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板取り計算
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棚板のたわみと耐荷重
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エアコンの電気代計算機(期間消費電力量から冷房期・暖房期・年間の電気代)

エアコンのカタログや仕様表の「期間消費電力量」と、お使いの電気料金単価を入力してください。設定温度を変えたときの電気代を知りたいときは、変更幅(℃)も入力します。

冷房期=135日(5月23日〜10月4日)・暖房期=160日(11月8日〜4月16日)・1か月=30.44日として計算します(期間はJIS C 9612 の定義)。電気代は円未満を四捨五入してから合計します。削減率が空欄のときは、冷房13%・暖房10%(年間の合計だけ入力するときは10%)を目安として使います。
計算結果・グラフ
左の入力欄にカタログの期間消費電力量や電気料金単価を入れて「計算する」を押すと、ここに結果とグラフが表示されます。

このページでできること

  • エアコンのカタログに書かれた期間消費電力量(冷房期間・暖房期間の別、または年間の合計 kWh)と電気料金単価を入れるだけで、冷房期・暖房期・年間の電気代がその場でわかります
  • 冷房期(5月23日〜10月4日)・暖房期(11月8日〜4月16日)それぞれの「1か月あたり」「1日あたり」の目安も同時に計算します
  • 「冷房を1℃高く、暖房を1℃低く設定したら電気代はいくら減るか」を、1℃あたりの削減率(目安値を入力で変更可)から試算できます
  • 冷房期・暖房期・年間の電気代を棒グラフで比べられます(設定温度を変えた場合は変更前後を並べて表示)
  • 期間消費電力量・APF(通年エネルギー消費効率)の意味のやさしい解説・Excel/Googleスプレッドシート/Python用のコピペ数式・計算ドリル(演習問題)もこのページにまとまっています
期間消費電力量は、JIS C 9612 で決められた一定の条件(東京・木造南向き洋室・6時〜24時運転など)で測った「1シーズンに使う電気の量」の目安です。実際の電気代は住んでいる地域・部屋の断熱・使い方で大きく変わるので、機種どうしを同じ条件で比べる指標として使ってください。消費電力(W)と使用時間から電気代を出したいときは、関連ページの「電気代計算機」が向いています。

この計算は何の役に立つ?

エアコンの買い替えで「安い機種」と「省エネ機種」の本体価格の差を、電気代の差で何年で取り戻せるか見積もる

同じ6畳用でも、期間消費電力量は安価な機種で800kWh前後、省エネ上位機種で600kWh前後と差があります。単価31円/kWhなら年間の電気代の差は約6,200円で、10年使えば約6万円です(いずれも目安)。
本体価格の差と、この年間の電気代の差を並べれば、「何年使えば価格差を取り戻せるか」を感覚ではなく数字で考えられます。カタログの期間消費電力量は全メーカー同じ条件で測られているので、機種どうしの比較にはこの値が一番向いています。

夏と冬の電気代の増え方を先に知って、家計の準備をする

期間消費電力量が冷房240kWh・暖房480kWhの機種なら、単価31円/kWhで冷房期は約7,400円(1か月あたり約1,700円)、暖房期は約14,900円(1か月あたり約2,800円)が目安です。
暖房のほうが冷房より電気代が大きくなりやすいことや、「エアコンだけで冬は月に3,000円近く増える」といった見通しがあれば、電気代の請求額を見て慌てることが減ります。これは、部屋の広さや断熱が同じ程度の家庭での目安として考えてください。

設定温度を1℃変える節電の効果を、我慢する前に数字で確かめる

暖房期の電気代が約14,900円の家庭で暖房の設定温度を1℃低くすると、削減率の目安10%なら節約額は約1,500円です。冷房期約7,400円で冷房を1℃高くすると、目安13%で約960円です。
「1℃で年間2,500円程度」という金額がわかれば、無理な我慢をしてまで設定温度を変える価値があるかを数字で考えられますし、「2℃なら5,000円」と考えて服装や扇風機との併用を工夫する動機にもなります。削減率は環境によって変わる目安なので、幅を持って見てください。

賃貸や中古住宅に付いているエアコンの電気代を、入居前に見積もる

備え付けのエアコンの型番がわかれば、メーカーのサイトで期間消費電力量を調べて、この式に当てはめるだけで年間の電気代の目安が出ます。古い機種は期間消費電力量が1,000kWhを超えることもあり、年間3万円以上かかる場合があります。
「家賃は安いけれどエアコンの電気代が高い」といった見落としを防ぎ、必要なら大家さんに交換を相談する材料にもなります。

店舗・事務所の空調の電気代を、機種の台数から概算する

小さな店舗や事務所で家庭用エアコンを複数台使っている場合、各機種の期間消費電力量を足し合わせて単価を掛ければ、空調にかかる年間の電気代の概算が出ます。
営業時間が長い店舗では実際の電気代は測定条件(1日18時間)より多くなりやすいので、あくまで「最低でもこのくらい」の目安として、光熱費の予算や省エネ機種への更新計画の出発点に使えます。

式

期間の電気代(冷房期・暖房期・年間)
図
数学表記 (一般的な数式)
\(C\) \(=\) \(E\) \(\times\) \(u\)
日本語表記 (記号を日本語に置き換えた式)
③ 期間の電気代 \(C\)(円) \(=\) ① 期間消費電力量 \(E\)(kWh) \(\times\) ② 電気料金単価 \(u\)(円/kWh)
式を日本語で読むと
① 期間消費電力量 \(E\)(kWh) に
② 電気料金単価 \(u\)(円/kWh) を掛けると
③ 期間の電気代 \(C\)(円) になる
簡単な例
冷房期間消費電力量が240kWhの機種を、電気料金単価31円/kWhで使うときの冷房期の電気代は
冷房期の電気代(円) \(=\) 冷房期間消費電力量(240 kWh) \(\times\) 単価(31円/kWh)
\(240 \times 31 = 7440\)
考え方のポイント
期間消費電力量は「そのシーズンに使う電気の量(kWh)」そのものなので、単価を掛けるだけで電気代になります。消費電力(W)から計算するときのような「使用時間を掛けて1000で割る」手順は要りません。 冷房期間と暖房期間の値が別々に書かれていれば、それぞれに単価を掛けて冷房期・暖房期の電気代を出し、2つを足すと年間の電気代になります。カタログに年間の合計しか書かれていないときは、その値に単価を掛ければそのまま年間の電気代です。 この計算機では、期間ごとの電気代を円未満で四捨五入してから合計するので、画面の「冷房期+暖房期=年間」がぴったり一致します。
1か月あたり・1日あたりの目安
図
数学表記 (一般的な数式)
\(C_{\text{月}}\) \(=\) \(C\) \(\div\) \(M\)
日本語表記 (記号を日本語に置き換えた式)
③ 1か月あたりの電気代 \(C_{\text{月}}\)(円) \(=\) ① 期間の電気代 \(C\)(円) \(\div\) ② 期間の月数 \(M\)(か月)
式を日本語で読むと
① 期間の電気代 \(C\)(円) を
② 期間の月数 \(M\)(冷房期 約4.43か月・暖房期 約5.26か月) で割ると
③ 1か月あたりの電気代 \(C_{\text{月}}\)(円) になる
簡単な例
冷房期の電気代が7440円(式1の例)のとき、冷房期の1か月あたりの電気代は
冷房期の1か月あたり(円) \(=\) 冷房期の電気代(7440円) \(\div\) 冷房期の月数(135日 ÷ 30.44日)
\(7440 \div (135 \div 30.44) \fallingdotseq 1678\)
考え方のポイント
期間の月数 \(M\) は「期間の日数 \(D\) ÷ 30.44」で求めます。30.44日は、うるう年をならした1年の平均の長さ365.25日を12で割った「1か月の平均の長さ」です。冷房期は135日なので \(135 \div 30.44 \fallingdotseq 4.43\) か月、暖房期は160日なので \(160 \div 30.44 \fallingdotseq 5.26\) か月になります。 1日あたりの目安は、期間の電気代 \(C\) を期間の日数 \(D\) で割るだけです(冷房期は135日、暖房期は160日)。「1か月あたり」「1日あたり」は、あくまで運転している期間の中での平均です。真夏や真冬の月は平均より多く、季節の変わり目は少なくなります。 年間の電気代については、12で割った「1か月あたりの平均」と、冷房期と暖房期を合わせた運転日数295日で割った「運転日1日あたり」の2つを表示します。
設定温度を変えたときの電気代(目安)
図
数学表記 (一般的な数式)
\(C'\) \(=\) \(C\) \(\times\) \((\) \(1\) \(-\) \(\Delta T\) \(\times\) \(\dfrac{r}{100}\) \()\)
日本語表記 (記号を日本語に置き換えた式)
⑤ 変更後の電気代 \(C'\)(円) \(=\) ④ 変更前の電気代 \(C\)(円) \(\times\) \((\) ③ 1(100%) \(-\) ① 設定温度の変更幅 \(\Delta T\)(℃) \(\times\) ② 1℃あたりの削減率 \(r\)(%)÷ 100 \()\)
式を日本語で読むと
① 設定温度の変更幅 \(\Delta T\)(℃) に
② 1℃あたりの削減率 \(r\)(%)を100で割った値 を掛けて「合計で何割減るか」を出し
③ それを 1(100%) から引いて「残る割合」にし
④ 変更前の電気代 \(C\)(円) に掛けると
⑤ 変更後の電気代 \(C'\)(円) になる
簡単な例
暖房期の電気代が14880円(暖房期間消費電力量480kWh × 31円)のとき、暖房の設定温度を1℃低くする(削減率の目安10%)と
変更後の暖房期の電気代(円) \(=\) 変更前の電気代(14880円) \(\times\) \((\) 1(100%) \(-\) 変更幅(1℃) \(\times\) 削減率(10%)÷ 100 \()\)
\(14880 \times \left(1 - 1 \times \dfrac{10}{100}\right) = 14880 \times 0.9 = 13392\)
考え方のポイント
節約額は「変更前の電気代 − 変更後の電気代」です。上の例なら \(14880 - 13392 = 1488\) 円が暖房期の節約額になります。 「冷房の設定温度を1℃高くすると約13%、暖房を1℃低くすると約10%の省エネになる」という数字は、国や自治体の省エネ啓発資料などで目安として広く紹介されているものです(決まった条件で測った一例の値で、どの家庭にも当てはまる法則ではありません)。ただし実際の削減率は、機種・部屋の断熱・外気温・もともとの設定温度によって大きく変わります。この計算機では削減率を自由に書き換えられるので、「目安のまま」と「控えめに5%で」のように幅を持って試算すると安心です。 この式は「1℃で \(r\)%、2℃なら \(2r\)%」という一次式(比例)の目安です。変更幅を大きくするほど実際とのずれも大きくなるので、2〜3℃程度までの試算に使うのが向いています。変更幅にマイナスの値(冷房を低く・暖房を高くする)を入れると、電気代が増える側の試算になります。
エアコンの電気代は「期間消費電力量(kWh)× 電気料金単価(円/kWh)」で求めるのが基本です。冷房期・暖房期の電気代を期間の月数(135日・160日を30.44日で割った値)で割れば1か月あたりの目安に、設定温度の変更幅と1℃あたりの削減率を使えば変更後の電気代と節約額の目安になります。

用語・記号の解説

記号

\(E\) イー 期間消費電力量。冷房期間または暖房期間(または1年間)に使う電気の量で、単位はkWh(キロワット時)。英語の energy(エネルギー)の頭文字です。
\(u\) ユー 電気料金単価。電気1kWhあたりの料金(円/kWh)。英語の unit price(単価)の頭文字です。
\(C\) シー 期間の電気代(円)。英語の cost(費用)の頭文字です。冷房期・暖房期・年間のどれについても同じ式で求めます。
\(D\) ディー 期間の日数。冷房期は135日、暖房期は160日、両方を合わせた運転日数は295日です。英語の days(日数)の頭文字です。
\(M\) エム 期間の月数。期間の日数 \(D\) を1か月の平均日数30.44で割った値で、冷房期は約4.43か月、暖房期は約5.26か月です。英語の months(月数)の頭文字です。
\(C_{\text{月}}\) シー・つき 期間の1か月あたりの電気代(円)。右下の小さい「月」は「1か月あたり」を表す添え字です。
\(\Delta T\) デルタ・ティー 設定温度の変更幅(℃)。\(\Delta\)(デルタ)は「変化量・差」を表すときに使うギリシャ文字で、\(T\) は temperature(温度)の頭文字です。この計算機では、冷房を高く・暖房を低くする省エネ側をプラスとします。
\(r\) アール 設定温度1℃あたりの電気代の削減率(%)。英語の rate(割合)の頭文字です。冷房は約13%、暖房は約10%が目安として知られていますが、自由に書き換えられます。
\(C'\) シー・ダッシュ シー・プライム 設定温度を変えた後の電気代(円)。右上の小さい印(ダッシュ、プライム)は「もとの \(C\) を少し変えたもの」を表すときによく使う記号です。

用語

期間消費電力量 きかんしょうひでんりょくりょう エアコンを1シーズン使ったときに消費する電気の量(kWh)を、JIS C 9612 で決められた同じ条件で測った値。カタログや仕様表、店頭の省エネラベルに「期間消費電力量 717kWh」のように書かれています。機種によって冷房期間・暖房期間の値が別々に書かれているものと、年間の合計だけが書かれているものがあります。 測定の条件は「東京の気候・木造住宅の南向き洋室・部屋の広さは機種の畳数の目安どおり・冷房27℃/暖房20℃の設定・冷房期間5月23日〜10月4日・暖房期間11月8日〜4月16日・毎日6時〜24時の運転」です。全メーカーが同じ条件で測るので、機種どうしの省エネ性能を公平に比べられます。ただし実際の使い方とは違うので、自分の家の電気代そのものを表す値ではありません。
JIS C 9612 ジス・シー・きゅうせんろっぴゃくじゅうに 家庭用エアコン(ルームエアコンディショナ)の性能の測り方を決めた日本産業規格。期間消費電力量やAPFの計算条件(気候・部屋・期間・運転時間など)はこの規格で定められています。
冷房期間 れいぼうきかん JIS C 9612 で期間消費電力量を計算するときの「冷房を使う期間」で、5月23日〜10月4日の135日と決められています。この計算機の冷房の「1か月あたり」「1日あたり」はこの日数をもとに計算します。
暖房期間 だんぼうきかん JIS C 9612 で期間消費電力量を計算するときの「暖房を使う期間」で、11月8日〜4月16日の160日と決められています。この計算機の暖房の「1か月あたり」「1日あたり」はこの日数をもとに計算します。
APF
(通年エネルギー消費効率)
エーピーエフ(つうねんエネルギーしょうひこうりつ) 1年間にエアコンが部屋を冷やしたり暖めたりした熱の量(期間総合負荷)を、そのために使った電気の量(期間消費電力量)で割った値。Annual Performance Factor の頭文字です。「電気1kWhで何kWh分の冷暖房ができるか」を表し、数字が大きいほど省エネです(例:APF 6.0 なら電気1kWhで6kWh分の熱を運べる)。 同じ広さの部屋向けの機種なら、APFが高いほど期間消費電力量は小さくなります。電気代の計算に直接使うのは期間消費電力量のほうで、APFは「なぜその機種の期間消費電力量が小さいのか」を説明する効率の指標です。
省エネラベル
(統一省エネラベル)
しょうエネラベル(とういつしょうエネラベル) 店頭やカタログに表示される、省エネ性能を一目で比べるためのラベル。エアコンでは省エネ性能の星の数(多段階評価)とともに、期間消費電力量をもとにした「年間の目安電気料金」が書かれています。この目安電気料金は「期間消費電力量 × 目安単価」で計算されているので、このページの式そのものです。
電力料金目安単価 でんりょくりょうきんめやすたんか 全国家庭電気製品公正取引協議会が定める、家電のカタログなどの電気代表示に使う1kWhあたりの目安単価。ときどき改定されるので、このページの例では31円/kWhを使っています。実際の単価は契約している電力会社・プラン・地域・使用量で変わるので、正確に知りたいときは検針票の単価に置き換えます。
キロワット時
(kWh)
キロワットじ キロワットアワー 電力量(使った電気の合計量)の単位。1kW(1000W)の電力を1時間使い続けたときの電気の量が1kWhで、電気料金はこのkWhをもとに計算されます。期間消費電力量もこの単位です。
消費電力 しょうひでんりょく その家電が動いているときに使う電力(W)。エアコンのカタログには「消費電力 〇〇W(最小〇〇〜最大〇〇W)」のように書かれていますが、エアコンは設定温度に近づくと出力を下げるため、消費電力から電気代を正確に出すのは難しく、シーズン全体の電気の量を表す期間消費電力量のほうが電気代の見積もりに向いています。
設定温度 せっていおんど エアコンのリモコンで指定する目標の室温。外気温との差が小さいほどエアコンの仕事は減るので、冷房は高め・暖房は低めに設定するほど電気代が減ります。「1℃で約13%(冷房)・約10%(暖房)」は、その大まかな目安です。
インバーター インバーター 電気の周波数を変えてモーターの回転数(エアコンの出力)を細かく調整する仕組み。現在の家庭用エアコンはほぼすべてインバーター式で、設定温度に近づくと出力を下げて運転します。これが「消費電力の最大値 × 時間」で電気代を出すと大きく外れる理由です。

前提として理解しておくといいこと

このページの計算を「意味がわかって」使えるようになるために、前提として理解しておくといいことをまとめました。
つまずいたら、この表の内容に戻って復習するのが近道です。

小数の掛け算・割り算(小学5年)
  • \(240 \times 31\) や \(7440 \div 4.43\) のような、小数を含む掛け算・割り算ができること
  • 割り算の答えを「約〇〇」と四捨五入で丸められること
割合・百分率(小学5年)
  • 「10%は全体の0.1倍」のように、百分率(%)を小数に直せること
  • 「10%減る」が「もとの90%(0.9倍)になる」ことだとわかること
平均(小学5年)
  • 合計 ÷ 個数 = 平均 の関係がわかること(期間の電気代 ÷ 月数 = 1か月あたりの平均)
単位の換算(小学〜中学)
  • k(キロ)が1000倍を表す接頭語で、\(1\,\mathrm{kW} = 1000\,\mathrm{W}\) だとわかること
  • 「1か月 = 約30.44日」「1年 = 365.25日」のような日数の換算に慣れていること
電力・電力量(中学2年 理科)
  • 電力(W)が「電気が使われる勢い」、電力量(Wh・kWh)が「使った電気の合計量」だと区別できること
  • 電気料金が電力量(kWh)に単価を掛けて決まることを知っていること

Excelで計算する方法

Excelファイルをダウンロード
式ごとにシートが分かれたExcelファイルです。貼り付け場所を気にせず、開いてすぐ使えます。
下の表を丸ごとコピーして、ExcelのA1セルに貼り付けるとそのまま使えます。
「期間の電気代」を求める表
冷房期間消費電力量(kWh) 240
暖房期間消費電力量(kWh) 480
電気料金単価(円/kWh) 31
冷房期の電気代(円) =ROUND(B1*B3,0)
暖房期の電気代(円) =ROUND(B2*B3,0)
年間の電気代(円) =B4+B5
「1か月あたり・1日あたりの目安」を求める表
冷房期の電気代(円) 7440
暖房期の電気代(円) 14880
冷房期の日数(日) 135
暖房期の日数(日) 160
1か月の平均日数(日) 30.44
冷房期の1か月あたり(円) =ROUND(B1/(B3/B5),0)
暖房期の1か月あたり(円) =ROUND(B2/(B4/B5),0)
冷房期の1日あたり(円) =ROUND(B1/B3,1)
暖房期の1日あたり(円) =ROUND(B2/B4,1)
年間の1か月あたり平均(円) =ROUND((B1+B2)/12,0)
「設定温度を変えたときの電気代」を求める表
変更前の電気代(円) 14880
設定温度の変更幅(℃) 1
1℃あたりの削減率(%) 10
変更後の電気代(円) =ROUND(B1*(1-B2*B3/100),0)
節約額(円) =B1-B4
貼り付けると、B列の上の欄が入力欄になり、緑の式のセルが自動計算の結果になります。
1つ目の表は冷房240kWh・暖房480kWh・単価31円の例で、B4に7440(円)、B5に14880(円)、B6に22320(円)と表示されます。ROUND(…,0) は円未満の四捨五入です。
2つ目の表は期間の電気代を1か月あたり・1日あたりに直す表で、B6に1678(円)、B7に2831(円)、B8に55.1(円)、B9に93(円)、B10に1860(円)と表示されます。B3〜B5の日数は計算機と同じ値なので、そのままにしておきます。
3つ目の表は設定温度を変えたときの表で、暖房期14880円を1℃低くする(削減率10%)例では、B4に13392(円)、B5に1488(円)と表示されます。B列の数値を自分のエアコンの値に書き換えるだけで使えます。

Googleスプレッドシートで計算する方法

Excelファイルをダウンロード
上のExcelファイルをダウンロードし、Googleドライブにアップロードして開くと、そのままスプレッドシートとして使えます。
下の表を丸ごとコピーして、GoogleスプレッドシートのA1セルに貼り付けるとそのまま使えます。
「期間の電気代」を求める表
冷房期間消費電力量(kWh) 240
暖房期間消費電力量(kWh) 480
電気料金単価(円/kWh) 31
冷房期の電気代(円) =ROUND(B1*B3,0)
暖房期の電気代(円) =ROUND(B2*B3,0)
年間の電気代(円) =B4+B5
「1か月あたり・1日あたりの目安」を求める表
冷房期の電気代(円) 7440
暖房期の電気代(円) 14880
冷房期の日数(日) 135
暖房期の日数(日) 160
1か月の平均日数(日) 30.44
冷房期の1か月あたり(円) =ROUND(B1/(B3/B5),0)
暖房期の1か月あたり(円) =ROUND(B2/(B4/B5),0)
冷房期の1日あたり(円) =ROUND(B1/B3,1)
暖房期の1日あたり(円) =ROUND(B2/B4,1)
年間の1か月あたり平均(円) =ROUND((B1+B2)/12,0)
「設定温度を変えたときの電気代」を求める表
変更前の電気代(円) 14880
設定温度の変更幅(℃) 1
1℃あたりの削減率(%) 10
変更後の電気代(円) =ROUND(B1*(1-B2*B3/100),0)
節約額(円) =B1-B4
ROUND 関数も四則演算もExcelと同じ書き方で動くので、表を丸ごとコピーしてA1セルに貼り付け、B列を自分の数値に書き換えてください。

Pythonで計算する方法

cooling_kwh = 240          # 冷房期間消費電力量(kWh)。無ければ 0
heating_kwh = 480          # 暖房期間消費電力量(kWh)。無ければ 0
price_yen_per_kwh = 31     # 電気料金単価(円/kWh)
delta_temp = 1             # 設定温度の変更幅(℃。冷房は上げる・暖房は下げる向きが正)
cooling_rate = 13          # 冷房の1℃あたり削減率(%・目安)
heating_rate = 10          # 暖房の1℃あたり削減率(%・目安)

COOLING_DAYS = 135         # 冷房期間 5/23〜10/4(JIS C 9612)
HEATING_DAYS = 160         # 暖房期間 11/8〜4/16(JIS C 9612)
DAYS_PER_MONTH = 30.44     # 1か月の平均日数

def round_half_up(value, digits=0):
    # 四捨五入(Python標準のround()は偶数丸めなので、計算機と同じ四捨五入を自前で行う)
    scale = 10 ** digits
    return int(value * scale + 0.5) / scale if value >= 0 else -int(-value * scale + 0.5) / scale

total_cost = 0
total_after = 0
for label, kwh, days, rate in [("冷房期", cooling_kwh, COOLING_DAYS, cooling_rate),
                               ("暖房期", heating_kwh, HEATING_DAYS, heating_rate)]:
    cost = round_half_up(kwh * price_yen_per_kwh)            # 期間の電気代(円未満四捨五入)
    monthly = round_half_up(cost / (days / DAYS_PER_MONTH))  # 1か月あたり
    daily = round_half_up(cost / days, 1)                    # 1日あたり
    after = round_half_up(cost * (1 - delta_temp * rate / 100))  # 設定温度変更後
    print(f"{label}: {kwh} kWh / {cost:.0f} 円(1か月あたり {monthly:.0f} 円・1日あたり {daily:.1f} 円)")
    print(f"  設定温度を{delta_temp}℃変えると {after:.0f} 円(節約額 {cost - after:.0f} 円)")
    total_cost += cost
    total_after += after
print(f"年間: {total_cost:.0f} 円(1か月あたり平均 {round_half_up(total_cost / 12):.0f} 円)")
print(f"  設定温度を変えると {total_after:.0f} 円(節約額 {total_cost - total_after:.0f} 円)")
標準ライブラリだけで動きます。先頭の6つの値(冷房・暖房の期間消費電力量・単価・変更幅・削減率)を自分のエアコンの値に書き換えて実行してください。カタログに年間の合計しか無いときは、冷房の欄にその合計を入れ、暖房の欄を0にすれば年間の電気代が求められます(このとき冷房期の行に出る「1か月あたり」「1日あたり」「設定温度変更後」は冷房期の日数・削減率で計算した値になるので、年間の行だけを見てください)。

数式記述言語(LaTeX等)での書き方(コピペ可)

期間の電気代(冷房期・暖房期・年間)
C = E × u
C = E \times u
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
  <mrow>
    <mi>C</mi>
    <mo>=</mo>
    <mi>E</mi>
    <mo>&#xD7;</mo>
    <mi>u</mi>
  </mrow>
</math>
C = E * u
cost = energy*price
cost := energy*price;
cost = energy*price;
C = E×u
1か月あたり・1日あたりの目安
C月 = C ÷ M
C_{\text{月}} = C \div M
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
  <mrow>
    <msub><mi>C</mi><mtext>月</mtext></msub>
    <mo>=</mo>
    <mi>C</mi>
    <mo>&#xF7;</mo>
    <mi>M</mi>
  </mrow>
</math>
C_"月" = C / M
monthlyCost = cost/months
monthlyCost := cost/months;
monthlyCost = cost/months;
C_月 = C/M
設定温度を変えたときの電気代(目安)
C′ = C × (1 − ΔT × r ÷ 100)
C' = C \times \left(1 - \Delta T \times \frac{r}{100}\right)
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
  <mrow>
    <msup><mi>C</mi><mo>&#x2032;</mo></msup>
    <mo>=</mo>
    <mi>C</mi>
    <mo>&#xD7;</mo>
    <mo>(</mo>
    <mn>1</mn>
    <mo>&#x2212;</mo>
    <mi>&#x394;</mi><mi>T</mi>
    <mo>&#xD7;</mo>
    <mfrac><mi>r</mi><mn>100</mn></mfrac>
    <mo>)</mo>
  </mrow>
</math>
C' = C * (1 - Delta T * r/100)
costAfter = cost*(1 - deltaT*rate/100)
costAfter := cost*(1 - deltaT*rate/100);
costAfter = cost*(1 - deltaT*rate/100);
C' = C×(1 − ΔT×r/100)

ChatGPT に聞いて計算してもらう方法

あなたは電気代計算アシスタントです。次の計算を、必ずPythonコードを実際に実行して行い、実行結果の数値だけを根拠に回答してください(暗算や推測で答えないでください)。

エアコンのカタログの期間消費電力量は、冷房期間240kWh・暖房期間480kWhです。電気料金単価は31円/kWhです。
冷房期間は135日(5月23日〜10月4日)、暖房期間は160日(11月8日〜4月16日)、1か月は30.44日とします。
次の値をそれぞれ求めてください(電気代は円未満を四捨五入)。
1. 冷房期・暖房期・年間の電気代(円)
2. 冷房期・暖房期それぞれの1か月あたり(電気代 ÷ (日数 ÷ 30.44))と1日あたり(電気代 ÷ 日数)の電気代
3. 冷房の設定温度を1℃高く(1℃あたり13%減)、暖房を1℃低く(1℃あたり10%減)したときの、冷房期・暖房期・年間の電気代と節約額

計算に使った式と、実行結果の数値を示してください。

計算ドリル(演習問題)

このページの式を、自分の手で計算できるようになるための演習問題です。
電気料金単価はどの問題も30円/kWhとします(暗算しやすいように、このページの例の単価31円を丸めた値です)。答えと解説は解答ページにあります。


使い方
  1. 1
    数値を入力
    計算したい数値を入力欄に入力します
  2. 2
    計算
    「計算する」ボタンを押します
  3. 3
    結果を確認
    計算結果がその場に表示されます。計算の考え方や式の解説も同じページで確認できます
  DataChefの特徴
簡単・無料
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無料で商用利用可能
商用利用許諾の連絡も不要です