年齢・性別・身長・体重と活動レベルを入力してください。1日の維持カロリー(今の体重を保つ摂取カロリーの目安)と基礎代謝量(BMR)、減量・増量のペース別の目標摂取カロリーをまとめて計算します。
このページでできること
- 年齢・性別・身長・体重と活動レベルを入れるだけで、1日の維持カロリー(今の体重を保つ摂取カロリーの目安)がその場でわかります
- 基礎代謝量(BMR。何もしなくても1日に消費するカロリー)も同時に表示します
- 「週に約0.25kg・0.5kg・1kg」の減量・増量ペース別に、1日の目標摂取カロリーの目安をまとめて計算します
- 基礎代謝量の計算式は3種類(ミフリン・セントジョー式・改訂ハリス・ベネディクト式・キャッチ・マカードル式)から選べます
- 式のやさしい解説・Excel/Googleスプレッドシート/Python用のコピペ数式・計算ドリル(演習問題)もこのページにまとまっています
この計算は何の役に立つ?
「なんとなく食事を減らす」のではなく、まず自分の維持カロリーを知り、そこから1日250〜500kcal減らす——これが週に約0.25〜0.5kgのペースの目安になります(体脂肪1kg ≒ 7,200kcalという一般的な目安にもとづきます)。
極端な削減は筋肉量の減少やリバウンドにつながりやすいとされるため、ゆるやかなペースが推奨されることが多いです。目標を数字で持つと、日々の食事の判断がぶれにくくなります。
筋肉を増やすには、トレーニングとあわせて消費より少し多く食べる必要があるとされています。維持カロリーに250〜500kcal程度を足す「ゆるやかな増量」は、体脂肪の増加を抑えながら増量する方法としてよく用いられます。
アスリートやトレーナーの栄養管理でも、まず維持カロリー(総消費カロリー)を見積もることが食事計画の出発点になっています。
コンビニのお弁当が約600kcal、ポテトチップス1袋が約330kcal——数字だけを見ても、多いのか少ないのか判断できません。自分の維持カロリーが2400kcalとわかっていれば、「このお弁当1つで1日の4分の1」とすぐに見当がつきます。
自分の基準値を1つ持っておくと、食品表示のカロリーが「意味のわかる数字」に変わり、日々の食事管理が具体的になります。
健康診断や特定保健指導で「減量しましょう」と言われたとき、何をどれだけ変えればよいかの出発点になるのが、自分の消費カロリーの見積もりです。維持カロリーがわかれば、「間食をやめると1日約200kcal減る」のような改善策の効き目を数字で見積もれます。
実際の指導内容は人によって異なるので、結果は参考値として、医師や管理栄養士・保健師の指導とあわせて使ってください。
式
用語・記号の解説
記号
| \(B\) | ビー | 基礎代謝量(BMR)。何もしなくても1日に消費するカロリーの推定値(kcal/日)です。英語の Basal metabolic rate(基礎代謝量)にちなんで、このページでは頭文字のBを使います。 |
| \(W\) | ダブリュー | 体重(kg)。英語の weight の頭文字です。 |
| \(H\) | エイチ | 身長(cm)。英語の height の頭文字です。BMIの計算(m単位)と違い、この式ではcmのまま使います。 |
| \(A\) | エー | 年齢(歳)。英語の age の頭文字です。年齢が上がるほど基礎代謝量は少なく見積もられます。 |
| \(F\) | エフ | 体脂肪率を小数で表した値(例:20% → 0.20)。キャッチ・マカードル式で使います。英語の fat(脂肪)の頭文字です。 |
| \(k\) | ケー | 活動係数。基礎代謝量の何倍のカロリーを1日に消費するかを表す倍率で、この計算機では1〜1.9の7段階から選びます。 |
| \(M\) | エム | 維持カロリー。今の体重を保てる1日の摂取カロリーの目安(kcal/日)です。英語の maintenance(維持)の頭文字です。 |
| \(T\) | ティー | 目標摂取カロリー。減量・増量プランでの1日の摂取カロリーの目安です。英語の target(目標)の頭文字です。 |
| \(E\) | イー | 1日の調整量(250・500・1000kcal)。維持カロリーから足し引きするカロリーで、減量・増量のペースに対応します。 |
用語
| カロリー (kcal) |
カロリー(キロカロリー) | エネルギーの単位。食品表示や栄養の話で「カロリー」と言うときは、普通kcal(キロカロリー)を指します。1kcalは、水1Lの温度を1℃上げるのに必要なエネルギーです。 |
| 基礎代謝量 (BMR) |
きそたいしゃりょう | 体温の維持・呼吸・心臓の動きなど、生きているだけで消費するエネルギー(kcal/日)。1日の総消費カロリーの6〜7割を占めるとされています。 |
| 活動係数 | かつどうけいすう | 運動や日常の活動でどれだけカロリーを余分に使うかを表す倍率。基礎代謝量に掛けて、1日の総消費カロリーを見積もるのに使います。 |
| 維持カロリー | いじカロリー | 消費と摂取がつり合って、体重が変わらない1日の摂取カロリーの目安。「1日の総消費カロリー(TDEE:Total Daily Energy Expenditure)」とも呼ばれます。 |
| 体脂肪率 | たいしぼうりつ | 体重のうち脂肪が占める割合(%)。家庭用の体組成計などで測れます。キャッチ・マカードル式は、この値を使って基礎代謝量を推定します。 |
| 除脂肪体重 | じょしぼうたいじゅう | 体重から脂肪の分を除いた重さ(筋肉・骨・内臓など)。キャッチ・マカードル式は「基礎代謝量は除脂肪体重にほぼ比例する」という考え方にもとづく式です。 |
| ミフリン・セントジョー式 | ミフリン・セントジョーしき | 1990年に発表された基礎代謝量の推定式。現代人では実測に比較的近いとされることが多く、広く使われています。この計算機の既定の式です。 |
| ハリス・ベネディクト式 | ハリス・ベネディクトしき | 1919年に発表された古典的な基礎代謝量の推定式。このページでは、1984年に係数を見直した「改訂版(Revised)」を使っています。 |
| キャッチ・マカードル式 | キャッチ・マカードルしき | 除脂肪体重から基礎代謝量を推定する式。体脂肪率が正確にわかっている人では精度が高いとされます。筋肉量の多い人・少ない人の差を反映できるのが特長です。 |
前提として理解しておくといいこと
このページの計算を「意味がわかって」使えるようになるために、前提として理解しておくといいことをまとめました。
| 小数の掛け算(小学5年) |
|
| 割合・百分率(小学5年) |
|
| 四捨五入と概数(小学4年) |
|
| 大きな数の足し算・引き算(小学3〜4年) |
|
Excelで計算する方法
| 性別(男 または 女) | 男 |
| 体重(kg) | 65 |
| 身長(cm) | 180 |
| 年齢(歳) | 25 |
| 基礎代謝量(kcal/日) | =10*B2+6.25*B3-5*B4+IF(B1="男",5,-161) |
| 基礎代謝量(kcal/日) | 1655 |
| 活動係数 | 1.465 |
| 維持カロリー(kcal/日) | =ROUND(B1*B2,0) |
| 維持カロリー(kcal/日) | 2425 |
| 1日の調整量(kcal) | 500 |
| 減量プラン(kcal/日) | =B1-B2 |
| 増量プラン(kcal/日) | =B1+B2 |
1つ目の表のIF関数は、B1が「男」なら5を足し、それ以外(女)なら161を引くという、性別による定数の切り替えです。2つ目の表のROUNDは整数への四捨五入です。
例の数値のままなら、1つ目の表の答えは1655、2つ目は2425、3つ目は減量1925・増量2925になります。B列を自分の数値に書き換えるだけで使えます。
Googleスプレッドシートで計算する方法
| 性別(男 または 女) | 男 |
| 体重(kg) | 65 |
| 身長(cm) | 180 |
| 年齢(歳) | 25 |
| 基礎代謝量(kcal/日) | =10*B2+6.25*B3-5*B4+IF(B1="男",5,-161) |
| 基礎代謝量(kcal/日) | 1655 |
| 活動係数 | 1.465 |
| 維持カロリー(kcal/日) | =ROUND(B1*B2,0) |
| 維持カロリー(kcal/日) | 2425 |
| 1日の調整量(kcal) | 500 |
| 減量プラン(kcal/日) | =B1-B2 |
| 増量プラン(kcal/日) | =B1+B2 |
Pythonで計算する方法
sex = "男性" # "男性" または "女性"
age = 25 # 年齢(歳)
height_cm = 180 # 身長(cm)
weight_kg = 65 # 体重(kg)
activity_factor = 1.465 # 活動係数(1 / 1.2 / 1.375 / 1.465 / 1.55 / 1.725 / 1.9)
# 基礎代謝量(ミフリン・セントジョー式)
bmr = 10 * weight_kg + 6.25 * height_cm - 5 * age
bmr = bmr + 5 if sex == "男性" else bmr - 161
maintain = round(bmr * activity_factor) # 維持カロリー(整数に丸め)
print(f"基礎代謝量(BMR): {round(bmr)} kcal/日")
print(f"維持カロリー: {maintain} kcal/日")
plans = [("ゆるやかな減量(週に約0.25kg減)", -250), ("減量(週に約0.5kg減)", -500),
("急な減量(週に約1kg減)", -1000), ("ゆるやかな増量(週に約0.25kg増)", 250),
("増量(週に約0.5kg増)", 500), ("急な増量(週に約1kg増)", 1000)]
for label, adjust in plans:
print(f"{label}: {maintain + adjust} kcal/日")
数式記述言語(LaTeX等)での書き方(コピペ可)
B = 10W + 6.25H − 5A + 5(男性), B = 10W + 6.25H − 5A − 161(女性)
B_{m} = 10W + 6.25H - 5A + 5, \quad B_{f} = 10W + 6.25H - 5A - 161
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
<mrow>
<msub><mi>B</mi><mi>m</mi></msub>
<mo>=</mo>
<mn>10</mn><mi>W</mi>
<mo>+</mo>
<mn>6.25</mn><mi>H</mi>
<mo>−</mo>
<mn>5</mn><mi>A</mi>
<mo>+</mo>
<mn>5</mn>
<mo>,</mo>
<msub><mi>B</mi><mi>f</mi></msub>
<mo>=</mo>
<mn>10</mn><mi>W</mi>
<mo>+</mo>
<mn>6.25</mn><mi>H</mi>
<mo>−</mo>
<mn>5</mn><mi>A</mi>
<mo>−</mo>
<mn>161</mn>
</mrow>
</math>
B_m = 10W + 6.25H - 5A + 5, B_f = 10W + 6.25H - 5A - 161
{10*w + 6.25*h - 5*a + 5, 10*w + 6.25*h - 5*a - 161}
Bm := 10*W + 6.25*H - 5*A + 5; Bf := 10*W + 6.25*H - 5*A - 161;
B_m = 10*W + 6.25*H - 5*A + 5; B_f = 10*W + 6.25*H - 5*A - 161;
B_m = 10W + 6.25H - 5A + 5, B_f = 10W + 6.25H - 5A - 161
M = B × k
M = B \times k
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
<mrow>
<mi>M</mi><mo>=</mo>
<mi>B</mi><mo>×</mo><mi>k</mi>
</mrow>
</math>
M = B xx k
b*k
M := B*k;
M = B*k;
M = B × k
T = M ± E
T = M \pm E
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
<mrow>
<mi>T</mi><mo>=</mo>
<mi>M</mi><mo>±</mo><mi>E</mi>
</mrow>
</math>
T = M +- E
{m - e, m + e}
Tloss := M - E; Tgain := M + E;
T_loss = M - E; T_gain = M + E;
T = M ± E
ChatGPT に聞いて計算してもらう方法
あなたはカロリー計算のアシスタントです。次の計算を、必ずPythonコードを実際に実行して行い、実行結果の数値だけを根拠に回答してください(暗算や推測で答えないでください)。 25歳・男性・身長180cm・体重65kgの人がいます。 1. ミフリン・セントジョー式(男性:基礎代謝量 = 10 × 体重kg + 6.25 × 身長cm − 5 × 年齢 + 5)で基礎代謝量を求めてください。 2. 活動係数1.465(週4〜5回の中程度の運動)を掛けて、1日の維持カロリーを整数に四捨五入して求めてください。 3. 維持カロリーから250・500・1000kcalを引いた減量プランと、足した増量プランをそれぞれ求めてください。 計算に使った式と、実行結果の数値を示してください。なお、これは推定式による目安であり、医学的な助言ではない旨も添えてください。
計算ドリル(演習問題)
このページの式を、自分の手で計算できるようになるための演習問題です。数値は計算しやすいように調整しています。
答えと解説は解答ページにあります。
使い方
-
1数値を入力計算したい数値を入力欄に入力します
-
2計算「計算する」ボタンを押します
-
3結果を確認計算結果がその場に表示されます。計算の考え方や式の解説も同じページで確認できます
DataChefの特徴
専門知識不要、直感的で簡単な操作
個人情報を登録することなく使用できます
「ダウンロード」押下でファイルを自動削除
クレジット表記不要
商用利用許諾の連絡も不要です
