比例式 A:B=C:D の空欄1つを求めるか、比 A:B を拡大・縮小します。したい計算に合わせて入力してください。
このページでできること
- 比例式 \(A:B=C:D\) の4つの項のうち、わかっている3つから残りの1つ(例:3:4=600:□ の □)をその場で計算できます
- 答えの比を「1 : n」「m : 1」の形や、左の項が全体に占める割合(%)でも同時に表示します
- 比の拡大・縮小(例:3:4 を5倍に拡大して 15:20、250:280 を 1/2.5 に縮小して 100:112)も、倍率を入れるだけで計算できます
- 式のやさしい解説・Excel/Googleスプレッドシート/Python用のコピペ数式・計算ドリル(演習問題)もこのページにまとまっています
この計算は何の役に立つ?
「4人分で米3合」のレシピを6人分にするなら、比例式 4:3=6:□ から □=3×6÷4=4.5合です。
実際には全部の材料に同じ倍率(6÷4=1.5倍)を掛ければよく、これは「比の拡大」そのものです。毎日の料理で一番出番の多い比の計算です。
2万5千分の1の地形図で4cmの道のりは、実際には 4×25000=100000cm=1kmです。
避難所までの距離を見積もる、登山の計画を立てる、といった場面で使われる、縮尺=比の代表的な応用です。
テレビやパソコンの画面の縦横比は16:9が主流です。幅1920ピクセルの画面の高さは、16:9=1920:□ から □=9×1920÷16=1080ピクセル(フルHD)です。
動画編集やスライド作成で「幅を決めたら高さはいくつにするか」を求めるのに使われています。
「原液1:水4」で薄めるタイプの飲み物なら、原液50mLに対して水は 1:4=50:□ から □=4×50÷1=200mLです。
園芸の薬剤や消毒液の希釈でも同じ計算が使われており、濃すぎ・薄すぎを防ぐ安全に直結した計算です(製品ごとの指定濃度を必ず確認してください)。
1ドル=150円のとき、40ドルの買い物は 1:150=40:□ から □=150×40÷1=6000円です。
為替レートでの換算は「1あたりの量」がわかっている比例式で、海外旅行や海外通販の値段の見当をつけるのに役立ちます(実際の支払いには手数料が上乗せされます)。
1/100スケールの模型で全長15mの機体を作ると、模型の全長は 15m÷100=0.15m=15cmです。
縮尺通りに全部の寸法を同じ倍率で縮める——「比の縮小」が、模型づくりや建築の図面の土台になっています。
式
用語・記号の解説
記号
| \(A:B\) | エー たい ビー | 比。2つの量の割合の関係をコロン(:)で並べて表したもの。(例:3:4 は「3対4」と読みます) |
| \(A:B=C:D\) | エー たい ビー は シー たい ディー に等しい | 比例式。左右2つの比が等しい(同じ割合である)ことを表す式です。 |
| \(A \times D = B \times C\) | エー かける ディー は ビー かける シー | 内項の積=外項の積。比例式がいつでも満たす性質で、未知の項を求める計算の出発点です。 |
| \(k\) | ケー | 倍率。比を何倍に拡大するか(\(1/k\) に縮小するか)を表す数です。(例:2.5倍なら \(k = 2.5\)) |
| \(a'\) | エーダッシュ | 拡大・縮小したあとの比の項。右上のダッシュ(プライム)は「変化したあとの値」を表す印です。 |
用語
| 比 | ひ | 2つの量の割合の関係を「3:4」のように並べて表したもの。全体の量が変わっても、割合の関係だけを取り出して比べられるのが便利な点です。 |
| 比例式 | ひれいしき | 2つの比が等しいことを表す式。\(A:B=C:D\) の形で書き、「内項の積=外項の積」が成り立ちます。 |
| 内項 | ないこう | 比例式 \(A:B=C:D\) の内側の2項(\(B\) と \(C\))。内項の積と外項の積は等しくなります。 |
| 外項 | がいこう | 比例式 \(A:B=C:D\) の外側の2項(\(A\) と \(D\))。内項の積と外項の積は等しくなります。 |
| 比の値 | ひのあたい | 比 \(A:B\) の「\(A \div B\)」のこと。比の値が等しい2つの比は「等しい比」です。このページの「m : 1」の形の \(m\) は、比の値そのものです。 |
| 等しい比 | ひとしいひ | 割合が同じ比のこと。比の両方の項に同じ数を掛けても、0以外の同じ数で割っても、等しい比ができます。(例:3:4 と 15:20) |
| 拡大 | かくだい | 形(割合)を変えずに、大きさだけを何倍かに大きくすること。比では、両方の項に同じ数を掛けることにあたります。 |
| 縮小 | しゅくしょう | 形(割合)を変えずに、大きさだけを何分の1かに小さくすること。比では、両方の項を同じ数で割ることにあたります。 |
前提として理解しておくといいこと
このページの計算を「意味がわかって」使えるようになるために、前提として理解しておくといいことをまとめました。
| 比(小学6年) |
|
| 拡大図と縮図(小学6年) |
|
| 比例式(中学1年〜) |
|
| 小数・分数の掛け算と割り算(小学5〜6年) |
|
Excelで計算する方法
| 外項 A | 3 |
| 内項 B | 4 |
| 内項 C | 600 |
| 外項 D | 800 |
| 外項の積 A×D | =B1*B4 |
| 内項の積 B×C | =B2*B3 |
| 外項 A | 3 |
| 内項 B | 4 |
| 内項 C | 600 |
| 残りの外項 D | =B2*B3/B1 |
| もとの比の左の項 | 3 |
| もとの比の右の項 | 4 |
| 倍率 k | 5 |
| 拡大した比の左の項 | =B1*B3 |
| 拡大した比の右の項 | =B2*B3 |
| もとの比の左の項 | 250 |
| もとの比の右の項 | 280 |
| 倍率 k | 2.5 |
| 縮小した比の左の項 | =B1/B3 |
| 縮小した比の右の項 | =B2/B3 |
1つ目の表では、外項の積(B5)と内項の積(B6)がどちらも2400になり、比例式が成り立っていることを確かめられます。
2つ目の表では、B4に残りの項D=800が表示されます。3つ目の表は拡大した比(15と20)、4つ目の表は縮小した比(100と112)が表示されます。
B列の数値を自分の値に書き換えるだけで使えます。
Googleスプレッドシートで計算する方法
| 外項 A | 3 |
| 内項 B | 4 |
| 内項 C | 600 |
| 外項 D | 800 |
| 外項の積 A×D | =B1*B4 |
| 内項の積 B×C | =B2*B3 |
| 外項 A | 3 |
| 内項 B | 4 |
| 内項 C | 600 |
| 残りの外項 D | =B2*B3/B1 |
| もとの比の左の項 | 3 |
| もとの比の右の項 | 4 |
| 倍率 k | 5 |
| 拡大した比の左の項 | =B1*B3 |
| 拡大した比の右の項 | =B2*B3 |
| もとの比の左の項 | 250 |
| もとの比の右の項 | 280 |
| 倍率 k | 2.5 |
| 縮小した比の左の項 | =B1/B3 |
| 縮小した比の右の項 | =B2/B3 |
Pythonで計算する方法
# 比例式 A:B = C:D の D を求める(内項の積 ÷ A)
ratio_a = 3
ratio_b = 4
ratio_c = 600
ratio_d = ratio_b * ratio_c / ratio_a
print(f"D = {ratio_d}") # 800.0
# 比の拡大・縮小(250:280 を 1/2.5 に縮小する例)
left_term = 250
right_term = 280
scale_factor = 2.5
print(f"縮小した比 = {left_term / scale_factor} : {right_term / scale_factor}") # 100.0 : 112.0
数式記述言語(LaTeX等)での書き方(コピペ可)
A × D = B × C
A \times D = B \times C
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
<mrow>
<mi>A</mi><mo>×</mo><mi>D</mi>
<mo>=</mo>
<mi>B</mi><mo>×</mo><mi>C</mi>
</mrow>
</math>
A xx D = B xx C
a d == b c
a * d = b * c; # D(微分演算子)はMapleの予約語のため、変数はすべて小文字にしている
A * D == B * C;
A×D=B×C
D = B × C ÷ A
D = \dfrac{B \times C}{A}
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
<mrow>
<mi>D</mi>
<mo>=</mo>
<mfrac>
<mrow><mi>B</mi><mo>×</mo><mi>C</mi></mrow>
<mi>A</mi>
</mfrac>
</mrow>
</math>
D = (B xx C)/A
b c / a
d := b * c / a; # D(微分演算子)はMapleの予約語のため、変数はすべて小文字にしている
D = B * C / A;
D=(B×C)/A
a′ = a × k, b′ = b × k
a' = a \times k,\quad b' = b \times k
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
<mrow>
<msup><mi>a</mi><mo>′</mo></msup>
<mo>=</mo>
<mi>a</mi><mo>×</mo><mi>k</mi>
<mo>,</mo>
<msup><mi>b</mi><mo>′</mo></msup>
<mo>=</mo>
<mi>b</mi><mo>×</mo><mi>k</mi>
</mrow>
</math>
a' = a xx k, b' = b xx k
{a k, b k}
aNew := a * k; bNew := b * k;
aNew = a * k; bNew = b * k;
a′=a×k, b′=b×k
a′ = a ÷ k, b′ = b ÷ k
a' = \dfrac{a}{k},\quad b' = \dfrac{b}{k}
<math xmlns="http://www.w3.org/1998/Math/MathML" display="block">
<mrow>
<msup><mi>a</mi><mo>′</mo></msup>
<mo>=</mo>
<mfrac><mi>a</mi><mi>k</mi></mfrac>
<mo>,</mo>
<msup><mi>b</mi><mo>′</mo></msup>
<mo>=</mo>
<mfrac><mi>b</mi><mi>k</mi></mfrac>
</mrow>
</math>
a' = a/k, b' = b/k
{a/k, b/k}
aNew := a / k; bNew := b / k;
aNew = a / k; bNew = b / k;
a′=a/k, b′=b/k
ChatGPT に聞いて計算してもらう方法
あなたは比の計算アシスタントです。次の計算を、必ずPythonコードを実際に実行して行い、実行結果の数値だけを根拠に回答してください(暗算や推測で答えないでください)。 1. 比例式 3:4 = 600:D の D を、「内項の積=外項の積」(A×D=B×C)を使って求めてください。 2. 比 250:280 を 1/2.5 に縮小した比を求めてください。 計算に使った式と、実行結果の数値を示してください。
計算ドリル(演習問題)
このページの式を、自分の手で計算できるようになるための演習問題です。
答えと解説は解答ページにあります。
使い方
-
1数値を入力計算したい数値を入力欄に入力します
-
2計算「計算する」ボタンを押します
-
3結果を確認計算結果がその場に表示されます。計算の考え方や式の解説も同じページで確認できます
DataChefの特徴
専門知識不要、直感的で簡単な操作
個人情報を登録することなく使用できます
「ダウンロード」押下でファイルを自動削除
クレジット表記不要
商用利用許諾の連絡も不要です
