、三相にはそのまま使えません。
定格 ていかく その製品が安全に使える上限としてメーカーが定めた値。延長コードの「定格15A・1500W」、家電の「定格消費電力」などです。合計の電流や電力が定格を超える使い方は発熱・火災の原因になるので避けます。
契約アンペア けいやくアンペア 家全体で同時に流せる電流の上限(30A・40A・50Aなど)。家電の消費電力(W)を電流(A)に直して足し合わせると、この上限に収まるかの目安がわかります。契約の変更は電力会社に相談します。
ブレーカー ブレーカー 契約アンペアなどの上限を超えた電流が流れたときに電気を止める装置。家電の消費電力(W)を電流(A)に直して足し合わせると、ブレーカーが落ちそうかの目安がわかります。工事の変更は電気工事士に相談します。
実効値 じっこうち 交流の電圧・電流の大きさの表し方。交流は波のように向きと大きさが変わり続けるので、「同じ熱を出す直流の値」に換算した実効値で表します。「コンセントは100V」の100Vも実効値で、このページの式はすべて実効値で計算します。

前提として理解しておくといいこと

このページの計算を「意味がわかって」使えるようになるために、前提として理解しておくといいことをまとめました。
つまずいたら、この表の内容に戻って復習するのが近道です。

電流・電圧と単位(中学2年 理科)
  • 回路を流れる電流をA(アンペア)、回路にかかる電圧をV(ボルト)で表せること
  • 日本の家庭のコンセントが100V(一部の専用コンセントは200V)だと知っていること
電力(中学2年 理科)
  • 電力(W)が「1秒あたりに使う電気エネルギー」で、\(P = V \times I\) で求められること
  • 式を変形して、電流や電圧も求められること(\(I = P \div V\)、\(V = P \div I\))
小数の掛け算・割り算(小学5年)
  • \(1000 \div 80 = 12.5\) のような小数になる割り算ができること
  • \(100 \times 8 \times 0.8\) のような小数を含む掛け算ができること
割合(小学5年)
  • 「0.8」が「全体の8割」を表すとわかること(力率は「電圧×電流のうち実際に使われる割合」)
交流と力率(高校 物理・第二種電気工事士)
  • 交流では電圧と電流の波のタイミングがずれることがあり、そのずれの角度 \(\varphi\) のコサインが力率になること(力率の意味を深く知りたい人向け。このページを使うだけなら「実際に使われる割合」の理解で十分です)

Excelで計算する方法

Excelファイルをダウンロード
式ごとにシートが分かれたExcelファイルです。貼り付け場所を気にせず、開いてすぐ使えます。
下の表を丸ごとコピーして、ExcelのA1セルに貼り付けるとそのまま使えます。
「電流」を求める表(I = P ÷ (V × cosφ))
電力 P(W) 1500
電圧 V(V) 100
力率 cosφ 1
電流 I(A) =B1/(B2*B3)
「電力」を求める表(P = V × I × cosφ)
電圧 V(V) 100
電流 I(A) 8
力率 cosφ 0.8
有効電力 P(W) =B1*B2*B3
「電圧」を求める表(V = P ÷ (I × cosφ))
電力 P(W) 1200
電流 I(A) 6
力率 cosφ 1
電圧 V(V) =B1/(B2*B3)
「皮相電力」を求める表(S = V × I)
電圧 V(V) 100
電流 I(A) 8
皮相電力 S(VA) =B1*B2
貼り付けると、B列の上の欄が入力欄になり、緑の式のセルが自動計算の結果になります。
「*」が掛け算、「/」が割り算の記号です。「=B1/(B2*B3)」は「B1をB2とB3の積で割る」という意味になります。
1つ目の表は1500W・100V・力率1の例でB4に15(A)、2つ目の表は100V・8A・力率0.8の例でB4に640(W)、3つ目の表は1200W・6A・力率1の例でB4に200(V)、4つ目の表は100V・8AでB3に800(VA)と表示されます。力率がわからない家電は1を入れておきます。

Googleスプレッドシートで計算する方法

Excelファイルをダウンロード
上のExcelファイルをダウンロードし、Googleドライブにアップロードして開くと、そのままスプレッドシートとして使えます。
下の表を丸ごとコピーして、GoogleスプレッドシートのA1セルに貼り付けるとそのまま使えます。
「電流」を求める表(I = P ÷ (V × cosφ))
電力 P(W) 1500
電圧 V(V) 100
力率 cosφ 1
電流 I(A) =B1/(B2*B3)
「電力」を求める表(P = V × I × cosφ)
電圧 V(V) 100
電流 I(A) 8
力率 cosφ 0.8
有効電力 P(W) =B1*B2*B3
「電圧」を求める表(V = P ÷ (I × cosφ))
電力 P(W) 1200
電流 I(A) 6
力率 cosφ 1
電圧 V(V) =B1/(B2*B3)
「皮相電力」を求める表(S = V × I)
電圧 V(V) 100
電流 I(A) 8
皮相電力 S(VA) =B1*B2
掛け算と割り算だけの式なので、Excelと同じ式がそのまま使えます。表を丸ごとコピーしてA1セルに貼り付け、B列を自分の数値に書き換えてください。

Pythonで計算する方法

power_watts = 1500      # 電力 P(W)
voltage_volts = 100     # 電圧 V(V)
power_factor = 1.0      # 力率 cosφ(抵抗負荷・直流は1.0)

# 電流 I = P ÷ (V × cosφ)
current_amps = power_watts / (voltage_volts * power_factor)
# 皮相電力 S = V × I
apparent_power_va = voltage_volts * current_amps

print(f"電流: {current_amps} A")
print(f"皮相電力: {apparent_power_va} VA")

# 検算:P = V × I × cosφ が元の電力に戻る
power_check = voltage_volts * current_amps * power_factor
print(f"検算(電力): {power_check} W")
標準ライブラリだけで動きます。この例では電流が15.0 A、皮相電力が1500.0 VA、検算の電力が1500.0 Wになります。先頭の電力・電圧・力率を自分の家電の値に書き換えて実行してください。力率が1より小さい機器では皮相電力(VA)が電力(W)より大きくなります。

数式記述言語(LaTeX等)での書き方(コピペ可)

電力を求める式(電力=電圧×電流)
P = V × I × cosφ
P = V I \cos\varphi
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
  <mrow>
    <mi>P</mi>
    <mo>=</mo>
    <mi>V</mi>
    <mo>&#x2062;</mo>
    <mi>I</mi>
    <mo>&#x2062;</mo>
    <mi>cos</mi>
    <mo>&#x2061;</mo>
    <mi>&#x3C6;</mi>
  </mrow>
</math>
P = V I cos(phi)
v*i*Cos[phi]
p := v*i*cos(phi);
P = V*I*cos(phi);
P = VI cos φ
電流を求める式(Wは何アンペア?)
I = P ÷ (V × cosφ)
I = \dfrac{P}{V \cos\varphi}
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
  <mrow>
    <mi>I</mi>
    <mo>=</mo>
    <mfrac>
      <mi>P</mi>
      <mrow><mi>V</mi><mo>&#x2062;</mo><mi>cos</mi><mo>&#x2061;</mo><mi>&#x3C6;</mi></mrow>
    </mfrac>
  </mrow>
</math>
I = P/(V cos(phi))
p/(v*Cos[phi])
i := p/(v*cos(phi));
I = P/(V*cos(phi));
I = P/(V cos φ)
電圧を求める式
V = P ÷ (I × cosφ)
V = \dfrac{P}{I \cos\varphi}
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
  <mrow>
    <mi>V</mi>
    <mo>=</mo>
    <mfrac>
      <mi>P</mi>
      <mrow><mi>I</mi><mo>&#x2062;</mo><mi>cos</mi><mo>&#x2061;</mo><mi>&#x3C6;</mi></mrow>
    </mfrac>
  </mrow>
</math>
V = P/(I cos(phi))
p/(i*Cos[phi])
v := p/(i*cos(phi));
V = P/(I*cos(phi));
V = P/(I cos φ)
皮相電力(VA)を求める式
S = V × I
S = V I
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
  <mrow>
    <mi>S</mi>
    <mo>=</mo>
    <mi>V</mi>
    <mo>&#x2062;</mo>
    <mi>I</mi>
  </mrow>
</math>
S = V I
v*i
s := v*i;
S = V*I;
S = VI

ChatGPT に聞いて計算してもらう方法

あなたは電力・電圧・電流の換算アシスタントです。次の計算を、必ずPythonコードを実際に実行して行い、実行結果の数値だけを根拠に回答してください(暗算や推測で答えないでください)。

消費電力1500Wの電気ストーブ(力率1)を、100Vのコンセントで使います。
電力の式 P = V × I × cosφ を使って、次の値をそれぞれ求めてください。
1. 流れる電流(A)
2. 皮相電力(VA)
3. 同じ電気ストーブを200Vで使ったときに流れる電流(A)
4. 消費電力1000W・力率0.8のモーター機器を100Vで使ったときに流れる電流(A)と皮相電力(VA)

計算に使った式と、実行結果の数値を示してください。

計算ドリル(演習問題)

このページの式を、自分の手で計算できるようになるための演習問題です。
答えと解説は解答ページにあります。


使い方
  1. 1
    数値を入力
    計算したい数値を入力欄に入力します
  2. 2
    計算
    「計算する」ボタンを押します
  3. 3
    結果を確認
    計算結果がその場に表示されます。計算の考え方や式の解説も同じページで確認できます
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